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―実写版セーラームーンを検証する―


Act.39:社長さん、再び…編――

 

       本稿は、2004年7月10日(土)にTBS系列各局で朝7:30〜8:00に放送された、「美少女戦士セーラームーン」(実写版)第39話の感想記(DVD鑑賞レビュー)です。

        ★  ★  ★  ★  

       前回の続きから…。

       ビルの屋上で『泥妖魔』どもを倒したセーラームーンの前に、突然現れたエンディミオンと四天王、もとい、三天王…。「…まもる…」。エンディミオンがセーラームーンの前に出ると、セーラームーンは「どうして…」と彼に歩み寄ろうとします。

       するとエンディミオンは、いきなりセーラームーンに剣を向け、「うさぎ…オレは今からお前の敵になる…」「!…………ナンで…どういうコト…?」「…前世でなぜ星が滅んだのか…、聞いたか?」(←これ、「聞いたか?」って聞いてますねぇ…決して『思い出したか?』ではないところがナニげにミソですね…)「……うん…前世の私が…」

       ここで、前世で、エンディミオンが斬られるシーンが回想されます(↓)

1.         プリンセスを庇って背中を斬られ、「うわぁっ!」ばたっ!と仰向けに倒れるエンディミオン…。「!!…」

2.         プリンセスが「エンディミオンっ!!」と叫ぶと、プリンセスの体内にあった「幻の銀水晶」が暴発し、みるみる全身から白い光を放射し始め、一気に月を白い光が覆い、その光が地球にまで達して、地球全体をも多い尽くし、青かった地球が、真っ赤に焼き尽くされてしまいます…。

       この回想シーンは、言うまでもなく、うさぎちゃんに前世の記憶が甦ったものではなく、前回の、「プリンセス・セーラームーン」と意識を共有し合う『眠りの夢』の中の空間、『うさプリ・ミーティング・ルーム』で見せられた(←あるいは『前世のプリンセス』からそう説明された)ものです。だからここでセーラームーンは、エンディミオンの「聞いたか?」に対して、「うん…」になる訳で、うさぎちゃんにとってそれ以上のものではない訳です。

       「幻の銀水晶は地球に災いを起こす」「だから私と戦うの?」「オレ達は星を滅ぼす訳にはいかない」「……」

       ここでエンディミオンは、剣をしゃきんっ!と鞘に収め、「それだけ伝えに来た…。次に会ったら、たとえオレでも…油断するな…」。エンディミオンが背を向けると、「…あっ…」と追いすがろうとするセーラームーンを、ゾイサイトが間に入って制止し、そして彼らは消え去って行きました…。

       ナニげにこのシーンの間、クンツァイトは片時もエンディミオンから目を逸らしませんでしたねぇ…「……『この男、ナニをするつもりだ…』みたいにじっと睨み付けてました。一方、ゾイサイトとジェダイトくんは、セーラームーンの出方を警戒するかのように、ずっと彼女のコトを見てましたな…。

       セーラームーンは、一人ぽつんと取り残され、「…まもる…………」。それから、「ムーンフェイズ」の懐中時計を見つめ、「星を…滅ぼすわけには…いかない…」とつぶやきます(←時計は、例によって「1時50分」で止まってます…)。

       エンディミオンと言う人物は、さすが「地球の王子」だけあって、やはりこの人はタダ者ではないんですね。彼は、前世で自分が犯した過ちを、どうやったら繰り返さずに済むか、きちんと考えてるんですが、その中に、『今度は四天王の命も最後まで守る』と言う教訓も忘れていないんですね。これは、表向きは、前回ベリル様が言った言葉⇒(「プリンセスを消せ!」「お前の手で…!」「プリンセスこそこの星に、災いを呼ぶ存在だ…!」)に従う振りをして、四天王をベリル様の人質状態から遠ざける意図も含まれている訳です。

       「♪じゃ〜ん…ひとみは〜いつ〜も〜ジュ〜エル〜(ジュ〜エル〜)…♪」(←ここでオープニングです)

 

        ★  ★  ★  ★  

       オープニング開けはダーク・キングダム

       おや? エンディミオンには、きちんと個室が用意されてるようですな…(←けっこう立派なお部屋です)。

       で、部屋に戻ったエンディミオンが剣を鏡台の上の剣置きに収めていると、最初は誰も居なかったベッドの上に、いつの間にか黒木ミオが、頬杖を突いて寝そべってて、両足をばたばたさせながら笑っております。エンディミオンはそれに気付くと、「……なんだ?…『そうしてると、ヤケに可愛く見えるな…』「うさぎちゃんに宣戦布告しちゃったねぇ、今頃うさぎちゃん、泣いてるかなぁ〜…」「…いや…あいつはもう少し強い…」「そ〜お?」「……『て言うかオマエ、そこでナニしてんだよ…』

       ナニげに黒木ミオが、うさぎちゃんが「泣いてるか」どうかに関心を持ってるところが、彼女が最初の頃に、「幻の銀水晶」を奪うために『うさぎちゃんを泣かせる指令』を受けていたコトとつながってる訳ですな。で、その指令自体は、Act.34でベリル様が、

     「ジェダイト…、プリンセスに付けている例の者、プリンセスよりも、まずある男を狙わせたい」「エンディミオン……ですか?」

       …と言って以来、すっかり頓挫しており、もはや完全にダーク陣営の方向性は別の方へ向いてしまっております。なので、現在の黒木ミオは、このように、いわばすっかり手持ち無沙汰なんですな。おそらく、取り敢えずのところ、ベリル様から『エンディミオンの世話係』にでも任命されてるんでしょうな。だから、しっかり「宣戦布告」の場面にもついて行き、どこからともなくその様子を見ていたんですな。てコトは、彼女は前回、エンディミオンとクンツァイトが決闘してる所も見ていたコトになる訳ですが、そうすると、おそらく彼女は、その決闘のコトとかは、ベリル様にチクってなかった可能性もありますな。たぶん黒木ミオは、最近まともな仕事も与えてもらえず、ヒマだし面白くもないので、そこへ来て、エンディミオンと四天王がナニやら面白いコトになってるようなので、彼らを好き勝手に泳がせて観察でもしてやろうと思ってるのかもしれませんな。

        ★  ★  ★  ★  

       クラウンのルナカラにて…。

       みんな私服姿です。みんなの着てる服が前回とは違うので、日付も変わってますな。

       で、なぜか、うさぎちゃんの前にだけ、ショートケーキと紅茶が置いてあり、みんな無言です…。

       で、うさぎちゃんは、みんなの前で、ナニやら沈んだ様子で、「はぁ〜…」とタメ息をついております。それを見て、みんなは心配そうに顔を見合わせ、「…」「…」「うさぎ…」「…」「……」

       ところが突然、「もうダメ! 我慢できないっ! ダイエット中止っ! うふっ」と言って、目の前にあったショートケーキを手に取ります。(←思わず身を乗り出す三人…)。うさぎちゃんは、いつも最後に食べるイチゴを取って、ショートケーキにパクつき、「う〜んとお腹減ってたんだぁ〜♪」

       ちなみにワシ、このシーンの意味がちょっとよく分かりませんでした…。そもそもこのケーキは、一体どういった経緯でここにあるんでしょうか? みんなが気を使って、うさぎちゃんに差し入れでもしてたんですかね?

       うさぎちゃんは、ケーキを平らげて、紅茶を飲み、満足そうに「あぁ〜っ♪」と一息入れます。そんなうさぎちゃんの様子を見て、いつもと変わりないようなので安心したのか、亜美ちゃんが、「あ、…まあ…無事で良かった。プリンセスのままいなくなっちゃったから、どうなったかと思って…」。レイちゃんも、まこちゃんも、ホッとしたように笑みをこぼします。

       たとえば、仮に、うさぎちゃんに『前世の記憶』が甦って、うさぎちゃんがあのままあの「プリンセス・セーラームーン」みたいな「別人」になってしまったとしたら、このセーラーチームの結束やモチベーションは、一体どうなるのでしょうか? たとえば、これがヴィーナスであれば、彼女は『前世の記憶』があるからナンの問題もないでしょう。まこちゃんも、『仲間意識』の強さゆえに、『前世の主従関係』もすんなりと受け入れられるかもしれません。しかし、亜美ちゃんは?…レイちゃんは?…たとえば亜美ちゃんが、あの「プリンセス・セーラームーン」のような、「うさぎちゃん」とは「別人みたい」なプリンセスに対して、うさぎちゃんに対するのと同じ『友達意識』を持続させ、その上で、ヴィーナスのように完全な家臣として忠誠を尽くすなんてコトが、果たして考えられるでしょうか?

       「ごめんね、心配させちゃって。もう大丈夫」「それで、地場衛が敵になるって言ったのね?」「うん」(←先の屋上での一件は、もうみんなに話したようですな。Act.33で、みんなに、「約束したんだよね…一緒に戦うって…。だから、みんなにも内緒にしないで、堂々としようって…」と言ってたコトを、ちゃんと実行してますね

       「そのわりには元気そうだけど…」「くよくよしてたってしょうがないし。それに、まもるが敵になるなんて絶対ないし。あれ、お芝居だと思う♪」(←至って楽天的ですな…)「そうかもしれないけど、でもぉ、地場衛は、前世では地球の王子だったのよ。幻の銀水晶を持っているうさぎちゃんを、本当に襲ってくるかもしれない。このままだと、前世と同じように、地球が滅んでしまうかもしれないから…」(←これは正しく、『ベリル様の論法』と一緒ですな)「でも、ホントにそんな事になるのかしら…」

       レイちゃんのこの何気ない一言は、レイちゃん自身も『前世の記憶』がほとんどないに等しいコトもあって、前回「プリンセス・セーラームーン」の口から前世の秘密を聞かされたにも関わらず、いや、むしろそれだからこそ、いまだに半信半疑なんですね。そりゃそうでしょうな、今現在のところ、目の前で起きている状況の変化と言えば、前回も言ってたように、(「でも、今までもそうだったのよ…。幻の銀水晶の力が目覚めるのは、うさぎの気持ちが強くなった時…」「その頃から、敵も強くなって…」。)と言うコトぐらいですからね。これでは、『星が滅ぶ』と言うコトに対して、まだまだ現実味に乏しく、実感も沸いて来ないでしょうからね。

       「大丈夫っ、絶対ホシなんか滅びないからっ」。しかし、みんなは不安そうに顔を見合わせ、「そんな簡単にぃ…?」(←終始、困ったバージョン)

       ※ ちなみに、DVD第10巻には、今回のAct.39において、二つの「未使用シーン」が収録されてるのですが、そのうちの最初のモノが、おそらく、セリフの流れから考えて、今の『クラウンのシーン』のあとか、あるいは次の『美奈子のシーン』とその次の『月野家帰宅』のシーンの間か、そのどちらかに挿入される予定だったと思われるので、ここで紹介したいと思います(↓)

1.         うさぎちゃんが道を歩いております…(←スニーカーを履いた足元だけ映されてます)。

2.         人型ルナが道を歩いております…(←白いブーツを履いた足元だけ映されてます)。

3.         うさぎちゃんが道を歩いております…(←今度は上半身が映されてます…服は先ほどクラウンで着てたのと同じです…表情は至って明るいです)。

4.         人型ルナが道を歩いております…(←白いブーツを履いた足元だけ映されてます)。

5.         うさぎちゃんが道を歩いております…(←また上半身が映されてます…)。が、ここでうさぎちゃんはぱたっ!と足を止めます。

6.         すると人型ルナの足もぱたっ!と止まります。

7.         うさぎちゃんは後ろを振り向くと、人型ルナに向かって、「ちょっとどうしてそんなにくっ付くのよぉ…」

8.         「これからずっとうさぎちゃんに付いてるコトにしたの。いついなくなるか分からないし、地場衛のコトを信用しすぎてるし」

9.         「信用してよ、星を滅ぼす訳にはいかないって言ってたんだから」「それでも、少しは警戒しないと!」

10.      「ゼッタイ平気! 衛だけ信じてればそれでいいの!」。そう言うと、うさぎちゃんはまた、いそいそと歩き出します。そのあとを、人型ルナが小走りで追いかけます。

11.      すると…おや?…道路を挟んで反対側の歩道に、ナニげに地場衛と、サングラスをした黒木ミオがいて、うさぎちゃん達の様子をずっと見ていたようです(←ナンだ?! 黒木ミオが同伴なら、けっこう外出は自由なのか?!)。二人は、うさぎちゃん達を見送ったあと、黒木ミオは「まもるくんの言う通りだったね」。それからサングラスを外し、「ぜんぜん落ち込んでないし、つまんない! 帰ろっ」と言って、黒木ミオは一人で先に歩き出します。

12.      しかし地場衛は、ナニやら怖い顔をしたまま、心の中で「うさぎ…」とつぶやきます…。

       これはアレですねぇ…。彼は先日セーラームーンに「宣戦布告」したあと、ダーク・キングダムに戻ってから、黒木ミオに「…いや…あいつはもう少し強い…」と言ってたのですが、このシーンのうさぎちゃんの様子を見て、黒木ミオの方は「まもるくんの言う通りだったね」と納得させられてしまったのですが、一方の地場衛本人は、逆に不安になってしまったんですね。まさに人型ルナも言ってるように、「地場衛のコトを信用しすぎてると…。「信用」するコト自体は決して悪いコトではないのですが、しかしこれでは、地場衛がどんな思いで「宣戦布告」をしたのか、その意味が全くなくなってしまうんですな。なぜなら、『前世のプリンセス』がなぜ星を滅ぼしたのか、それは他でもない、まさに、「衛だけ信じてればそれでいいの!」と言うような、『エンディミオンだけを思う気持ちが強すぎて、それ以外のものが彼女には何も見えなかったからです。地場衛は、『前世の記憶』のないうさぎちゃんの、そう言った、『前世の記憶』がないが故の『当事者意識の欠如』が、単なる『楽天主義』につながってるに過ぎないのを見抜いて、『それは本当の強さではない』と、ここで、コトの重大さを危惧してしまったんですね。なので、この「未使用シーン」における、「衛だけ信じてればそれでいいの!」と言うセリフは非常に重要で、地場衛は、逆に『それではダメなんだ』と思うからこそ、『ではどうすればいいのか?』と言うコトで、今回のエピソードが展開していく訳なんですな。そして、今回、月野家ぐるみで事件に巻き込まれるコトの意味も、まさにそれゆえにある訳なんですね。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは美奈子…。

       どうやら、宿泊先のホテルで休養中のようです…ソファに仰向けにもたれるように寝て、『オレンジ色の大きな水玉模様のハンカチ』をアイマスクのように被せております…。

       ちなみに、美奈子は今、「MINAKO AINO RAIMBOW TOUR 2004 SUMMER」のため、ツアー・スケジュールの真っ最中にあるはず…なので、体調不良でツアーを中止でもしてない限り、ツアーは続行中のはずですから、それで、このようにホテル暮らしなんだと思われるのですが、だとすると、今は、どこの都道府県あたりを回ってるんでしょうかね?(←まだ関東地方っぽい気もしますが…)。

       そんな美奈子に、アルテミィ〜スが声をかけます…「美奈子ぉ、だいじょぶかぁ? 最近、戦いが続いたからなぁ…」。美奈子はハンカチを取ると、そのままの体勢で、アルテミィ〜スに微笑みかけます。それから、天井を見上げるようにしながら、「でも…前世を繰り返さないためにも…、今が重要…って、気がするし…」「そのためにマーズにサポートを頼んだんじゃないか。仕事だってあるんだし…。少し、セーブしないと…」

       美奈子は体を起こすと、しんみりした感じで、「…仕事も中途半端になってるよね…。休みも増やしてもらったり…、社長にも迷惑かけてるな…」「はんっ、あの社長ボクは苦手だ。こないだキスされたんだぞぉっ、ぬいぐるみの振りもキツイよっ」(←て言うか、ぬいぐるみだよね?)(←つり目バージョン)(←そして、鼻息をぷしゅーっ!)。

       「うふっ…」。すると美奈子は真顔になり、「…そろそろ、考えなきゃ…」「うん?…」「うぅんっ…それより…」「ん? ナニ?…」。美奈子は、いきなりアルテミィ〜スを両手で押さえると、顔を間近に寄せてキスしようとします…アルテミィ〜スが目を丸くして「ギクッ」とした瞬間、美奈子はいたずらっぽく、「ファースト・キスおめでとっ♪」「い゛〜ヤメテくれぇ〜〜っっ!!」(←コレ…今までの美奈子のいたずらの中で、ある意味一番むごかったな…)。

       ※ ちなみに、「東映ヒーローネット」のインタビュー記事に、おそらくこのシーンについての話だと思われますが、こんなやり取りがあるんですな(↓)

1.       安座間:「元基くんとはまことはどうなるんですか?」

2.       丸山(←プロデューサーさん)「ラブラブになりたいとか? キスシーンやりたいとか?」

3.       安座間:「あ、それはうさぎと衛で。(二人のキスシーン)あるんですよね?」(←ちなみに、安座間さんはこの時期、オンエアをリアルタイムでは見てません)

4.       斗沢(←照明さん)「美奈子も昨日キスシーン撮ったからね」

5.       安座間:「え、誰とですか? ゾイサイトと?」

6.       斗沢:「そこまでいっちゃうの? 人事だと思って。ほら、美奈子きてうさぎもやったらまこともね」

7.       丸山:「元基くんとゾイサイトどっちがいい? 選ばせてあげる」(←て言うか、なぜゾイサイト?)(←ジェダイトくんとネフライトは論外ってか?)

8.       安座間:「元基くんがいい」(←やっぱりか…)

       …てな感じで…。ちなみにこのインタビューは、Act.36が放送されたあとに行われたモノだと言うコトが会話の内容から分かるため、その裏では、ちょうどAct.39を撮影してた頃で、照明さんは、そのネタバラシをしないように冗談めかして言ってますから、この『美奈子のキスシーン』と言うのは、要するに今回のこのシーンのコトを言ってたはずです(←コレ以外に、全編を通じて『美奈子のキスシーン』なんて出てきませんからね)。

        ★  ★  ★  ★  

       月野邸にて…。

       うさぎちゃんが「ただいまぁ〜、あぁ〜お腹減ったっ」と言いながら居間に入って来ます(←ぬいぐるみルナを抱えてます)。

       ※ うさぎちゃんの着てる服が、先ほどのクラウン・ミーティングの時と同じですから、あのあと、みんなと別れてから、一人でどっか街をぶらついて、その際に、人型ルナに付きまとわれると言う「未使用シーン」があって、で、それから帰宅したようですな(←家の中では、ルナはもちろん『ぬいぐるみ』でいてくれないと困る訳だし)

       すると、ちょうど来客中だったようで、うさママが、お客さんと何やら楽しそうに談笑してます。うさママ:「あ〜はっはっはっはっ…スガオちゃんの踊りサイコーだった○×△□…いいわぁ♪」。お客さん:「すごかった、すぐ、すぐ、だってナンか演説するでしょ? ○×△□♪」。うさママ:「あっはっはっは…○×△□♪」。お客さん:「うふふっ♪」

       うさぎちゃんは、全く自分に気付いてもらえてないので、大きな声で「たーだーいーまっ!」と言います。

       うさママ:「あ、お帰り」、でもすぐにお客さんに向かって、「あははは…やってやって…♪」と話の続きを始めちゃいます。お客さんも、笑いながら軽くうさぎちゃんに会釈し、うさママとの会話を続けます…「はは、できないわよ」「やだ」見ると、ナンとそのお客さんは美奈子の事務所の社長さんです…。

       ところが、最初うさぎちゃんと社長さんは、お互いのコトに全く気付かず、でも、ナンか妙に見つめ合っちゃってるので、うさママが「ん?」と二人の顔を見比べ、「あ、うさぎ?」と言って席を立ち、「こちら、ママの高校時代に、演劇部で一緒だった斉藤菅生ちゃん♪あたしが部長で、スガオちゃんが副部長だったのよ」、二人で「ね〜〜っ♪」

       すると社長さんは、うさぎちゃんの顔を見て、「おやおや?…どっかで見た顔ねぇ…んっ? んん〜?」と言いながらこちらも席を立ち、「あ、にんにんにんにんにん…?」と言いながら、うさぎちゃんの顔を至近距離で覗き込みます…「?」「?」「?」

       「あ゛〜〜っっ!!」「あ〜〜っっ!!」「ひ、ひ…ひらがなの、うさぎちゃん!」「美奈、子ちゃんの、社長さん?!」(←まだうろ覚え…)。「はい〜。やっだぁも、アンタ育子んトコの子だったのぉ?」「うっそ、ヤダ、会ったコトあるのぉ?!」「うふ…」「あらためて、よろしく。…あら?…」(←ここで、うさぎちゃんが抱えてるぬいぐるみルナに気付き)、「美奈子の持ってるぬいぐるみと色違いじゃない」(←と言ってそれを取り)、「アタナも、よろしく…ちゅちゅちゅぅ〜〜っっ!!」「ん゛ん゛ん゛〜っっ!!」(←びっくりマナコ・バージョン)。「ちゅちゅちゅぅ〜〜っっ!!」「ん゛ん゛ん゛〜っっ!!」(←悲惨…)「!…『あっちゃぁ…ごめんルナ…ここは耐えて…』

        ★  ★  ★  ★  

       こちら、クラウンの受付…。

       元基が、受付のカウンターでダレ切って、あくびをしております…「あぁぁ…、カメキチ…、ヒマだなっ?…『て言うか、うさぎちゃん達が帰っちゃうと、ココってほとんど客いねーんだよな…』。するとその時、いきなりガチャーン!とモノが割れる音がし、元基が「うわっ!」と横を見ます…「オマエまたぁ?!…」(←厨房で誰かがグラスを割ったようです)…「いい加減モノ壊すのやめろってぇ…。また弁償代増えちゃうよ?」

       見ると、その『誰か』の足元には、割れたグラスが散乱して、おしぼり用の竹カゴみたいなのも三つばかりひっくり返って床に落ちてます(←このグラスの割れ方と、さっきの音からして、これは故意に床に叩きつけて壊したんですな)。「…はぁ〜、せっかくココに住み込めるように頼んだんだからさ、もうちょっとさぁ…」。で、その『誰か』の後ろ姿が、足元から上半身へとカメラが移動して映し出されるのですが…これはどう見ても、紛れもなく人型ネフライトですな…(←取り敢えず、ここでは顔までは映されませんでしたが)、その『誰か』は、握りこぶしをワナワナと震わせております…(←でもナンで?)。

       これ、おそらく元基は、前回、この人型ネフライトにワインのビンを二本も割られて、それをナンとか弁償させようと追いすがったものの、人型ネフライトがカネを一銭も持っておらず、その上、無職であるばかりか住む家もないコトを知り、それで、クラウンもずっと「アルバイト大募集!!」中なのに一向に誰も来ないので、『ちょうどいいや』と思って、弁償代を兼ねて、試しにバイトの話を持ちかけてみたんでしょうな…。で、取り敢えず最初は、厨房で皿洗いから始めさせてるので、ほとんど外へは顔を出してないため、現時点では、まだセーラー戦士とは遭遇していないんでしょうな…(←ルナカラは自給自足なので、お店のドリンクやフードメニューは一切オーダーしませんしね)(←きっと、お店のメニューは美味しくないんだろうなぁ…どうせ元基が作ってるんだろうし…)

        ★  ★  ★  ★  

       場面は月野邸に戻り…。

       「テレビのリポーター!? ママが?!」。うさママ:「まだ、決まったわけじゃあ、ないけどねぇっ!」。社長さん:「知り合いのプロデューサーがね、番組リポーターやる主婦探してるって聞いて、育子の顔がピンポ〜ン♪て浮かんだのよ、あっは…」(←扇子で扇いでます)。「すご〜いママ芸能人じゃんっ」「だからまだ決まってないってぇっ!」

       なるほど…、これ、社長さんとうさママが会うのは、おそらく相当久しぶりで、だから社長さんが美奈子の事務所の社長になってたコト自体、うさママも今日初めて知ったんでしょうな。もしも前から知ってたら、『愛野美奈子の事務所の社長って、ママの高校時代の部活仲間なのよ♪』なんて話を、うさママが、美奈子の大ファンである娘に言わないはずありませんからな。

       社長さん:「そのプロデューサー、今アメ〜リカなのよ、ビデオ撮って送ってって言ってるから、あしたにでもどうっ?!」「うんうん…」。うさママ:「お寿司頼みましょうか!」「お寿司ぃ〜っ!」

       …と、浮かれ切って大騒ぎのうさぎ母娘をよそに、ルナは、なぜか人型化して、キッチンカウンターの陰に隠れて、顔を拭っております…「私のファースト・キスがっ、ぷっ!」(←気にするな人型ルナっ、幸か不幸か相手はオカマさんだし、根本的に動物種も違うっ! つまり、まだ半分「ファースト・キス」には至ってないと思えばいいのだ! さもなければ、アルテミィ〜スと間接キスしたと思えば、お互いにまだ救われるぞっ!)。

        ★  ★  ★  ★  

       ダーク・キングダムにて…。

       クンツァイトが、エンディミオンの部屋にやって来ました。そして、うやうやしく一礼し、「お呼びにより…」と言います。すると地場衛が、何か意を決したように、じっと鏡を見つめながら、「やってもらいたいコトがある…。プリンセスに攻撃を仕掛けろ…」「!!……『それはそうと、マスター、鏡見るの好きですね?』「…………『ああ、タキシード仮面じゃなくなったオレって、けっこうイカスだろ?』

       ナニげに、ここで地場衛は、『うさぎ』とは言わず、「プリンセス」と言ってますね。たとえば、地場衛は、自分がAct.32でエンディミオンに覚醒してのち、Act.34において、ゾイサイトとこんな会話を交わしてます(↓)

     【Act.34の再現VTR】⇒地場衛は、ベッドに腰を下ろします。すると、そこへ毎度おなじみのピアノの音が聴こえてきます(←今日は「幻想即興曲」です)。地場衛はベッドから立ち上がります…「……ゾイサイトか?」。すると、地場衛の背後に、片ひざついて控えているゾイサイトが姿を現します…「マスター。あなたが戦うことを決意されたのは、素晴らしい。しかし、あのプリンセスうさぎのコトは、何を言ってもムダだ」

       地場衛は、たとえゾイサイトが「プリンセス」と言った直後でも、こうして「うさぎ」で返してたんですね。ちなみにダーク陣営では、四天王であれベリル様であれ、セーラー戦士のコトを現世名で呼んだ事も語った事も、一度もありません。しかも、うさぎちゃんに関しては、Act.25の『プリンセス覚醒』以来、もはや彼女の事を「セーラームーン」とは呼ばず、完全に「プリンセス」としか呼んでません(←黒木ミオ以外は…)。つまり、ここで地場衛は、敢えてクンツァイトの前で、完全に「エンディミオン」になりきって見せてるんですね。そうやって、クンツァイトに対して、『オレは本気だ』とハッキリ意思表示してみせてる訳です。

       そして、ワシがここで注目したいのは、地場衛がクンツァイトを呼んだ、このタイミングです。このダーク・キングダムでのシーンは、直前の月野家のシーンで、社長さんが「そのプロデューサー、今アメ〜リカなのよ、ビデオ撮って送ってって言ってるから、あしたにでもどうっ?!」と言った直後に挿入されてます。つまり、地場衛は、おそらくゾイサイトに月野家の様子を探らせ、『プリンセスは明日、家族で外出する』と言う情報を、事前に掴んでいた訳です。彼は、だからこそ、敢えてそのタイミングを狙って、こうしてクンツァイトを呼んだんですな。

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       翌日…。

       社長さん:「さっ、ここよっ」社長さんに連れられて、月野家ご一行がやって来たのは、「フィールドアスレチック冒険の森」 。家族一同:あ…?」(←なぜか進悟までいます…)

       ※ ちなみに、ナンで進悟がここにいるのかと言うと、それは、DVD収録の「未使用シーン」の二つ目で説明されます(↓)

1.       うさぎちゃん、うさママ、進悟の三人が、社長さんとの待ち合わせ場所にやって来て、それぞれ期待に胸を膨らませるように、華麗なポーズを取ります。うさママ:「♪」(←どーんっ♪)。うさぎちゃん:「♪」(←どーんっ♪)。進悟:「♪」(←どーんっ♪)。三人揃って、♪♪(←どーんっ♪)

2.       うさママ:「やっぱりぃ、歌とか歌わされちゃうのかしらぁ?! レポーターだから知性的なメイクにしてみたんだけど…」「うんっ、いい感じ♪でも、進悟がよく来る気になったよね?」「いいだろ?」「ママが芸能界入ったら、黒木ミオに会わしてあげるって約束したのよぉ〜」。進悟:「…『ちぇっ、うさぎにそんな事バラすなよ…』(←みたいにふくれっツラ…)。それを聞いて、「あぁ〜…『前に、『黒木ミオの方が愛野美奈子より勝ってる』なんて私にケンカ売ったから、黒木ミオは私と同じクラスなのに、私には『会わしてくれ』って頼みづらいって訳ね』(←みたいに納得…)。うさママ:「あっ! スガオちゃ〜んっ!」

       …と、言うコトだそうです…。

       うさママ:「スガオちゃん? ナンでこんな野生的なトコで撮るのよ?!」。社長さん:「だって、主婦の体を張ったレポートが売りの番組なのよ? 体力アピールしなきゃ…」「そうなの…!?」「えぇ〜!?」。うさママ:「!…いいかもぉ!」(←切り替え早し…)。進悟:「…そお…?!」

        ★  ★  ★  ★  

       で、「フィールドアスレチック冒険の森」 の中に入り、三人はジャージ姿に着替えて登場します(←おおっ! 三人とも三本線のアディダスだっ!)。

       ちなみに、この、劇中で「フィールドアスレチック冒険の森」 とされている場所は、オープニングの「撮影協力」によると、「国営武蔵丘陵森林公園」と言う所の中の「わんぱく広場『冒険コース』」です。この「森林公園」は、埼玉県人のワシも、ガキの頃からたびたび足を運んだコトがあり、非常に馴染みのある場所です。ただし、実写版の撮影当時(←2004年)と、2009年現在のホームページのマップにあるアスレチックとは、若干変わってしまってるようですな。

       うさママは、スタート地点の「かいぞく船・元気もりもり号」の前でポーズを取り、「決まったっ!」(←一人だけテンション変わらず…)。しかし、うさぎちゃんはタメ息をつきながら、「ナンで私たちまで…?」。進悟:「さあ…?」

       社長さん:「よぉ〜し準備はいいわね? 育子、今からアナタは、戦う主婦になるのよっ!」「!」(←うさママの目から炎が!)…「はいっ!」「よぉ〜い、…アクションっ!」(←ホイッスルを吹き始める)…「ピッ、ピッ♪」、うさママ:「ファイトぉ! ファイトぉ!」「ピッ、ピッ♪」、うさママ:「ファイトぉ! ファイトぉ!」

       しかし、うさぎちゃんと進悟は全くやる気なしでついて行かず…すると社長さんが振り返り、「ピピピ〜っ! ほらそこで見てるとアカンっ!」(←って聞こえるが…)「アンタたちも早くっ!」。うさママ:「いらっしゃいっ、来るのよっ!」

       二人は仕方なく、めちゃめちゃやる気なさそうにとジョギングを始めます…。

       うさママは、『大小の丸太を地面に刺して並べ、凸凹の一本道を作ったアスレチック』の上を、渡っております…「そ〜れ、ファイトぉ!」。社長さん:「いいわよ、オッケー、オッケー!」「こんな感じかしら?」「そうそうそう…オッケー」「わぁ〜」(←落ちる)…「負けませんっ!」(←すぐ復活…)。「行け行け行け…!」「あ、がんばれ、がんばれぇ!」。すると社長さんは、後ろのうさぎちゃん達に、「ナニやってんのアンタ達っ! ほら早くっ!」「!」

       次は、「まるたのぼり」と言う、丸太をハシゴ状に組んだアスレチックを登っております…。社長さんは、先に登って上から見下ろすような格好で撮影しております…「がんばれ!」「がんばるわ! ファイティング…、ファイティング育子で行きますっ!」「そうよっ!」「がんばりますっ!」「アンタ、アンタ顔いいわ!」

       次は、『ロープを網の目に組んだアスレチック』を横ばいに伝って進んで行きます…。社長さん:「あ゛ぁぁ〜〜っ! いいわよ育子ぉ〜っ! その汗、その眼差し、その息遣いっ! いいわよ育子、今キミは、バラより美しいっ!」「えっ!?」(←振り向くと、口に赤いバラが咥えられております)。「ナンでバラなの…?」。進悟:「さあ…?」

        ★  ★  ★  ★  

       社長さん:「よ〜しっ! 次、腕立てっ!…何があってもマイクを離さない、ハガネの腕よぉ!」。で、三人は並んで腕立て伏せを始めますが、「あぁっ、レポーターになるのにこんなコトまでしなくちゃいけないの?」。うさママ:「これは、試練なのよっ、レポーターへと続く、険しい道なのよぉ〜っ!」

       すると、いきなり場面が自衛隊の訓練風景みたいになっちゃって、うさぎちゃん達は大勢の隊員さん達に混ざって、すっかり迷彩色の自衛隊ファッションに身を包んでおります…「ナニこれぇっ?!」。すると、社長さん扮する鬼軍曹が出て来て、「なぁにモタモタやってんだぁっ、声出せ声を〜っ!」「はい〜!」「追加500回〜っ!」「えぇ〜〜!」。うさママ:「あ、レポーター、あ、レポーターっ、あ、レポータ〜っ!」

        ★  ★  ★  ★  

       社長さん鬼軍曹は、拳銃をかざして、「突撃〜っっ!!」と、他の隊員さん達を引き連れて走って行きます。そこへ大砲がどっかんどっかん撃ち込まれて、隊員さん達が一人、また一人と吹っ飛ばされて行きます…。その横で、月野家の三人組は、匍匐(ほふく)前進をしております…うさママ:「さっ、たっ、戦う主婦っ! 主婦だって毎日が戦場なのよっ!」。進悟:「わっけわかんないっ!」「うぅ〜〜えっ…!」

        ★  ★  ★  ★  

       自衛隊のイメージ映像から抜け出し、ジャージ姿で匍匐(ほふく)前進をする三人…。社長さん:「ほらほらほら!…ナニやってんのアンタ達っ! ほらほら早く…!」

       すると、その様子を、ぬいぐるみルナが遠巻きに眺めています…「うさぎちゃんたら、あたしを置いてきぼりにして!」(←真顔バージョン)。ここでルナは、人型ルナに変身し、「もう!」と言って、星を振り撒きながらピョンピョン跳ね始めました。

       どうやら、おそらくこれは、今日はあくまでも家族のイベントだから、うさぎちゃんはルナを家に置いて来たってコトなんでしょうな(←人型ルナにしても、まだ月野家の人々に認知された存在ではありませんしね)。

        ★  ★  ★  ★  

       一方、どこだかの建物の屋上らしき場所に、妖魔が現れます…。

       その妖魔は、おもむろにアタッシュ・ケースを開け、中からライフル(?)の部品を取り出し、それをカシャンカシャン組み立て始めました(←どうやらコイツは、スナイパーのようです。なので、『スナイパー妖魔』と名付けさせていただきます)。

       『スナイパー妖魔』は、銃を組み立て終わると、屋上の際まで歩み出て銃を構えます…。

        ★  ★  ★  ★  

       その頃、うさぎちゃん達は…。

       場所を移動して、雪山ロケを想定したセットを組み、それを背景にうさママが熱演しております…「こちらっ、はい、こちらっ、チョモランマ山頂では、コースは雪と風がっ、常に、わ、さ、あぁ〜〜っ!」

       その様子を、たまたま通りがかった園児5名が、じっと眺めております…。幼稚園の先生は、そんな園児達に、「みんなっ行っちゃダメだよっ、行こ行こ行こっ、みんなっ、こっちだよっ」と、見ちゃいけないモンを見せないようにと、その場から退却させます。

       社長さんは、『雪降らせ係』のうさぎちゃんと進悟に向かって、「うさぎっ、進悟っ、もっと激しくっ! 遠慮は要らないわよっ!」「はい…!」

       ところが進悟は、ビデオ撮影のあまりのアホらしさに耐え兼ねて、「やってらんないよ、帰るっ…」と言って、職場放棄してしまいます。「えっ、ちょっとぉ…進悟ぉ〜っ!」。うさぎちゃんが進悟を呼び戻そうと、『雪降らせ係』の道具を置いて進悟のあとを追ったその瞬間、うさぎちゃんを狙撃した『スナイパー妖魔』の弾が、うさぎちゃんがしゃがんだお陰で逸れて壁に当たり、氷玉のように砕け散って、うさママに当たります。しかしうさママは「痛いっ!」と言っただけで、そのまま撮影を続行してます。「えっ? ナニ?!」「いっく子〜、も、リポーターが悲鳴上げてどうすんのよバカ〜ンっ!」「ごめんなさい!」

       うさぎちゃんは、ナニやら怪しげな気配を察知したらしく、「ちょっと待って…コレって…」。そこへ人型ルナがやって来て、「うさぎちゃんっ、妖魔よっ、うさぎちゃんを狙ってるみたい!」「ママ達から離れなきゃ!」

        ★  ★  ★  ★  

       うさぎちゃんと人型ルナは、走りながら変身します…「ムーンプリズムパワ〜」「ルーナ・プリズムパワー〜」「メーイク・アップ!!」「メイカっ!」

       二人が変身し終わって、ポーズもキメたあと、『スナイパー妖魔』の弾がしゅぱん! しゅぱん!と飛んで来て、セーラームーンの足元で破裂します。セーラームーンはセーラールナと木の陰に隠れ、「妖魔は、どっから攻撃してるんだろう?」「……」

       二人が木の陰から顔を出して辺りを窺ってると、またしゅぱん!と弾が飛んで来て、それが木に当たって弾けます。「!」「!」

       「ダメ、…わからない…」するとセーラールナが、「ちょっと待って…」と、いきなり空中にお菓子をバラ撒きます(←おそらく、空中にバラ撒いたお菓子で空気の揺れを聞き取り、それで妖魔の居場所を察知するのだろうと、勝手に解釈させていただきました)。「わかったわ!」(←今まで、ほとんどナンの役にも立ってこなかったセーラールナが、ここで初めて仕事らしい仕事をしました)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは『スナイパー妖魔』…。

       次の瞬間、『スナイパー妖魔』の覗き込むライフルのスコープ上から、二人の姿が消えました。妖魔が銃を降ろしてキョロキョロしてると、いきなり後ろから後頭部に『ハリセン』を食らいます…ばしっ! 「隠れて攻撃するなんて卑怯ね!」

       逆上した『スナイパー妖魔』は、ライフルを至近距離からぶっ放し始めます…ばしゅっ! ばしゅっ!(←流れ弾がカメラのレンズに直撃!)。

       セーラームーンは、側転しながら妖魔を引きつけ、その間に、セーラールナが「きゃーーっ!」と逃げ回ります(←だからキミねぇ…)。それからセーラームーンは、『スナイパー妖魔』に向かって、『セーラームーン・ウィンク』をして挑発し、おそらく、流れ弾がうさママ達の方へ行かないよう配慮したのか、戦いの場所を変えるべく逃げる振りをします。

       妖魔がセーラームーンを追いかけ、セーラールナも、「セーラームーン!」と言ってそのあとを追おうとしますが、ナンとそこに、天敵クンツァイトが現れ、セーラールナの前に立ちふさがります。クンツァイトは剣を向け、セーラールナも『セーラールナ・ファイティング・ポーズ』を取ります。で、セーラールナはいつもの撹乱戦法から、クンツァイトの背後を取って『セーラールナ・ハリセン』で飛び掛かりますが、今回は、クンツァイトにそれを軽くあしらわれてしまいます…ばしっ!「あっ!」。ハリセンはすっ飛ばされてしまい、元のスティックに戻ります…「あ…!」

       クンツァイトは余裕で振り向くと、「……同じ手は食わん」(←まあ、仮に食ったところで、さしたるダメージはないでしょうけど…)。セーラールナ、ピ〜ンチ!!

        ★  ★  ★  ★  

       一方セーラームーンは…。

       セーラームーンは、『スナイパー妖魔』の射程範囲内から、できるだけうさママ達を引き離そうと、林の中を、妖魔を誘導するように走っております。セーラームーンは、「…『ここまで来れば…』と、「フッ!」とジャンプして木を蹴り、そのまま木から木へ、「フッ!…、ハッ!…、フッ!」と反転しながら妖魔を撹乱し、その流れの中から、「フッ!」と、空中でスティックからビームを放ちます。

       それが見事に妖魔を捉え、『スナイパー妖魔』のライフルを破壊します。妖魔はその勢いで尻餅をつき、セーラームーンがトドメを刺さんと歩み寄ると、妖魔はそのままの体勢で後ずさりを始め、「○×△□…!!(通訳→)『ちょ、ちょっと待ってくれっ、オレはただ命令されてやっただけで、しかもアレはただの氷の弾で、最初から殺すつもりなんかなかったんだっ!』(←どうやらコイツは、銃がないとナンにもできないみたいですな…「…『テキトーなコト言ってんじゃないわよっ!』。妖魔は起き上がって逃げようとしますが、振り向きざまに木に頭をぶつけ、「○×っ!(通訳→)『あたっ!』と、そのまま一目散に逃げてしまいました…(←コイツって、めちゃめちゃヘタレなんじゃ…)。「待ちなさいっ!」

       セーラームーンは、妖魔を追って森林内の原っぱに出ますが、妖魔を見失ってしまいます…。すると、ナンとそこに、エンディミオンが現れます。「!……まもるっ!」。セーラームーンが笑顔で駆け寄ろうとすると、エンディミオンはさっと剣を抜き、「言ったろ?…オレでも油断するなって…」「…………」

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       こちらは、セーラールナvsクンツァイト…。

       セーラールナは、いつの間にかスティックを拾ってますが、クンツァイトに詰め寄られ、「う…、う…」と後ずさりするのみです…。クンツァイトが手を伸ばしてばっ!と掴みかかろうとすると、セーラールナは、それをするりとかわして体を入れ替えます。クンツァイトが振り返ると、セーラールナは、今度は一転して余裕の表情を見せ、「あたしだって同じ手ばかりじゃないわよっ」と言ってスティックにキスし、「ぶんぶんぶんぶんぶんぶんぶん」と振り回すと、「金のハリセンっ!」(←って一緒じゃ〜っ!)。

       そして、それに対して、まじめに剣を構え直すクンツァイトの図…。

       セーラールナは、「金のハリセン」を頭上に掲げておりますが、「うっ、お…、重い…」とヨタついております…。

       それを見て、クンツァイトは、「!?…『はあ?!』(←みたいな…)。

       そしてそのまま、「ああっ!」と、「金のハリセン」を後ろへおっぽり投げてしまいます。

       するとそれが、たまたまそこへ逃げ帰って来た『スナイパー妖魔』の顔面に直撃します…ごーんっ! スナイパー妖魔:「○×△□っ!」(←オマヌケ…)。妖魔が顔を押さえてうずくまると、セーラールナは「今だわっ!」と立ち上がり、「ルーナ、シュクル〜〜キャンディ!」を浴びせます。『スナイパー妖魔』はそれをマトモに食らい、ナンと、CBCの公式サイトで⇒「ルーナシュクルキャンディ!」(一応必殺技、でも威力は弱い)⇒と解説されるセーラールナの技で、倒されてしまいました…(←めちゃヨワ…)(←おまけにその一部始終を、ただ突っ立ってじっと見ていたクンツァイトの図…「やったっ♪」

        ★  ★  ★  ★  

       一方こちらは、打って変わってどんよりムードのセーラームーン…。

       セーラームーンは、戸惑うような、険しい表情で、ずっとエンディミオンを見つめております…「…………」。それに対してエンディミオンは、セーラームーンに真っ直ぐ剣を向けて構えております…「…………」「…(心の声→)これ、戦ってるフリだよね…」(←あのぉ…二人しかいない状況で「戦ってるフリ」なんかしても、あんま意味ないんじゃ…?)

       すると、ついにエンディミオンが斬りかかって来て、それをセーラームーンがかわし、体を入れ替えます…「……」

       エンディミオンは振り返り、さらに二度剣を振りかざし、セーラームーンが避け、次はスティックで剣を受け止め、かきーんっ! つばぜり合いからセーラームーンが弾き返され、「うっ!」。また剣を避け、その勢いで地面に倒れてしまいます…もちろんセーラームーンは、自らは一切攻撃しません…(←ナンか、ダーキュリーとの一騎打ちを彷彿とさせるバトル・シーンですな)。

       「はぁっ、ちょっと待って!…『ナンか、マジっぽくない?!』。エンディミオンは、地面にしゃがみ込んでしまったセーラームーンに近付き、セーラームーンが弱々しげにスティックを構えると、そのスティックを、剣ですくい上げるようにして弾き飛ばしてしまいます…しゅぱっ! 「!…」

       スティックはセーラームーンの遥か後方まで吹っ飛び、地面に落ちます。そして、丸腰になったセーラームーンに、エンディミオンが剣を向けます。「はっ…!」

       セーラームーンは、おもむろに立ち上がると、胸の前で両手を合わせながら、「…本気なの?…」「……」「まもる…本気じゃないよね?…」。次の瞬間、エンディミオンは、「…『まだ分かってないようだな…』と言わんばかりに、いきなり剣を下から上へすくい上げるように振り上げます…「ハッ!」…見るとセーラームーンの胸のリボンが切り裂かれ(←おおっ! ナンちゅうコトをっ!)、中から、大切なムーンフェイズの懐中時計が落ちます…(←おおっ! あのデカリボンには、実はポケット機能が装備されていたのかっ!)。

       セーラームーンは、慌ててしゃがみ込んでそれを拾い上げると、時計のガラス面に、突然ぱきぱきっ!とひびが入ります…「ハッ…!」「……それが答えだ…!」「……」。セーラームーンが悲しそうに顔を上げると、エンディミオンは、あたかもトドメを刺さそうとするかのごとく、剣を上から振り下ろそうとします。

       するとセーラームーンは、思わず「まもるっ!!」と叫んで立ち上がり、すると、ついにセーラームーンのティアラの宝石が光りを放ちます。「!!…」「!!…」。エンディミオンも、思わず剣を下ろし、セーラームーンの様子を見つめます。セーラームーンの胸のブローチから、「幻の銀水晶」の光が放射され始めます。

        ★  ★  ★  ★  

       ダーク・キングダムにて…。

       「メタリアの部屋」でメタリアを見つめるベリル様が、そのメタリアの異変に気付きます…「…またプリンセスか…!」

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは進悟…。

       バカバカしいビデオ撮影に愛想を尽かし、一人で帰宅しようと、湖に架かった橋を渡っております。するとその最中に、ナニやら大きな地震が起き、橋が揺れ始めます…「あれ!?…」

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはセーラールナとクンツァイト…。

       同じ頃、セーラールナも屋上で大揺れを感じ、「ん〜、ん〜…」と、立ってるのがやっとみたいな状態になります。クンツァイトは「…始まったか…」と意味ありげに言い残し、マントばさぁっ!と消え去ります。

       クンツァイトがここで退散したと言うコトは、彼は、マスターの「プリンセスに攻撃を仕掛けろ…」と言う指令が、『プリンセス抹殺』を意味するのではなく、あくまでも、最初から『幻の銀水晶の発動』にあるのだと、これはそう言うミッションだったのだと言うコトを意味してるんですね。だからこそ、クンツァイトともあろう者が、あんな、セーラールナでも倒せちゃうような『スナイパー妖魔』みたいなヘタレを連れて来た訳なんですな。

       前回も書いたように、このような現象が、つまり、「幻の銀水晶」「クイン・メタリア」が共鳴反応を起こしてしまう『天変地異のような異常現象』が、前世においても、プリンセスがエンディミオンに会うために地球に降り立つたびに、徐々に悪化していったはずなんですね。それによって、「プリンセスとの絆は、不吉…」と言う噂も広がり、ベリルが人々を扇動するのに都合よく使われていたんです。だから現世のベリル様も、過去に実際にそれで星が滅んでるからこそ、やはり同じように、エンディミオンに向かって、「プリンセスを消せ!」「お前の手で…!」「プリンセスこそこの星に、災いを呼ぶ存在だ…!」と言える訳なんですね。

        ★  ★  ★  ★  

       地震の揺れだけでなく、まるで台風まで来たかのように、木々が激しく揺れております。

        ★  ★  ★  ★  

       こちら、その震源地では…。

       「うさぎっ…」「……」(←これは、今にもプリンセス・セーラームーンに意識を乗っ取られそうな状態なんでしょうか?)「!!…」。ますます「幻の銀水晶」の力が強まっていき、放射される光がかなり広範囲になります。

        ★  ★  ★  ★  

       「フィールドアスレチック冒険の森」 にいる人々はもう大騒ぎで、各アスレチック上でパニックになっております…。うさママと社長さんは、相変わらず二人だけで撮影を続行中だったらしく、『細い丸太を足場にしてロープで手すりを組んだ、揺れる吊り橋』の上で、「きゃーっ!」「きゃーっ!」と悲鳴を上げております。

        ★  ★  ★  ★  

       一方、進悟の方は、本物の橋の上で、今にも湖に落ちそうな状態で、必死にしがみ付いてぶら下がってます…「くぅっ、…くっ、…」。野球帽が風で飛ばされ、下に落ちます…「あっ……う、うわぁっ!!」(←この場面はマジで、見ててキ○タ○が縮み上がりました…)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらセーラームーンは、依然として、今にもプリンセス・セーラームーンになってしまいそうな表情のまま固まっちゃっております…ところが、まだ意識はうさぎちゃんのままらしく、「進悟…」と、弟の危機を察知します。「進悟…!」

        ★  ★  ★  ★  

       進悟は、腕の力が抜けてきたのか、かなり苦しそうです…「うっ、…うっ!」

        ★  ★  ★  ★  

       「…進悟が!…進悟を助けてっ!」。セーラームーンは、進悟の危機を察知したコトによって、完全に意識を取り戻し、エンディミオンに向かってそう叫びます。「落ち着け! 力を止めろっ!『オレに助けを求めるんじゃなくて』お前が止めるんだ! うさぎっ!」。その言葉に、セーラームーンは地面にひざをつき、意識を集中し、祈るように、「……止まって……お願いっ…………お願い…」。セーラームーンの目から、涙が零れ落ちます…。すると、次の瞬間、ひときわ強いパワーが発散され、それが、『メタリアとの共鳴反応の天変地異』を一気に消し去るかのように働きかけ、地震や強風がパタリと収まります。

        ★  ★  ★  ★  

       進悟:「くっ……はっ!…『収まった?!』。進悟は、必死に橋の上ににじり登って、危機を脱したようです…。

        ★  ★  ★  ★  

       セーラームーンの方でも、それが分かったらしく、セーラームーンは安心して気が抜けたように、ぺたんと地面にへたり込んでしまいます…「…………」。それを見て、エンディミオンも、ホッとしたように歩み寄りますが、すぐに厳しい表情を取り繕い、「…うさぎっ…」「……」「…オレはもしもの時は本気でお前と戦う…。オレ達にはそれぐらいの覚悟は必要なんだ…星を滅ぼさないために…」「……」「お前が信じるのはオレじゃない…。お前自身だ!」「……」「いつかきっと…一緒にいられる日がくるから…!」。エンディミオンは、一瞬微笑みかけようとして、すぐに、敢えてそれをやめて、背を向けて歩き出し、そのまま消え去って行きました…(←ナニげにエンディミオンは、マントばさぁ!はやらないんですな…)。

       「…まもる……」…セーラームーンは、ようやく立ち上がります。

       ※ 実は、この「お前が信じるのはオレじゃない…。お前自身だ!」と言うのは、先述した『未使用シーン」における、「衛だけ信じてればそれでいいの!」と言うセリフに呼応してるんですね。なので、それを知らなかった初見時には、エンディミオンがせっかくカッコいいコトを言ってる場面のはずなのに、いまいちその言葉の意味や重みがストレートに伝わってこなかったのですが、実はそう言うコトだったんですね。

        ★  ★  ★  ★  

       事件解決(?)後、うさぎちゃんは、大急ぎで進悟のいる橋へ駆けつけます…「進悟ぉ〜っ!」

       進悟は、体力を消耗しきってしまったらしく、その場にへたり込んで息をはぁはぁさせてます。「進悟っ、だいじょぶだった?!」「はぁ、はぁ、…マジびびった…」。うさぎちゃんも、やっとホッとします。そして、心の中で、さっきのエンディミオンの言葉を思い浮かべます…(「お前が信じるのはオレじゃない…。お前自身だ!」)…そして進悟の顔を見ながら、「…(心の声→)私が、守らなきゃいけないんだ…」

        ★  ★  ★  ★  

       一方、うさママと社長さんは…。

       さっきの大揺れで、『細い丸太を足場にしてロープで手すりを組んだ、揺れる吊り橋』の上から落ちそうになって、二人は橋の下にぶら下がったまま、この二人だけ、いまだにパニック状態にいます。うさママ:「ファイットォ〜っ!」。社長さん:「うわっ、ナンかっ、ナンか手にっ!…ああっ、死ぬっ!」。うさぎちゃんが進悟の様子を見に行ったので、人型ルナが二人の様子を見に来たらしいのですが、二人が面白い状態になってるので、そのままからかってやろうと、人型ルナは橋の上で、わざと橋を揺らし、二人の手をつついて遊んでおります…。

       うさママ:「あ、ナニ?!…いやぁ〜〜〜っ!」。社長さん:「助けてっ、許して…!」

 今回のお話は、平たく言うと、名付けて、『マスター・エンディミオンの、月野うさぎ教育大作戦!』と言ったところでしょうか?

1.       まず、地場衛がAct.32で「マスター・エンディミオン」に覚醒した際、その決定打となったのは、彼自身が、『前世の悲劇の映像』をまざまざと記憶から呼び覚まし、そのあまりの惨さに、その危機意識が完全に当事者レベルにまで達したからです。だからこそ、その結果として…(↓)

1.       「オレとお前の関係は、星を滅ぼす…。前世を繰り返したくない者にとって、オレたちは不吉な存在だ」「…うん…」

2.       「…信じるか?」「だって!」「オレは信じない!…そう決めた。だから帰って来たんだ……お前と一緒に証明するために…!」

2.       ところが、このAct.32の時も、地場衛は、うさぎちゃんに、まず最初にこう聞いてるんですね(↓)

1.       「お前は前世のこと、全部思い出したのか?」「ぜんぜん…」「……『えぇ〜ナンだよ全然かよ…』(←みたいな…)。

2.       「…そのぉ…」「……『ナンだよその指?』(←みたいな…)。「…は?」「…フッ…『名前ぐらい言えよ…』…少し…」「…そっか…」

3.       この時点で地場衛は、うさぎちゃんに『前世の記憶』が全くないコトを、ナニげに気にかけてるんですね。そして前回、地場衛は、四天王を人質に取られた状態で、ベリル様から「プリンセスを消せ!」「お前の手で…!」「プリンセスこそこの星に、災いを呼ぶ存在だ…!」と言い渡され、それを受けて、セーラームーンの前に現れて「宣戦布告」する訳なのですが、やはり、うさぎちゃんに『前世の記憶』がなく、そのため当事者意識が希薄で、その上、「衛だけ信じてればそれでいいの!」「地場衛のコトを信用しすぎてるその姿を見て、『このままじゃダメだ…』と不安に駆られたんです。そこで彼は、それではどうすれば、『前世の記憶のない月野うさぎ』の危機意識を、地場衛と同じ『当事者レベル』にまで引き上げられるのか? つまりそれを思案した結果が、今回の一連の作戦だったんです。すなわち、地場衛が出した結論は、

1.       『これはもう、敢えて彼女の一番大切な家族を事件に巻き込むコトで、前世の悲劇の恐ろしさを、現世において実感してもらう以外にない』と…。

2.       そして、彼女の『家族に対する思い』の強さで、「幻の銀水晶」の暴発を抑える精神力を養わせるしかないと…。

3.       そうやって、「衛(=エンディミオン)だけ信じてればそれでいいの!」と言うような、まるで『前世のプリンセス』と同じような浮ついたセリフを吐かせないように、「衛だけが大切な存在じゃないはずだと言うコトを、もう一度思い出させようと…。

4.       …そう考えたんですね。だからこそ、『プリンセスは明日、家族で外出する』と言う事前情報を入手した段階でクンツァイトを呼び、「プリンセスに攻撃を仕掛けろ…」と指令を出した訳なんですな。だから、今回、月野家が事件に巻き込まれたのは、最初から地場衛(=エンディミオン)の計略の重要な要素だった訳です。

        ★  ★  ★  ★  

       その夜…。

       美奈子が、ホテルの部屋で、テーブルの上に自分の仕事の資料を広げて、何か考え事をしております…。

       ちなみにテーブルの上には、その全部を確認することは出来ませんが、

1.         「ナコナコなりきりコンテスト」のチラシ、

2.         セカンド・アルバムの「VENUS」

3.         自分が表紙になった雑誌が三冊(←ちなみに、実写版世界の芸能界には、『愛野美奈子』の他に、『PE’z』『はにわ』『CRYSTAL REI』、等々がおられるようです…)、

4.         自分のホームページが映ってるノートパソコン、

5.         ナコナコぬいぐるみ、

6.         「カメファイターvsイカキック 恋のナコナコ大作戦」の台本、等々…。

       するとテレビから、今日起きた、「フィールドアスレチック冒険の森」 近辺の大地震のニュースが流れます…そこで、ナンと、その現地取材を受けて大騒ぎしてる月野家のVTRが映し出されます…(↓)

     レポーターさん:「こちら、原因不明の突然の地震が起きた公園です。非公式発表ですが、震度5から、6に相当するような、大きな地震だったそうです。発生時、現場にいらしたかたです。インタビューしてみましょう」

     うさママ:「そ、それはですねっ、も、天地がひっくり返るような、も、大地震でっ!」(←レポーターさんからマイクを奪い取り、社長さんとのビデオ撮影のノリがそのまま…)…「○×△□…落っこちそうになりましたのよっ!」「ちょっと、ママっ、マァマ〜っ! もう…」(←母親の暴走を懸命に制止する娘…)。

       「!…」「プリンセス!……と言うことは、原因は、幻の銀水晶かぁ…」(←未だに、普段のうさぎちゃんを「プリンセス」と言うのに違和感を覚えてしまうワシ…でもそれは、きっとイイ事なのだろう…)。「……」(←唖然…)。「かなり、地球に影響が出始めてるなぁ…」。で、そのプリンセスの体たらくぶりに『ムッ』と来たのか、美奈子は、ピッとテレビを消してしまいます。

       美奈子は、テレビのリモコンをテーブルの上に置くと、しばらく、何か思いつめたようにしてましたが、突然、語り始めます…「アルテミィ〜ス?(←おおっ! 久々の本名呼びが…!)……あたし、決めた…」「え?」「もう…、歌は辞める…」「美奈子ぉ!…」「…………」。美奈子の場合、歌を辞めるってコトは、イコール『芸能界を引退する』と言う意味になるのでしょうか?

        ★  ★  ★  ★  

       次回は、ん…? ナンでしょうコレは? スペシャル特番でもやるんですか??

        ★  ★  ★  ★  

       セーラームーン:うさぎちゃん(沢井美優さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(沢井美優さん編)▼】

       マーキュリー:亜美ちゃん(浜千咲浜 千咲(現・泉里香)さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(浜千咲(現・泉里香)さん編)▼】

       マーズ:レイちゃん(北川景子さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(北川景子さん編)▼】

       ジュピター:まこちゃん(安座間美優さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(安座間美優さん編)▼】

       ヴィーナス:美奈子(小松彩夏さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(小松彩夏さん編)▼】

       ぬいぐるみルナ(声・潘 恵子さん):人型ルナ(小池里奈さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(小池里奈さん編)▼】

       アルテミィ〜ス(声・山口勝平さん):「」。『』。

       その他:「」『』

 [2009年7月10日(金)初稿 トモロー]


Act.40:マーズれい子の逆襲編

 

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     今回レビューしたAct.39は、「美少女戦士セーラームーン DVD 第10巻」(バンダイビジュアル)に収録されております(↓)

 

DVD第10巻 作品本編(4話収録)

 

Act.37 Act.38 Act.39 Act.40 

毎回映像特典(13分)

 

「セーラームーン」におしおきよ

スペシャル座談会

@高丸雅隆監督インタビュー
Aセーラー戦士座談会〜1年間を振り返って〜その2

Act.39 ゲストキャスト

 

斉藤菅生:

畑野真希:

池田成志

所属事務所 住吉モータース公式サイト▼

 

セーラー戦士アクション:

田中里佳

佐野弥生

中島俊介

佐々木義紀

金田進一

花川仁教

ジャパンアクションエンタープライズ公式サイト▼
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