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―実写版セーラームーンを検証する―


Act.17:ヴィーナス初変身編――

 

       本稿は、2004年1月31日(土)にTBS系列各局で朝7:30〜8:00に放送された、「美少女戦士セーラームーン」(実写版)第17話の感想記(DVD鑑賞レビュー)です。

        ★  ★  ★  ★  

       セーラー解説はルナ…。

       「たいへ〜んっ! 人間の命の力、エナジーが、大量に敵の手に渡ってしまったみたいなのぉ…」

       (回想シーン→)クンツァイト:「復活の兆しですよ。…大いなる悪…クイン・メタリアの!」

       「敵の力が、どんどん大きくなってくるかも!…でも、こんな時にうさぎちゃんは、他のコトに気を取られてるみたい…『トホホ…』

        ★  ★  ★  ★  

       で、前回のラストシ−ンが再現されるのですが、これ、前回と違う監督さんによって、同じシーンが新たに撮り直されております…それはいいんですが、問題は、同じシーンのはずなのに、双方に若干のズレが生じてしまっている点です(↓)

1.       まず、前回は強風が吹き荒れておりましたが、今回はほぼ無風です。

2.       地場衛がマンションから出て来たあと、カノジョらしき女性が地場衛に駆け寄って腕を組みます。このあと、前回は、地場衛はすぐにうさぎちゃんに気付いてたのですが、今回は、「バイクだとちょっと寒いかな?」「うぅん、大丈夫…」という、前回にはなかった会話を交わしながら、うさぎちゃんに気付かずに通り過ぎて行きます。

3.       地場衛は、一度通り過ぎたあとで、なぜか急に後ろを振り向き、そこでうさぎちゃんに気付きます。それにつられて女性も振り向き、うさぎちゃんを見ます。そして女性は「どうかしたの? まもる…」と声をかけ、地場衛は女性を見て「いや?」と言います。

4.       前回は、このセリフを言ったあと、地場衛はすぐに立ち去ってましたが、今回は、それからもう一度うさぎちゃんを見て、女性もうさぎちゃんを見てます。それで今回は、うさぎちゃんの方が、二人にじっと見つめられたまま、先に振り向いてその場を立ち去ります。

5.       うさぎちゃんは、歩きながら(心の声→)…カノジョ、いたんだ…。別に、関係ないけど…」と言います(←このアフレコも別録りです。さらに、冒頭の「そっか」が抜かれてます)。前回は、このセリフは、地場衛の後ろ姿を見送りながら言ってました。

6.       そのあと、地場衛と女性は前を向いて歩き出します。

7.       前回は、吹きすさぶ強風を、うさぎちゃんの歩き去る心理に重ねて効果的に用いてたのですが、今回はほぼ無風なので、それはありません。

       この違いは、ストーリー上は全く影響なく、一見どうでもいいような違いに見えるものの、これ、明らかに別物(←リメイク)と言えるシーンに変わってしまってますね。なぜこのような事が起こったのか? 台本がそうなってるのか(←脚本は、一人の脚本家さんが全話を担当してます)、それとも、それぞれの監督さんの解釈の違いなのか、ワシには全く分かりませんが、まず最初にワシが考えたのは、このドラマを製作するに当たっての『作業工程上の問題』が絡んでるのではないか?と言うコトでした(↓)

     他のドラマはどうだか知りませんが、実写版は、きっちり2話ごとに違う監督さんが担当してます。あくまでワシの想像ですが、要するにこれは、撮影日と放送日の間隔が詰まってるので、たとえば監督さんAが2話分の撮影をし、その編集作業に入ってる間に、監督さんBが次の2話分の撮影をする…というローテーションで回していかないと、スケジュール的に効率が悪いからでしょうな(※ちなみに、Act.1の放送日は「10月4日」でしたが、クランク・インは『8月11日』でした。つまり、撮影されたエピソードが放送されるまで、その間たったの2ヶ月弱しかないんです)(←※ちなみにクランク・イン当初は、オープニングや変身バンクや技バンクなどの撮影も含まれていたため、その分日程も多く取ってあったが、3話目以降はもっと間隔が詰まっていく)。なので、仮に一人の監督さんが全話を担当するとなると、たとえば、まずAct.1を撮影する⇒そしてその編集作業に入る⇒するとその編集作業中はAct.2の撮影ができず、その間役者さんは編集作業が終わるまで待たされてしまう⇒かと言って、映画撮影のように一気に全話撮影してから、そのあと編集して放送していくとなると、アフレコとか番宣活動とかもありますから、役者さんを含む全ての関係者が、その作品に携わる拘束期間が、1年で済むものが倍の2年になってしまう…。仮に上記のような事情だとすると、今回のAct.17の撮影をしてる時には、前回のAct.16はまだ編集作業中だった事になります(←※と思ったら、ナンと、それとほぼ同じコトが、「美少女戦士セーラームーン(東映公式)」の「ダーク・キングダムの縁の下 その12」に書いてあるじゃないかっ!)(←言ってみるモンだ…)。だからワシは、そのせいで双方の監督さん同士のコミュニケーションが取れず、このような違いが生まれたのではないか?と、ワシは最初そう考えた訳だったのです…。

       がっ! しかしだっ! それなら、全く同じシーンなのだから、今までもそうしてきたように、編集の時に回想シーンとしてそのまま前回のを流用すればいいのに、なぜそうせずに、わざわざもう一度撮り直したのか?という疑問が残ってしまいます。そのまま流用しないとなると、敢えてこのように、最初から別物として変更する意図があった事になります。そうなると、当然こっちとしては、やはり『その意図』を考えない訳にはいかなくなります。で、敢えて変える意図があったのだとすれば、必然的に、その答えはこういうコトになります(↓)

     つまり、結論から先に言えば、話の流れからして、前回はうさぎちゃん目線でストーリーが語られ、今回は地場衛目線でストーリーが語られている、という事なんですね。ですから、全く同じシーンのはずなのに、それぞれの立場によって、同じシーンが全く違うものに見えてる、という事なんです。要するに、前回は、うさぎちゃんの目には、そっけなく先に去って行ったのは地場衛の方に見えていて、逆に今回は、地場衛の目には、それはうさぎちゃんの方だという風に見えている、という訳です。同じシーンなのに、前回はうさぎちゃんのアップが多くて、今回は、地場衛のアップや前回なかった二人のセリフがあって、逆にうさぎちゃんのセリフが一言少ないのは、全てその事を意味してたんですな。で、今回は、その語り部がうさぎちゃんから地場衛にバトンタッチされたので、したがって、これに続くシーンは、次のように地場衛から始まる訳です。

        ★  ★  ★  ★  

       で、今回のお話に入ります…。

       二人はバイク置き場に行きながら、その「カノジョ」と目される女性が地場衛にこう聞きます…「ね? 今の子知り合いなんでしょ? 衛に会いに来たんじゃないのかな?」(←さすが女性だけあって、それぐらいのニュアンスには気付くようだ…)。で、地場くんは、こう答えます…「用があればぁ黙って帰らないだろ?」(←でも挨拶くらいするだろ?)。「それもそっか♪」(←って…、こんな鈍い女がホントに「カノジョ」なのかぁ?…)。

       前述した通り、このように、今回の地場衛はハッキリと、うさぎちゃんの方が先に「黙って帰」って行ったのを見てた訳です。このセリフがある以上、前回のシーンをそのまま回想シーンとして使うと、映像とセリフの辻褄が合わなくなってしまいますから(←前回は明らかに逆でしたから)、流用は最初からありえない事になる訳です。

       で、地場衛はバイクにまたがると、「…(心の声→)あいつが、オレに会いに?……まさかな…」

       このセリフもそうです。ここで地場衛がこのセリフを言うためには、やはり前回のうさぎちゃん目線のシーンを流用したのでは辻褄が合わなくなってしまいます。なぜなら前回は、最後まで地場衛の後ろ姿を見送ってたのはうさぎちゃんの方ですから、それだと地場衛は、明らかに『オレに会いに来た』と分かってしまう訳です。それだと、こんなセリフも出てこない事になってしまうんですな。

       で、二人はヘルメットを被り、バイクは走り去って行きます…ぶろろろろぉぉぉぉ…!(←さすがにここでは、あの曲はかからんよな?⇒♪じゃんじゃか、じゃんじゃか、じゃんじゃか、じゃんじゃか……ひゅるひゅるひゅるひゅる……「♪やぁっぱ♪」って…)。ちなみに、ここで二人が被ってるヘルメットは、Act.15の『窃盗団事件』の時に地場衛とうさぎちゃんが被ってたのと同じモノ(←「すっぽりタイプ」のフルフェイス・ヘルメットで、黒いのと白いの)ですな…。やはり真冬は、「バイクだとちょっと寒いかな?」と言うコトで、このタイプを被るんでしょうな。

 

        ★  ★  ★  ★  

       で、うさぎちゃんはと言うと…。

       一人とぼとぼと歩きながら、クッキーの袋を眺めてみたりしておりましたが、ナニげに後ろの方から、ぶろろろろぉぉぉぉ…!と耳慣れた音が聞こえると(←さすがは戦士…音だけでそのバイクが誰のモノかが分かるのだ…ってンなバカなっ!)、おそらく、バイクが来た方向やタイミングからして、「…『ひょっとして…』と思ったんでしょうな…、ふと、振り向いて、自分を追い越していくそのバイクを目で追います…ぶろろろろぉぉぉぉ…! もう一回カメラが寄って、ぶろろろろぉぉぉぉ…! おまけにもっかい更にカメラが寄って、ぶろろろろぉぉぉぉ…!

       …なぜ、うさぎちゃんは、音に気付いて三回も振り向いたのでしょうか?(←って、「三回」は演出か…)。それは、うさぎちゃんが、この二人の被ってるヘルメットが、あの時と同じモノだと知るためです…。そしてうさぎちゃんは、バイクに乗る「カノジョ」の後ろ姿を見送りながら、なぜ地場衛が、Act.13の『肉まんデート』の時も、Act.15の『窃盗団事件』の時も、いつもヘルメットを二つ常備していたのか、その意味をも知らされるのでした…(←※言い方を変えると、このたび、この女性は初めて我々の前に姿を現した訳なのですが、このヘルメットによって、すでにAct13と15の2回に渡って、密かに『メット出演』なさってたコトになる訳ですな)。

       うさぎちゃんは、自分を追い越して行った二人を見送ったあと、二人が去って行ったその方向へ歩くのをやめ、急に方向転換して、今来た道を逆戻りします。この方向転換の意味は、おそらく…(↓)

1.       元々帰り道はそっちではなく、さっきは二人がうさぎちゃんの帰り道の方に歩いて行ったので、あの時は、『どこへ行くでもないけど、とにかく二人とは逆の方向に歩き出していただけだった』…からなのか?

2.       それとも、元々帰り道はそっちだったけど、今バイクで走り去った二人と同じ方へは行きたくなかったので、それで、『どこへ行くでもないけど、とにかく逆戻りした』…からなのか?

3.       定かではありませんが、いずれにせよ、そういった心理の表れだと思われます…

        ★  ★  ★  ★  

       うさぎちゃんは、線路の上を立体交差する道路の歩道を歩いております…。

       うさぎちゃんは、「うん…」とうなずいて立ち止まると、後ろを振り向きながら、「ぜんぜん、関係ない。…関係…ないよ…」と言います。そうして、クッキーの袋に手を入れてクッキーを取り出し、それを食べ始めます…「…『げっ、マズ…。やっぱあげなくて良かったか?』(←しかし、もうこの時には、すでに袋は開かれていて、袋を持つうさぎちゃんの手には、「地場 衛さま」と書いたカードが袋から外されて握られてました…)。

       本当に「関係ない」のなら、クッキーは渡せるはずです。…それなのに、それをこうやってバクバクヤケ食いしてしまってたという事は、言葉とは裏腹に、『関係ある』からもう渡せないのであり、だから『食っちまえ〜っ!』って食っちまってた訳ですな…。

       そしてうさぎちゃんは、急にいたたまれなくなったかのように、その場から走り出します…。

        ★  ★  ★  ★  

       うさぎちゃんは立体交差を駆け下りると、そのまま街なかの広い横断歩道まで駆けて来て、突然、思いつめたように下を向いて立ち止まってしまいます…。

       うさぎちゃんは、自分が今、横断歩道の真ん中にいる事すら、気付いてないようです…。するとその時、ビルの壁に設置された大型街頭ヴィジョンから、ニュースの音声が聞こえてきます…。

     男性キャスターさん:「…続いては、人気アイドル、愛野美奈子さん失踪に関する続報です」

       それを聞いて、うさぎちゃんは後ろを振り返り、街頭ヴィジョンを見上げます…。

     男性キャスターさん:「最近仕事のキャンセルが続き、心配されていた愛野美奈子さんですが(←ドタキャンは「ナコナコなりきりコンテスト」だけじゃなかったのかっ!)、次のアルバム制作に向けて充電中との、直筆メッセージ出されました。また、マスコミに送られたファックスの中でも、アルバムに合わせて新曲も発表する事を…」

       これを見ているあいだ、うさぎちゃんは、大好きな愛野美奈子のニュースだと言うのに、顔色一つ変えません…。そして、ニュースの途中で振り返り、その場を立ち去ってしまいます(←て言うか、早く渡んないと車に轢かれちゃうモンね…)。

       ちなみに、その「週刊芸能ニュース」の画面に映された美奈子の「直筆メッセージ」ですが…(↓)

     「いつも応援して下さる皆様へ(←この横に、ちょっとお疲れ気味の「ナコナコ」のイラストが書いてあり、「くぴー」というタメ息らしきフキダシもある) ファンの皆さん、いつも応援ありがとうございます。美奈子は今、次のアルバム創りに向けてがんばっています。みんなと会えなくて、美奈子もとてもさみしいけど、アルバム制作に集中するために、しばらく充電したいと思っています。その代わりに、近いうちに美奈子の新しいアルバムと、パワフルな新曲を、ファンの皆さんに届ける事を約束します。みんな期待して待っててね♡“ 愛野美奈子(←この横にサイン)(←※いかにもアイドルらしい、当たり障りのない文面ですな。だがしかしっ! 彼女は決してウソはつかなかった…なぜなら、次の「新曲」は確かに「パワフル」だったからだっ!「♪べいべ、べいべ…♪」…ワシも期待して待っとるよ〜っ!)。

 

        ★  ★  ★  ★  

       その夜…。

       こちらは、その美奈子が、潜伏先のホテルの一室で、これは、三面鏡がある洗面所ですかねぇ? コップで水を飲みながら、テレビニュースの音声を聞いております…。

     女子アナさん:「…から姿を消し、心配されていた愛野美奈子さんですが、マスコミ宛にメッセージが届き、その中で、現在次のアルバムに向けて、充電中である事が分かりました」

       居間では、アルテミィ〜スがテーブルの上に乗ってそのテレビを見てます…。

     女子アナさん:「現在の居場所については極秘だそうですが、一時期病気説が流れていただけに、ファンの皆さんも、取り敢えず…」(←おおっ、このテレビ画面で紹介されてる美奈子の資料映像は、これ、Act.15で出て来た「肩金」のプロモーション・ビデオですな。しかもあの時映ってたのとはまた別のシーンです(←衣裳と背景は同じ)…これってフル・バージョンないのかなぁ…)(←ないだろうなぁ…)。

       美奈子は、ベッドルームから、ベッドの上に置いてあった雑誌を持って居間に出てきます。アルテミィ〜スは、「はあ…!」とため息をついてリモコンのスイッチを切り、美奈子の方を向きます(←おおっ! この一連の動作を、ぬいぐるみがカット割りなしでやってのけたぞっ!)「敵も我々を見つけられないでいるようだし、少しは時間を稼げるね?」。美奈子は黙ってうなずくと、雑誌を開きながらソファへ向かいます。

       「美奈子、体調は?」「うん…。だいじょう…」…そう言いかけて、美奈子は手に持ってた雑誌を床に落としてしまいます…。「あっ…!」。美奈子は片手で頭を押さえ、そのまま固まったようにソファに腰掛けます。「美奈子っ!?」。それから、ソファに倒れ込んで、目を閉じてしまいます…。「美奈子っ!」。あれれ?…なんですか?! 美奈子は体の具合が悪いんですかね?!(←ただの貧血に見えなくもないですけど…)。

        ★  ★  ★  ★  

       「♪じゃ〜ん…ひとみは〜いつ〜も〜ジュ〜エル〜(ジュ〜エル〜)…♪」(←ここでオープニングですっ♪)

 

        ★  ★  ★  ★  

       オープニング開けは、ダーク・キングダム…。

       クンツァイト:「大いなる悪クイン・メタリアは、あと一歩で目覚める」。ベリル様:「…クイン…メタリア……。クンツァイト。さらにエナジーを集めよ。クイン・メタリアを完全に目覚めさせるのだ!」「ご命令いただかなくとも、私はクイン・メタリアのためだけに、動いておりますれば…」「!…」

       ネフライト:「キサマ! ベリル様のためではないと言うのか!」「ベリル様にはオマエがいるだろう?…少しは役に立って差し上げたらどうだ?」。ベリル様は、そんな二人のやり取りを、何か様子を窺うように黙って見てます…(←前回の「エナジーファーム」作戦がそれなりの成功を収めたので、どうやら、ある程度クンツァイトを好きにさせて、彼の真意を推し量ろうという意図も見受けられますが…)。

       それにしても、まさかとは思いましたが、初めてダーク・キングダムの作戦が成功しましたな。『アリジゴク妖魔』はマーキュリーに倒されましたが、やはりあのシステム自体は画期的だったんですな。やはりクンツァイトはタダモノではありませんな…。

       とその時です…。どこからともなく、「ベリル様…」という、あの、懐かしい、今にも舌噛みそうな響きの声が…。そうですっ! 前回復活したジェダイトくんが、職場復帰のご挨拶にやってまいりました…。

       ベリル様:「目覚めたか…」。ジェダイトくんは、会議室の入り口前で跪き、「長いあいだ、申し訳ありませんでした…『コトのほか、下痢と腹痛があまりにもひどく…』。そんなジェダイトくんに、ベリル様は優しく微笑みかけながら、「よく戻ったな。またわらわのために働いてもらうぞ…『取り敢えず、便所掃除から頼むぞよ…』「はいっ!…この命かけて!…『ピッカピカにしてご覧に入れますっ!』

        ★  ★  ★  ★  

       日付変わって、十番中学にて…。

       今回も家庭科の授業です…「はぁいっ、本日の授業はここまで。A班の課題は、今日やった基本を踏まえてマフラーを編むこと」。A班一同:「はい」(←いいお返事ですな…)。「B班の人はワンピース。頑張って下さい」。B班一同:「はい」(←いいお返事ですな…)。「提出は期末テストまで。せっかくだから、ワンピースは、誰か着てくれる人。マフラーは誰かあげる人。そういうのをイメージして編むと楽しいわよっ、恋人とかねっ!」。こ、こっ…、こいびとだぁ?!ってコラァ〜っ! 教師が中学生相手にそんなコトぬかしちゃっていいのかーっ!(←ワシが娘の父なら学校に怒鳴り込んどるぞっ!)…て言うか、B班の女子には、『カレシが着てくれるコトをイメージして』ワンピース作れっちゅーんかいっ!(←……まあ、でも、それなら、是非ともうさぎちゃんに、地場衛のワンピースを作って欲しかったがな…)。

       ちなみに、最初にこのシーンを見た時、ワシは、窓側の列がA班で、廊下側の列がB班だと思ってて、なのに、廊下側の列にいる亜美ちゃんがナンでマフラーを編んでたのか不思議だったんですが、よく見ると、B班というのは、廊下側の列の、さらに後ろの2つのテーブルだけだったんですな。その人達だけ、毛糸と編み棒ではなくて、布や型紙や裁縫道具などがテーブルの上に出てますからね(←亜美ちゃんは毛糸と編み棒ですから、亜美ちゃんのテーブルまでがA班です)。つまり、最初にどっちを作りたいのかを希望して、編み物のマフラーで「楽」したい多数派がA班になり、お裁縫のワンピースで「難関」に挑みたい少数派がB班となってた訳ですな(←って、実際どっちが難しいのか知らんけど…)

     ※ 後日、ワシが実家に帰ったおりに、ナニげに母に尋ねてみたところ、「結局はどっちもどっち」という答えが返ってまいりました。実際に簡単なのはマフラーの方だが(←マフラーは真っ直ぐ編んでけばいいので)、場所を選ばない代わりに根気が要るし、一方ワンピースの方は、作業工程は多いが、授業なら型紙があるはずだから(←確かにあった)、ミシンを使えばマフラーほど時間はかからないそうだ。

       ちなみに、前回も書きましたが、家庭科の授業があるという事は、今日は自動的に『木曜』という事になりますから(下図参照↓)、あれからちょうど一週間が過ぎ去って、今日はAct.17の放送日である『1月31日(土)』を飛び超えて、もう『2月5日(木)』だという事になりますな。教室の窓側の壁にかかってる時計も、ちょうど「1時55分」を指してて、5限目の終業時間を告げるチャイムが鳴っております。

 

1限

英語

国語

体育

音楽

英語

2限

社会

美術

数学

英語

美術

3限

体育

数学

理科

国語

理科

4限

理科

社会

国語

数学

社会

5限

国語

英語

英語

技/家

数学

6限

数学

 

音楽

 

国語

       で、そんな先生の話を聞いて、うさぎちゃんの隣に座ってたなるちゃんが、「うさぎは当然地場くんだよね?」と、教室中に響き渡る声で話しかけております。「えっ!…」。そう言われて、うさぎちゃんは、思わず、地場衛のマンションの前で見た光景⇒(地場衛が後ろを振り向いて、『やべっ、見られちった』みたいな顔して、その横にいた女性も振り向いて、うさぎちゃんを見てます…)⇒を思い出しております…。

        ★  ★  ★  ★  

       クラウンにて…。

       うさぎちゃんが、テーブルに座ってタメ息をつくような仕草をしております。その隣で、亜美ちゃんはもう家庭科のマフラーを編み始めております。みんな私服姿です。レイちゃんだけいませんな。

       で、今来たばかりのまこちゃんが、上着を脱ぎながら、「へぇ〜、1組の課題もマフラーなんだ?」「ワンピース作りも選べたんだけど、私、マフラーなら得意だから…」「いい色…。でも亜美ちゃんぽくなくない? だれ用?」「お母さんの、大好きな色なの。あげる人をイメージして、って言われたから…」「ああ、先生そう言えばそう言ってたねぇ?」(←そっちでも「恋人とか」って言ってたんかっ!)。「あたしは誰にしようかなぁ…(←ちなみに実写版のまこちゃんは、Act.6のタケル以来、全くオトコに縁がなく、アニメ版のようにやたら惚れっぽいというシーンもなく、今現在は特に意中の人もいないみたいですなぁ…)。あ、うさぎぃ、うさぎは誰か決めてる?」「えっ!?……」(←またあの時の、地場衛が振り返って『やべっ、見られちった』みたいな顔した瞬間を思い出しております)…「…私は……」…うさぎちゃんは顔を背けながら…「…(心の声→)私は……」…するとここで、うさぎちゃんは、いきなり笑顔で前を向き、「当然っ! タキシード仮面でしょっ♪」

       「は?」「どうして?!」「だって地場衛なわけないじゃん!」(←亜美ちゃんに。これは、さっきの家庭科での『なるちゃん発言』を否定してるんですな)。「私が好きなのはタキシード仮面なんだからっ!」(←まこちゃんに)。「ナニ言ってんの?」「あっ!」(←いきなり立ち上がる)。「私も毛糸買いに行こうっとっ!」(←「私も」と言うのは、亜美ちゃんがクラウンに来る途中で毛糸を買って来たという意味ですな)。「タキシード仮面のイメージでっ♪」。うさぎちゃんは、ルナカラに設置されてるロッカーから荷物を取り出すと、さっさと出て行ってしまいました。

       ちなみに、いつの間にか階段の横に、オシャレなロッカーが置いてありますな。四角いボックスを五つ十字型に組んで、それを斜めに倒す形で置いてあり、半透明のガラスの扉には透明のマークが施され、真ん中のうさぎちゃんのが三日月、右上まこちゃんとその対角線上の左下レイちゃんのがハート型、左上亜美ちゃんとその対角線上の右下プリンセス?のが星型…そしてボックスの奥の板にそれぞれのセーラーカラーが施されてます。これが画面に映されるのは今回が初めてです。前回も前々回も、クラウンのシーンではこのスペースは映されておらず、更にAct.14まで遡って確認したら、当時はまだここには何もありませんでした。

       「ちょっとうさぎっ!」。うさぎちゃんは返事もせず飛び出してってしまいました。まこちゃんは亜美ちゃんに、「ナンかあった?」「わかんない…」(←唯一の苦手分野なので、本当に分かってません)。「ちょっと行って来るからレイに言っといて」(←唯一の得意分野なので、ナンか気になるようです)。「あ、今日レイちゃん来ないって。お母さんの命日だから、教会に行くって」「…教会?…」。…教会?!

        ★  ★  ★  ★  

       その教会にて…。

       墓石には、「RISA HINO 1963〜1995」と彫ってありますな…享年32歳ですか…(←ちなみに「1963〜」って、ワシとタメじゃないか…)…てコトはこれ、お亡くなりになられたのは9年前で、レイちゃんが5歳の時って事になりますな…(←って、5歳ってまだ幼稚園児じゃないかっ!)…あれぇ〜?! おかしいなぁ…Act.10におけるワシの調査によると、レイちゃんのお母さんがお亡くなりになられたのは、「新・講談社の絵本 かぐや姫」(←税込み¥1,575)の発売日から考えて、「2001年4月」以降のはずだったんだが…(←ひょっとしてこの発売日は重版か?)(←やっぱり、ちゃんと買って確かめるしかないかなぁ…)(↓)

 

       それに、あの時の子供時代のレイちゃんは、どう見ても幼稚園児には見えかったような気が……ま、いっか…(←きっと、アレは単なるイメージ映像だったんだねっ♪)。

       何はともあれ、レイちゃんは、墓石の上に献花して腰を落とし、しばし十字架を見つめてから、両手を胸の前で握り合って、目を閉じてお祈りを捧げるのでありました…「…………『巫女さんなのに…アーメン…』。ちなみに、建物の入り口に、「St.Juban Church」って書いてありますな。

       するとそこへ、神父さんがやって来て、お祈りして目を閉じてるレイちゃんの顔を覗き込むようにして、こう言います…「オカサン、ヨロコンデルデショ?」「……『ってナンだよ? いきなり! まだ祈ってる最中だろがこのタコっ!』(←目を開けて、じっと目の前の十字架を見つめてるレイちゃん…)。「アナタガ、オトサント、イショニキタラ、モットヨロコブデショ?」。しかしレイちゃんは、じっと前を見据えたまま、「父は……母が死んだ時にも仕事をしていたような人です…(←かすかに唇をかむような仕草をします)…母も望んでいないと思います…」(←声が若干震えております)。それを聞いて神父さんは、ただ黙って、諭すように、レイちゃんの肩に手を置いてから、何も言わずに去って行きました…。

       どうやらこの神父さんは、火野家の家庭の事情に精通してるみたいですな…。それで、普段からこうして『お父さん派』なので、ナニげにレイちゃんは、この神父さんがうっとおしいのかもしれませんなぁ…挨拶もしませんでしたからねぇ…。

        ★  ★  ★  ★  

       一方、それと同じ頃、教会の中の礼拝堂では、美奈子がひざまずいて、お祈りを捧げているのでありました…「…………『実家は岩手だけど…アーメン…』

        ★  ★  ★  ★  

       ダーク・キングダムにて…。

       ネフライトが、どうやら、クンツァイトに手柄を一人占めされて焦ってるらしくて、復活したジェダイトくん相手に愚痴をこぼしてるようです。ジェダイくん:「あのセーラーVがプリンセス!?…『そいつぁびっくしだったなぁ…!』。ネフライト:「ああ、幻の銀水晶を持っている。それさえあれば、クイン・メタリアを一気に復活させられるのだが…。不覚にも、行方を見失ってしまった」(←一応、「不覚」だったんだ?)「おかげでクンツァイトはつけあがるばかりだ。ベリル様への態度も、目に余る!」

     その頃クンツァイトは、別の場所で、一人で剣の稽古中なのでした…「くしゅんっ!…………『ちっ、ネフライトが悪口言ってるな…』

       ネフライト:「ベリル様を押しのけ、クイン・メタリアの力を我が物にするつもりかもしれんっ!」。ジェダイトくん:「バカなっ!…オレがエナジーを集める。クイン・メタリアはベリル様のためにっ!」(←って…そうは言うけどねぇ…今やキミのあの『クリ拾い』みたいな前近代的なやり方じゃ、とてもクンツァイトにはおっ付かないと思うぞ…)

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは、うさぎちゃんとまこちゃん…。

       うさぎちゃんは、笑顔ですたすた歩いております…。そんなうさぎちゃんを、まこちゃんが追い駆けて来て呼び止めます…「うさぎ! 何度も言ってるだろ? タキシード仮面は敵だって!」「私も言ってるでしょ? 何度も助けてくれたってっ♪」「でもドロボーだよアイツはぁ!」(←出たっ、ドロボー嫌い)。

        ★  ★  ★  ★  

       で、毛糸屋さん(←て言うか手芸屋さん?)にて…。

       「…(心の声→)ピンク…」(←ピンクのマフラーを、セーラームーンではなく、うさぎちゃんがタキシード仮面の首にかける…の図…)…「は、違うよな…」

       「…(心の声→)水色…」(←水色のマフラーを、セーラームーンではなく、うさぎちゃんがタキシード仮面の首にかける…の図…)…「は、違うよな…!」

       「…(心の声→)黄色っ!…」(←黄色のマフラーを、セーラームーンではなく、うさぎちゃんがタキシード仮面の首にかける…の図…)…「は、違うか…」

       おそらく、うさぎちゃんとタキシード仮面のツーショットなんてのは、こういう妄想シーンでもなけりゃ、そうそう見られないんじゃないでしょうかね?(←Act.4で『クマさん着ぐるみ』とのツーショットってのはありましたが…)。

       「レイも嫌な感じがするって言ってたし。とにかくドロボーってのがダメなんだ」(←やっぱりかっ!)。「うん、ダメっ! 他の見ようっ!」「うさぎっ、聞いてる?!」「うんっ! 聞いてるっ♪」

        ★  ★  ★  ★  

       結局、白の毛糸を選んだうさぎちゃん…。

       お店を出て歩道を歩きながら、それを高く放り投げてキャッチし、嬉しそうに「毛糸はオッケぇっ♪」「だからぁ…タキシード仮面はやめときなって!…『いずれ逮捕されて留置場に送られて』…悲しい思いするコトになるから…」「あ〜っ! お腹空いちゃったっ!」(←突然走り出す)。「うさぎぃっ!」(←追い駆ける)。うさぎちゃんは、なんか、嫌なコトはさっさと忘れて自分自身を元気づけようと、一生懸命になってるかのようです…。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは、「St.Juban Church」の礼拝堂の美奈子…。

       お祈りを終えた美奈子が、帽子を被りながら礼拝堂から出て来ます…。すると、反対にレイちゃんが、礼拝堂の方へ向かって教会の門をくぐって来ました。まさに、ついに、、あ…という、歴史的瞬間が訪れるのでした…。しゅぅーんっ!(←ジェット機が通り過ぎるような、二人のすれ違う音)。しゅぅーんっ!(←もういっちょオマケに、別アングルから…)。がしかしっ! この瞬間、どういう訳か、二人はすれ違ってもお互い相手の事に気付かず、そのまま通りき過ぎて行ってしまいます(←お互い、めちゃめちゃ考え事をしてたんでしょうなぁ…と、ここは強引に納得…)

       するとそこへ、「スイマセン!」という神父さんの声がして、レイちゃんは後ろを振り向きます。

       すると、「どうしたんですか?」と聞く美奈子に、神父さんは、「チョトテツダッテクダサイ、コチ」と言って、美奈子を連れて行きます。それを見て、レイちゃんもそのあとをついて行きます。

       「ハイ、コチィ…」「!…『はっ』すると、門の外に、デッカイ犬が寝そべっていて、「ステラァレタミタイ。ヨワッテル」と言いながら背中を撫でます。美奈子もしゃがみ込んで、背中を撫でて「かわいそう…」と言います。するとレイちゃんも門から出て来て、犬の前にしゃがみ込み、無言で見つめます(←なぜか終始無表情…)。それを見て美奈子は、「…(心の声→)セーラーマーズ…!」(←おそらく、美奈子は前世の記憶があるので、このように、心の中では、変身してなくてもセーラー戦士を前世名で呼ぶんですな。うさぎちゃんの事も「セーラームーン」って言ってましたからね。それにしても、変身してない『レイちゃん』『セーラーマーズ』って呼ぶのって、ナニげにカッコいいなぁ…)。

       すると、美奈子の視線に気付いたレイちゃんが顔を上げて美奈子を見ますが、こちらはやはり全く表情を変えません。美奈子はそんなレイちゃんを見ながら、「…(心の声→)どうしてここに!…『改宗したのかしら?』

       さて、このシーンなのですが、ワシはどうしても何か腑に落ちないものがあって、例のごとく何度もここばかり繰り返し見て検証したのですが、その結果、以下のような事実が判明いたしました…(↓)

1.       まず、この犬が「ステラァレタ」場所ですが、これ、門の横に「聖十番教会」という看板(←表札?)があり、つまりこれがこの教会の『表門』なんですね。で、ワシは最初このシーンを見た時、この『表門』と、レイちゃんが最初に入って来た門は別の門だと思ってた訳です(←墓地から礼拝堂へ続く『裏門』か何かだろうと…)。ところが、よく見ると、実はこれは同じ門だったんですね。門自体のデザインや形も同じですが、その横の内側の植木や外側の花壇が、門を挟んだ内側と外側の映像から、双方一致してる事が確認できます(←※また、次回にも、レイちゃんがこの『表門』に自転車で乗り付けるシーンがあり、その際、教会の向かいの家の塀も見え、その塀が、今回、レイちゃんが最初にくぐって来た門の向かいに見える家の塀と同じなのが確認できます)。

2.       つまり、レイちゃんは最初、この『表門』をくぐって入って来た訳です。と言うコトは必然的に、レイちゃんはこの時すでに、この門の前に犬が弱って倒れてるのを見て知ってた事になります。それで、レイちゃんは神父さんを呼ぶために、門をくぐって礼拝堂の方へ向かってた訳です。よく見るとレイちゃんは、門をくぐった瞬間、一瞬、辺りを見渡すような仕草をしてから歩き出してるのが分かります。これはレイちゃんが、墓地にお墓参りに来る以外はこの教会に用がないため、この門をくぐったのがおそらくこれが初めてだったらしい事を示唆しています。つまり、たまたま帰りがけに門の前で犬を見つけたので、それで神父さんを探しに入って来たのであって、美奈子のように礼拝堂でお祈りを捧げるためではなかったのです(←当たり前じゃっ! お墓参り自体はお母さんがクリスチャンなら仕方ないが、いくらなんでもレイちゃん自身は巫女さんだぞっ! 礼拝堂に一体ナンの用があるっちゅーんじゃっ!)(←※これについては、DVD第4巻の「映像特典」のトークコーナーの中でも、レイちゃんの中の人が、「私はぁ、えっとぉ、巫女さんなのにぃ、教会に行きます。大注目…」と自らツッコミを入れつつ、「今後(Act.17〜)の見どころ」を紹介しておりました…)。

3.       なのでレイちゃんは、一刻も早く『犬の事』を神父さんに知らせようとしてた訳ですから、すれ違った美奈子に気付く余裕なんか勿論ない訳です(←それが芸能人の愛野美奈子だと知ってようがいまいがです)。一方の美奈子は、お忍びで教会に来ており、人に気付かれて騒がれないよう帽子を深く被って顔を伏せてますから、そもそもすれ違う人の顔など見ようとするはずがありません(←Act.11でも、病院内でうさぎちゃん(※とまこちゃん)と同じようにすれ違っても、やはり気付かなかったのですから)。

4.       そしてレイちゃんは、ちょうどそこへ、「スイマセン!」という神父さんの声がしたので振り返り、『犬の事』で神父さんに用があったから、当然神父さんのあとについて行きます。

5.       神父さんは神父さんで、レイちゃんよりも一足先に墓地からここに来ていて、それで先に犬を見つけていて、おそらく教会の事務所に誰かを呼びに行ってたはずです。ですが、そこに誰もいなかったので、戻って来たら、ちょうど美奈子が礼拝堂から出て来たので、彼女に声をかけたんです。

6.       という事は、美奈子がこの教会に来て、彼女がこの『表門』をくぐった時には、まだ犬は「ステラァレ」てなかった事が分かります。

7.       そんな訳だったから、美奈子は犬を見た瞬間「!…『はっ』としたのですが、一方のレイちゃんは、犬を見ても表情一つ変えず、「……『やっぱり捨てられちゃってたんだ…』という感じでじっと見てたんですね。

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       で、教会の事務所(?)だか、神父さんの部屋(?)だかにて…。

       神父さんが、犬に毛布を掛けて、頭を撫でます…。美奈子も毛布の上から犬の背中を撫でます…。レイちゃんは、毛布を尻尾にまで掛けてあげてます…。「カラダガ、ヒェテルミタイデスカラ…、アタタメテ、アゲレバ、ヨクナルデショ?」「よかった…」。その横で、レイちゃんも嬉しそうにうなずきます。

       そこへ、シスターさん(←日本のかた)がやって来て、「神父さま?…そろそろ出かけないと…」と声をかけます(←おおっ! さっき神父さんは、このシスターさんを探しに行ってたんですなっ!)。神父さんは、「アソデシタネェ?…」と言って立ち上がります。

       でも、一度行きかけた神父さんが、犬を見ながら心配そうに立ち止まったので、すかさずレイちゃんが、「あ、私、見てますから♪」と神父さんに声をかけます(←さすがだ…)。すると、そんな神父さんを見てなかった美奈子も、すぐに顔を上げて「私も♪」と言います(←便乗したな…)。「アリガト。タスカリマス」

       そのあと美奈子は、犬の頭を撫でながら、「だいじょうぶ…」と言います。レイちゃんは、なぜか尻尾の方ばかり見てましたが、ふと顔を上げると、じっと美奈子を見つめます…「…『こいつ、どっかで見たような…』

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは、うさぎちゃんとまこちゃん…。

       ハトがいっぱいいる公園のベンチに腰掛けております…「冬はやっぱり焼きイモだよね〜♪」。まこちゃんは、ポップコーンをハトにあげてます(←ハトさんが食べやすいように、指先で握りつぶして、小さく砕いてからあげてます)。うさぎちゃんは急に芋をのどに詰まらせ、「うはっ、うっ、うっ…!」と胸を叩きます。「だいじょぶ?」「まこちゃん、あとで編み方とか教えてね? 授業で聞いてただけじゃ分かんなくてっ!」「いいけどぉ…タキシード仮面のためじゃないからね? 学校の課題だから!」「わかってるって!」「けどさ、うさぎ…ホンットにタキシード仮面のコト?」「そうだよ? どうしてぇ?」「いや…、前はそんな風にハッキリ言わなかったからさ…」(←恋愛が絡むと急に鋭くなる人)。「…そうかなぁ…?」

       と、ここでうさぎちゃんは、ふと、Act.13の『肉まん半分こ』の場面を思い出しております…⇒(「…ちょっとはぁ、ありがとって言うか…」)。それにしても、ナンでいきなりこのシーンを思い出しちゃってるんでしょうか?⇒『寒い冬に、外であったかい焼きイモ…』『寒い冬に、外であったかい肉まん…』…か?

       それで、だんだん表情が沈みかけていきますが、無理やり空元気を取り戻すと、いきなり「よしっ!」と立ち上がり(←ハトが一斉にばばばぁっ!「クラウン行って一曲歌おうっ!」「えっ?」。で、いきなり勝手に走り出しちゃいます。「ナンなんだいったい?!」。まこちゃんはベンチの上の荷物を見て、「毛糸忘れてんじゃんっ!…うさぎヤル気あんのぉっ!」

        ★  ★  ★  ★  

       再び「聖十番教会」…。

       美奈子は犬の背中を撫で、レイちゃんは今度は頭の方に回って、タオルで犬を拭いてあげます…。で、レイちゃんは、ナニげに部屋の隅にあるマガジン・ラックに目をやると、何かに気付いたように、美奈子の顔を覗き込み、そしてまたラックを見ます。「ああ…、やっと分かった…」「…『ぎくっ…まさか…』。レイちゃんはおもむろに立ち上がって、そのマガジン・ラックから雑誌を取ると、「会ったことあるような気がするはずよね…」と言います。

       ちなみにその雑誌の表紙には、「業界騒然!!人気アイドル 愛野美奈子M失踪!? 一部では病気説も・・」とありますな。雑誌のタイトルは見切れてて分かりませんが、「週マダムーン」じゃない事は確かです…こっちはちゃんと「週刊」ナントカって雑誌です。

      後日「美少女戦士セーラームーン完全版メモリアルブック (小学館のカラーワイド)を見たところ、この時の雑誌が資料として掲載されており、「週刊スター」となっておりました。

 

       それにしても、「会ったことあるような気がするはずよね…」いうレイちゃんのこの何気ない一言は、実に巧妙と言うか、絶妙と言うか…。と言うのも、さっき神父さんがこの部屋から出て行った直後に、レイちゃんはナニげに美奈子の顔を見つめてたんですが、つまりレイちゃんはその時、美奈子の顔を見ながら、「会ったことあるような気がする」って考えてた訳ですよね。でも、これ、単に一般人が芸能人に遭遇しただけなら、普通なら会ったことある」ではなく、見たことある』って思うはずなんです。それなのに、レイちゃんはずっと、彼女が芸能人だとは気付かずに、会ったことあるような気がする」って考えてた訳です。で、実際この二人は「会ったことある」訳ですから(←その時はセーラーマーズと「セーラーヴィーナス様」として会ってる)、勘の鋭いレイちゃんが「会ったことあるような気がする」って思うのは当たり前なんですな。さて、そうなると、仮にそのままレイちゃんが雑誌に気付かず『こいつ誰だっけ…?』と考え続けてたら、霊感の強いレイちゃんですから、ひょっとしたら、この時点で彼女が「セーラーヴィーナス様」だと気付いてしまった可能性だってあるはずです。ところが、たまたまそこに雑誌が置いてあったがために、そこでレイちゃんの疑問が一気に解決してしまい、『実は彼女は「セーラーヴィーナス様」だと言う、レイちゃんにとっての本当の答え』が消し飛んでしまった訳です。この何気ない手続きは、実はあとあと重要になってきます。

       そしてレイちゃんは、その雑誌を美奈子に見せます。すると美奈子は、それを見せられた瞬間、「…『ナンだよ脅かすなよ、「会った」とか言うから正体がバレたかと思ったよ』みたいなマジ顔になって、一瞬目を伏せ、かすかに『ほっ』とします…ですが、すぐに顔を上げて「うふっ」と軽く吹き出すように笑ってみせます。するとレイちゃんは、「え?…『ナニが可笑しんじゃコラァ!』と言います。すると美奈子は、「あたしのコト知らない女の子、初めて会った」と言います(←え? 「女の子」?…じゃあ『男の子』ならいるんか?)。するとレイちゃんも微笑を返しながら、「あたし、テレビとかあんまり見ないから…『芸能人だからって誰もが知ってると思うなよコラァ!』と言い返します。そう…実写版のレイちゃんはテレビをあまり見ない…。つまりアニメ版のレイちゃんとはまるで逆なのである。

       ※ ちなみに、実は原作には、「レイと美奈子の女子校バトル」という番外編があって、その中に、こんなヒトコマがありました…(↓)

     「レイちゃんてばおじーちゃんと二人ぐらしでテレビだって見ほーだいのクセに」 「家にいるとあんま見ないのよねえうるさいしくだらないし(カルピスこども劇場とデビルマンはみてたけど)」 (←「美少女戦士セーラームーン (13) (講談社コミックスなかよし)、及び「美少女戦士セーラームーンショートストーリーズ 1 新装版 (KCデラックス)より)。

 

       「デビルマン」を見てたなんて、なんかレイちゃんらしいですな。でもデビルマンって、アニ版と原作では大きく違うから(←実写版映画は論外)、ワシがこよなく愛する原作デビルマンも是非読んで欲しいな…(←ただし、その際は「完全復刻版」の全5巻のみを強くお勧めします。愛蔵版や文庫版などは、後に描かれた「新デビルマン」なる余計なエピソードの追加や加筆が施されたもので、オリジナルの持つ完全無欠な世界観に中だるみをもたらしてしまってます)(←原作デビルマンが、ジャンルを超えて、のちのクリエイター達に及ぼした影響は計り知れず、ご他聞に漏れず、このセーラームーン作品(←特に実写版)にもその影響が見られますモンね)。ところで、どうでもいいんだけど、密かにセーラームーンの原作者さんは、セーラームーンもデビルマンぐらい原作とアニメの線引きが徹底した改良であれば、レイちゃんで泣かされるコトもなかったって言いたかったのかなぁ…。でも、そのこだわりが、この実写版レイちゃんとなって結実してくれた訳ですからね。

     

   

       蛇足ながら、ちなみに「カルピスこども劇場」(毎週日曜19:30より)というのは、厳密には「フランダースの犬」(1975)、「母をたずねて三千里」(1976)、「あらいぐまラスカル」(1977)の三作品のみを指すのですが、

  

       「デビルマン」(1972〜3)(毎週土曜20:30より)の放送当時は「カルピスまんが劇場」の冠で「ムーミン」(1972)、「山ねずみロッキーチャック」(1973)、「アルプスの少女ハイジ」(1974)とかがやってたので、

    

       ワシの想像では、おそらくレイちゃんが見てたのは、たぶんこっちの方を指してるんじゃないかとも思うんですけどね(←て言うか、ワシのガキ時代がまさしくそうだっただけなんですけど…)。

       で、レイちゃんは美奈子の横に戻ってしゃがむと、「でも、友達にすっごいファンの子がいるの…。前に病院でサインもらったみたいなんだけど…『あ、勘違いしないでね? あたしは死んでも要らないわよ?』。美奈子は、一瞬わざと考える振りをしてから、「うん、覚えてる」と言います…言いますが…、あのぉ、ちなみに御二方…ワシの記憶が間違ってなければ、あの時「病院でサインもらった」のは、確か全部で二人いたと思うんですけどぉ……『テメェラあたしを忘れてんだろがコラァっ!』

       ところで、今回これでやっと、セーラーチームの「愛野美奈子」度のデータが完全に出揃いましたな…⇒『熱烈なファン』と、『隠れファン』と、『今更うさぎちゃんには言えないけど流行ってたから聴いてただけの俄かファン』と、『興味なし』

        ★  ★  ★  ★  

       で、その「すっごいファンの子」はと言うと…。

       クラウンで、「セラビー」を熱唱中なのでありました(←振り付きで跳ねたり叫んだりと、そりゃもう大騒ぎでさぁ!)…一方、亜美ちゃんとまこちゃんは、そんなうさぎちゃんを横目に見ながら、真面目にマフラーを編んでおります…おりますが…、二人の視線は、ナニげに冷ややかなものとなっております…。

        ★  ★  ★  ★  

       再び「聖十番教会」…。

       「芸能人でも、一人で教会に来たりするのね…」(←あのぉ、それって、特に職種に関係ないと思うんスけど…)。「……好きなの。…なんか…色々考えられるから…」「色々?」「うん…。色々…」。ナニげに美奈子の目がうつろになって、何か考え事を始めると、レイちゃんは心配そうな目で美奈子を見つめます。

       レイちゃんの事ですから、さっき見た雑誌の表紙に「業界騒然!!人気アイドル 愛野美奈子M失踪!? 一部では病気説も・・」とありましたから、その事と絡めて『何かあるのかしら?』と考えてるんじゃないでしょうかね?

       するとその時、『ぶぅ〜〜っ…あらっ、ごめんなさいっ!』「フハハ(笑)…『芸能人でも、オナラが出たりするのね…』。もとい、「グゥ〜ッ…」っと犬のお腹が鳴り、「フハハ(笑)」と二人は顔を見合わせて笑います。「お腹が鳴るならもう大丈夫」。美奈子は自分の上着のポケットをあさり、「のど飴しかない…」「この子にはちょっとムリね」。すると美奈子は、その飴をレイちゃんに差し出します。「ありがとう」「うふっ」

        ★  ★  ★  ★  

       そんな頃、その外では、神父さんがお出かけのようで、アタッシュケースを片手に、礼拝堂の方から出てまいりました…。

       で、神父さんがナニげに上を見ると、ナンと、二階のベランダの手摺りに妖魔が立ってます(←こいつも、命名の難しいニュータイプ妖魔ですが、ナニげにエリマキトカゲみたいな襟巻きがあるので、『エリマキトカゲ妖魔』と名付けよう)『エリマキトカゲ妖魔』は、いきなり「タァッ!」と飛び降りて、神父さんに襲い掛かります。「ア゛ァッ!」。ケースの中から書類が飛び散ります。

        ★  ★  ★  ★  

       すると、その気配を鋭く察知したレイちゃんっ!…「!!」…と、犬っ!「!!『ゴールデンレトリバーパワー・メイク・アップだワンっ!?』。レイちゃんは思わず立ち上がり、「…(心の声→)妖魔っ!」、突然駆け出して部屋を出て行こうとします…が、ドアを開けたところで、美奈子の方を振り返り、「あ、ちょっと…『トイレ…』と言って出て行きました。美奈子は、その不審な様子を見て、「まさか…『下痢?』と言います。

        ★  ★  ★  ★  

       レイちゃんは外に飛び出し、いったん門の方へ行きかけて、右方向に妖魔がいるのを見つけると、方向転換して礼拝堂の方へ向かいます(←やっぱ、この教会の敷地内に精通してないみたいですな)。そして妖魔に向かって、「待ちなさいっ!」「フッ!」。レイちゃんはすかさず、「マーズパワ〜、メーイク・アップ!」と変身します。「炎と情熱の戦士、セーラーマーズ! 火星にかわって、おーしおきよっ!」(←久々の名乗りです)。

       で、すかさず「妖魔〜退散っ!」を放ちますが、妖魔はナンと、これをかわして逃げ出します。マーズが妖魔を追って走ると、そのあとから、美奈子も出て来てそのあとを追います。すると、どこからともなく「美奈子っ!」というアルテミィ〜スの声がして、美奈子が立ち止まると、「今は戦うのはムリだっ!」と言います。しかし美奈子は、妖魔を追って走って行くマーズの後ろ姿を見ながら、「でも…!」と立ち尽くしています。

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       こちらはクラウン組…。

       三人は帰宅の途に着き、街なかの歩道を歩いております。「いやぁ〜、タキシード仮面にピッタリのマフラーになりそうだよね?!」「ナニ言ってんだよ、ほとんど編んでないじゃん…!」「うんダイジョブだって!」。亜美ちゃんは、その会話を微笑ましく見ております…「…『フッ、大阪さん…残念だったわね、うさぎちゃんが好きなのはタキシード仮面なのよ。これでこの分野でも私が一歩リードね…』

       するとそこへ、突然ルナから出動命令の連絡が…「みんな! 妖魔よっ! セーラーマーズが戦ってるの! 教会の近くよ! 急いで!!」「わかった…!」。一斉に走り出す三人(←それはそうと、「近くよ!」ってどこよ?…現場の指定ってけっこうアバウトなのね?…レイちゃんでもいれば、それでもいいんだろうけど…

        ★  ★  ★  ★  

       で、さすがはうさぎちゃん、その名の通り、セーラー戦士一の俊足を誇ってる模様であります…。

       で、先頭をひた走るその月野選手に続いて、木野選手と水野選手が第2グループを形成しております。しかし月野選手が歩道橋を駆け上る頃には、水野選手がやや遅れ始めました。そこで月野選手は、余裕で後ろを振り向きながら、「早く〜〜っ!」と第2グループを叱咤激励しております…。しかしおおーっと! ここで月野選手、余裕が裏目に出たか、ナンと、「ああっ!」っとデート中のカップルの男性に激突してしまい、思わずタスキ(←マフラー)を落としてしまいますっ! 月野選手、トップを独走してただけにこれは痛い…どうやらここで、無念の途中リタイヤか? しかもおおーっと! ようやく追いついた木野選手と水野選手までもが、玉突き衝突を避けて急停車してしまいました。どうやら、レースの邪魔をしたイチャつきカップルにガン飛ばしてる月野選手に、加勢しようかという体勢です。では、ここで一旦、セーラー駅伝の現場からマイクをスタジオにお返しします。

       うさぎちゃんは、ぶつかった相手が地場衛だと知ると、「!…」。一方の地場衛も、「!…『やべっ、また見られちった…!』みたいな顔をします。二人はお互いに、思わず顔を見つめ合って固まってしまいます。それからうさぎちゃんは、地場衛の横にいる、例のあの女性に目をやります。すると、地場衛も彼女を見ます。その彼女はうさぎちゃんをじっと見つめておりますが、一瞬目をぱちっとさせ、どうやら、「!…『あ、このあいだ衛のマンションの前にいた子だ』と気付いたような気付かないような…。そのあと、また、うさぎちゃんと地場衛が見つめ合い、うさぎちゃんの後ろでは、亜美ちゃんとまこちゃんも黙ってそれを見てます…。

       …と、言う訳で、妙〜に間延びしてテンポの悪い鉢合わせシーンの後、地場衛の「カノジョ」と目される女性が下を見て、「やだっ、たいへんっ!」と沈黙を破ります。すると地場衛が、慌てて彼女を見ます(←ナンだ?! キミはさっきからナニをびびっとるんだ?!)。しかし彼女は、うさぎちゃんが落とした編みかけのマフラーを拾い上げ、「まだ途中なのに、ごめんなさいっ、大切なものなんでしょ?」と、ホコリをはらってうさぎちゃんに差し出します。

       それにしても、この女性ですが…前も見ずに走って来てぶつかって来たのはうさぎちゃんの方で、しかも、ぶつかられたのは自分ではなく地場衛なのに、それでも、こうして「ごめんなさい」という言葉が出てくるところに、この女性の性格の良さと、この女性が、『私は衛と一心同体だから…』という意識を持っている、という事が表わされてますなぁ…。で、この言葉を聞いた瞬間、ワシの中で、「こりゃ宇奈月ちゃんじゃなくて、マジで「カノジョ」かもしれんぞ…」という危機感がふつふつと沸き起こってきたのでありました…(←しかもフランスパン持ってるしなぁ…。これって、つまり、これから家で一緒に食事するってコトだモンなぁ…。で、メニューは洋食系の手料理か? まあ、普通はビーフシチューとかハンバーグとかだろうなぁ…って、ンなこたどーでもよかろーがっ!)。

       うさぎちゃんは、差し出されたマフラーを受け取るでもなく、それを見つめながら、「…大切……『…この人…そんなコトまで分かるんだ…』とつぶやきます…。それから、再び地場衛を見て…「…『やっぱステキだよなぁ…』、それからまた隣の女性を見て…「…『お似合いだよなぁ…』、そしてマフラーに視線を落とすと…「…『それに引き換え……』、で、いきなり「ごめんなさいっ!」と編み物を引ったくって走り出します。

       「うさぎ!」。まこちゃんは、地場衛ではなく、隣の女性に向かって、「ちょっと急ぐんで…」と声をかけてうさぎちゃんを追います。亜美ちゃんも同じように「すいません…」と言って続きます(←要するにこの二人は、うさぎちゃんがぶつかった瞬間を見てませんから、この女性の言葉を聞いた結果、うさぎちゃんがこの女性にぶつかったのだと思ってるんですな。…地場くん:「…『俺シカトかよ…』)。

        ★  ★  ★  ★  

       「うさぎーっ、そっちじゃないだろっ!」と、まこちゃんは依然追い駆け続けますが、しかし亜美ちゃんはじきに立ち止まってしまいます…「…うさぎちゃん…『私の足じゃ追いつけない…』と、ガス欠の様子…。しかしさすがの亜美ちゃんも、どうやらうさぎちゃんの異変に気付いたみたいです。

        ★  ★  ★  ★  

       「うさぎ、どうしたんだ!」。歩道橋の階段を駆け下りたところで、まこちゃんが必死で追いついて捕まえると、うさぎちゃんはやっと立ち止まります…「……カノジョ…優しそうだよね…」「ええ!?」「…私…がんばったけど……やっぱり…やっぱり止められないよ!。うさぎちゃんは自分が走って来た方を見上げ、…私が、好きなのは…」…遠くを見つめるその視線の先には、例の女性と手をつないで歩き去る地場衛の後ろ姿があり(←これはいつもの冒頭の回想シーンではありません。彼女がフランスパンを持ってて、二人の並び方が逆ですから、現在進行形のシーンです)、その地場衛は、まるでうさぎちゃんの心の叫びが聞こえたかのように、突然「!…」と後ろを振り返ります…。

       …そうか…。そうだったのか…。今回の冒頭のシーンで、前回のラストシーンとは違って、なぜ地場衛が、最初はうさぎちゃんに気付かずに通り過ぎ、そして、急に後ろを振り返ったのかが、これでやっと分かった…。彼には、うさぎちゃんの心の叫びが聞こえるようになっていたのだ…。今までは、セーラームーンのピンチにしか反応しなかった『探知機』が、無意識のうちに、うさぎちゃんにも反応するようになり始めていたのだ…。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはセーラーマーズ…。

       マーズは、まさか援軍がそんなコトになってるとも知らず(←オトコの事でウジウジしてて遅くなったとか言ったら、怒んだろーなぁ…)、逃げる『エリマキトカゲ妖魔』を追って、体育館の舞台の下手(しもて=左側)の袖から出てまいりました。で、追い詰められた妖魔が振り返り、両者が対峙して構えます。しかしまたしても妖魔は、舞台から「ハァーッ!」飛び降りて逃げ、マーズも「フッ!」その後に続きます。…ってチョット待てっ! ナンだここは?! ナニげに、あちらこちらに「十字架」マークがあしらわれてるぞ?…あれ? そんで出入り口の上に、「St.Juban Church」の横看板がっ…! しかも舞台の下には、『マリア様の像』まで置いてあるじゃないかっ! ナニげにこの体育館は、「聖十番教会」の信者さん達がレクリエーションのために使う施設だったのかっ!?

       で、その「聖十番教会」の体育館のフロアに降り立つと、妖魔はいつの間にかフェンシングの剣を持ってて、今度こそ戦う構えを見せます。マーズは側転しながら体を入れ替え、再度「妖魔〜退散っ!」を放ちますが、しかしこれもまたかわされてしまいます…て言うかっ! その「妖魔退散」『マリア様の像』に直撃してる〜っ!! 「はっ!…『やべ…!』

       ところで、どういう訳か、この「妖魔退散」って意外とかわされやすいよなぁ…前回も『アリジゴク妖魔』に当たる寸前で穴に逃げられ、Act.4でも『サボテン妖魔』にかわされてたもんなぁ…やはり、威力の割りにスピードが遅いんでしょうかねぇ? でも、だったらそのAct.4の時みたいに、二度目はすぐに「悪霊退散」に切り替えるくらいの機転は利く人のはずなんですけどねぇ…(←ちなみに「悪霊退散」の方がスピードは遅いが(※当社比)、今まで一度もかわされた事はないので(※四天王戦では受け止められていた)、おそらく射程範囲が広いか、追尾機能が付いてるものと思われる…って知らんけど…)。あっ! そうかっ! しまったぁ〜っ! ワシとしたコトがっ! ナニげにここは教会だから、宗教上の理由で『御札(おふだ)』のご利益が効かないんだぁ〜っ!(←そうだっ! きっとそうに違いないっ!)(←て言うか、絶対そうだっっ!!)。

       で、やむなくマーズは接近戦を挑み、『練習の成果っ!』とばかりに華麗なるケリ技を繰り出しますが、これもかわされてしまい、『エリマキトカゲ妖魔』はまるで、『オマエの動きは見切った』と言わんばかりに、剣をぴよよんっ!と弾いてみせると、マーズに向かって剣を振りかざしてきます。マーズは防戦一方となり、後ずさりします。すると妖魔は、剣から青いビームを放ち、ナンと、マーズはそれをモロに食らって床に倒されてしまいました…「うっ!…『クソ〜っ…教会じゃなけりゃこんなヤツ…!』。マーズ、ピ〜ンチっ!

        ★  ★  ★  ★  

       するとそこへ、マーズのあとを追って来た美奈子が、体育館の舞台の下手(しもて)から出てまいりました…。

       ところがマーズがピンチなのを見て、美奈子は思わず、「あっ『マーズがマーズイ…なんちゃって! ぷっ…♪』。するとアルテミィ〜スが陰から、「待って!…待って、美奈子、ダメだ!『そのギャグちっとも面白くねーっ!』「でも『他にいいのが思いつかない…』(←あのぉ、そんな考えてる暇があるんなら、一旦舞台の袖に引っ込んで、変身してから出て来るってのはどうスかね?)。「美奈子っ!!『って言ってる場合かっ!』「…………『そうだったわね、今日はやっと巡って来た晴れの舞台…苦節17話…この愛野美奈子が最も光り輝く日…思えばこの日をどんなに待ちわびた事か…………………………んじゃ、ぼちぼち…』(←マジで結構タメたな…)待ちなさいっ!!(←おおっ! 美奈子の初「待ちなさいっ!」だっ!)

       「だめっ! 逃げて!!…『これ、ヒーローごっこじゃないのよっ!』「…『ここまで来て、誰が逃げるかスットコドッコイ!』と、満を持して、愛野美奈子、ついに初変身のお披露目ですっ! 「ヴィーナス…パワー…、メーイク…アップ!」。…この時の美奈子ってなんかカッコ良かったなぁ…やっぱり、亜美ちゃんの初変身の時にも感じましたが、変身に対して何かしらの葛藤を抱いてた方が劇的なんだなよな…マーズとジュピターの時はそういうものがなかったもんなぁ…(←まあ、そういうキャラ設定なんだろうけど…)。…し、しかしヴィーナス…、そのあとの変身シーンが…、これがまたナンとも…、モノスゴイ事になってて…、ご本人曰く、「私ナニやってんだろう?」状態と言うか…(↓)

1.       真っ白なレオタード一着になる(←めっちゃ地味に見える)。

2.       オレンジのマニキュアが塗られる。

3.       助走もつけずにその場でジャンプ(←鶴のポーズ)。

4.       空中で、「前方伸身宙返り一回ひねり」を行う(←さすが「体操ニッポン」が生んだスーパーアイドル…まるで、『直立不動のまま回転台で撮影した映像をCG画面上でひっくり返した』かのような完璧な演技です)(←※実際はスタントのお姉さんがトランポリンを使ってやったんだと思われる…)。で、その間にスカートとセーラーとショルダーパッドが装着される。

5.       着地すると、右手を腰に当て、ヒールと手袋が装着され、モデル歩きを始める。

6.       左右両側から分身が現れ、側転して並び立つ。

7.       分身が消えると、チェーンが腰に巻かれ、リボン飾りが胸に装着される。

8.       横向きのアングルで、足元から舐めるようにバストアップへ(←ここでティアラが装着されている)。

9.       風になびく髪を両手でそよがせるようにして、『気持ちいい〜♪』みたいな…。

10.    髪の毛の上に、新体操の選手の妖精みたいのが2名ほど、リボン(帯状布)の演技をしながら駆け抜けて行く(←髪染め係さんのようだ…)。

11.    新体操の妖精さんのリボン(帯状布)がハート型の髪飾りに変化して髪に装着され、そこから髪飾りの蝶々型のピンクのリボンが出てくる。

12.    そして、後ろを振り向く形でヴィーナスポーズを取る(←この時の、『口だけで笑う』表情が、何度見てもたまらんっ!)。

13.    そして最後に名乗りを上げる…「愛と美の戦士、セーラーヴィーナス。金星にかわって、おしおきよっ」

       ちなみに、この時のBGMは耳に残るなぁ…(←他のメンバーの変身BGMは、何度聴いてもすぐ忘れちゃうんだが…)…ナニげにこの曲は、「美少女戦士セーラームーン公式HPセーラームーンチャンネル」のBGMにも使われてる位ですからな。

       ……そうなのだ…。そうなのだよ…。この変身シーンと言うのは、アニメ版でもお馴染みの、毎回同じものが使い回される、いわゆる『変身バンク』というシロモノなのだ…。なので、このヴィーナスの『変身バンク』は、あくまでも『セーラーヴィーナスの変身バンク』として、他のメンバーとは別に、この日のために、特別にリキを入れて制作されたものなのである…。なので…、その結果…、必然的に…、あろうコトか…、ここで…、額に『戦士のティアラ』が装着されてるところを見せてしまっている〜っ!(←い、いいのか?!それで…?)。

       で、『変身バンク』が明けて現在進行形のシーンに戻ると、「幻の銀水晶はここよっ、欲しければ取ってみなさい!」(←いきなり…、何事もなかったかのように「セーラーヴィーナス様」になってる〜っ!)(←なのでワシも、何事もなかったかのように先へ進もう…)。

       で、「セーラーヴィーナス様」にそう言われて、『エリマキトカゲ妖魔』は、「○×△□!!」(←『おおっ、それがあのっ!…』って言ってる…たぶん…)。

       で、さすがにびっくりのマーズは、「まさか…愛野美奈子が…(心の声→)セーラー…ヴィーナス…『って言うか、この前より前髪が伸びてる…。て言うか、「アイドル」で「セーラーV」で「セーラーヴィーナス」で「プリンセス」で「影武者」で「リーダー」で「アルテミィ〜ス」でその上「病気持ち」って…、やたら設定多くない?』…などと、今後の展開まで含めて羨んでるうちに、「セーラーヴィーナス様」「たーっ!」(←た、た…、たあ?!『セーラーヴィーナス様ジャーンプっ!』で舞台から華麗に飛び降ります。「…『だって、アニメじゃ「うさぎとキャラ被り扱い」されたのよっ! それぐらいしてもらわなきゃワリに合わないわよっ!!』

       「セーラーヴィーナス様」は妖魔の前に立つと、とにもかくにも、いちいちポーズ取りまくりっ!(←両手でキツネさんを作り、それにキスするようなポーズを取り、それから、片方のキツネさんを前に差し出して構えます)。その様子を、アルテミィ〜スも舞台の上から心配そうに見てます。で、妖魔も妖魔で、いつ攻撃したモンか困ってます(←でも今日だけは許してあげてネ♪)。

       と言う訳で、マーズほどカンの鋭い人を、このように「まさか…」と驚かせるためには、ナニげにあの雑誌(←「週刊スター」)が必要不可欠だった訳ですな。あれがなかったら、マーズは彼女を『芸能人の愛野美奈子だ』とも知らないまま、単に、『やっぱり…この子と「会ったことあるような気がするはずよね…」という程度のリアクションになっちゃってたはずですからね。さらに、Act.8の「ナコナコなりきりコンテスト」をドタキャンさせたのも、この日のためでもあったんですな。もしも美奈子がドタキャンせず審査委員として会場に現れてたら、レイちゃんはそこで「愛野美奈子」本人と会ってしまってた訳ですからね。

        ★  ★  ★  ★  

       一方、その頃うさぎちゃんは…。

       どこだかの高速道路(?)脇の階段に座り込んで、すっかり黄昏ちゃってます…。そしてまこちゃんは、その傍らで、ただ呆然と付き添って立ち尽くしております…。で、うさぎちゃんは、編みかけのマフラーを、ぼーっと見つめちゃっております…。あ、あのぉ…ちなみに、マーズ助けに行かなくてもいいんスか?…そ、そっスか…でも、きっと、亜美ちゃんは行ってるよね…?

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       再び「聖十番教会」の体育館…。

       マーズと「セーラーヴィーナス様」は、妖魔を挟み撃ちにする形で対峙し、互いに側転して体を入れ替えると、「セーラーヴィーナス様」が目で合図し、マーズが「うん」とうなずきます。すると二人は、Act.2でセーラームーンとマーキュリーがやったみたいに妖魔の周りを回り始め、「セーラーヴィーナス様」は、『Vちゃんカッター』あらため『セーラーヴィーナス様カッター』を投げます…「ふっ!」。ところが、妖魔はこれをあっさり剣ではじき返してしまいます…かきんっ! 「はっ!…『ショボっ!』「はっ!…『いつものキレがない…!』「……『やばっ、顔に出さないようにしなきゃ…』

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       その頃、うさぎちゃんは…。

       あれ? いきなり夜になっております(←でも、もうこういうコトには驚きませんが…)。道行く車のヘッドライトが、うさぎちゃんを追い越して行く中、一人とぼとぼと歩いております…。あれ? さすがのまこちゃんも、もう付き合い切れなくて帰っちゃったんですかね? うさぎちゃんは、また後ろを振り向いて(←おそらくそっちの方角に地場衛のマンションがあるんでしょうが)、切ない表情を浮かべております…「……『今頃…、フランスパンちぎって…、それにビーフシチューつけて…、衛? あ〜んしてっ…とかやってんだろーなぁ…』

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       再び「聖十番教会」の体育館…。

       マーズと「セーラーヴィーナス様」は、『エリマキトカゲ妖魔』を挟んで対峙したまま、日が暮れるまで、ずっとこう着状態を保っていた模様です(←Act.12でもそうでしたが、ナニげにセーラーバトルって、放送じゃかなり端折られてるけど、実際は意外と長期戦なんだよね?…昔の戦国時代みたいで、リアリティあるよなぁ…)。ただし、妖魔はもはや「セーラーヴィーナス様」しか眼中にないらしく、ただひたすら「セーラーヴィーナス様」に剣を向けて構えております。それなのにマーズは、そんな背中ガラ空きで隙だらけの妖魔に、全く攻撃を仕掛けようともしません…「……『あたし、卑怯なマネは嫌いなのっ!』

       おや? ナニげにジェダイトくんが、いつの間にか出入り口のところに立って除き見してます…あまりの長期戦にシビレを切らしたのか、どうやら戦況を視察に来た模様です…「思いがけない収穫だなぁ…プリンセスが見つかった…」(←ってキミ、ナンでコソコソしてんのか知らんけど…独り言デカ過ぎ…「セーラーヴィーナス様」を通り越して、こっちまで丸聞こえっスよ…

       で、「セーラーヴィーナス様」は、そのジェダイトくんの声が聞こえたので、ナニげに「…『マズイ、早くカタを付けないと…』と思ったか、ゆっくり両手を水平に広げると…、ゆっくりと腰を落とし…、「たーっ!」『セーラーヴィーナス様ジャーンプっ!』します。で、ナニげにそれを見上げてるマーズの表情が…「……『ナンか鈍クサクね?』みたいな…。で、「セーラーヴィーナス様」は妖魔の頭上を跳び越し、「ふっ」と着地すると、ゆっくりと振り返って、また両手を『キツネさん』にして、それを口の前で合わせてキスし、これまたゆっくり構えてから、必殺の『ヴィーナスビーム』を放ちます。それがものの見事に妖魔に命中し、妖魔はドタバタと後ろに押されるのですが、ナンと、妖魔はほとんどダメージを受けておりませんっ! 『ヴィーナスっ! お前の実力とはこんなものだったのかっ!?』by 草葉の陰からゾイサイト)。

       こ、これはっ! そうか、そうだったのかっ! さっきからどうも「セーラーヴィーナス様」の動きが、マーズも加勢するタイミングを計りかねるほどに、妙〜に間延びしてテンポの悪い戦いっぷりだと思ってたら、これは明らかに、体調不良を訴えてらしたのだっ! で、そんな中「セーラーヴィーナス様」は、ナンとか自分の間合いで技を放とうと、敢えて長期戦に持ち込み、今か今かとそのタイミングを見計らってらしたのだっ! なぜなら「セーラーヴィーナス様」は、一番最初に変身した直後も、今と同じように両手を『キツネさん』にしてそれを口の前で合わせてキスし、『ヴィーナスビーム』の構えを取ったのに、その時はナンとっ! 無情にもビームが出て来なかったからだっ!(←あの時は、敵にそれを悟られないよう顔色一つ変えなかったのだっ!)。なのでワシもさっきは、あれはただの『セーラーヴィーナス様ファイティング・ポーズ』だと騙されてたのですが、実はあれは『ヴィーナスビーム』のポーズだったんですなっ!(←そう言えばAct.12でゾイサイトを秒殺した時も、あのポーズで『ヴィーナスビーム』を放ってました)。だからその瞬間、セコンドのアルテミィ〜スが心配するように映されたんです(←彼は最初、「今は戦うのはムリだっ!」と美奈子を制止してましたしね)。で、苦労してやっと『ヴィーナスビーム』が撃てた訳ですが、さすがに技属性が『光線』だけあって、照準さえ合ってれば「妖魔退散」のように避けられる事もなく、見事『エリマキトカゲ妖魔』に命中した事はしたのですが、いかんせん体調不良のため出力が足りず、それで妖魔にダメージすら与えられなかったんですな…(涙)。『そーだろ、そーだろ…。じゃなきゃこの私の立場というものが…。…あぁ〜ピアノ弾きてぇ〜…』by 草葉の陰からゾイサイト)。

       するとその直後、妖魔は、いきなり剣を「セーラーヴィーナス様」に投げつけます。「セーラーヴィーナス様」はそれを避けますが、その避けた剣が背後の壁に当たると大爆発を起こし、どっかーんっ!「セーラーヴィーナス様」はその爆風で吹っ飛ばされてしまいます…「わぁっ!」「あっ!」

       「セーラーヴィーナス様」は前のめりに床に倒れ、「あっ…あ、ぁ…!」、するとどういう訳か、トドメを刺す絶好のチャンスだというのに、なぜかその隙に妖魔が逃げて行きます(←ナンだ?! 剣がないとナニもできんヤツなのか?!)。すると、すかさずマーズが「プリンセス! 大丈夫!?」と言って「セーラーヴィーナス様」に駆け寄り、助け起そうとします…。

       しかし「セーラーヴィーナス様」は、「いいから! 早く妖魔を! 妖魔を追ってっ!」。その隙に、『エリマキトカゲ妖魔』はスタコラさっさと…あれっ? いつの間にかジェダイトくんも消えてる…(←せっかく復活したってのに、相変わらず何しに来てんだか…。個人的に恨みを持つセーラームーンが相手なら、いつもしつこく最後まで殺そうとしてたくせに…)。

       しかしマーズは、ナニげに「セーラーヴィーナス様」の動きに精彩がなかったコトに気付いてたせいか、「でも…でも、大丈夫!?」「何してるの?! 妖魔を逃がすなんてっ!」「!…『えぇ〜っ?! だ、だってぇ…』

       「セーラーヴィーナス様」はおもむろに立ち上がると、マーズを見下ろしてキッと睨み、「ガッカリだわ!」「!…」「戦士として、ちっとも成長してないじゃないっ!」「!…『あれ〜ぇ?! こないだはあんな優しそうだったのに…あたし、この人にナンかした?!』。ナンか、頭ごなしに叱られて納得いかないのか、マーズは、こちらもスックと立ち上がって、ナンと、上司である「セーラーヴィーナス様」を睨み返しちゃっておりますっ! うわぁ〜っ!ナニ?!この展開っ! めちゃめちゃ血沸き肉踊るんですけど〜っ!!

        ★  ★  ★  ★  

       ちなみに、一体どうしたコトか、結局誰一人として、マーズの救援に駆けつけて来ませんでしたねぇ…。たまたま「セーラーヴィーナス様」がいたからいいようなものを(←って、全然よくもなかったみたいですけど…)。まあ黄昏組の二人はいいとして(←って全然よかねーけど)、亜美ちゃんは?…やっぱりルナさん…、さすがの亜美ちゃんでも、「教会の近く」ってだけじゃ、大雑把すぎて場所わかんなかったんじゃないですか? ハッキリ『体育館よっ!』って言ってあげないと…(←って、それが一番言っちゃマズイのかっ!)。

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       次回は、ついに…ついにっ!五人のセーラー戦士が勢揃いだっ!

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       セーラームーン:うさぎちゃん(沢井美優さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(沢井美優さん編)▼】

       マーキュリー:亜美ちゃん(浜千咲(現・泉里香)さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(浜千咲(現・泉里香)さん編)▼】

       マーズ:レイちゃん(北川景子さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(北川景子さん編)▼】

       ジュピター:まこちゃん(安座間美優さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(安座間美優さん編)▼】

       ヴィーナス:美奈子(小松彩夏さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(小松彩夏さん編)▼】

       ルナ(声・潘 恵子さん):「」『』

       アルテミィ〜ス(声・山口勝平さん):「」。『』。

       その他:「」『』

[2009年1月31日(土)初稿 トモロー]


Act.18:セーラー戦士、初の勢揃い編

 

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     今回レビューしたAct.17は、「美少女戦士セーラームーン DVD 第5巻」(バンダイビジュアル)に収録されております(↓)

 

DVD第5巻 作品本編(4話収録)

 

Act.17 Act.18 Act.19 Act.20 

毎回映像特典(10分)

 

「セーラームーン」におしおきよ 沢井美優安座間美優@

Act.17 ゲストキャスト

 

日下陽菜:

菊池先生:

神父:

 

松下萌子

松井涼子

ビクター・カサレ

渡辺詩織

内田英毅

方丈千華

松下萌子オフィシャルウェブサイト▼

松井涼子オフィシャルブログ▼

 

セーラー戦士アクション:

妖魔アクション:

今村ゆり子

高井麻衣

村岡弘之
今吉 渉
伊藤由紀子

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G-Rocketsの公式サイト▼

ジャパンアクションエンタープライズ公式サイト▼
ジャパンアクションエンタープライズ公式サイト▼
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