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―実写版セーラームーンを検証する―


Act.8:レイちゃん誘拐編――

 

       本稿は、2003年11月22日(土)にTBS系列各局で朝7:30〜8:00に放送された、「美少女戦士セーラームーン」(実写版)第8話の感想記(DVD鑑賞レビュー)です。

        ★  ★  ★  ★  

       セーラー解説はうさぎちゃん。

       「追ってはだめ!」「え!?…」)…「プリンセスかもしれないセーラーVに、タキシード仮面に近付くな!…って言われちゃった…(←指さしてたっけ?…)。でも、タキシード仮面を敵にするなんて、ぜったいにムリっ!…だって……「運命は…変えられないのね…」。セーラーVも分かってくれたんじゃないかなぁ(←そういう風に解釈してるんですか?)。私達の敵は妖魔だけで十分だモンねっ! これからもがんばろっと!」(←いつもながら前向きですな…)。

        ★  ★  ★  ★  

       オープニング開けはクラウン…。

       亜美ちゃんとレイちゃんとまこちゃんの三人が、ルナカラのテーブルを囲んで座っております…。うさぎちゃんとルナはいません…。みんな制服姿ですが、ナンか、いつものセーラー・ミーティングとは様子が違うようですなぁ…。亜美ちゃんは黙々とパソコンをいじっております。まこちゃんはただ黙って頬杖をついております。

       レイちゃんは腕組みしてて、「はぁっ…」とため息をつくと、じれたように入口の方を振り返って見ます。「おっそいなぁ、うさぎ…」「掃除当番みたい…」「それにしてもさぁ…。ちょっとぉ、様子見て来るわ…」「…『うん…』(←にこっ)。まこちゃんが入り口の階段を上ろうとすると、「だいじょぶでしょ!…もう子供じゃないんだから…」(←イラついてますな…)。「けど、うさぎのコトだから、なんかドジふんでるのかも…」「そこまでいくとおせっかいなんじゃない?!」(←イラついてますな…)。

       そう言われてまこちゃんは、肩をすくめるように下唇を突き出し、「…悪いと思わないけどね」と言ってまたイスに腰掛けます。そのまこちゃんを、対面のレイちゃんが「……『このおせっかい!』みたいな感じで睨んでます…(←イラついてますな…)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは受付の元基…。

       デジカメに三脚を取り付けてカウンターの上に置き、手にカメキチを持ちながら『バカづらツーショット写真』を撮っております…。そこへうさぎちゃんが元気よく「こんにちはっ!」と入って来ますが、こんなおいしいツッコミどころを用意して待っていたにも関わらず、うさぎちゃんは、予め手に持ってた年間パスを見せただけで、何も目に入らなかったかのようにさっさと素通りして行きます。

       すると元基は慌ててカウンターから身を乗り出すようにして、「うさぎちゃんっ! こないだ迷惑かけてっ……………………………………ごめんねぇ……(←完全シカトの図…)。

       前回、彼が「古幡元基」だったと判明しただけに、一瞬うさぎちゃんのタイプかと目された人物も、もはや完全に用済みか(←しかし切り替え早いな…ワシもいっそ、呼び方を「カメ野郎」に戻すか?…今更このキャラを『元基お兄さん』と呼べと言われてもなぁ…、どうも抵抗あるしなぁ…。でも、ナニげに最後の「……ごめんねぇで、好感度が急上昇しました。

        ★  ★  ★  ★  

       うさぎちゃんはルナカラのドアを開けて入って来るなり、「ねぇねぇっ! 聞いて聞いてっ!」「うさぎ、遅いっ!」「ナニしてたの? 呼び出しておいて…」「…」。みんなが立ち上がってうさぎちゃんの周りに集まります。「これこれっ、見てよっ」(←遅れて来たのに謝りもしないのは、このサプライズで全てが吹っ飛ぶと、勝手に思い込んじゃってるからですな)。

       「愛野美奈子マスコットキャラなりきりコンテスト…」「ほら、美奈子がデザインしたナコナコ! 知ってるでしょ?!」(←なんスかコレ? ペガサスとユニコーンの赤ちゃん?)。「要するに、仮装コンテスト、みたいなもんか…?」「そうっ、で、このコンテストにナンとっ! 美奈子が審査員で来るんだって!…優勝商品は、コンテスト限定ナコナコぬいぐるみなんだよ、欲しい〜っ!」「そんなコトで呼び出したの? 勝手に出れば?!」「あ、やっぱレイちゃん出ないよね…?」「当然」(←取り付く島もなし)。「亜美ちゃん達は?!」「塾があるから。セーラーVの事も調べたいし…」(←すっかり自分の意思を主張するようになってますな)。「そっかぁ…」(←前回同様、亜美ちゃんへは無理強いしませんな)。「あたしも、美奈子は好きだけどさぁ」(←好きなんだ)。「うんうんっ」「ぬいぐるみとかは、興味ないな…」

       ちなみに、この部屋の鏡の横に貼ってある例の生写真(←22枚)は、ナニげにまだAct.5の時と全く一緒で、三人時代のままですな…まこちゃんが合流して、かれこれもう二週間が経つと言うのに?…。

       結局、みんなから出場拒否されてしまったうさぎちゃん…。すると今度は、うつむき加減に後ずさりしながら、「じゃぁあ……お願いっ! 助けてっ!」と拝むように両手を合わせちゃいました。「え?」「ん?」「?」

       うさぎちゃんはテーブルの上にカバンを置き、「実はぁ…」と言いながら英語の問題集を取り出すと、「このあいだ出た宿題っ、せっかくやったのにっ、間違ってノート捨てちゃったんだよねぇ…(←そりゃすごいね)。「あさって提出なんだけどっ、コンテストもあさってだしっ、これやってたら、準備間に合わないよぉ〜っ!…お願いっ、手伝ってっ!」(←あのぉ…、どっちみち、それ頼むつもりだったんじゃ…)。「ナニやってんのよぉ…」(←腕組みして呆れ顔…)。

       「ったくしょうがないなぁ…じゃあ、四人でページ数割ってぇ…「あたしはお断り」「えっ?!」「……」(←なぜかさっきから、妙にまこちゃんに対してケンカ腰な視線…)。「うさぎっ、自分の失敗は自分で取り返さなきゃ(←いきなり優しい表情に豹変し、ここまでは諭すように…)、すぐ人に頼るのはよくないわよ(←ここでちょっと凄みを利かせます…)。えっ…」(←そして縮み上がる)。するといきなり、まこちゃんがレイちゃんに食って掛かります…「うさぎだって分かってるよっ! でも困ってるんだから、助けてやるのが仲間だろっ!『て言うかウチのクラスも同じ宿題出てて、あたしまだ一問もやってないんだよっ!』「!…『あの、ちなみに私とっくに…』「面倒見すぎるのはお互いにマイナスよっ! 強くなれないものっ!『て言うかあたし英語苦手なのよっ! 和風キャラだし』「助け合って強くなるんだよっ!『頼むから手伝って…』「一人ひとりが強くなるべきよっ!『答えテキトーでいい?』「……」「……」(←ガン飛ばし合っちゃってます…しかし二人ともイイこと言いますなぁ…なのにナンでケンカに…?)。

       ここでうさぎちゃんは二人の間に割って入り、「待って待ってっ! 私、自分でやるっ! 忘れてっ! ねっ!」と言いながら、まこちゃんから問題集を取り返します。まこちゃんは、レイちゃんを見下ろすような目線で、「…冷たいんだな…『ちっ、もうちょっとだったのに…』。レイちゃんは、そんなまこちゃんを睨み返しております…「……『フンっ、前回の遊園地のお返しよ…』

       あっちゃぁ〜! しかしこれは一体どうしちゃったんでしょうか?! 前回のラストの方でもこの二人はガン飛ばし合ってましたが、てっきりあれはギャグだと思って面白がって見てたんですけど、どうもマジだったみたいですな…。そう言えばレイちゃんは、ジュピター登場編のAct.6で、まこちゃんにおせっかいを焼いてたうさぎちゃんに向かっては、「オトコに憧れるなんて時間の無駄!と言い、そのラストで、ジュピターに覚醒したまこちゃんに向かっては、「もう男に惑わされるのも終わりよ」って言ってましたっけね…『それにも関わらずっ!』…の、前回のトリプルデートでしたからなぁ…。

       しかしそれにしても妙ですな…この場面でのレイちゃんの怒りの矛先は、本来うさぎちゃんに向けられるべきなのに、なぜ終始まこちゃんの言動にのみ突っ掛かってんでしょうか? レイちゃんはAct.4で、「戦士になるのと仲間になるのはぜんぜん別よ…」と言ってたくらいですから、どうもワシの印象では、レイちゃんは、まだ新入りのまこちゃんに対して、『あたしはまだ、アナタを仲間とは認めてないのよ?』ってニュアンスが感じられてしまうのですよねぇ…。ジュピターは、Act.6で登場した時は一人で妖魔を倒し、前回Act.7ではセーラームーンと二人だけで戦ってましたから、レイちゃんは、個人的には「セーラージュピター」とはまだ一度も仕事をしてない訳です…つまり、Act.4で三人で協力してサボテン妖魔を倒して仲間意識が芽生えたような、そんな現場を彼女とはまだ共有してないんですよ。おそらく、レイちゃんのかもし出してる、そんな目に見えない張り詰めた空気が、鏡の横に貼ってある22枚の写真を、いまだ保留状態のままにしているんでしょうな…。

       ところで、ものすご〜く虫のいいコトを言い出しちゃったうさぎちゃんなのですが…、それはそうと…、ナニげに「四人でページ数割って」宿題やるって、一体どういうコトなんでしょうか?…何故かそっちの方が気になってしまったワシ…。で、ちょっとワシなりに、その状況をシュミレーションしてみました。ヒマな人は読んでみてください(↓)

       ちなみに、ここで問題となるのは、この宿題は、英語の問題集を解いてその答えをノートに書き、そのノートを提出するという点です。となると、この四人は、その提出用の一冊のノートに、一体どういう方法で答えを書き込んでくつもりなんでしょうか?

1.       まず、「四人でページ数割って」という言葉から単純に思い浮かぶのは、一人ずつ順番に問題集とノートを回していって、それぞれが自分の担当ページを解いてノートに答えを書き込んでいく、と言う方法でしょうな。これなら、うさぎちゃんは自分の番が回って来るまで、「コンテスト」の準備に時間を割く事ができます。しかし、ここで問題となるのは『筆跡』です。この方法だと、一冊のノートの中に、四つの筆跡が混在してしまう事になり、一発で不正がバレます。最悪なコトに、うさぎちゃんのクラスの英語担当は担任の春菜先生です。当然、うさぎちゃんや亜美ちゃん、まこちゃんのクラスの英語も担当してるならまこちゃんも、それぞれの筆跡を熟知してます…そういう不正を見抜く事に関しては、なんたって教師はプロですからな。

2.       『筆跡』の問題を解決するのに一番手っ取り早いのは、問題集を四等分にバラして、うさぎちゃん以外の三人がそれぞれ別の紙に答えを書き、それを後でうさぎちゃんがノートに書き写す、と言う方法です。しかし、やはりこれにも問題があり、これだと、うさぎちゃんは結局、全ての答えを自分でノートに書かねばならず、これでは答えを考える時間が省略される程度のメリットしか得られません。それに、一度は全部やってる訳ですから、どうせ考えて書こうが考えないで書こうが一緒みたいなモンなんだから、これでは意味がありません。目的は『ズルするコト』ではなく、あくまでも、「コンテスト」の準備のために『時間が欲しい』と言うコトなのですから(←実は、「せっかくやったのにっ、間違ってノート捨てちゃった」という、一見「トンでもない話」は、うさぎちゃんの『無理なお願い』に情状酌量の余地を印象付け、これが「不正行為」なのだと言う意識から視聴者の目を巧みにそらす意味があるんですな)。

3.       では、仮に、他の三人が、あの春菜先生をも騙せるくらい、うさぎちゃんの筆跡を真似る事が出来たとしたらどうでしょうか? これが可能なら、そのまま問題集とノートを順に回していけばいい訳で、やはりこれが最も効率的でメリットのある方法となります。しかし、この方法ですら致命的な問題となるのは、このメンバーの圧倒的な学力差です。まず、うさぎちゃんと亜美ちゃんの学力差には天文学的な開きがあり、まこちゃんは、アニメ版の設定では、ナンと、そのうさぎちゃんと同等です。実はレイちゃんの学力だけが、ちょっと正確なデータがなくて不明です。普段の言動からバカじゃないコトだけは分かりますが、アタマがいいコトと勉強ができるコトとは全く別の問題ですし、レイちゃんは将来の進路も『神社の宮司』と決まっており、別に勉学に力を入れなければならない理由もない訳ですからな。

      ちなみにレイちゃんが通ってる学校は、実写版の劇中では明かされませんが、アニメ版や原作では「T・A女学院」というミッション系スクールで、原作「美少女戦士セーラームーン (13) (講談社コミックスなかよし)、及び「美少女戦士セーラームーンショートストーリーズ 1 新装版 (KCデラックス)収録の番外編「レイと美奈子の女子校バトル」によると⇒(「小中高大 一貫教育の私立の女子高」「天下ムテキの都内一等地のブランド私立(六本木まで徒歩0分ッ!)」「短大まで あそんでてもいける エスカレーター式! うらやましーっ、一応本人は、「ウチだって入試くらいあるわよ 毎年おちて高校上がれないコだっているし」と言ってますが…)。

  

      しかしこんな「トンチンカン」な価値基準の情報だけでは、T・A女学院そのもののレベルも判別不能で、レイちゃんの学力を推し量るには材料がなさ過ぎます(←ただこの場合に限っては、むしろバカな方が不正がバレにくくて都合がいいのですが…)。要するに、たとえ筆跡が同じでも、一冊のノートの中に、天才が一人と、バカが二人と、よく分からないのが一人、ものの見事に混在してしまう事になります。これでは、たとえ筆跡が同じでも、さすがに怪しまれます。

4.       しかし、最初から身も蓋もないコトを言ってしまえば、どうせ不正行為をするんなら、同じクラスで、そんな宿題などとっくの昔に終わらせちゃってるはずの亜美ちゃんのノートを見せてもらえばいいじゃんっ!って話にもなるはずなのですが、当の本人も含めて誰もそれを言い出さないのは、それをすると、当然全問正解になっちゃうので、もしもうさぎちゃんが宿題で全問正解なんかしちゃった日には、不正がバレるどころの騒ぎじゃなくなり、当然亜美ちゃんまで職員室に呼ばれちゃって、そりゃもう大変な大事件に発展してしまいますからな…。てコトは、亜美ちゃんは、Act.5でやったみたいに、わざと赤点とるような答えを書かねばならないっ!てコトに、なりますわなぁ…………月野うさぎ、恐るべし…。

       結論…。どう転んだところで、結局自分でやるしかないのだよ…。恨むなら、月の王国の人事を恨むしかない…。

       あと、うさぎちゃんが持ってるこの「ナコナコなりきりコンテスト」のチラシですが、画面上ではその全文をハッキリとは読み取れないのですが、ワシが必死でコマ送り調査したところでは、ナンとなく、日時が「11月22日(土)」に見えるような…これはもちろん、今回のAct.8の放送日であります。(※後日購入した「美少女戦士セーラームーン完全版メモリアルブック (小学館のカラーワイド)にこの資料が載ってて、それでハッキリとそう確認する事ができました。さらに「14:00〜(13:30開場)」となってました(←ちなみに、本稿の表紙の目次で小見出しに使ってる文句は、ここからの引用です))。…ですが!…その日に宿題を提出するという事は、十番中はこの土曜日は、何らかの理由で、『午前中だけの臨時登校日』だったという事になりますが…(←文化祭シーズンとしてはちょっと遅いしなぁ…)。ちなみにこの年の現実世界のカレンダーは、翌日の23日(日)は「勤労感謝の日」なので、24日(月)が振り替え休日となります。で、ナニげにちょっと調べてみたら、現実世界では、「11月22日(土)」に美術展やら合唱コンクールなんて事をやってる学校も、ないコトはないみたいですな…。まあ、ぶっちゃけ、スタッフサイドの方々が、今時の学校の週休二日制が体に染み込んでない人達なだけなんじゃないかとは思いますが…Act.6でも、明らかに土曜なのに、小学生にランドセル背負わせて下校シーンやらせちゃってましたからね…(←でも、ナニげにそれをネタでフォローするのが楽しかったりして…)。

 

        ★  ★  ★  ★  

       ダーク・キングダムにて…。

       ゾイサイトが例のごとく、ピアノ部屋でショパンの「幻想即興曲」を弾いてます…(←今日は珍しく、中間部を聴かせてくれてます。すると、突然がちゃっ!とドアが開き、ゾイサイトが手を止めて横を見ると、そこへ、ナンとジェダイトくんが、相変わらずものすごい無表情な顔しながら入って来ました…「頼みがある…『ちょっとオレにもピアノを弾かせてくれないか?』。ゾイサイト:「私は今心をセーラーVに合わしている…」…そう言ってゾイサイトがまたピアノを弾こうとすると、いきなりジェダイトくんは、掌で鍵盤をバーンっ!と叩き、「聞けっ!『オレの「ネコふんじゃった」を!もとい、』オレはセーラー戦士を倒したいっ!」…ジェダイトくん、やっぱり前回ジュピターに「妖魔」呼ばわりされたのが相当悔しかったようです。ゾイサイトはそれを聞くと、♪ぽろぽろぽろりん♪…とピアノを軽く爪弾き、ニタ〜ッと笑います…(←いい笑顔です…ジワジワきてます…)。

        ★  ★  ★  ★  

       すると、その二人の会話を盗み聞きしていたらしきネフライトが、ベリル様にそれをご報告したようです…。

       ベリル様:「ほ〜う…ジェダイトがそのようなことを…」。ネフライト:「はい、エナジー集めも失敗続きの癖に、大きな口を! そろそろ見限られてはいかがかと…」(←相変わらず同僚の足を引っ張っております)「ネフライトっ!…わらわに愛されたいと懸命な者の方が、口ばかり動かす者より、可愛いと思わぬか?」「!…おっ、仰せの通りかと!…」…ネフライトはベリル様にお辞儀しながら、下を向いて悔しそうに、「…ジェダイトめっ…『オレもピアノ教室に行こうかなぁ…』。…ちなみに「失敗続き」と言えば、「銀水晶探し」担当のネフライトだって一緒なんだけど、でも気にする事ないよ、ネフライトくん…悪の組織の幹部で成功したヤツなんて、ワシ、今まで一人も見たコトないから…。

        ★  ★  ★  ★  

       翌日…。

       木々が少々ざわめいております…「ざわざわざわ…『気を付けた方がエエよぉ〜…』」(←木の精霊)…そして、上空の雲の動きが異常に速いです…「ごぉぉぉ…『カミナリ落ちっかもよぉ〜…』(←風の精霊)。

       で、まこちゃんが、「祝 ナコナコ get!! くぴっ」と書かれた絵馬を持って歩いております…紐をつまんでぶら下げて持ち、「…『ったく…』といった感じで、それを指で小突いて回してます。

       その、まこちゃんの回想シーン⇒【「私、今日中に問題集終わらせて、コンテストの準備もしなきゃいけないから、代わりにコレ、お願いできないかなぁ…」…そう言って絵馬を差し出すうさぎちゃん…。「見え見えなんだけど…」と言って取り合わずに行こうとするまこちゃん…。「やっぱ?…でもお願いっ! レイちゃんと話してよっ!…ねっ!」…まこちゃんの腕にすがり付いて引き止め、強引に絵馬を手渡すうさぎちゃん…】。

       …どうやらうさぎちゃんは、自分のせいでまこちゃんとレイちゃんがケンカしちゃったと思って、責任を感じちゃってるようですな…しかしワシの睨んだところでは、コレは遅かれ早かれ、いずれは勃発する戦争だったんだろうな、って感じがするんですけどね…。

       まこちゃんは一瞬立ち止まって絵馬を眺めながら、「ふぅっ…『しょうがないか…』といった感じで一息吐くと、火川神社の鳥居をくぐります…。ナニげにこの時の足取りは、さっきまでのノロノロ歩きとは一変して、まこちゃんらしいさばさばした感じになってます(←『決して根に持つタイプではない』という感じが伝わってきますな)。

       そんなまこちゃんが神社の境内に入って来ると、いきなりレイちゃんの話し声が聞こえてきます…「行きたくありませんから!…」「?…」。どうやら、竹箒で掃除してる最中に電話がかかってきたらしく、ケータイで誰かと話し中のようです…「もうそういう親子ごっこには飽きたって、伝えて下さい…」…レイちゃんは、『そんな話はもうたくさん!…』と言った感じで目を閉じて首を横に振ると、「いいですっ、私っ、会いたくないっ!」と言ってぴるんっ!(←ケータイ切る音)ぱたんっ!(←ケータイ閉じる音)と、そのままケータイを握り締めて立ち尽くします…。

       そこへまこちゃんが、そろりそろりと寄って来て、「…なんかぁ…困ったコト…?」と声をかけると、レイちゃんは怖い顔で(←っていつもか…)「盗み聞きなんて、趣味悪いわっ!」「そういうつもりじゃない!…『てか、あんなデカイ声でしゃべっててそりゃねーだろ…』「じゃあ放っといてっ! なんでも話すのが仲間とは思ってないの」「あ〜っそっ! こっちも聞くつもりないしっ!」…ありゃりゃぁ…思わず売り言葉に買い言葉となってしまい、まこちゃんは、さっと背を向けて立ち去ろうとします…が、ふと、手に持ってた絵馬を思い出して立ち止まり、そっと後ろを振り向きます…が、たぶんレイちゃんの鬼の形相(←よい子のみんなが泣いちゃうとイケナイので、とても視聴者には見せられず、背を向けてますが…)をちらっと見ると、「…『こわっ、やっぱ帰ろ…』と帰ってしまいました。

       どうもレイちゃんは、なにやら家庭の事情で問題を抱えてるらしく、少々ムシの居所が悪かったようですな…かえってに油…』ならぬ、薪(木)をくべる』結果に……(←うまいっ! 山田くんっ、座布団一枚くれっ!)。

        ★  ★  ★  ★  

       その晩の月野邸…。

       うさぎちゃんが勉強机に向かってせっせと宿題をやっております…。そのうさぎちゃんは、ふと顔を上げると、突然、シャーペンを持つ手から力が抜けて、シャーペンをノートの上にカタンと落とします…。そのノートには、たった今書いたばかりの答え…「friends」の単語が…。どうやら、その単語を見て、クラウンでの一件を思い出してしまったようです…「…まこちゃんとレイちゃん、仲直りしてくれたかなぁ…」(←それはそうと、その答え、あってるといいね?)。うさぎちゃんは、しばし物思いにふけると、すぐにニコッとしてうなずき、「がんばんなきゃっ」と、またシャーペンを持って宿題に取り掛かりました。テーブルの上には、コンテストのために作ったと思われるナコナコの被り物が置いてありますな…。

       ※ 参考までに、DVD第2巻に収録されてるAct.8の「未使用シーン」には、この日の学校の休み時間に、教室のベランダでうさぎちゃんと亜美ちゃんが二人で会話してるシーンがあるんですね。

1.         「あ〜あ…昨日はまいったなぁ…。あんなコト頼まなきゃよかった。まこちゃんとレイちゃん、あんまり相性よくないのかなぁ?」「う〜ん…ナンて言うか…、距離感が違うだけなんじゃないかな?…仲間に対して…」「え〜? そういうむずかしいコトわかんないよ。ただみんなで仲良くやりたいだけ…」(←ここで大きくアクビします)。

2.         「宿題の問題集、進んだ?」「がんばってるっ、ぜったいナコナコ欲しいモンっ。美奈子と握手できるかもしれないしっ♪」。するとここで、教室の中から、なるちゃんとクラスメイトABがコンテストの練習をしてる声が聞こえ、うさぎちゃん達はその様子を見ます。

3.         「なるちゃん達もライバルか…がんばんなきゃっ!」「……」(←そんなうさぎちゃんを、微笑ましく見てます)。

       で、ここで話を振ってるのはうさぎちゃんなので、おそらくこれは、うさぎちゃんが、レイちゃんとまこちゃんのケンカに関して亜美ちゃんに相談しようと、ベランダに呼び出したものと考えられます。

       すると、そんなうさぎちゃんの後ろ姿を、進悟が、部屋のドア越しに、まるで「家政婦は見た」状態で、目ン玉ひん剥いて唇をワナワナとさせ……なっ、なんだっ!? 一体ナニを見てしまったんだ進悟っっ!!

        ★  ★  ★  ★  

       進悟が階下に下りて居間に入ると、すかさずうさママが、「どうだった? お姉ちゃんやっぱり勉強してる?」「うん。信じられないけど。すげえ真剣っ」「昨日からど〜しちゃったのかねぇ〜?…でも、いいコトよねっ! うふふ…」(←嬉しそうに、花の絵をあしらったコーヒーカップを手にするうさママ)。「どうかな?…ムリすると、プツッていっちゃうコトあるし」(←こちらは魚漢字湯呑みで茶を飲んでる進悟…ってオヤジかよっ!)。「え?!……プツ?!」。どうやら進悟は、うさママから聞いた話が信じられなくて、『そんなコトある訳ないじゃんっ!』と、姉の姿を自分の目で確かめに行ってたようですな。

       ところで、ナニげにこのシーンは、うさママと進悟がテレビを見ながらお茶してるシーンなのですが、画面上では、その茶の間のテレビの音声だけが流れていて、それによると(↓)

       「…ご覧頂いているこのシーン、主人公が、失神したまま湯船に入っているシーンですが、鬼気迫るものがありますよねぇ(←って、どういうシーンなんだよ…)。見所満載のこのドラマ、主題歌を、あの、愛野美奈子が歌うことでも、話題をあ…」

       …だそうです…。ナンか、ドラマのタイアップで新曲でも出すんですかね?

        ★  ★  ★  ★  

       「よしっ! 終わったぁ〜〜」…問題集をぱたんと閉じて、うさぎちゃんは大あくび…「あとはコンテストの準備っ!」…持ち前の切り替えの速さで、さっそくお手製のナコナコ変装グッズを手に取ります。

       そんな頃、うさママが、お菓子とカフェオレ(←たぶん)をお盆に乗せて、階段を上って来ます。娘が「プツッ」といかないよう、「…『この辺でちょっと息抜きでもさせなきゃ』といったところでしょうか。

       その頃うさぎちゃんは、ナコナコ変装グッズを装着し、姿見の前でポージングしております…「くぴっ…………くぴぃ〜?…………くっっぴぃ〜っ!…………くぴぴ、くぴぴ、くくぴ(←噛んだ)、くぴぴ、くぴぴぴぴぃ〜〜〜……」…と、ここで何か気配を感じたうさぎちゃんは、ゆっくり横を振り返ります…「う、…うさぎぃ〜!『遅かったかっ!』「くぴ?…」「!」…お盆をがちゃんっ!と床に落とすうさママ…「うさぎぃっ! ○×△□っ! やめてこんなのっ! うさぎもぅっ! 勉強なんかしなくていいからママが悪かったぁ〜あはぁ〜(泣)…」「えっ?! ママ、ママ、ホントっ?!」「うん」「ホントっ?!」「うんっ」「くぴぃ〜〜っ! くぴぃ〜〜っ!」「うっさっぎぃ〜くぴはダメェ〜っくぴはダメェ〜うさぎぃ〜…」…ちゃんちゃん。

       ところで、それはそうと、うさぎちゃんの被り物グッズ一式は、結局、宿題をやってる最中にテーブルの上に置いてあった、そのままのようですなぁ…。つまり…、被り物自体はとっくの昔に出来上がってた訳だ…。…てコトは、残された「コンテストの準備」とは、本番に向けての「ポージング練習」のみ…と言うコトになりますなぁ……。…って…ンなモン当日の本番前にでもやりゃ十分なんじゃねーのか?!…たったそれだけのために、人に宿題やらせるようなコトかあ?! 『やらせるようなコトなんだよっ!』(←まだ終わってない人)。

        ★  ★  ★  ★  

       翌日…十番中学にて…。

       うさぎちゃんが、「くぴはダメェ〜」と言うママの制止も聞かず、廊下で、なるちゃん達と「コンテスト」のリハーサルをしてます…。「せぇ〜の! くぴっ」。なるちゃん:「こうだよ」「えぇ〜こうだよ、くぴっ」(←どうなんだよ?)。なるちゃん:「ぜんぜん違うよねぇ〜」(←違うのかよ?)。クラスメイトB:「ダメだよ〜」(←ちっとも違いが分からねーよ)。なるちゃん:「左手がこうで、右…うさぎ聞いてる?」「ごめん…」(←あくびしてました)。なるほど…この人達はどうやら、『勝敗の決め手はポージングにありっ!』と睨んでるようなのですな…。ちなみにワシの見立てでは、この四人の中だと、クラスメイトAの被り物が最有力だな…この子は美術(図画工作)が超得意なのに違いない。

       その様子を、亜美ちゃんとまこちゃんが眺めております。「へぇ〜、うさぎ、ちゃんとやったんだ?」「うんっ、コンテストも、すごい張り切ってる。私行けないけど、まこちゃん、応援行くでしょ?」(←応援するようなコトか?)。「……あぁ……うん…」(←行くのかよ?!)。「……『そういや、「応援」と言えば…』…まこちゃんはナニげに、制服のスカートのポケットに入れてた例の絵馬(←「祝 ナコナコ get!! くぴっ」)を思い出し、取り出して見てます…。

       ちなみに、今日が「コンテスト」の当日で、土曜だけど『午前中だけの臨時登校日』だった訳ですな…。しかし見た感じ、特に普段と変わったような、なにかイベント的な雰囲気は感じられませんでしたな…。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはダーク・キングダム音楽室…。

       ゾイサイト:「心を飛ばせ…セーラームーンのところへ…」。ジェダイト:「場所は?」「知らん…。ただ想い…、飛ばせばいい…」。そう言われてジェダイトくんが目を閉じると、ゾイサイトが「幻想即興曲」を弾き始めます…

       あれ? ゾイサイトはネフライトと違って、同僚に対して協力的ですな…案外いいヤツなんじゃないのか?

       ところで、この会話からすると、ナニげにジェダイトくんは、個人的に「セーラームーン」をピンポイントで狙ってるようですな…。まあ、彼の場合、やっぱりAct.1からの積もり積もった恨みつらみがあるんでしょうなぁ…。Act.1のなるママ妖魔はもちろんですが、Act.2でも埴輪妖魔を倒され、犬妖魔はマーキュリーが倒しましたが、そのマーキュリーを戦士に覚醒させたのはセーラームーンでした。Act.3のプロペラ妖魔も、直接倒したのはマーズでしたが、その覚醒を促したのはやはりセーラームーンで、Act.6でタケル妖魔を倒したジュピターもそれと同じパターンです。そして前回のAct.7では、せっかくエナジーを集めたのに、そのリュックをムーンティアラ・ブーメランで破かれてしまった訳ですから、ジェダイトくんにしてみれば、直接間接を問わず、『どれもこれも、み〜んなセーラームーンのせいだっ!』…というコトになるんでしょうなぁ…。

       ちなみに、ついでにこれがネフライトの場合だと、Act.4ではサボテン妖魔を三人同時攻撃で倒され、その際の水晶はタキシード仮面に邪魔され、Act.5ではポヨン妖魔をセーラームーンとマーズの同時攻撃で倒され、その際の水晶はやはりタキシード仮面に漁夫の利で奪われてましたから、銀水晶探し担当のネフライトからすれば、彼が個人的に一番憎んでいるのは、案外タキシード仮面かもしれませんな。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはまこちゃん…。

       うさぎちゃんの頑張る姿(やってるコトの次元は低いですが…)を見て、自分もレイちゃんと仲直りしようと思ったのか、その日の放課後、まこちゃんは再度火川神社へと向かいます…昨日の今日なので、足取りはやや慎重に…といった感じでしょうか。

       境内に入った辺りでふと見ると、レイちゃんが、ナニやら怪しげな連中に腕をつかまれて連れ去られてるような…「え?!」レイちゃんは腕を振りほどいてキッと相手を睨みつけると、自ら黒の高級車(車に興味ないんで車種知らん…)の後部座席に乗り込みます。遠目にその様子を窺っていたまこちゃんは、「まさか……誘拐?」と、走り去る車のあとを追い駆けます。

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       その車が、これはホテルかなんかですかねぇ…ちょっと高級そうなビルの地下駐車場へと入って行きました。

       車が、地下駐車場に降りて来て止まります。

       後部座席の右端には、レイちゃんが、ナニやら怖い顔をして(←っていつもか…)座っており、じっと窓の外を見つめたまま動こうともしません。するとその横に座ってた誘拐組織の女ボス(by まこちゃん目線)が、レイちゃんに向かって「さあ、降りてっ」と言って腕を小突きます。

       後部座席左端に座ってた黒服の手下A(by まこちゃん目線)は、素早くドアを開けて降車しました。運転席には、黒服の年配の男(←メガネをかけてる)が、そしてその助手席には、やはり黒服の手下B(by まこちゃん目線)が座ってました。

        ★  ★  ★  ★  

       一方こちらは、そんなシリアスな緊迫感など何処吹く風の、「愛野美奈子マスコットキャラ ナコナコなりきりコンテスト」の会場…。

       司会者:「え〜、一列になってお待ちくださぁ〜いっ!…あ、そこのキミ、もうちょっと詰めて…。まだまだたくさん来ますからねぇ〜っ!」どっひゃ〜な出場者達が居並ぶ中、「うわぁ〜けっこういるなぁ…」。なるちゃん:「ねぇ〜っ!」。クラスメイトB:「美奈子まだ来てないのかなぁ〜…」「う〜ん…」。会場には「セラビー」がBGMで流れております。う〜む…この出場者達をざっと見渡したところ、ワシの見立てでは、やはりクラスメイトAの被り物が最有力だな…。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはレイちゃんサイド…。

       ホテルの廊下を、誘拐組織の女ボス(by まこちゃん目線)が、何食わぬ顔で歩いております…。それを、跡を付けて来たまこちゃんが、別の通路から出て来て見つけます…「!」。…それはそうと、まこちゃん…走って車についてきたの?…途中で変身して、側転しながらついて来たんでしょ?(←道行く人々は、それ見てみんなブッタマゲでしょうな…)

       女ボス(by まこちゃん目線)は、ある部屋の前まで来ると、そのドアをトントンとノックします。すると、すぐに中からドアが開けられ、女ボス(by まこちゃん目線)が「ふんっ…」と鼻で笑って入って行きました。「…『ドアがすぐに開いた…中に手下どももいるな…』…まこちゃんはドアの前に行くと、ノブをがちゃがちゃと回してみますが、当然のごとくカギが掛かってます。そこでドアに耳をつけて中の様子を伺っていると、突然背後からガッ!と肩をつかまれ、「ナニをやってんだっ!」「!…『ちっ、外にもいたか!』…するともう一方からも手下Bby まこちゃん目線)が出て来て、「ちょっと来てもらおうか…」とまこちゃんを拉致しようとします。

       「はなせ!…はな゛せよ゛っ!」「うわっ!」(←吹っ飛ばされる手下A)「大人しく来なさい質問が」「ふざけんなっ!」「うわ〜っ!」(←手下Bも、距離にして約3メートルほど投げ飛ばされ、手下Aと激突して倒れます

       すると、騒ぎを聞きつけた女ボスby まこちゃん目線)が、「どうしたの?」と部屋の中から出て来て、倒れてる手下二人を見てびっくり仰天…「何なのアナタ!?…『まさか新スケバン刑事!?』「あたしは…」「ちょっとぉ! 誰かあ〜っ!…『みなの者! 出合え出合え〜っ!』と、女ボスby まこちゃん目線)が見張りの用心棒by まこちゃん目線)を呼ぼうとしたその瞬間、突然部屋の中から、「倉田さん…いいの、私の友達だから…」と、レイちゃんの声が…。

       「えっ!?…『コレが?!』みたいな女ボスby まこちゃん目線)にガン飛ばしながら、まこちゃんがレイちゃん救出のために部屋に踏み込むと、そこにはナンと、今まで見た事もないような、綺麗にドレスアップしたレイちゃんの姿が……「!!」(←頭のてっぺんから爪先まで見回してます)…お…、お…、おうつくしい〜〜っっ!!(←思わず息を呑むワシ…)。

        ★  ★  ★  ★  

       女ボスあらため倉田さん(←秘書さんみたいだね)がレイちゃんに歩み寄ると、「二人だけにして」「でもぉ…」「お願い」。倉田さんはちらっとまこちゃんを見たあと(←よっぽど印象悪いみたいですな)「もうすぐお父様がお着きになるから、手短にね」と言って部屋を出て行きました。ナニげに、倉田さんがさっき部屋に入る前に、ドアの前で「ふんっ…」と微笑んでたのは、無理やり連れて来られてふてくされてたレイちゃんが、観念して素直にドレスアップしてくれてたのを見て、安心したからだったんですな。

       まこちゃんは倉田さんが出て行くのを見届けた後、「お父さん?」と聞きます。「そう。政治家で忙しいから、月に一度食事することになってるの」「なんだ…」…まこちゃんはここで初めて、やっと事情が飲み込めてホッとしたようです…「言っとくけど、プライベート覗きに来た訳じゃないよ」「…」「たまたま見かけて…そのぉ…誘拐、か、って……」「…それで…助けに来てくれたわけ?」。まこちゃんはちょっと決まり悪そうに目をそらしながら、「…バカすぎた…」。そんなまこちゃんを見てレイちゃんは、「うふ…」と微笑むと、当たってるわよ…と、まこちゃんの気持ちをフォローしてあげるように言います。「こんなところ、来たくなかったんだから」。レイちゃんはそう言いながら、ため息をつくようにイスの背もたれに手をかけ、そこに両腕を突っ張って肩をすくめます。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはダーク・キングダム…。

       ひたすらピアノを弾きまくってるゾイサイトの傍らで、じっと目を閉じて立ち尽くしてるジェダイトくん…。すると突然、ジェダイトくんがびびびびんっ!と目を開け、硬直したように背筋を伸ばします…ナンだ?! ナニが見えたんだっ!?

        ★  ★  ★  ★  

       すると、「コンテスト」会場のオーディオ機器のラジオの周波数が狂いだし、突然、会場にゾイサイトのピアノの音が流れ始めます。みんなは気にも留めずにワイワイガヤガヤと騒いでますが、うさぎちゃんだけは、「…なに?……この音…?」と、ナニげに辺りの気配を気にしております…。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはレイちゃん&まこちゃんサイド…。

       「……」…まこちゃんがじっと見つめる視線の先には、「……」…そのまこちゃんに背を向けるようにして、イスの背もたれに片肘乗せて横に座り、うつむき加減に首を斜めにして、なにか物思いに沈んでるレイちゃんが…。

       「……」…そんなレイちゃんに、かける言葉が見つからないまこちゃんは、ふっと視線を下に落としてしまいます…。

       そこへ、がちゃん!とドアが開いて、倉田さんがつかつかと入って来ました。倉田さんはレイちゃんを見つけて歩み寄ると、「お父様がもうレストランの方へ向かわれたわよ。レイさんも急いでっ」。それを聞いて、レイちゃんが、気が重そうに立ち上がると、「それと今日は取材も入ってるからそのつもりでね?」と言いながら、倉田さんがレイちゃんの腕をつかみます。「取材って?」。倉田さんはレイちゃんの手を引きながら、「理想の親子っていう記事ですって。さ、行きましょ?」

       するとレイちゃんは、いきなり倉田さんの腕を「フンッ!」と思いっきり振りほどき、「理想?!…フッ、記者の人に言ったら?! パパは、ママが死んだ時だって帰って来なかったようなヤツですって!」「!……『こりゃまたへビーな…』「レイさん…」「ナニが理想よ…。こんなコトするのだって、政治家のイメージを気にしてるだけのくせにっ!」「レイさん…お父様はそんなつもりじゃ…」。Act.4でレイちゃんが亜美ちゃんに話してた、「友達とか、家族とか…、いつかきっと壊れるから…。今までずっとそうだったし…」と言うのは、こういうコトだったんですな。

       するとレイちゃんは、倉田さんを押し返すようにして、「出てってっ!」(←どすこいどすこい)。「!!『レイの海っ!』「…レイさんっ、落ち着いてっ!」「出てっ!」。するとここで、いきなりまこちゃんが「…『助太刀いたすっ! これでも食らえ倉田富士〜っ!』と倉田さんを張り手で突き飛ばし、がんっ!とドアに叩きつけます。「!!……『まこの山…!』「ナンなのアナタ…」(←ワナワナ…)。まこちゃんはドアを開けると、「…『押し出し〜っ!』「ちょっとナニするの?! やめなさいっ、やめなさいっ! やっ…」…倉田さんを無理やり外へ出し、ばたんっ!と背中でドアを閉めてしまいました。

       まこちゃんは、閉めたドアにそのままもたれながら、つい衝動的にやらかしてしまった自分の行為に、なにか懸命に、自分なりに納得する理由を見つけようとしてるかのようです。

        ★  ★  ★  ★  

       倉田さん:「開けてぇっ!」…ドンドンドンっ!…「レイさぁんっ!」…倉田さんは後ろに控えていたボディガード二人に、「ちょっと時間を置きましょ! 火野先生に少し遅れるって伝えてくるわっ!」「はいっ」(←×2)。

        ★  ★  ★  ★  

       その後、…レイちゃんは、寝室のベッドに腰掛けてます。

       まこちゃんは、その寝室のドアに近付くと、ふと、横を向き、テーブルの上に置いてあるプレゼントの空き箱(←ドレスが入ってた箱と、靴が入ってた箱?)の上にあった、「レイへ パパより」と書かれたカードを見つけ、それを手に取ってしばし眺めると、「……『そんな悪いお父さんでもないんじゃないかなぁ…』みたいな感じで、それを持ったままレイちゃんのいる寝室へ歩いて行きます。そして入り口の前まで来ると、そんなまこちゃんの心を見透かしたように、レイちゃんが、「見せかけよ…」と言います。

       「……」「パパはね、私の持ってる力が、嫌いなの…。だから、神社に預けたの…「…ホントに?…『自分でそう思い込んでるんじゃなくて?…』。レイちゃんは小さく二度うなずくと、「あたしは、パパなんかいなくたって、一人でやっていける」「……『まあ、あたしも、そうっちゃそう…なのかな…』「強くなれたって…感謝してるくらいだけど…。でも…もう見せかけはウンザリ…」…そう言ってレイちゃんは靴を脱ぎ始めます…。う〜む…そうだったのか…レイちゃんの男嫌いって、とどのつまり、この父娘関係がそもそもの原因だったようですなぁ…つまり、ナニげに潜在的なファザコンなのでは?…。

       するとここで、まこちゃんが意外な一言を発します…「じゃあ…逃げちゃえば?」「!……え?…」「逃げちゃおうよ」…まこちゃんはレイパパのカードを見つめながらも、「なんか……もういいじゃんっ!」と言って、それを後ろへ放っぽり投げちゃいました(←この人って、いつもこんな調子で、失恋するたびに転校を繰り返してきたんだね…)。まあ、ある意味、この大らかさと言うか、考えるよりも先に行動してしまって『あとは野となれ山となれ』みたいな感じが、今のレイちゃんには救いとなったようで、「……」…それと呼応するかのように、レイちゃんも、パパからプレゼントされた靴を見つめながらも、それをポンと床に放り投げちゃって、素足で歩き出します。

        ★  ★  ★  ★  

       その後…。

       部屋の外では、ルームサービスのお姉さんが、「失礼します」とワゴンを押して、レイちゃんの部屋の前にやって来ました。

       ボディガードの二人が後ろに下がると、お姉さんはワゴンを止め、レイちゃんの部屋のドアの前に回ってトントンと叩き、「ルームサービスです」と言います。それを見てボディガードの二人は、「?…『これから火野先生とレストランで食事するのに…なぜ?』みたいに顔を見合わせてます。

       中からドアが開けられ、お姉さんがワゴンを押して入って行くと、ボディガードもそれと一緒に入ろうとします…が、いきなりバタン!と閉められてしまいます。

        ★  ★  ★  ★  

       パ♪ポ♪(←ハト時計の音)と、しばし時間が経過したのち…。

       ボディガードがドアの両端にもたれていると、急にドアが開いたので、またしても彼らは中に入ろうとしますが、出て来たワゴンに押し返され、そのあとすぐに、またドアが閉められてしまいます。

       実は、そのワゴンを押して部屋から出て来たのは、ルームサービスのお姉さんに成り済ましたまこちゃんだったのでした。

       通路の角を曲がると、まこちゃんは、ワゴンの上の金色のステーキカバーをコンコンっ!と叩きます。すると、ステーキカバーが自ら持ち上がり、中から『レイちゃんの生け作り』が顔をのぞかせ、キョロキョロと辺りを見回します(←素材の良さを最大限に生かした、実写版ならではの一皿です)。板長はカバーを取ると、「大成功…!」と言って、今来た方の通路の様子を伺います。

       すると、ワゴンの中央を丸くくりぬいた穴から、レイちゃんが頭だけ出して、「家族は仲良くするべき、とか言うと思った」「言おうと思ったけど…(←レイパパのカードを見た時ですな)、考えたら、あたしも家族いないからさっ…」「……」(←あのおしゃべりなうさぎちゃんも、その事をみんなに話してなかったらしいですな…)。まこちゃんはワゴンの取っ手をがっ!と握ると、「…そんなの、…わかんないよっ!」と言って、いきなり走り出します。「きゃっ!」。レイちゃんは「ナニすんのよぉっ!」と言いながら、ステーキカバーやらシートやら天板やらを放っぽり投げ、あっという間にワゴンが台車に早変わり。そのまま、まこちゃんに押されて猛スピードで突っ走ります…がぁぁぁぁぁぁぁ〜〜っ!…「止めてよ!」「やだねっ!止めないよっ!」「バカみたいじゃんこれじゃ!」「いいじゃんっ!」「あははっ!」「いっくよぉ〜〜っ!」「いけぇ〜〜っ!」…がぁぁぁぁぁぁぁ〜〜っ! 時には、「バカみたい」になるのも必要…ってコトでしょうかね?

       う〜む…なるほど…。ちなみにワシが睨んだところでは、名付けて、『まこちゃんの、レイちゃん救出大作戦っ!』の段取りはこうですな…(↓)

1.       まず、ルームサービスを呼ぶ。その際、必ず女性のルームサービスを指定する。そしてついでに、とにかく最高級の料理を好きなだけ注文する(←どうせカネ払うのはレイパパなのだ…)。

2.       ルームサービスのお姉さんが部屋に入る際、レイちゃんがドアの前で待ち構え、ボディガードが一緒に入って来られないように、すぐにドアを閉める。

3.       まこちゃんは、ケータイアイテムでルームサービスのお姉さんを写し、お姉さんに見られないよう、寝室かなんかに行って変身する(←まこちゃんのルームサービスの制服には胸に名札が付いてるが、文字をハッキリ読み取る事はできないが、アルファベット6文字で、最後が間違いなく「A」で、他の母音もどうやら全て「A」っぽく、おそらく「TASAKA」みたいな感じの名前である事は確かで、これは、おそらくお姉さんの名前だと思われる)。

4.       その間にレイちゃんは、お姉さんに事情を説明して協力を取り付け、レイちゃんが着てたドレスを着てもらう(←協力してくれたお礼に全部あげちゃう)。

5.       レイちゃんは元々、巫女さんの状態で拉致されて来たのだから、ここで巫女さん姿に着替えている訳だ。

6.       まこちゃんは、あたかも普通に着替えてきたかのように、ルームサービスに変身して居間に戻る。

7.       ここで二人は、注文した料理を、全て美味しくいただく。

8.       それから、台車を使って、ワゴンそっくりに偽造し、そこにレイちゃんが乗り込む。

9.       そして、二人が部屋を出ると同時に、レイちゃんに成り済ましたお姉さんに、すぐに中からドアを閉めてもらう。実はここが最も重要なポイントなのだ。と言うのも、このドアはオートロックではないからである(↓)

1.       その証拠に、さっき倉田さんは、カギも持ってないのに、ノックもせずに入って来ていたからだ。したがって、もしここでお姉さんの協力が得られないとなると、二人は部屋を出るのと同時にドアを閉める事ができず、カギも掛けられず、ボディガードにすぐ踏み込まれてしまうのである。

2.       そして実際に、ドアはそのように、中から人の手によってばたん!と閉められていた。このドアは、大きな荷物を出し入れする時のために左右開閉式になっていて、普段、人が出入りする時は、中から見て右側のドアだけを使い、ドアが自動で閉じるようにするための「ドアクローザー」もそちら側にしか付いてないのである(←部屋の中からドアを見た時、左側にはクローザーが付いてないのが確認できる。どうやら左側は、普段は開閉できないよう固定されてるようだ。だから外に鍵穴も付いていない。右側は、クローザーの機具そのものは画面には映らないが、ドアの閉まる動きでクローザーが付いてる事が分かる)。

3.       そして、そのドアクローザーのスピードも、最初にまこちゃんが踏み込んだ時と(←この時は、最後の瞬間だけ、倉田さんが手で閉めて音を消していた)、さっき倉田さんがノックもせず入って来た時とで確認できるので(←当然、あのように乱暴な閉まり方はしていない)、まこちゃん達がワゴンを押して出て来た時のドアを閉まり方が、明らかに、中にいるお姉さんの手によって閉められている事も分かるのである(←もちろんドアクローザーのスピードは調節可能なのだが、カギまでは掛けられない)。

10.    そうやって二人は、自分達がまだ部屋の中に篭城しているかのように装い、逃げるための時間を稼ぐ。

11.    お姉さんだって仕事があるんだから、そうそう長い時間立て篭もってる訳にもいかない。だから、適当な頃合いを見計らって元のルームサービスの制服に着替え、何食わぬ顔で仕事に戻る。そこでボディガードはからくりに気付く訳だが、その頃には、こっちもまんまとホテルから脱出している…という手はずである。

       この完璧な作戦は、きっと亜美ちゃんに電話して、考えてもらったものに違いない…出番はなくとも、ワシらの知らない所でちゃぁ〜んと仕事してるのだっ!(←と勝手に妄想…)。

        ★  ★  ★  ★  

       てな訳で、無事、地下駐車場までたどり着いた二人…。

       まこちゃんは、レイちゃんに手を差し出して台車から降ろし、息を切らしながら、「そろそろ行かないと…、追って来るかも…」(←お姉さんが仕事に戻る頃なんですな)…それからまこちゃんは、台車に乗せてた自分の学生カバンを取りますが、その際、なぜかチャックが開いてたため、カバンの中身を地面にぶちまけてしまいます。「あはは…」「ごーめん…」。まこちゃんはそれを拾い集め、レイちゃんも手伝おうとしますが、その中にナコナコのミニクッションみたいなキーホルダーを見つけると、「ああ〜っ、…かわいいの好きなんじゃない…」と言ってそれを拾い上げます。「あ、…これは…別に…」「へぇ〜っ、手作りじゃんっ!」と言って立ち上がると、イタズラっぽく、ちゃらちゃらと振ってみせます。

       すると、まこちゃんも立ち上がって、それを引ったくり、「好きだよっ、文句あるか?!」と開き直ります。するとレイちゃんはまたしゃがんで、「あれ?! これも?!」「あ…」「これも?!」「ちょっと!」「これも?(笑)」「いいだろっ!(笑)」「あははは…」「うふっ!」。ナニやら、すっかり打ち解けて、仲良しモードになってる二人なのでした…。

       するとその時、二人のケータイの呼び出し音が鳴ります。「大変よっ!」。思わず顔を見合わせる二人…。

        ★  ★  ★  ★  

       その頃、「コンテスト」会場では…。

       ゾイサイトのピアノの音による魔力のせいか、みんなが気を失って倒れてます。ところが、「なるちゃんっ、なるちゃんっ!」と、やはり、うさぎちゃん一人だけがナンともありません。「カナミっ! モモコっ!」(←おおっ! どっちがどっちだか分かりませんが、クラスメイトAとクラスメイトBの名前がこんなところで判明いたしましたっ!)。「ナンなの?!…これ?…」

        ★  ★  ★  ★  

       そしてこちらダーク・キングダム音楽室では、ゾイサイトがピアノを弾きながら、いきなり「飛べっ!」と叫びます(←正確なゾイサイト語の発音は、『トゥヴェっ!』である…)。するとジェダイトくんがばちんっ!とおめめを開け、とっても素っ頓狂な顔をします。

        ★  ★  ★  ★  

       すると、突然、「愛野美奈子マスコットキャラ ナコナコなりきりコンテスト」のステージ上に、ゆらゆらとジェダイトくんが姿を現します…「……『ふっふっふ…優勝はオレがいただく…くぴっ』「!」すると、ジェダイトくんは、ナンと、ジャージ姿でナコナコ化してるうさぎちゃんを見るなり、「見つけたぞ…、セーラームーンっ!」(←ってキミ、それ見てセーラームーンって分かるくらいなら、他にいくらでも見付けようがあるんじゃないのか?!)。

       するとうさぎちゃんは、「!…確か『えっと…こいつマジで誰だっけ?…あ、』…ジェダイト!」。ジェダイトくんは、「ふーんっ!…「確か」は余計だ〜っ!』と短剣で斬りかかり、うさぎちゃんはそれをかわして体を入れ替え、すかさず「ムーンプリズムパワ〜、メーイク、アーップ!」とセーラームーンに変身します。

       ところが、変身後の決めポーズの最中に、いつの間にか背後に回ってたジェダイトくんが、いきなりセーラームーンの首を絞めます! き、きたねえぞジェダイトっ! 前回のお前の妖魔もレイちゃんの変身中に邪魔してたが、いくらコケにされたからってキサマ、変身ヒーロ−の悪者がやっちゃいけねーコトやり過ぎだっ! 『す、すいませんっ、お詫びにボク、習ったばかりの社交ダンスを披露させて頂きます!』と、セーラームーン相手に『シャル・ウィー・ダンス?』ってどうなっとんじゃコイツの戦いは?!

       セーラームーンは、卑劣なジェダイトのダンス攻撃からの連続技で、胸部と腹部の中間あたり(←ってみぞおちじゃんっ!)に蹴りを食らい、会場から通路へとはじき出され、やや劣勢な感じで後ずさりしております。…そう言えば…、ナニげに今回は…妖魔が出て来ませんねぇ…。…つまり…今回は…ジェダイトくんが「妖魔」…ですか?…。が、がんばれ! ジェダイト妖魔くんっ! ナンだかキミに会えるのも、今日で最後のような気がして来たぞ〜っっ!!

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       突然場面は変わって、会場の外…。

       なにやら黒の高級車(車に興味ないけど、ベンツだね)が入って来ました…。

       車が止まり、後部座席の窓がウィ〜ン…と下がると、そこには、キャラクター的には今回が初登場となる、アイドル愛野美奈子嬢が乗っておりました…。どうやらコンテスト会場にご到着の様子です…。車の窓から、清々しい表情で外を見渡しております…「……『ここが会場かぁ〜…』といった感じでしょうか

       …がしかし、次の瞬間、突然カーラジオの周波数が狂いだし、そこから例のピアノの音が流れてきました…。美奈子は、それに気付いてナンとなく運転席の方に目をやると、…「え!?」…なんか…バックミラーに白い人影が! こっちを見てます…ゾイサイトです。

       彼は、美奈子に気付かれたと思ったか、さっと左方向に歩き出しました…美奈子は驚いて後ろを振り向きますが、もうそこに姿はなく、辺りをきょろきょろと見回してると、いきなり後部座席の右側の窓からゾイサイトが中を覗き込んでます!…んで、なんか手ぇ差し出しながらニヤついてますっ! 「……『え、ええオンナやぁ〜…これがプリンセスけぇ〜…ちょっと触らしてぇなぁ〜…』(←ひ、ひぃ〜っ!…わ、笑ってる〜っ!)。

       美奈子は耳をふさぎながら、いきなり「音楽とめてっ!」。運転手:「あ、はい」。カチッ…………………………………………き、消えた…?? 美奈子は落ち着きを取り戻すように「はぁ〜…」と深く息を吐くと、隣に座ってたマネージャーさんが、不思議そうに「どうかした? 美奈子ちゃん」と聞きますが、美奈子はそれに返事もできず、「……『な、なに?…今のキモ白いのは…?』

        ★  ★  ★  ★  

       一方こちらはセーラームーン…。

       ジェダイトくんが、「ハァッ!」と、『ジェダイトくんビーム』を、ナンと今日は両手で放ちます…しかし、ンなモンいくら両手撃ちしたところで、前回タキシード仮面ですら腕一本で受け止めてたようなシロモンです…セーラームーンにとっちゃどーってコトな……?……あれ?……どうしたんでしょうか?! あろうことか、セーラームーンはそれを真っ正面からモロに食らい、その場にばたっと倒れてしまいましたっ!…「うっ……うっ…」(←やはり連日の寝不足がたたったんでしょうか? でも、極めて意識はハッキリとしております)。「ここまでだ…!」…ジェダイトくんはここで勝利を確信したか、一歩一歩セーラームーンに歩み寄りながら、「よくも今までっ!…『散々コケにしてくれたな! 敵・味方・視聴者を問わずっっ!!』

       するとその時、「待てっ!!」という叫び声が!…ジェダイトくんが後ろを振り向くと、ナンとマーズとジュピターが、と側転しながらの登場です!…セーラームーンはそれを見て、思わず安どの表情を浮かべます…。一方ジェダイトくんは、その豪快極まりない開脚っぷりに度肝を抜かれたか(←相変わらず無表情ながらも、思いっきり凝視中…)、その流れからとダブル・セーラーキックをモロに食らって「うわぁっ!」と壁に激突っ!!(←ワシャ、「けっこう仮面」『おっぴろげキック』を思い出したよ…)。

       ※ 「けっこう仮面」とは、「月光仮面」をパロディにした永井豪原作の漫画で、覆面で顔だけ隠して下はすっぽんぽんという謎の美少女ヒーロー。『おっぴろげキック』とは、敵(男)の眼前で思いっきり開脚ジャンプし、敵(男)が股間に目を奪われてる隙に、空中で腰をひねって顔面に回し蹴りを食らわすという、男なら回避不能の必殺技。

 

      

       「炎と、情熱の戦士、セーラーマーズ!」「いかずちと、ゆうきのせんし、せーらーじゅぴたー!」「火星にかわって!」「もくせいにかわって!」(だ)

       対するジェダイトくんは、短剣を二刀流にして「ふっ!」と向かっていきます。しばしの間…なんやかやと立ち回りを演じた末、二人はジェダイトくんの腕をねじ上げてぶん投げ、互いにうなずき合うと、ジュピターが「ふらわー・はりけーんっ!」(←おおっ! 早くも新技です)、マーズが「悪霊〜退散っ!」(←おおっ! ジェダイトくん、キミは「悪霊」だそうだ! 「妖魔」扱いじゃなくて良かったじゃないかっ!)の同時攻撃で仕留めに入ります。

       ところがナンと! ジェダイトくんは、その攻撃を「ハァッ!」両手で受け止めると、「!」「!」、それを頭上で転がしながらみるみると増幅させていき、そいつを二人に向かって投げ返そうとしてます…「お前たちも地獄へ〜〜っ!」(←めっちゃ嬉しそうだぁ…)…す、すごいじゃないかキミ! そんなコトできたの?! これには、さすがのマーズとジュピターも、思わず後ずさりします。それにしても、「お前たちって『ついで』みたいに言ってるってコトは、この人、よっぽどセーラームーンだけを目のカタキにしてたようですな。

       ところがですっ! ナンとジェダイトくんは、ここへきて急に腹痛でも訴えたのか、いきなり顔を歪めてお腹を押さえ出すと、「う゛っ!『漏れそ…』う゛あ゛ぁっ!『我慢できね〜〜っっ!!』と、突然どっかに消えてっちゃいました…ええ〜〜っっ?! ナンだぁ!? 一体何が起こったんだ??…。と、とりあえずジェダイトくんは、せっかく勝利を目前にしておきながら、結局セーラー戦士を倒し損なったようなのですが…しかし、逆に言えば、そのお陰で自分も倒されずに済んだとも言えるような…良く言えば意外な、悪く言えば拍子抜けな、とにかく、そんな展開です…??

       「?……」「?……」「……どういうコト?」「……さあ?…『男子トイレでも探す?』「……『じゃあ、掃除のおばさんに変身?』

       ※ ちなみに、今マーズとジュピターが戦ってたフロアに、ナニやら『羽の生えた石』みたいなモノが置いてありましたが、オープニングの「撮影協力」によりますと、ここは「横浜ビジネスパーク」と言う所だそうで、この置物アートは、「飛ぶ形´90 (FORM OF SOARING '90) 1990 小清水 漸と言い、公式サイトさんの説明によりますと、「翼を持った石。大空を自在に飛び回る石。本来、動くはずのないマテリアルに、飛翔というイメージを与えた、ユーモア溢れる作品です。異質の物の出会いが創った新しい世界をお楽しみください。」とのコトです…お楽しみください…。

        ★  ★  ★  ★  

       ジュピターとマーズは、「うさぎっ、しっかり!」「大丈夫?」と、倒れているセーラームーンの元へ駆けつけます。ナニげに、マーズの方が一歩早くセーラームーンの傍らに跪いて顔を覗き込み、ジュピターはその後ろから中腰で声をかけてます…これ、普通に考えたら、この両者の立ち位置と構図は、逆になりそうな気もするのですが?…おそらくこれは、こういうコトでしょうな(↓)

1.       マーズはジュピターと違って、前回戦闘に参加できなかったため、『ジェダイトくんビーム』の威力がどれほど大したコトないかを知らなかった(←タキシード仮面が単に擦り傷を負わされただけだった現場も見ていない)。

2.       マーズはジュピターと違って、まさかセーラームーンが、単なる寝不足のせいでジェダイトに不覚を取ったなどとは夢にも思ってなかった(←レイちゃんは学校が違うため、うさぎちゃんのここ数日の様子を全く知らない)。

3.       以上の理由から、事前になんの情報も持ってなかったマーズは、セーラームーンがジェダイトに倒されたコトを、ジュピターよりも遥かに深刻に捉えていた。

       まあ要するに、散々まこちゃんのコトをおせっかい呼ばわりしておきながら、『レイちゃんも、いざって時にはこうなんだよ』ってコトでしょうね。

       …で、そんな二人を見てセーラームーンは、開口一番、「…まこちゃん達、仲直りしたんだねぇ…」「!…え?…『仲直りってなんのコト?』(←思わず振り返ってジュピターを見ます…)。「……まぁ…『やべ…絵馬のコトすっかり忘れてた…』「…レイちゃん…、私、ちゃんと一人でやったよ。コンテストも出るよ。ナコナコ、ゲットするよ。…でも…、『ふぁ〜…』…眠くてぇ…」「…」「…」「…………」「うさぎ?…」…マーズはかがみ込んでセーラームーンの寝息に聞き耳をたて、「寝てる?」「ああ、徹夜つづきだったから…」…ジュピターはここでマーズの隣に腰を下ろし、「これじゃあ、コンテストはムリか…」「またチャンスはあるわ」(←マーズはジュピターに言います)。『うん』…がんばったよ…、うさぎ…」(←ジュピターはそう言いながら、指の甲でセーラームーンの髪をなでます)。…これはまるで、『父』『母』『その子供』のような絵づらですなぁ…。

       それにしても、やっぱりセーラームーンは、ただ単に眠かっただけのようですな…タキシード仮面には擦り傷を与えていた『ジェダイトくんビーム』(←ワン・ハンド・バージョン)も、セーラームーンには、ダブル・ハンド・バージョンをもってしても、ただ単に安眠を与えただけ…。おそらくジェダイトくんの真骨頂は、あの『返し技』にあったんでしょうなぁ…残念だったね?もうちょっとだったのにね…。…でもマジで彼、どうしちゃったんでしょうか???

        ★  ★  ★  ★  

       「コンテスト」会場…。

       何はともあれ、事件も解決し、ゾイサイトの術も解けて、何事もなかったかのように、「コンテスト」の再開となったようです。ところが、司会者:「え〜、愛野美奈子ちゃんですが、スケジュールの都合で、来れなくなっちゃいましたっ、すみませぇんっ!」←ナンとドタキャンですっ!…でも、無理ねーな…アレ見ちゃな…)「えぇ…!」(←ざわめく場内)…。司会者:「あ、でもっ、でもっ、コンテストの商品…ナコナコぬいぐるみに、サインしてくれたそうなんで、みなさんっ、がんばってくださぁ〜いっ!」。なるちゃん:「うそーっ!」。クラスメイトA:「がんばろお!」どっちが「カナミ」でどっちが「モモコ」であるかは、今後の課題である)。クラスメイトB:「ねぇ、美奈子のサイン入りだって! ぜったい優勝しよ!」(←以下同文)。

       すると、その三人の後ろの列に、一人、遅れて入って来た出場者が腰掛けました…ナンと、まこちゃんです。しかし、いつの間にこんな着ぐるみをこさえて来たんでしょうか?…開場から開演までは30分…ジェダイトの乱入や美奈子のゾイサイト・ショックの影響で、実際の開演時間は大幅に遅れていたでしょうが、それにしても、いくらまこちゃんがこの手の裁縫仕事がお手の物とは言え、ちょっと時間が足らなすぎます…。

       これはおそらく、手ごろな出場者(←たぶん、個人参加のキモオタ野郎とか)を取っ捕まえて亡き者にし、変身ケータイで着ぐるみを頂戴しちまったに違いありません。

       そんなまこちゃんがふと見ると、そこには、すでに同じ手口で衣裳を入手してたらしきレイちゃんが、澄ました顔で、自分の顔にペインティングしてます。レイちゃんはまこちゃんの視線に気付くと、「うさぎには甘いんだからっ」「どっちがっ!」「優勝…するつもり?」「できなきゃ意味ないっ」「…そうね!」

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       ……で、なんやかやで、「くぴ」「くぴ」あって(←レイちゃんの『ガン飛ばしくぴ』は笑ったなぁ)……しかし結果は、共にあえなく参加賞どまり…「うさぎには…?」「言える訳ないでしょ」「だな…」(←なぜかこの一言が笑える…)。二人は横並びにトボトボと歩きながら、セーラームーン(←もう、うさぎちゃんに戻ってるか?)が倒れて居眠りぶっこいてるロビーの方へと歩いて行きます…(←このルートは、さっきセーラームーンがジェダイトくんに追われて後ずさりしてった方向と一緒ですからな)。

       しかし、ワシの見立てでは、どっちみち優勝はクラスメイトAの被り物に決定だったんだが…、どうやらデザイン賞すら取れなかったようだな…。今回ナニが納得イカンて、それだけが納得イカンかったな…。ちなみに、各受賞者は次の通り⇒「それではまず、デザイン賞の発表です。デザイン賞は、品川区からお越しの、むらたようこさん! そして、いよいよ愛野美奈子賞グランプリの発表です。グランプリは、町田市からお越しの、たなかくみこ(きみこ?)さん!」

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       月野邸…。

       「くぴぃ〜〜……」…きっと、「コンテスト」で快心の演技をしてる夢でも見てるんでしょうな…。あのあと、おそらくまこちゃん達に家まで運んでもらったと思われるうさぎちゃんが、自宅のベッドですやすやと眠っております…。そんなうさぎちゃんの傍らで、ルナが、「敵が、強くなってる気がする…うさぎちゃん達が、戦士として本当に目覚めなければ、危ないかも…!」…あ、あのぉ…ルナさん…ちなみに今日の敵は『ジェ・ダ・イ・ト』って言って、一応幹部クラスの方だったんですけど、アナタ完全に、『いつもよりチョットだけ強かった妖魔』って思ってません?(←まあ間違いじゃないっスけど…)。

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       こちらダーク・キングダム音楽室…。

       ジェダイトくんが、ピアノの横でうつ伏せになって「うぅっ…うっ…うぅ…」と喘ぎ苦しんでおります…と、とりあえず、生きてるのかジェダイト?!…て言うか、お腹まだ痛いの?ひょっとして漏らしちゃった?頼むっ、なんか言ってくれ〜っ! そんなジェダイトくんの頭に、ゾイサイトがそっと手を当てて顔を覗き込み、「慣れない者が最初から飛ばし過ぎたか…へへへ…」(←ってアンタ、スイッチ一つで簡単に追っ払われてた癖に)…「だが…、感じたぞ…、セーラーVを…『それにしても…、ええオンナやったなぁ〜…じゅる…』…ゾイサイトはそう言うと、ピアノのイスに腰掛け、いつもの「幻想即興曲」を弾き始めます……あれ?…ピアノの奥に倒れてるジェダイトくんが、ぴくりとも動かなくなっちゃってますよ?…………もしかして…死んだ?

       ところで、ナニげに今回は、ちょっと興味深い事実が判明いたしましたな(↓)。

       ジェダイトくんは、やっぱりAct.1の時、うさぎちゃんがセーラームーンに変身するところを見てたんですね。要するに彼は、いきなりセーラームーンの正体を知ってた訳です。あの時彼は、突如現れたセーラームーンを見るなり、「セーラームーン…何者だ?!」と言ってました。実写版のセーラー戦士は、変身後も『現世名』でしかお互いを呼び合わず、『前世名』を口にするのは変身直後の決めポーズで名乗りを上げる時だけです。あの時は、ルナが、変身後のセーラームーンに対して「セーラームーン」と呼びかけてましたが、ジェダイトくんが「セーラームーン…何者だ?!」と口にしたのは変身直後で、まだルナがその名を口にする前ですから、これは、彼が、セーラームーンが変身して名乗るところを見ていたと言う『決定的な状況証拠』になります(←彼はAct.2でもベリル様に、「はい、セーラームーンと名乗りました」と報告してます)。つまり、その時に言った「何者だ?!」と言うのは、『正体は誰だ?!』と言う意味ではなく、『何の目的で邪魔する者だ?!』と言う意味です。だから今日も、「心を飛ばせ…セーラームーンのところへ…」「場所は?」「知らん…。ただ想い…、飛ばせばいい…」というやり取りのあと、『ナコナコ化したうさぎちゃん』の前にいきなり現れても、何の躊躇もなく「見つけたぞ…、セーラームーンっ!」と言って襲い掛かってた訳です。で、それに対してうさぎちゃんの方も、何の躊躇もなく、敵幹部の目の前で変身してました(←このような事は、アニメ版では絶対にありえないなのですが、実写版では全く問題にしてないようです)。

       そして、もう一方のゾイサイトの方は、「私は今心をセーラーVに合わしている…」と言ってせっせと自分の任務を遂行してましたが、こちらも、いきなり愛野美奈子の前に現れて、やはり何の躊躇もなく襲って来ました(←あの時は、首でも絞めて殺そうとしてたんでしょうか?)。そしてその後、「感じたぞ…、セーラーVを…」と言ってますから、ゾイサイトも、『セーラーVの正体は愛野美奈子だ』という事を、いきなり突き止めてしまった訳です。

       つまり、実写版のセーラー戦士達は、驚くべきコトに、いきなり敵側に正体が筒抜け状態なんですな。たとえばアニメ版では、親兄弟や友人知人に対してだけでなく、もちろん敵に対しても正体がバレないよう細心の注意を払ってました。そこが妙に現実的で画期的だったのですが、要するに、実写版におけるこのような設定パターンは、完全に特撮ヒーローのシステムなんですな…。特撮ヒーローと言うのは(←ちなみに最近のヒーローさん達がどうなのかは全く知らないのですが)、ワシの知る限り、みんな基本的に、敵側には『正体バレ』の状態でスタートしてます(←初代仮面ライダーなんか、そもそも敵の作った改造人間が逃げちゃった訳ですからね)、だから、いつも平気で敵の目の前でガンガン変身しまくってるのですが(←敵も、それを見ながら礼儀正しく待っててくれるし)、そのくせ、自分の住んでる家とか正義の味方の秘密基地だけは、絶対に敵にバレないという点が画期的だった訳です。どうやら実写版も、制作スタッフさんがみんな特撮の方達らしいので、今後もこのシステムで進んでいくんでしょうな。要するに、実写版で『正体バレ』が厳密に問題視されるのは、『プリンセス』『うさぎちゃんと地場衛の関係』だけで、それ以外は、もうほとんど『どうでもいい』というスタンスなんです。なので、こういった『特撮フォーマット』の刷り込みがないアニメオタクの方々(←特に、いわゆる腐女子のみなさん?)が、実写版を全く理解できないのは、ある意味当然なのかもしれませんなぁ…。

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       次回は、タキシードうさぎ仮面かっ!?

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       セーラームーン:うさぎちゃん(沢井美優さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(沢井美優さん編)▼】

       マーキュリー:亜美ちゃん(浜千咲(現・泉里香)さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(浜千咲(現・泉里香)さん編)▼】

       マーズ:レイちゃん(北川景子さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(北川景子さん編)▼】

       ジュピター:まこちゃん(安座間美優さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(安座間美優さん編)▼】

       セーラーV:美奈子(小松彩夏さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(小松彩夏さん編)▼】

       ルナ(声・潘 恵子さん):「」『』

       その他:「」『』

[2008年11月22日(土)初稿 トモロー]


Act.9:タキシードうさぎ仮面登場編

 

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       今回レビューしたAct.8は、「美少女戦士セーラームーン DVD 第2巻」(バンダイビジュアル)に収録されております(↓)

 

DVD第2巻 作品本編(4話収録)

 

Act.5 Act.6 Act.7 Act.8 

毎回映像特典(10分)

 

「セーラームーン」におしおきよ 沢井美優浜 千咲A

Act.8 ゲストキャスト

 

秘書:
阿部香奈美:
木村桃子:

宮下今日子
平井愛子
清浦夏実
北村隆幸
鈴木淳至
竹下浩史

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セーラー戦士アクション:

今井ゆり子
半澤友美

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