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―実写版セーラームーンを検証する―


Act.4:ネフライト登場編――

 

       本稿は、2003年10月25日(土)にTBS系列各局で朝7:30〜8:00に放送された、「美少女戦士セーラームーン」(実写版)第4話の感想記(DVD鑑賞レビュー)です。

        ★  ★  ★  ★  

       いつものように、うさぎちゃんのセーラー解説で前回のあらすじをおさらいします。「三人目のセーラー戦士が見つかりました。セーラーマーズこと、火野レイちゃんっ。普段は神社の巫女さんをやってる女の子なんだけどぉ…(←前回のラスト・シーンで、仲間になることを拒否され…)、そんなぁ…どうしようっ!」

        ★  ★  ★  ★  

       オープニング開けは、クラウンにてセーラー・ミーティング(※しかし約一名辞退…)。

       うさぎちゃんがテーブルにうなだれながら、「なんでかなあ、レイちゃん…仲間になりたくないなんて…」(←あ、あのぉ…うさぎさん…、ワシ、思うんですけど…、ひとえにアナタの戦いっぷりを見てのご英断かと…火野さんはまだ、水野大先生の頭脳面もご存知ないようですし…)。「カラオケ嫌いなのもショック…」「説得するしかないわ…。戦士は四人そろってこそなんだからぁ…」(←そう言う割りに、なんだかんだ放任主義な人…て言うかネコ…て言うかぬいぐるみ…)。「でも…無理やり仲間に入れても…」(←経験者は語る…)。「そうだよね…」(←経験者は思い出す…)。

       「でも私は、レイちゃんがどう思ってても、仲間だって思ってるからっ」…うさぎちゃんはそう言って、亜美ちゃんに微笑みかけます。「…『ニコ…』…亜美ちゃんもそれに笑顔で答えます。「うんっ、とにかく、レイちゃんのことは対策を考えるとして…。他に調べたいことがあるの。幻の銀水晶かもしれないモノ…」「ホント?!」

       ちなみに今回より、ワシも「火野レイ嬢」あらため「レイちゃん」と呼ばせて頂きます。ワシも、気持ちだけでも早く仲間になりたいと思います…仲間になれた暁には、「ルナの持ち運び」担当がやれたら嬉しいです。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはダーク・キングダム…。

       ベリル様が、ナニやらぶつぶつ独り言をおっしゃっております…「セーラー戦士が三人までそろうとは…!」ひゅいっ!(←振り返る音)「まさかヤツラめ! 本気であのおぞましいプリンセスまで目覚めさせるつもりか…」ひゅいっ!(←顔の向きを変える音)「しかし…プリンセスがいるならば…あの幻の銀水晶も、手に入るやもしれん…」(←ニヤリ…)。

       するとそこへジェダイトくんがやって来て、「クイン・ベリル様、オレが幻の銀水晶を!」「黙れっ! エナジーも集められずに大きな口を叩くなっ!!」「……」(←相変わらず、叱られてるはずのジェダイトくんの表情にはまるで反省の色なし…て言うかキミ…また笑ってる?)「わらわに愛されたくば、役に立ってみせよ、ジェダイト…」「……」(←のーりあくしょん…)。

       するとここでベリル様は、「ネフライト! おるか!?」と二人目の四天王を呼びます。ネフライトはジェダイトくんの横に並び立つと、「おそばに…クイン・ベリル様…」と一礼しながら、ジェダイトくんを横目で見て、見下したようにほくそ笑みます…(←がんばれ! ジェダイトくんっ! キミは運がいいぞっ! もしアニメ版通りだったら、キミは今日ネフライトと入れ替わりに『永遠の眠りの刑』に処されてたんだからっ!)(←アニメ版・第13話「女の子は団結よ! ジェダイトの最期」より)。『…げっ! マジで?!』(←実写版のベリル様がお優しい方でヨカッタね)。それにしてもネフライト…、彼は彼で、やってくれるんでしょうか?(←ってナニを?)。

 

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは火川神社…。

       いつものように祈祷部屋の炎の前で正座してるレイちゃん…「…また…不吉な影が動く…」そう言うと、すっと立ち上がり、すたすたと部屋を出て行きます。仲間にはならないけど、戦士として戦うこと自体には前向きなようですな…。

        ★  ★  ★  ★  

       ビルの壁に設置された大型街頭ヴィジョンに、ニュースが映し出されてます…。

     街頭ヴィジョン:「この歴史的にも有名な秘宝は、幻の青水晶と言われ、公開されていません」

       そこへうさぎちゃんと亜美ちゃんがやって来て、人ごみの後ろからそのニュースを見上げます。ルナは、亜美ちゃんが肩にかけてるバッグから顔を出してます(←うさぎちゃんは持ち運びが乱暴ですからな…)。

     街頭ヴィジョン:「しかし、現在の所有者である桜木財閥のさる令嬢が(←猿令嬢? はっきり「桜木」って名字まで言っててサルはねぇだろ…)、あすの誕生日パーティーで、出席者に披露するとのことです」

     ※ ちなみに、この「桜木財閥」ですが、テレビで聞く限りでは「桜木」と聞こえるのですが、東映ヒーローネットのキャスト紹介では「桜井」になってますな。本稿では劇中の女子アナさんの言う通り、「桜木」を採用しております(←て言うか、オープニングのキャスト表示にちゃんと「桜木」って出とるじゃないかっ!)。

       「ルナぁ…、青い水晶だって…。銀水晶じゃないじゃんっ」「幻の銀水晶は、あたし達がそう呼んでるだけだから…(←けっこうテキトーだな…しかし言われてみりゃ、名前通りなら『銀色の水晶』だもんな…。たとえるなら、『金色のダイヤ』みたいなモンか?)。令嬢と宝石の組み合わせ…気になるわぁ…」

     街頭ヴィジョン:「パーティーには、令嬢の友人、知人が数多く招待され、盛大なパーティーになることが予想されます(←この辺、よく聞き取れん…)…当日は万全な厳しい警備体制が敷かれるとのことですが…」

       「そっかぁ! じゃあ、パーティーに潜入捜査だねっ!」「でも、招待状が要ると思う。ママに頼んで…」(←財界にも顔が利くのかっ!?)。「ナニ言ってんの! そういう時のためのっ、これでしょっ!」と言って、さっとケータイ・アイテムを取り出すうさぎちゃん。しかしその手が、後ろから歩いて来た男の人の胸にどかっ!とぶつかってしまいます。「ッテェ!」「ごめんなさいっ!」…速攻で90度角で謝るうさぎちゃん…しかし顔を上げて見ると、「ああっ!」…地場衛です…「またオマエかぁ! なんでオレのまわりをウロウロするんだ!」「それはそっちでしょお!?」「とにかく、人ごみでバカみたいにはしゃぐなよな!」…そう言ってとっとと行ってしまう地場衛。「バカみたいってナニよぉ!」「…友達?」「ぜんぜんっ!」「…妙な感じがしたような気がするけどぉ…?」「だって妙なヤツだもんアイツ…!」(←確かに…)。

        ★  ★  ★  ★  

       地場衛は、なにやら怖い顔しながらすたすた歩き、「幻の青い水晶…。もしかして…幻の銀水晶…」(←思いっきりデカイ独り言を言いながら去って行きます…)。

     街頭ヴィジョン:「初めて公開される、幻の青水晶。一体どのようなものなのか、期待されます」

       するとその向こうに、ナニやら遠巻きに街頭ヴィジョンを見上げてる赤い革ジャン姿(!)の赤髪ネフライトが! 「…可能性ありだな…」ってアンタ目立ち過ぎっ! やたら背ぇデカイし! Act.1のジェダイトくんのあの見事な変装っぷりを少しは見習えっ! 彼、完全にエキストラ化してたぞっ!)。

       ちなみに、こんなところで情報収集しているところを見ると、どうやらダーク・キングダムにはテレビが置いてない模様です。そういや見るからに電波届きそうもなかったもんな…。なんか地底っぽかったから、勝手にケーブルとか引っ張ってきちゃえばいいのに…。

       ネフライトがその場を去って行くと…、ぴんっ! 「今の気配!」と、そこに居合わせたレイちゃんが振り向きます(←見ろっ、速攻でレイちゃんに怪しまれちゃったじゃないか!)(って誰が見ても怪しいか…)。

       するとそこへ、「レイちゃ〜んっ!」と、うさぎちゃんが無邪気に両手を振りながら駆けてきます…「こんな所で会えるなんてすっごい偶然っ!…ナニしてるの?」「…ちょっと…『ってお邪魔ムシかアンタはっ!』「レイちゃん、あの青水晶にナニかを感じたんじゃない?」「たぶんだけど…妖魔が動きそうな気配がする…」「妖魔?」(←ちなみにさっきのヤツは妖魔じゃなくて、一応幹部クラスなんだけどね…)。「だぁから三人で一緒に調べようよっ! 私達もちょうどパーティーに行くつもりだったから!」「私は仲間に入れないで。一人でやるから…」「どうして?! ねえレイちゃんっ、私達、同じ戦士なんだから仲間じゃん!」「戦士になるのと仲間になるのはぜんぜん別よ…」「なんで仲間が嫌なわけ?」

       レイちゃんはここで一瞬言葉に詰まりますが、「……私はずっと一人でやってきたし…。その方が気が楽なの…『そもそもアナタ、いたってナンの役にも立ってないじゃない』…最後は亜美ちゃんの方を見ながら…「じゃあね…『アナタも大変ね?…』…そう言うと、レイちゃんはさっさと行ってしまいました。「……」「……」…それにしてもレイちゃん、いつも思うのですが…、立ち去っていく後ろ姿がカッコ良すぎ…「……『フッ…、クール・ビューティーざます…』

        ★  ★  ★  ★  

       「だめかぁ…」「とりあえず、あしたのパーティーはあたし達だけで行動しましょう。レイちゃんも来るだろうけど…」「あっ!…衣裳どうする!? やっぱドレスだよねぇ〜っ!」「も〜、うさぎちゃん…遊びじゃないんだから…」「……」(←さすがの亜美ちゃんも、呆れてルナにうなずいてます)。「だってぇ、パーティーなんて普通ないよ?」

       うさぎちゃんはショーウィンドウに飾ってあるドレスを見つけると、「あっ!…これいいっ!」と、白昼堂々、ケータイ・アイテムでドレスを写してファッション・ショーを始めちゃいます…亜美ちゃんもすっかりため息モード…それはそうと、あのぉ…後ろの方で、車だの人だの…思いっきり通過してってるみたいなんですけど…(←洋服泥棒と間違われないでね…)。

        ★  ★  ★  ★  

       パーティー会場にて…。

       ふたを開ければ、実は仮装パーティーだったのでした…なので、きれいなドレスは用なし…というオチ…。という訳で(↓)

       【仮装その1】⇒まずは、『ネコ耳メイド・コスプレ』(←「ごすろり」とか言うジャンルも加味されてるらしいのですが、ンなモン知るかっ!)の亜美ちゃん(←ワシ、こういうのぜんっぜん趣味じゃないけど…、かわいい〜っ! 一番のポイントは、本人がこの格好の意味するところを全く分かっていないという点ですな…つまり、コーディネートしたのはたぶんルナだな…)。「ハロウィン・パーティーも兼ねてたのは、予想外ね…」

       【仮装その2】⇒それから、『クマさん着ぐるみ』のうさぎちゃん(←正直、誰だか分かりません…)。

       【仮装その3】⇒そこへ、あとから颯爽と乗り込んで来た、『セーラーVマスクの巫女さんコスプレ』のレイちゃん…(←ってそれ、限りなく普段通りじゃん! ちなみに、厳密にはセーラーV仕様のマスクではなく、もっと作りのショボイやつではありますが…)…でも本人、至って大真面目です…。…ちなみにこのお方は、この格好の意味するところを完全に理解してますな…。

       ドラムロールを合図に、ステージ上のスクリーンに「Happy Birthday YUKA」という文字が映し出され、そこに「YUKA」と目される猿令嬢がマイク片手に登場します。「みんなっ、今日は私の誕生パーティーに来てくれて、ありがとうっ! …今日は楽しんでってネっ!…『ウキッ!』。一同拍手喝采…。本職の(?)DJまで手配されてて、「さぁ〜、パーティーはこれから! もーりあがっていこ〜〜う!! リクエストも、受付中〜〜っ!」

       パーティーというより、まるでディスコ(←最近は棒読みで「ク・ラ・ブ」と言うらしい)…こういうトコで「フィーバーっ!」とか叫んだら、速攻でつまみ出されるんでしょうか?(←じゃ、ヒップホップ系で「まじ、すげぇ」とか「まじ、やべぇ」とか言ってりゃOKなのか?)…でも会場に流れてる曲はナニげに70年代ディスコ調で、「♪ラァーラァーサタディーサタディナ〜イ、サタディナ〜イ、サタディナ〜イ…♪」(←歌詞テキトー…そう聴こえる…)っていう曲です…。…と、まあ、そういった雰囲気です…。で、ナニげに今日は「サタディ」(←土曜日)なんですな…やっぱここは、「ですこ、ですこーっ! ふぃーばー、ふぃーばーっ!」でしょう…。

       うさぎちゃんも、もうすっかり浮かれまくっております。「すご〜〜い! 私こういうの初めてっ! ねぇねぇ、あれ、俳優のナントカって言うのじゃない?! サインもらっちゃおっ!」(←名前も知らんヤツのサインなんかもらうな〜っ!)。「…『ああっ…、月野さんっ…』…」「亜美ちゃん、二人で手分けして、見回ってきましょ?」「でもぉ…月野さんが…」「興奮が収まるまでは、使いモノにならないわ…」…ルナはそう言うと、さっと亜美ちゃんの腕から飛び降ります。「あっ…」

        ★  ★  ★  ★  

       こちら関係者用通路(?)…。

       舞台挨拶を終えた令嬢が、警備の責任者(?)に、「お披露目は一時間後ぐらいだから、警備の方よろしくっ」「はい! わかりましたっ!」(←責任者には見えんか…)と言いながら、歩き去って行きます。

       するとその会話を、ネフライトが、観葉植物の物陰から盗み聞きしていたようです…。いよいよ彼の初仕事のようですな。手に持っていた妖魔石を、どう見てもたまたま目の前にあっただけの、その観葉植物の鉢の上に置きます…(←って、どうやらこの人の発想も、ジェダイトくんとあまり大差ない模様です)…で、なぜか観葉植物からサボテンの妖魔が誕生しました…ひとひねりする工夫はあるようです…でも大局に影響があるとも思えません…とりあえず、トゲでちくちくとかしたかったんでしょうか?

       サボテン妖魔:「ふうっ、きゅうっ、きゅう〜〜…」。ネフライト:「いけっ!」サボテン妖魔:「きゅうっ!」(←この時点で、もはや期待度はゼロ…)…令嬢のあとを付いていきます。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは『着ぐるみクマさん』…。

       ようやく浮かれムードから落ち着き、「亜美ちゃんもルナもどこ行ったんだろう? ちょとはしゃぎ過ぎちゃったかな…」…そう言いながら任務に戻ろうかとした矢先、通り過ぎて行った客にド突かれて「ああ〜っ!」と転びそうになったところ、たまたまそこにいたタキシード仮面にしがみついてしまいます(←どうでもいいけど、この人も完全に普段通りですが、ちなみにこのカッコは、世間では泥棒として認識されてはいないんでしょうか?)。

       「…(心の声→)タキシード、仮面?!…どうして……でもうさぎちゃんは、(心の声→)本物…だよね? やっぱカッコイイ〜っ」とのコトです。で、「あ、あのう…」と話しかけるものの、タキシ−ド仮面は全く聞こえてないのか、抱きついたまま離れようとしないクマに向かって、「ちょっとアンタ、おい!」(←この人、TPOに関係なく口悪いです)…でも、一方のうさぎちゃんも全く聞こえちゃいない様子です…クマさんの頭はかなりデカイので、どうやら音声が遮断されてる模様です…それにも関わらずうさぎちゃんは、「…(心の声→)なんかタキシード仮面って、いい匂いする…」とのコトです(←嗅覚は常人離れしてるようです)。で、思わずタキシード仮面の胸に顔をすりすりしちゃってます(←しかしその状況では、自分の頬に伝わってくる感触はクマさんの頭の内部壁だけかと思われます)…が、本人、ンなこたどーでもいいようです…完全に妄想モードのご様子…。「なんだ? このクマぁ(怒)…」(←ごもっとも)。

        ★  ★  ★  ★  

       一方、亜美ちゃんは、私服に戻って関係者用通路に潜入し、真面目に任務を遂行中です。

       すると、ふと、ふいに背後から肩をつかまれ、「はっ!」…振り向くと、それは、こちらも私服に戻った(つまりマスクだけ取った)レイちゃんでした。しかしレイちゃんは、「妖魔の気配がするわ。気をつけた方がいいわよ」と忠告だけして、そのまま通り過ぎて行こうとします(←「仲間に入れないで」と言う割りに、ナニげに親切です…)。その言葉を聞いて、『この人、使える…誰かさんと違って…』と瞬時に判断した亜美ちゃんは、「あのう…仲間って事じゃなくて、戦士同士として協力しない?」と話を持ちかけます。「……」「妖魔には、人数多い方がいいと思うし…」(←極めて合理的に誘導しております。これは、Act.2で2対2の戦いを経験してるからですね)。そう言われてレイちゃんは、「それは…まあ…」(←勝気な人ほど理屈に弱いか?)。

       「レイさんっ、もしかして、仲間が怖い?」「!…えっ?」「ごめんなさいっ、…ちょっと、分かるような気がしたから…『事実、月野さんは怖いほど頼りないし…』「……そう…なのかな…」「!…『当たったし!』「…友達とか、家族とか…、いつかきっと壊れるから…。今までずっとそうだったし…」「……『えっ、家族も?!…どうしよう…思ったよりヘビーだし…慣れてないし…』(←どぎまぎどぎまぎ…)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは、パーティー会場のクマさん…。

       いまだに引っ付いてる方も引っ付いてる方ですが、引っ付かせてる方も引っ付かせてる方…の図…。「あのう…えっと…」「悪いけど放してくれっ」…ついにそう言って、呆れ半分怒り半分な感じでその場を立ち去ってしまったタキシード仮面。「ああ…、せっかく会えたのに、なにも話せなかった…。て言うか、なに話せばいいか、分かんないんだけど…」。タキシード仮面は、ナニげにパーティー会場から出て行きます…。

       すっかりしょげ返ってしまった『着ぐるみクマさん』は、うつむきながらとぼとぼと…すると、そのままDJルームのガラスの仕切りに頭をぶつけ、「そうだぁ!」(←♪ぴんぽんっ♪)。

        ★  ★  ★  ★  

       どうやら亜美ちゃんは、ナンとかレイちゃんと業務提携だけは取り付けた模様です。

       一緒に館内の見回りをしております(←この様子だと、どうもレイちゃんは、まだルナからケータイ・アイテムを受け取ってないようですな。もし受け取ってるなら、二手に別れてケータイで連絡取り合った方がはるかに合理的なはずですからな…あっ! そうかっ! レイちゃんはケータイ・アイテム持ってないから、仮装もぜんぶ自前だったのかっ!)…それはさて置き、亜美ちゃんは、レイちゃんの後ろを付いて行きながら、ナニげに嬉しそうです(←この時点でのこの喜びは、「亜美ちゃん自身の」というよりは、『これできっと、月野さんも喜んでくれる…』というニュアンスの喜びでしょうな、たぶん…)。

       そこへ、急に、なんか男の悲鳴(←一瞬カラスの鳴き声かとも思いましたが…)が聞こえ、思わず顔を見合わせた二人は、声のした方へ駆け出します。

       現場にたどり着くと、楽屋のような部屋の中にさっきの警備員が倒れてて、令嬢が金庫から宝石箱を取り出してます。「ナニしてるの!」(←ナニって…普通に考えたら、持ち主が単に自分のモノを持ってるだけなんスけどね)…それにしてもこの状況は、「実は令嬢たちが来るまで、誰も金庫を見張ってなかった」の図…ですな…。それはさて置き、「これは! ナニかに取り憑かれてる!」

       令嬢は、サボテンに取り憑かれてるからか、顔が緑色に変色しちゃってます。「たぶん、妖魔!」(←亜美ちゃんはすでに、妖魔が人に取り憑いて悪さをするのを知ってますからねっ!)。令嬢はそれを持って何食わぬ顔で部屋から出て行こうとしたみたいですが、すると、ナンと亜美ちゃんが果敢にも、令嬢の肩をド突いて宝石箱を奪い取ります。すると、令嬢の全身が緑色に光り、令嬢の体から『サボテン妖魔』が離脱します。

       それを見て、すかさず亜美ちゃんは「マーキュリーパワ〜!」と変身します…まるで、『私が月野さんの失態をカバーして、ナンとかレイさんに認めてもらわなくちゃ…!』と考えてるかのように、いちいち積極的です。レイちゃんもすぐに「マーズパワ〜!」と続きます。

        ★  ★  ★  ★  

       二人が変身し終わり、マーキュリーがかっこよくポーズを決めてると、その隙に、今度はマーズが、いきなり妖魔めがけて体当たり(←名付けて『伝説の脱臼アタック』)を食らわします…『サボテン妖魔』はタイミング的に意表を突かれたか、思いっきり吹っ飛ばされます→「い゛ぇっ! ちゅっ! ちょぬっ!」(←どんがらがっしゃ〜んっ!)。「それを持って逃げて! 時間を稼ぐからっ!」

       ナニげに、「時間を稼ぐ」と言うコトは、決して一人で無理はせず、『すぐに自分もあとから行くから』というニュアンスを含んでますな…だからマーキュリーも、素直にうなずいて部屋を出てったんですな…でないと、「妖魔には、人数多い方がいいと思うし…」と言ったコトと矛盾してしまいますからな。…で、マーキュリーの方は、『宝石をどこか安全な場所に隠して、一刻も早く戦線復帰しなきゃ』という心積もりな訳です(←持ったままじゃ、きっと必殺技が出せないに違いないっ!)。初タッグにしてこの「あ・うん」の呼吸は、両戦士の状況判断の見事さを物語っておりますな…。それに、おそらくマーズは、前回、あの『偉大なる先輩戦士』(←現・『着ぐるみクマさん』が手も足も出なかったプロペラ妖魔を、『たった一人で一蹴した』という自負もあったのでしょう。

       そこでマーズは、『サボテン妖魔』「妖魔〜退散!」を放ちますが、ナンとサボテン妖魔は、分身の術(?)を使ってそれをよけてしまいます…おおっ、ネフライトの妖魔、なかなかやるじゃないか!…おや? しかもその片割れがマーキュリーを追って部屋から出て行きましたよ…別行動を取ると言うコトは、これは分身の術ではなく、とっさに枝分かれ繁殖を行った模様です…すごいじゃないかネフライト!(←ナニげに、妖魔の顔の部分が色違いなので、便宜上、黄色い方を『サボテンイエロー』、赤い方を『サボテンレッド』と名付けよう)。

       マーズは「待ちなさいっ!」『サボテンイエロー』を追おうとしますが、残った方の『サボテンレッド』に背後から触手で縛られてしまい、身動きできなくなってしまいます(←いきなりレッド対決だっ! しかしなぜサボテンが触手を?)。マーズ、ピ〜ンチ!

       するとそこへ、ルナが「セーラーマーズっ!」と駆けつけます。

        ★  ★  ★  ★  

       その頃、『着ぐるみクマさん』は、リクエスト・カードに「セラビー 愛野美奈子」と書いてDJさんに渡し、「…『ン〜〜っ♪、オッケイっ!』みたいなリアクションを頂戴しておりました…。あれ? ナニげにそのリクエスト・カードには、「Club Moon」という店名が書かれてるので、ここはそもそも「ク・ラ・ブ」で、どうやらそこを借り切ってパーティー会場に使ってたみたいですな。つまりこのDJさんは元々そこの人だった訳です。ワシ、てっきり令嬢の自宅なのかと思ってました…(←自宅にしちゃ、ちょっとヘンだなとは思ってはいたんですよ、実のところ…)。

       そこへルナから連絡が入り、うさぎちゃんはクマさんの頭だけ脱ぎ捨て、急いで現場へ走ります。

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       その頃マーズは、床の上にへたり込んで懸命にもがいておりました…。

       「うっ…うっ…『妖魔の触手って、けっこうキクのね…』。そこへ駆けつけたうさぎちゃん。「レイちゃん!」「……」「待ってて、今助けるから!」。それを見ながらマーズは、「……『この間はバカにしてごめんなさいね…』と目で訴えてます(←前回のは触手じゃないけどね)。ところがうさぎちゃんは、着ぐるみが脱げずに変身できず、一人でパニクっちゃってます…「あれ…?」「…『はあ…?』…」「脱げないっ…変身ブローチが取れないっ!」…挙句の果てに、その間に自分も触手で縛られちゃいました…「あっ!」「…つ、月野さんっ!『やっぱ使えね〜っ!』…たまりかねたマーズは、自力で立ち上がって触手をぶった切り、「!…レイちゃんスゴイっ…!」…ついでに役立たずの先輩も救出し、「逃げるのよっ!」…ひとまずその場を退散します。

       「早く脱いで!」「いたたたた…」「まったく…あなたが私を助けてくれるのかと思ったら…」「私もそうしたかったんだけど…脱げたあ〜っ!」「はぁ…」「でも…、私感動したよ!」「え?」「レイちゃん、ありがとっ、仲間っていいなあ〜〜」「……『て言うか、単にアナタが頼りないだけなんだけどね…』。うさぎちゃんの屈託のない笑顔に、つい釣られて笑ってしまうマーズ…。

       これはナニげに、劇中で見せた、レイちゃん及びセーラーマーズの初めての笑顔です(←だから笑顔が硬いのか?)…。ちなみに前回マーズが、「…やっとわかった。私に力があった理由……。不吉な力なんかじゃなかった…!」と言って歩き出した時の、あの晴れ晴れとした表情は笑顔ではありません…あれは、ずっと「霊感少女」として気味悪がられてきた自分の運命から、やっと解放される道を見つけた事への喜びの表情です。だからマーズは、その力を思う存分発揮したくて、戦士として積極的に動いてるのであって、仲間もプリンセスも銀水晶も二の次なんですな…本来攻撃系の戦士という事もあってか、彼女の頭には、ほとんど妖魔を退治する事しかないみたいです。しかし、なぜこの場面で、マーズがこんな笑顔を見せたのか、実はワシにはちょっとよく分かりません…。単純にストーリーの絵ヅラだけ追ってると、マーズは単に、(前回のセーラームーンも含め)、うさぎちゃんのドジっぷりをこれでもかとばかりに見せ付けられて来たに過ぎません。ですから、むしろ「仲間意識」を誘発するには、かえって逆効果なコトばかりですからなぁ…(←だから笑顔が硬いのか?…実は苦笑いだったのか?…どっちにしろこの場面のこの笑顔は、相当一筋縄ではいかない笑顔であるらしいコトだけは、確かでしょうな…)。

       「そうだ! 水野さんっ!」「ええっ?!…」。ええ〜っ!?

        ★  ★  ★  ★  

       一方こちらは、『サボテンイエロー』に追われて屋上まで追い詰められてしまったマーキュリー(←やはり宝石箱を持ったままじゃ、必殺技が出せないんだっ!)。

       するとそこへ、ナンと『サボテンレッド』まで来てしまって、二匹に挟み撃ちされる格好になってしまいます(←ナニげに『レッド』のヤツ、だからさっき、逃げたマーズとうさぎちゃんはシカトしてこっちへ来てたのかっ! ネフライトの担当があくまでも銀水晶探しだからか?)。マーキュリー、ピ〜ンチ!!

        ★  ★  ★  ★  

       そこへ、「待ちなさいっ!」と二人が駆けつけます。

       妖魔がその声に振り向いた隙に、マーキュリーは「月野さんっ!」と叫びながらセーラー陣営に合流します(←なんだかんだやっぱり「月野さん」なマーキュリー…)。ここでうさぎちゃんが、頼りになる二人を後ろに従え、「ムーンプリズムパワ〜、メーイク・アップ!」と、真打(?)登場で変身します。

       セーラームーンが変身し終わると、「水と知性の戦士、セーラーマーキュリー!」「炎と情熱の戦士、セーラーマーズ!」「愛と正義の、セーラー服美少女戦士、セーラームーン!(←ナニげにこの人だけだな…自分のコト「美少女」って言ってんのは…)月にかわってぇ〜」(←そうかっ! この時のために、さっき二人は決めゼリフを言わなかったのかっ!)。このあと、かっこよくポージングして3カットほど記念撮影…きらりんっ! きらりんっ! きらりんっ!…そういや前回のマーズ登場編では、マーキュリーだけ戦闘に参加してなかったので、今回が初の三人揃い踏みバトルですなっ!

        ★  ★  ★  ★  

       ところがナンと、それを見て数的不利と思ったか、こちら『サボテン陣営』も、再び枝分かれ繁殖をして3対3の同数対決に持ち込みます…三匹目はブルーか? いや、よく見るとパープルだなありゃ? 自分でも「パァ、パァ」言ってるし…。「うそっ、こんなの反則っ!」(←たぶんそれは、向こうのセリフだったと思うぞ…)…それにしてもこの妖魔、ものすごくアタマ使ってるじゃないかネフライト!…でもそんな事ができるんなら、いっそ10匹ぐらいに増やせば楽勝で勝てると思うぞ…。

       すかさずマーズが、「悪霊〜退散っ!」(←おおっ! 御札が飛んでるっ! ちなみに前回、巫女さんバージョンの「悪霊退散」はありましたけどね)で、真ん中にいた『パープル』を仕留めます…「パァ〜…パ…」。ところが、両サイドの『イエロー』『レッド』がすぐに再生ビームを当てて復活させてしまいました。「えっ!?…『手応えはあったのに!』

       すると今度は、マーキュリーが「マーキュリー・アクア〜・ミ〜スト!」(←あれ? 必殺技出してんのはいいけど…宝石箱は…?)で『イエロー』を倒します。しかしまた同じように復活してしまいました。「どうなってんのコレ?!」「たぶん、みっつ同時に倒さないとダメなんだと思う!」「そっかっ! 亜美ちゃんっ、レイちゃんっ、行くよっ!」(←まだ一度も技も出さず、ナニげにリーダーシップだけ発揮してる我らがセーラームーン…)。なるほど、そうだったのかっ! さすがマーキュリー、あったまイイ〜っ! 敵はしょせん植物、頭脳勝負ならこっちが圧勝だっ!…しかし…てことは妖魔サイドとしては10匹もいらんじゃないか?! あとたった一匹増やすだけで勝利は確定! ネフライト! 早く妖魔に指示を出せ! アンタ、完全にリーチかかってるぞっ!

       しかし、せっかく判官贔屓で応援してやってるのに、ワシのアドバイスなど完全無視…正々堂々と同数対決に臨む悪の組織陣営…。しかし、イマイチ息の合わないセーラーチームの同時攻撃にも助けられ、どうやら戦況は妖魔側やや優勢の模様…「タイミング合わせないとっ!」「もう一回っ、せ〜のっ!」(←ちなみに最初の一発目はこの人だけ遅れてました…)。次の二発目は、ムーン、マーズ、マーキュリーの順で三人バラバラ…。「またぁ?!」

        ★  ★  ★  ★  

       ついに接近戦に持ち込まれてしまい、得意のプリマドンナ・クルクルで応戦するも(←って、なんの攻撃効果が…?)、思いっきりカウンターパンチ食らってあっけなく玉砕(←やっぱりかっ!)…。

       最後は、三人同時に『サボテン妖魔』に組み敷かれそうになって、と逃げ出す始末(←あんな連中に抱きつかれたら、チクチク痛そうだもんね?)…。

        ★  ★  ★  ★  

       三人は急遽物陰に隠れ、息を整えつつ作戦会議に…。

       「だめっ!」「どうすれば?!」ところが、なぜかいきなり歌を歌い出すセーラームーン…「♪せ〜ら〜びっ、わったしがわぁたぁし〜であ〜るりゆう〜♪」「月野さんっ! こんな時になにやってるの!」「♪せ〜ら〜びっ…、ねぇ? 聞こえない?! 美奈子の曲っ!」。言われてみると、階下のパーティー会場から、さっきうさぎちゃんがリクエストしたセラビーが漏れ聴こえて来ます…(←「Club Moon」の防音設備はけっこう貧弱なようだな…)。「それがなにっ!」「…そうかっ、このリズムに合わせればっ!」「…『うん』…」「えっ?!」「レイちゃん、歌嫌いかもしれないけど、今だけ我慢して!」。うなずくマーズ…。「行くよ! 一、二、三、Go〜!!」

       「愛野美奈子! セカンド・アルバムからの一曲、セ・ラ・ヴィ! …リクエストしてくれた月の少女から、仮面の彼へのメッセ〜〜ジ!」…って…な、なんだあの動きはっ?! 三人がセラビー歌いながらカバディ状態にっ! …いや、これは忍法影分身か?!(←分身はしとらんか…)。と、とりあえず、ナニげに妖魔もうろたえてるみたいだから、眼くらまし効果は絶大だっ!(←しかもマーズだけ、なぜか右手がアイ〜ン状態だっ!)。縦一列になって千手観音を披露した後、素早く散って見事同時攻撃を成功させ、ついに『サボテン妖魔』を退治! そうかっ! やっと分かったぞっ! これは、三人の技属性には、技を発射してから敵に届くまでに、それぞれ時間差があるというコトだったのだっ!(↓)

1.       【セーラームーンの「ムーントワイライト・フラッシュ」】⇒これはビーム系なので光だ。この全宇宙に光速を越えられるモノは存在しない…つまり、敵への到達時間が一番早い。

2.       【マーキュリーの「マーキュリー・アクア・ミスト」】⇒これは見ての通り、基本的に水流である。

3.       【マーズの「悪霊退散」】⇒これも見ての通り、飛んでるのは御札である…しかも、相手に字が読めるようにきちんと真正面を向いて飛んでるので、これは一番空気抵抗を受ける飛び方だ…つまりこれだと、威力はどうあれ、めちゃめちゃ遅い。

       【結論】⇒つまり、ここから逆算して、到達時間の遅い順、つまり、マーズ、マーキュリー、ムーンの順で技を放っていけば、ちょうど同時に妖魔を倒せる計算になる。要するに、「いっせーのせ」で同時に技を放っていたら、一生かかってもコイツラは倒せない。実は、最初の2回も技を放つ順番自体は同じなのだが、要はマーキュリーが言ってるように、「タイミング」だ。しかし、その時間差を合わせるのに、いちいち時計を見ながらやる訳にもいかない。そこで、音楽のリズムがその時計の代わりをしてくれる訳だ。しばらく一緒に歌ってそのリズムを体に染み込ませ、あとは、マーズから順に時間差で放っていけばいいのである。したがって、なぜここでマーズが、火炎放射の「妖魔退散」ではなく、わざわざ御札攻撃の「悪霊退散」にこだわったのか、その謎が解けた訳だ。火炎放射の「妖魔退散」だと、水流の「マーキュリー・アクア・ミスト」と、ナニげに時間差の区別が付きにくいからなのだ(←属性的に打ち消し合ってしまうからかもしれないが…)。それに、さっき金庫のある部屋で最初に「妖魔退散」を放った時、いとも簡単に避けられた上に枝分かれ繁殖されてしまったので(←コイツラは植物なので、おそらく火に対して異常に危機察知能力が働くのだ)、その教訓からも使用を避けたものと思われる。

       …って、なんか、何十回もコマ送り再生して見て、やっと初めてここまで解明できたので、初見時には完全にちんぷんかんぷんだったのですが、とくかくめでたく作戦成功なのだっ!(←でもワシ、別に格闘系のコトとか全く興味がないんで、ナニげにこういうグダグダな戦闘シーンが大好きだったりします)。

       。三人同時にガッツポーズ! すると、マーズは思わず、「…『はっ…あたくしとしたコトが…つい…』みたいな…。それを見てセーラームーンとマーキュリーは顔を見合わせ、何も言わず微笑みながらマーズに駆け寄ります。すると、マーズも照れくさそうに笑顔で応えます…。今度のこの笑顔は、ストーリーの流れからも表情の上からも、極めて自然で、納得できるものですね(←やっぱさっきのは『苦笑い』が正解か?)。

        ★  ★  ★  ★  

       結局、小学生でも分かるような『詰め将棋』勝負に敗れた格好のネフライトでしたが、なぜかドサクサに紛れて宝石箱だけは確保(←マーキュリー不覚っ! 他にもこんなヤツがいたとはまさか思ってなかったでしょうが、それにしてもなぜマーズは気配を感じてないんだ? 油断か?)。しかしネフライトは何を思ったか、ニヤつきながら「これさえ手に入れば、ベリル様に顔が立つ…」と、わざわざセーラー戦士達の前まで出て来て自慢顔…(←それ持ってさっさと逃げたら?)。当然、「だめっ! 返しなさいっ!」と三人に詰め寄られます。

       ところで、ナニげにこの両者はこれが初対面なのですが、よく考えると、セーラー戦士が敵の幹部と顔を合わせること自体コレが初めてなんですな。実はジェダイトくんは、なんだかんだまだセーラー戦士の前には姿を現しておりませんから。それなのに彼女達は、特に『アンタ誰?』的なリアクションもなければ、ネフライトの方も自ら名乗ろうという気配もなし…。コレ、セーラー戦士達は、ただの通りすがりの妙ちくりんなチンピラがドサクサに紛れて宝石箱拾っちゃったぐらいにしか思ってないですよ?だっていきなり「だめっ! 返しなさいっ!」ですよ?! 彼女達は、まだ敵の存在は妖魔しか認識しておらず、その背後に「ベリル様」だの四天王だのがいるコトまでは全く知らない訳ですからね。

       すると、そこに突然タキシード仮面が現れ、両者の間に割って入るように立ちはだかります。「タキシード仮面っ!」。ネフライト:「お前は?!」(←これがごく常識的なリアクションです)。「それを渡してもらおうか」「取ってみろ!」。ここで、タキシード仮面とネフライトが宝石箱を巡ってタイマン勝負に!…セーラーチームの戦いっぷりを見た直後だけに、気のせいか野郎二人の対決がサマになって見える中(←って気のせいだね…)…ナンと両者の格闘中に宝石箱がすっ飛んでしまいます。ネフライト:「!」。タキシード仮面:「!」

       「!」…するとセーラームーンがとっさに駆け出し、セーラームーン・ジャ〜ンプ! 「あぶないっ!」「ムリよっ!」ところが見事それをジャンピングキャッチ! 「えへっ!…『もーらいっ!漁夫の利っ!』。ところが、着地したのは、まさにビルの屋上の際も際…セーラームーンはバランスを崩し、「!」「!」「!」(←それを見て一斉に駆け出す三人)…しかし勢い余ってビルの屋上から転落!! 「きゃあ〜〜っ!!」

       すると、間一髪でタキシード仮面がセーラームーンの手を掴み、Act.2に続いての「ファイト一発」状態にっ! 「しっかりつかまれっ!」「!…タキシード仮面…」。タキシード仮面は懸命にセーラームーンを引き上げようとしますが、「うあっ!…『こいつ重てぇ…!』「だめっ、放してっ!…『失礼ねっ! アンタがヤワなんでしょっ!』「うっ、…うぅっ!…『じゃ、宝石箱よこせっ…!』「…『なによっ! それが目的?!』…ああ〜、でも今度は二人とも手袋だから、マジですべるぞ〜っ! と思った瞬間、ナンと一緒に落ちちゃったよ! ア〜レ〜〜(ネフライト…アンタ押したね…)って言うかタキシード仮面、亜美ちゃんときのセーラームーンより根性ねえ〜っ! 『ち、ちがわいっ、セーラームーンが予想外に重かったんでぃっ!』by タキシード仮面)。「月野さんっ!!」「!!」(←身を乗り出す二人)。

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       「月野さんっ!!」「!!」(←身を乗り出す二人)。絶体絶命の大ピ〜ンチ!! するとその時、突然セーラームーンのスティックが光り出し、みるみる落下スピードが落ちて、ついに光の球となって二人を包み始めます…「!」「!」…そして二人は、ナンと空中遊泳状態に!…それを見てマーキュリーとマーズはほっと一安心し、身を乗り出してたのも引っ込めます。

       ネフライトは「チッ」と舌打ちして去って行きます。マーキュリーなどは、一気に気が緩んでその場にへたり込んでしまいました…。

       マーキュリーのこの様子からすると、セーラームーンもマーキュリーも、ナニげにビルの3階程度の高さなら、飛び降りたってどうって事ないのはAct.2で実証済みですが、さすがにこの高さからはヤバかったんでしょうか?(←でも前回セーラーVは、平気でビルの屋上から飛び降りてましたけどね)(←おそらく、自分一人なら問題はないけど、普通の人が一緒だと、その人は着地の衝撃に耐えられないと言うコトなんでしょうな)

       「…これは!?」「…気持ちいい〜〜♪せ〜ら〜びっ、わったしがわぁたぁし〜で♪」…なぜか突然歌い出すセーラームーン…それを見て、なんか急にニヤついちゃってるタキシード仮面…。妙なラブラブモード(?)を経て、手を取り合いながら無事着地する二人…。「助けてもらったな…。セーラームーン」「そんなっ、私のせいだし…。あのぅ、ホントにいつもありがとうっ」。セーラームーンがそう言ってお辞儀し、顔を上げると、タキシード仮面は微笑みながら、ナンと、「けっこう…歌うまいんだな…」(←ってウソつけ〜っ!)。「えっ!?いや、そんなっ…」(←って真に受けるな〜っ!)。

       するとそこへ、「月野さんっ!」と、マーキュリーとマーズが走って来ます…「月野さん…」「亜美ちゃんっ! レイちゃんっ!」「心配したんだからねっ!」「あのねっ! これが光って空飛べたんだよっ!」…ってちょっと待てぇ〜っ! 思いっきりタキシード仮面が目の前で見てるぞ聞いてるぞ〜っ!! 三人とも変身前の名前がバレバレじゃねーかっ! いいのかそれで?! しかも、それを見聞きしてるタキシード仮面のこのノーリアクションは一体…ひょっとしてこの人、すでにこの三人の正体知ってんじゃねーのか?! 今日だって、タキシード仮面がパーティー会場を抜け出したあとに事件が発生してるんだから、三人が変身するところを、彼がどこかで見てた可能性だって大いにあるじゃないか!?

       そして、バッ!とかっこよくマントをひるがえして、宝石箱の中身を確かめるタキシード仮面…「違ったか…」ってちょっと待てぇ〜っ! アンタ、いつの間にセーラームーンから宝石箱かすめてんだよっ! 「けっこう…歌うまいんだな」って誰がどう聞いたって嘘ついたろっ! どうせニヤつきながら、『しめしめ…このバカ、宝石箱取られてんのに気付かねぇでやんの…ここは一つお世辞でも言って気ィ良くさせて、その隙にバックレちまえ…』とか考えてたんだろっ! しかも、タキシード仮面の思惑通り、セーラー戦士達はと言えば、宝石箱そっちのけで喜び合っちゃてるし…。こ、この人達って…幻の銀水晶じゃなかったら、盗品がどうなろうと知ったこっちゃないのね…基本的に…。

       「タキシード仮面っ、あなたも、幻の銀水晶を探してるの?あなた、いったい何者?!」「さあな…。同じモノを探しているなら……敵かもな…」「え?!…敵…?」。タキシード仮面は意味ありげな笑みを残し、その場を去って行きました…。「……」きっとタキシード仮面って、アレ、裏で売りさばいて生活してんだろうな…。

        ★  ★  ★  ★  

       無事、事件を解決(?)して帰路に就く三人と一匹(個)…。「♪せ〜ら〜びっ、わったしがわぁたぁし〜で♪」って、どうでもいいけど、最後の最後までやたらセラビー歌いまくりですな?途中から亜美ちゃんまで歌いだし、レイちゃんは歌いはしないものの、後ろで微笑みながら木の枝を指揮棒のように振ってます。亜美ちゃんが振り返って、そんなレイちゃんに微笑みかけ、うさぎちゃんも振り返ると、「レイちゃんっ、今度カラオケ・パーティーしようっ!」「冗談でしょ?あたし、カラオケ嫌いって言ったじゃない」「ええ〜っ…!」「カラオケ、抜きならいいけど…」「ホントっ! やったっ!」「…『にこっ』「…『にこっ』「じゃあ今度パジャマ・パーティーしよう?!」(←パジャマ・パーティーってなんじゃい?!)。「…『うん』。ここで三人は横一列に並んで仲良く歩き始めます…。

       ちなみに、レイちゃんは「あたし、カラオケ嫌い」って言ってますけど、決して『歌が嫌い』とは言ってないんですよね…実はワシもそうで、ワシはもちろん歌は好きですが、実はカラオケは嫌いなのだ…ナニげにそういう人ってけっこういるんだよね…。ワシの場合は、歌が下手ってのもあるけど、とにかく、ああいう風に人がワイワイ集まって騒ぐ場というモノがそもそも好きじゃないのだ。それに、元々歌は好きなだけに、尚更、聴きたくもない他人の歌を強制的に聴かされなければならないのも苦痛だ(←だから、よっぽど仲のいい人同士だけで誘われない限り絶対に行きません)。

       その後、うさぎちゃんは、今日のタキシード仮面との空中遊泳を思い出しながら、「まいったなぁ〜…」と、照れ笑いと言うか、デレデレ顔と言うか…まあ、現時点では、一種のファン心理の延長みたいな感じだとは思われますが…。一方、ルナは、今日の最後にタキシード仮面が言い残した言葉を思い出しながら、「う゛〜〜ん…」と険しい表情です…(←やはりネフライトに関しては眼中になし…そもそも今回の事件は、実はタキシード仮面だけでなく、目下の敵も幻の銀水晶を狙い始めたという、ナニげにストーリーの根幹に関わる事件だったんですけどね)。うさぎちゃんは、さっきのルナとタキシード仮面の会話を聞いてもいないし、そのあとも別にルナから聞かされてもないみたいですねぇ…でもそれって、業務連絡としてどうなんでしょうねぇ…。まだまだ謎は尽きないですねぇ…。

       なんだかんだ、前回と今回とで、2話合わせて『マーズ登場編』って感じでしたね…。

        ★  ★  ★  ★  

       次回は、亜美ちゃん主演作かっ?

        ★  ★  ★  ★  

       セーラームーン:うさぎちゃん(沢井美優さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(沢井美優さん編)▼】

       マーキュリー:亜美ちゃん(浜千咲(現・泉里香)さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(浜千咲(現・泉里香)さん編)▼】

       マーズ:レイちゃん(北川景子さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(北川景子さん編)▼】

       ジュピター:まこちゃん(安座間美優さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(安座間美優さん編)▼】

       セーラーV:美奈子(小松彩夏さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(小松彩夏さん編)▼】

       ルナ(声・潘 恵子さん):「」『』

       その他:「」『』

[2008年10月25日(土)初稿 トモロー]


Act.5:亜美ちゃんの友達ごっこ編

 

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       今回レビューしたAct.4は、「美少女戦士セーラームーン DVD 第1巻」(バンダイビジュアル)に収録されております(↓)

 

DVD第1巻 作品本編(4話収録)

 

Act.1 Act.2 Act.3 Act.4 

毎回映像特典(10分)

 

「セーラームーン」におしおきよ 沢井美優浜 千咲@

Act.4 ゲストキャスト

 

桜木由加(財閥令嬢):
D.J.

アナウンサー:

みさき ゆう
露木亮介

牧 里江子

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セーラー戦士アクション:


妖魔アクション:

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今井ゆり子
吉浜愛梨

藤榮史哉
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