―実写版セーラームーンを検証する―


Act.52:トミカヒーロー レスキューフォース第17話編――

 

       本稿は、2008年7月26日(土)にテレビ東京系列各局で朝8:00〜8:30に放送された、「トミカヒーロー レスキューフォース」第17話の感想記です…

       て言うか、最初にお断りさせて頂きますが、本稿はあくまでも、「実写版セーラームーンを検証する」事を目的とするサイトで御座います。それゆえ、今回は、うさぎちゃんの中の人がご出演なさってると言う事で、特別企画として本作を取り上げさせて頂きました。なので、ワシがこの「レスキューフォース」を鑑賞したのは、あとにも先にも、いきなりこの第17話のみっ!で、その前後の話の内容についてはもちろん、そもそも「レスキューフォース」がナンなのかすら一切何も知らない状態で執筆しております。…と言う次第でございますので、もしも「レスキューフォース」のファンの方が間違って本稿を閲覧されてしまった場合、抗議や苦情等は一切受け付けておりませんので、その由、ご了承願いとう存じ上げます…。さあっ! …と言う訳で、「美少女戦士セーラームーン」(実写版)第52話、「トミカヒーロー レスキューフォース第17話編」の始まり始まり……

 

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       本稿的プロローグ…

       『ダーク・キングダム』との戦いから4年、新たな敵として復活した『クイン・黒木ミオ』であったが、セーラー戦士達の活躍によってその世界征服の野望は打ち砕かれ、再びこの星に平和が戻っていた。ところが、この日本では、毎年々々、世界征服を企んで新たに出て来る悪の組織が途絶える事はない。しかし、「幻の銀水晶」も砕け散り、「伝説の剣(つるぎ)」も使ってしまった今、もはやセーラー戦士達に変身する手立ては残されておらず、星を救う力もなかった…(←しかも、中でもセーラーマーズは、超多忙のため、仲間の誕生日会にすらめったに出席できなかった…)。…で、その代わりと言っちゃナンだが、『クイン・黒木ミオ』亡き後にこの星の支配を目論む悪の組織に対抗していたのは、「トミカヒーロー レスキューフォース」なる正義の味方のお歴々だった…そうで…。その一方、めでたく地場衛と結婚したうさぎちゃんは……

 

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       さて、その「トミカヒーロー レスキューフォース」とは一体ナンぞや?そして我らがうさぎちゃんの活躍やいかに?と期待を膨らませながら、本作の視聴を始めたワシなのでありました…すると、いきなりレスキューフォースの隊員のみなさん5名が(←おおっ!この人数は戦隊モノの定員数だっ!)、基地の中に並んで出て来て、テレビの前のよいこのみんなに向かってご挨拶してくれます(←これは毎週恒例なのか?)(↓)

       真ん中のリーダーらしき『青い男性隊員さん』「みんなっ、部屋を明るくしてっ」

       左端の『銀色の男性隊員さん』「テレビから離れて見ようっ!」

       右端の、一人だけ服装の違う男性隊員さん:「そしてもう一つ…」(←こ、声がシブイ…、この人だけ大人の人だ…)(←もしや隊長さんか?)

       リーダーらしき『青い男性隊員さん』「レスキューフォースごっこをする時は」(←するのか?!)、

       彼の両端の、『赤い女性隊員さん』と『白い女性隊員さん』(←おおっ!最近の戦隊モノには女性隊員が2名いると言う噂は本当だったんだなっ!)「安全な場所で遊んでねっ♪」(←はぁ〜いっ♪)。

       そして5人は、『レスキューフォース敬礼』(←勝手に命名)をばっ!ばっ!とします。

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       ここでオープニングです…「♪じゃ〜ん…ひとみは〜いつ〜も〜ジュ〜エル〜(ジュ〜エル〜)…♪」

 

       …じゃなかった…「♪ひっ、かーるそっ、らっ、をー見上ぁげ〜〜、えっ、駆けぇ抜ぅけーる、くーも〜、追いか、け、て、い、つぁ〜〜♪」

 

1.         おや?…ナンか、このオープニングには、変身後の被りモノをしたヒーローが4人しか出てきませんな…。…てコトは、どうやら、さっきの隊長さんらしき渋い大人の人は変身しないようですなぁ…(←てコトは、やっぱ戦隊モノとは違うのか?)(←そう言えば、そもそも番組のタイトルが、いつもの『ナンとか戦隊 ナンとかレンジャー』的な名前じゃないもんな…)。

2.         おっ? そんで、『赤い女性隊員さん』の名前が「香月レイ」だってっ♪(←奇遇ですなぁ…)。だがしかーしっ! 本稿では便宜上、誠に申し訳ございませぬが、口が裂けてもそなた様を「レイちゃん」とお呼びする訳には参りませぬぞ…(←もちろんセリフも、うさぎちゃん以外は全員「黒」です。)。

3.         おやっ?! そんで、もう一人の『白い女性隊員さん』の方ですが、この中の人って…、これってひょっとして、うさぎちゃんの中の人のお姉さんと目されるお方では?(←奇遇ですなぁ…)(←て言うか、まさか、そのコネ的な出演て訳じゃ…)。で、ナンか、心臓マッサージ的なコトをしておられますな。どうやらこの人達って、要するに、その名の通りレスキュー隊員とかライフセーバー的なお仕事をする人達って言う設定のようですな。

4.         おおっ! そんで、「総司令」とやらのお偉いさんの中の人が、この中で唯一ワシが知ってるビッグネームじゃないかっ!

5.         で、やたら乗り物系が出てきますな…(←ああ、そうか…だからトミカなのか…)。

6.         そしておおっ! 『クイン・黒木ミオ』亡き後、その次に世界征服を目論んでる新たな悪の組織は、コイツらかっ!どうやら全員被りモノのようですなぁ…(←かつて『ダーク・キングダム』が、美女とイケメンばかりズラリと揃えていたのとは大違いですな…)。で、どうやらボスらしきヤツの他は、幹部クラスらしいのが3名という構成になってる模様です。

7.         しかしそれにしても、ヒーローのカラーリングが『青』『銀』『赤』『白』って…、あんまり戦隊モノっぽくない配色ですな…と思ったら、あれ?これは「東映」ではなく、「松竹」ってなってますな…(←「東映」「円谷プロ」以外でも、ヒーローモノってやってたんだ?)(←だから『ナンとか戦隊 ナンとかレンジャー』的な名前じゃないのか…)。

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       オープニング開けは、オーソドックスに、今回のエピソードのサブタイトルが画面に出てきます(←どうやらこの番組は、普通に1話完結形式で話が進んでくれるようですな)(←助かったぜ…色々な意味で…)。で、それをレスキューフォースのみなさんが読み上げてくれます(↓)

                         「よろこぶ顔が見たい それぞれの魂」(←しかしながら、このサブタイトルは、本稿では便宜上、以下のようにあらためさせて頂きます…)(↓)

                         『うさぎちゃんの 夫婦共働きは辛いぜ!の巻』(←勝手に変更)。

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       さて、まずは、ここは悪の組織の秘密基地のようです…(←中世ヨーロッパのお城の中のような一室です…)。

       で、おそらくコイツが悪の組織のボスだろうと思われるヤツが、低くて太い声で、「…レスキューフォース…。いい部下を育てたようだな…。…石黒よっ!(←この「石黒」とは、おそらく、あのシブイ隊長さんのコトでしょうな)…んフッフッフッフッフッ…ハッハッハッハッハッ…ハッハッハッハッハッ…!」(←おおっ!悪の組織のボスたる者、この笑い方ができないと話になりませんからなっ…)。

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       こちらは、その「石黒」こと隊長さん…。

       ここは正義の秘密基地(?)の一室で、一人、暗い部屋の中で、ナニやら、「RESCUE FORCE」のロゴマークと言うか、ネームプレートを見上げております。隊長さんは、深刻そうな表情でそれを見つめ、一度、ため息交じりに視線を落としたかと思うと、今度はキッと精悍な表情で顔を上げ、その場を去って行きます…(←シブイぜ…)。…ナニか、決意を新たにするような出来事が、前回あたりに起きていた模様です(←それがナンなのかは、ワシには知る由も御座いませんが…)。隊長さんの制服の背中に「RESCUE」の文字が入ってますな。やはりこの人達は、まんまレスキュー隊みたいですな。

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       場面は変わって、昼間の大都会の中…。

       ナニやら、自転車のハンドルのブレーキをかちゃかちゃさせる手が映され…、次に、しゃーっ!と回転する車輪の中心部が映され…、それから、自転車ヘルメット(←エイリアンの頭みたいなヤツ)が映され(←ゴーグルしててまだ顔が映されておりませんが、これはひょっとして?)…、で、ようやく全身が映されて、一人の女の子が、意気揚々と自転車をかっ飛ばしております。

       すると、そんな彼女へ、ナニやら無線で連絡が入ります…「あかねっ、立石(たていし)市1丁目1番9号、世界消防庁、12時までっ」「了解っ!」(←おおっ!このピンク色の声はまさしくっ!)。

       ここで、うさぎちゃんのナレーションが入ります…「…『月野うさぎです…あ、それは旧姓で、今はもう、地場うさぎですっ、うふっ あのスペシャル・アクトの戦いから数ヶ月、無事に結婚した私も、今は普通の人妻してますっ♪ あ、でも、衛の泥棒稼業が不況の煽りでぼちぼちなので、私も働きに出てますけど…。ちなみに「あかね」って言うのは、私の職場での源氏名ですっ♪』(←って、言ってねーよンなコトっ!)(←勝手に話作んなよっ!)。

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       その「世界消防庁」の食堂にて…(←て言うか、「世界消防庁」ってナンだ?)(←たとえば、お隣の韓国や地球の裏側のブラジルで火事があっても駆けつけちゃうとか?)(←どう考えたって現地の消防車の方が早いだろ…)。

       『青い男性隊員さん』が、「カレー特盛りぃっ、来た来たぁ…♪」と言いながら、カウンターに差し出されたトレーを受け取ると、それを持ってテーブルに向かいます。

       ほう…、どうやらこの「世界消防庁」と言うのが、彼らの基地と言うか職場みたいですな…(←てコトは、コレは、ぜんぜん秘密基地なんかじゃありませんな…思いっきり公の施設のようです)。

       するとそこへ、うさぎちゃんが配達のお仕事でやって来ました…「すいませーんっ、お届け物で〜す。…えぇ〜、車両二課の千葉さぁん…『ってまさか地場さんじゃないよな…』、千葉さんいらっしゃいますかぁ?」(←おおっ!けっこうたくさんセリフがあるじゃないかっ!)。千葉さん:「あぁっ、こっちこっち…!」「あ、はぁいっ!」。で、うさぎちゃんは千葉さんの方へ向かいますが、その時、トレーを持って歩いていた『青い男性隊員さん』が、席に着こうと急に方向転換したため、うさぎちゃんは、その彼と軽く接触してしまいます…どんっ!

       『青い男性隊員さん』「うぉ〜っとととととっ…『回る回るぅ〜…プリマドンナ・クルクル…』(←しかしうさぎちゃんは、そんな彼に気付きもせず、そのまま素通りして行きます)。『青い男性隊員さん』は、「危ない危ないったったった…」と、ぐるぐる回りながら、その勢いで、そのまま『銀色の男性隊員さん』が食事してる席の隣に倒れ込むように座り、事無きを得ます…がちゃんっ!「あぁっ…!」『銀色の男性隊員さん』「ナニやってんだお前?」「危なかったぁ…! あの子ぶつかってくるんですもんっ!」「お前の不注意だろ? いっつも前しか見てないからっ」…おでこをちょんっ!と突っつく(←どうやら、『銀色の男性隊員さん』の方が先輩みたいな感じですな)(←てコトは、青い方はリーダーなんかじゃなくて、主役の若造的な存在か?)。「それは、あの子ですよぉっ…!」

       すると、『銀色の男性隊員さん』が、うさぎちゃんをしげしげと見ながら、「なかなか元気な仕事っぷりじゃのぉ…」(←あったり前じゃいっ、ナンたって元気だけが取り柄みたいな人なんだからっ!)。

       するとここで、うさぎちゃんが千葉さんとやり取りしてるシーンに被さって、ナニやら『今週の一言』的なナレーションが字幕入りで挿入されます(↓)

「人の数だけ青春があり 人の数だけ仕事がある」

       (↑)だそうです…(←でもコレ…、「人の数だけ青春があり」の方には特に異存はありませんが、今の世の中、「人の数だけ仕事がある」の方には、チト賛成しかねますなぁ…『ホントよね』)。

       千葉さんは、伝票にサインして、うさぎちゃんから黄色い書類封筒を受け取ると、その中からCD-RだかDVD-Rだかを取り出します。そのソフトケースには「お父さん がんばって!! お母さん」と書かれたメモが貼ってあり(←ってソレ、一体ナンのデータが入ってんだよ?!)、千葉さんは、「ああ、これこれっ、あぁ助かったぁ…ありがとうっ!」「アハ、そう言ってもらえると嬉しいです。またよろしくお願いします」(←めっちゃハキハキしてますな)(←もうすでにこの仕事が板に付いてるような感じですな)。「あぁ、頼むねっ」「はいっ♪」「よろしくっ」うさぎちゃんは深々とお辞儀すると(←得意の90度角)、きびすを返してその場を立ち去って行きます(←おや?うさぎちゃんの髪型が、自転車ヘルメットを被る都合上か、いつものお団子アタマじゃなくて、まこちゃんみたいに後ろに一つに束ねてありますな…)。

       …が、その時うさぎちゃんは、『青い男性隊員さん』が、お冷を取りに行って席に戻ろうとしてるところに、またしてもどんっ!とぶつかって、『青い男性隊員さん』は再び「おぉっととおぉぉ〜〜っ…『回る回るぅ〜…プリマドンナ・クルクル…』

       すると今度は、そこへ『赤い女性隊員さん』と『白い女性隊員さん』がやって来て、両側から彼の頭を指で突いて回転を止め、「ナニやってんの?…キミ…」

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       うさぎちゃんは建物の外に出ると、自転車にまたがり、無線で報告を入れます…「こちらあかね…『て言うか本名地場うさぎ』世界消防庁、配達完了っ♪」…すると、うさぎちゃんは勢いよく自転車をこぎ出します…♪じゃんじゃか、じゃんじゃか、じゃんじゃか、じゃんじゃか……ひゅるひゅるひゅるひゅる……「♪やぁっぱうーんーめいーねぇ、あーなたーとーでーすーてぃにーいーっ♪」(←勝手に脳内BGM))

 

       う〜む…、ワシが思うに、どうやらうさぎちゃんのこのお仕事は、いわゆる普通の宅配便とか言うやつではなく、もっと緊急を要するような「お届け物」に対応する便利屋的な業者さんのようですな…(←要するに、いきなり『今日の何時までにこれをどこそこへ届けて欲しい』みたいな…)。じゃなきゃ、お客さんからこんなに感謝されるはずもないですしね。普通の宅配便だと、仕分けのためにどうしても一度集積所を経由しなければなりませんから、どう頑張ったって、いきなり当日配達で時間指定なんてまず無理ですからな。

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       こちらは悪の組織の基地…。

       『幹部クラスらしきヤツA』が、『ボスらしきヤツ』に話しかけます…「ダーエン様(←おおっ、これが『ボスらしきヤツ』の名前らしい)…テラ・リセッター『て言うかホシノハメツ』の準備は、すっかり整ってございますぅ…」(←コイツはオカマさんキャラか?)。幹部クラスらしきヤツB』「レスキューフォースのヤツらめが近付かぬよう…」幹部クラスらしきヤツC』「邪魔を!」すると『ダーエン様』はマントばさぁっ!とやりながら振り返ると、「邪魔などいらん…。どうせヤツらは何もできん…」

       幹部クラスらしきヤツB』はビビりながら、「う…我々は、お休みしてていいざんすか?」『幹部クラスらしきヤツA』「高みの見物ってコトだわねぇ…」(←やっぱコイツはオカマさんキャラか?)。幹部クラスらしきヤツC』「邪魔したいでごんす! 人間を困らしたいでごんす!」(←コイツだけ『ダーエン様』に対してビビってませんな)。『ダーエン様』「勝手にするがいい…。お前らが何をしようとしまいと、地球は真っ平らになる…。ヤツらが手も足も出せないままにな!…『最良の破滅だっ!』(←あのぉ…、ちなみに地球は丸いので、どう頑張っても「真っ平ら」にはならないような気がするんですが…)。

       たぶん「テラ」ってのは『地球』って意味でしょうから、それを『リセット』するってコトのようですな。まあ、それで「真っ平ら」になるかどうかは置いといて、これはまさしく、プリンセス・セーラームーンが「幻の銀水晶」を暴発させて星を滅ぼしたみたいな事態になるってコトなんじゃないですかね?(←どうやらこの番組も、地球規模のお話のようですなぁ…)(←『運命は…変えられないのね…』)。

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       すると突然、とある住宅街の中心からいきなり赤い衝撃波のようなものが発生したかと思うと、それが一気に広がって街を覆い尽します…しゅわっ!ずばーんっ!(←おおっ!これはまるで、Act.39の「幻の銀水晶」の暴走状態のような…「…進悟が!…進悟を助けてっ!」「落ち着け! 力を止めろっ! お前が止めるんだ! うさぎっ!」みたいな…)。

       すると、街なかでは、人々が一人残らず地面に倒れております(←おおっ!これはまるで、『メタリア妖魔』に魂を抜かれてしまったかのような…!)。

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       こちらは「世界消防庁」の司令室…。

       総司令さん:「テラ・リセッターによる、エネルギー波が発生している。ただちに現地へ向かい、人々の安全確保を!」。隊長さん:「了解。レスキューフォース、緊急出動!」。隊員のみなさん:「了解っ!」

       すると、隊員のみなさんが散って行き、『白い女性隊員さん』はコンピューターを操作しながら、「レスキューストライカー、レスキューセイバーに加え、レスキュードリル、レスキューターボを搭載します!」

    

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       で、レスキューフォースの乗り物が映され、メカの巨大アームががっしゃんがっしゃんと乗り物を組み立てていきます。それらは最終的に一つの空母みたいのに搭載された模様です。隊長さん:「レスキューフェニックス、発進っ」。隊員のみなさん:「発進っ!」

 

       で、そのレスキューフェニックスなる空母的な乗り物が、サンダーバードちっくに飛び立って行きます…ごおぉぉぉーーーーーっ!

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       再び司令室…。

       総司令さん:「テラ・リセッターは、地下に潜んでいるようだが、居場所はまだつかめていない。特定でき次第、情報を送るっ」(←テラ・リセッターって、生き物なの?)(←てコトは、ひょっとして「クイン・メタリア」的なモンですかな…?)。

       『白い女性隊員さん』:「現在、エネルギー波の影響は、認められません」『赤い女性隊員さん』「でも、まだ安心はできないわね。第2波と、第3波が、きっと来るっ…『来る……何か不吉なものが…』『銀色の男性隊員さん』「第3波…。3回目でエネルギー波が起これば…」『青い男性隊員さん』「…テラ・リセッターが…、発動する…」

       隊長さん:「第2波を、危険信号と考えてくれ。第2波が発生する前に、人々を、危険区域から避難させる…!」。隊員のみなさんがうなずく。隊長さんはイスから立ち上がり、「これは時間との戦いだ。各自、迅速に行動せよっ!」。すると隊員のみなさんも立ち上がり、「了解っ!」と言って出動して行きます(←って、あれ?さっきのレスキューフェニックスに乗って出て行ったんじゃなかったのか?!)(←う〜む…まだよくシステムが把握できん…)。

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       で、隊員のみなさんが、それぞれの乗り物に乗車すべく、それぞれの発着所へエレベーターで下りて行きます。で、その際、そのエレベーターの中で変身?します。

       『青い男性隊員さん』「着装っ!」(←ナンか、カードみたいなのを取り出してかざします)。『銀色の男性隊員さん』「着装っ!」(←以下同文)。『赤い女性隊員さん』「着装っ!」『白い女性隊員さん』:「着装っ!」…で、ナンだカンだ、がっしゃん、がっしゃんと全身にパーツが装着され、4つのエレベーターが同時に同じ場所に下りて来てドアが開き(←って、それぞれの発着所に行くんじゃねーのか…)(←つまりコレは、「着装」のための『着替え室』ってコトですかね?)、レスキューフォースのみなさんが颯爽と登場です。

       『青い男性隊員さん』「R1(アール・ワン)っ!」(←この「R」はきっと「RESCUE FORCE」「R」で、これが変身後の名前のようですな)。

 

       『銀色の男性隊員さん』「R2(アール・ツー)っ!」

 

       『赤い女性隊員さん』「R3(アール・スリー)っ!」

 

       『白い女性隊員さん』:「R4(アール・フォー)っ!」

 

       みんなで、「レスキューフォースっ、着装完了っ!」(←う〜む…、どうもこれは、『変身』と言うより、タキシード仮面やセーラーVのような、『パワースーツ着用状態』みたいな感じですなぁ…)。

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       すると、レスキューフェニックスが地上に着陸します…ずず〜〜んっっ! 隊長さん:「レスキューフェニックス、フォートレス・モード!」。すると、レスキューフェニックスの先端がパカっと割れて、そこから各車両が発進する模様でございます…。

       R1:「コア・ストライカー、発進っ!」ぶおおおお〜〜〜っっ!(←途中で止まって、がっしゃん!と武装(?)し、普通の車が甲装車みたいになりました…) 「レスキューストライカー、出動っ!」。コンピューター:「スタート・アップ」R2:「レスキューセイバー、発進っ!」(←同じく…)。コンピューター:「スタート・アップ」

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       隊長さん:「セイブ・ザ・ライフ、レスキュー開始っ!」全員:「了解っ!」

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       こちらは、テラ・リセッターの衝撃波でやられちゃった人々を、普通の救急隊の人達が救助活動している現場…。

       スピーカーの音声:「現在、当エリアでは、避難勧告が出ています。このエリアに留まると、非常に危険です。ただちに、指定の安全区域に避難してください。繰り返します。現在、当エリアでは…」『白い女性隊員さん』:「現地消防により救助が始まってます」

       そこへレスキューフォースの皆さんが駆けつけます。消防の人:「ご苦労様ですっ!」レスキューフォースの皆さん:「レスキューフォースですっ!」R2:「避難活動は?」消防の人:「順調ですっ!」R3(←『赤い女性隊員さん』):「さすが、早い対応でしたね」消防の人:「第2波というのは、いつ来るのでしょうか?」R2:「確実なことは言えません。しかし、いつ来てもいいように…」

       するとその時、どこからともなく、ナニやら「どいたぁ〜っ!どいたどいたぁ〜っ!」と叫ぶ声が…。レスキューフォースの皆さんが後ろを振り向くと、「どいたどいたどいたぁ〜〜っっ!!」(←『どいてっ!』)…ナンと、うさぎちゃんがどアップで自転車をかっ飛ばして来るじゃありませんかっ!(←おおっ!まだ出番があったんかっ!)。そう言えば、「美少女戦士セーラームーン(東映公式)」「バックナンバーAct.35には、こんな事が書いてありましたっけね(↓)

[Act.33/34 をめぐって]

この番組のスタイルは、「レギュラー回し」といいまして、主要登場人物だけでお話を回していくつくり。

対極にあるのが、「妖魔にねらわれた被害者が…」みたいなゲストエピソード方式。こっちのほうが、お話はわかりやすくなるしウケもいい。《名作エピソード》とかもつくれます。

 

      つまり今回のうさぎちゃんは、「レスキューフォース」的には『ゲストエピソード方式のゲスト』と言う訳ですなっ(←「実写版セーラームーンを検証する」的には『一応主役』ですけどね…)。

       うさぎちゃんは猛スピードでレスキューフォースの皆さんを掻き分け…「うわぁっっ!!」、黄色いテープを引きちぎってそのまま駆け抜けて行ってしまいましたR4(←『白い女性隊員さん』):「危険区域よっ!…『妹よっ!』。するとR1(←『青い男性隊員さん』)が、「お、オレが連れ戻しますっ」と言ってうさぎちゃんのあとを追います。

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       R1:「自転車の人〜っ! 止まりなさ〜いっ!…『行ってはダメっ!』…しかし、うさぎちゃんが無視してカッ飛んでくので、「こらっ! 止まれぇっ!!」と、いきなり口調が荒くなります。

       R1は全速力で追いつくと、「止まれって言ってんだ、よ゛っ!」と、背後からうさぎちゃんを捕まえようとします(←『うさぎちゃんっ、うしろっ!』(←志村っ、うしろっ!))。するとR1は、うさぎちゃんが肩に下げてたバッグ(←「ハートフル便」って書いてあります)(←これがうさぎちゃんの勤めてる会社の名前のようですな)を掴み、勢い余って、それを引きちぎって取ってしまいます…ぶちっ!「あれ?!」

       するとうさぎちゃんは急ブレーキをかけて止まり、自分のバッグが取られちゃったのを見ると、「ああっ!」と言って自転車を降り、つかつかとR1の方へ行きます。

       R1が、「ったく…この辺一帯は危険って…」と説明してるそばから、いきなり「…『コンノヤロォ〜っ、うさぎちゃんパ〜ンチっ!』ぼかっ!R1のドテッパラにボディブローを食らわします(←おおっ! まるでまこちゃんだっ!)。「う゛っ、くぅ…!」(←その場にもんどりうって倒れるR1の図…)(←ナンだよ?!レスキューフォースの防護服って、めちゃめちゃヤワなんじゃん?)。

       うさぎちゃんはバッグを奪い返してR1を見下ろしながら、「ナニすんだっ、この火事場泥棒っ!『泥棒するなら、ちゃんとタキシードに着替えて出直して来やがれってんだっ!』(←ナンか、妙に口調が江戸っ子調ですな…『てやんでぇっ!』みたいな…)(←ナニしろ亭主も口が悪いし、結婚後はもっぱらまこちゃんとばっかり遊んでるので、いつの間にか男言葉がうつっちゃったんでしょうなぁ…)。R1:「かっ、火事場泥棒?!…『言いがかりはやめて!』R1は「えぇいっ!」と立ち上がり、「火事を消すのが、このオレの仕事だっ!」

       うさぎちゃんが「仕事?!…『言いがかりかどうか、…自分が一番わかってるんじゃない?』と眉をしかめると、R1は急にビッと敬礼しながら、あらたまって「レスキューフォースですっ!」と言います。「レスキューフォースがナンで人のバッグ盗むんだっ!」「だから違うってぇっ!」「顔なんか隠しちゃって、怪しいぞっ『こちとら顔出しでナパームの中を歩ってるんだっ!悔しかったら真似してみやがれっ!』。するとR1は、自己紹介するように「世界消防庁特別救助機動部隊、R1…」と言いながらヘルメットを脱ぎ、「メットを外すとトドロキ・ヒカルっ!…そっちはっ?」

       すると、うさぎちゃんは急にモジモジしちゃって、「いいよアタシは…『この源氏名、あんま好きじゃないから…』と言いながら素通りして行こうとします。トドロキ・ヒカルは、「あ、…名前を隠すとは、怪しいぞ?!」。うさぎちゃんは振り返り、「うるさいなっ!『これ以上隠しているのは…、無理なようね…!』と言ったあと、ボソッと、「…神田あかね…『て言うか、本名は地場うさぎ』

       「よしっ、神田あかね、…さん…『て言うか本名地場うさぎ、…さん』(←おいおい、レスキューフォースさんよ…、今、一般市民をいきなり呼び捨てにしようとしただろ?)…「この辺一帯は危険区域です。これより避難所に案内する…あ、します…」と、ちょっと得意げに、しかしたどたどしく説明してます(←どうやらこのトドロキ・ヒカルは、まだ職務上の言葉遣いが不慣れな新米のようですな…)。ところが、うさぎちゃんはそれを無視してさっさと自転車に跨って走り出します…「ちょっ、おおいっ! 人の話を聞けぇ〜っ!」…で、再び追いかけっこ状態に…(←『追ってはダメっ!』)。

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       場面は変わって、こちらは先ほどの救助活動の現場…。

       いきなり海から海水がぶわぁ〜っ!と吹き上げ、そこから、ナンか『巨大な松ぼっくり』みたいな物体が空中に浮上します。湾岸沿いにいた人々が悲鳴を上げて「逃げろーっ!」と逃げ惑う中、R2(←『銀色の男性隊員さん』)が、「おおっ!テラ・リセッター出現っ! 思いっっきり目の前ですっ!」と隊長さんに連絡します。

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       レスキューフェニックスの隊長さん:「ナニっ!…」(←食い入るようにモニターを見つめる)。

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       R2:「あぁっ、動き出したっ! テラ・リセッターが、移動を始めましたっ!…『お分かりにならないか?…復活の兆しですよ。…大いなる悪…クイン・メタリアの!』

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       隊長さん:「ただちにコア・セーバーで追走するんだっ!」R2:「了解っ!」

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       こちらは、再びうさぎちゃん…。

       うさぎちゃんとトドロキ・ヒカルが、自転車のハンドルをつかみ合って押し合っております…「アタシは配達があるんだってばっ!」「ナニ言ってんだっ、救助隊の言うコトを聞けっ!…うっくっ!」「じゃあ聞くけど、高坂工作所は危険区域ですかっ!?」「?…たかさかこうさくじょ?!」。するとうさぎちゃんは、「分かんないんでしょ!分かんないんでしょ!分かんないんでしょ!?『どすこい、どすこい、どすこいっ!』(←おおっ、『うさの花』っ!)と、トドロキ・ヒカルに張り手をかましながら押します。トドロキ・ヒカルは一瞬たじろぐも、「分かるっ!」と言って、ポケコンみたいなモノを取り出し、ぴっ、ぴっ、ぴっ…「タカサカコウサクジョ…」とキーボードを打ちます…「あ、…この危険区域の…、ずっと先だな…」

       それを聞くと、うさぎちゃんは「よしっ!」とうなずいてまた自転車に乗ろうとします。トドロキ・ヒカルはすかさず腕を掴んで引っ張り、「こらっ…! ナニが、よしだっ!」「だってそこは危険区域じゃないんでしょおっ!」「通る道はずーーーっと危険区域なのっ!」。うさぎちゃんはトドロキ・ヒカルの腕を振りほどくと、急に真顔になって腕時計を見せ、「午後3時、約束の時間。この荷物を待ってくれてる人がいるの」。それを聞いてトドロキ・ヒカルは一瞬考えますが、「……ダメだっ、…避難するんだ…!」

       うさぎちゃんはトドロキ・ヒカルを海岸の柵に叩き付け、どかっ!「うわっ!」…彼の胸倉を掴むと、「今、この荷物を届けるのがアタシの仕事なんだっ!『たとえ命を捨てても、現世の使命を果たす…!』。すると今度は、トドロキ・ヒカルがうさぎちゃんの胸倉を掴み返し、「今はお前を避難させる事が、オレの仕事だっ!…『だからって! あなた死んでもいいの?!』

       ここで両者はガンの飛ばし合い状態です(←てコラっ!トドロキ・ヒカルっ!オヌシ顔を近付けすぎじゃっ!)。

        ★  ★  ★  ★  

       一方、こちらはテラ・リセッターを追走中のR2…。

       「どう言う事だ?! ぜんっぜん距離が縮まんないぞ…。まさか…!」。ここでR2がナニかに気付いて急ブレーキをかけると、ききぃっ! 前方を飛んでいたテラ・リセッターも上空で止まります。今度は試しに車をバックさせると、テラ・リセッターもバックして付いて来ます…「そう言うコトかっ!」。今度は車を旋回させると、向こうも旋回し、再び追いかけると逃げて行きます…「あぁっ!くそっ! ふざけやがってっ!」。ここでR2は隊長さんに連絡します…「隊長っ、テラ・リセッターはオレ達に挑戦してるんじゃないですか?!」

        ★  ★  ★  ★  

       隊長さん:「挑戦だと…!?」R2:「くっそぉっ! 鬼さんこちらって言ってまぁすっっ!」(←あの…、素朴な疑問で恐縮ですが、そもそもこの「テラ・リセッター」って生き物なの?それともUFO的な乗り物?)(←ま、いっか…未だに『実写版のクイン・メタリア』がナンなのかさえイマイチよく分かってないくらいだモンな…)。

        ★  ★  ★  ★  

       再びうさぎちゃん…。

       て、おいコラっ!トドロキっ!キサマさっきよりも顔が近付いてるじゃねーかっ!(←今にもチューしそうなぐらいにっ!)…と思ったら…、ここでCMです…。

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       CMの間にナニがあったかは不明ですが、いきなりうさぎちゃんは自転車をこいでおり、トドロキ・ヒカルが走って追いかけております…。

       「こらぁっ! 神田あかねっ!『て言うか本名地場うさぎっ!』止まれぇっ!!」「無理ぃっ! アタシはアタシの仕事をきっちりやりたいだけなのぉっ!!」「仕事仕事って、そんなに仕事が好きかっ!」「好きだよっ! よろこぶ顔が見たいんだっ!」「ナニィ?!」「ナンでもないよっ! バカぁっっ!!」「ぶ、…バカぁ?!『バカってナニよぉ〜〜っっ!!』

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはテラ・リセッター…。

       ひときわ空高く舞い上がっていたテラ・リセッターが、いきなり衝撃波を発します…ぴかっ!

        ★  ★  ★  ★  

       その衝撃波で、こちらの二人も「きゃっ!」「うわっ!」と吹っ飛ばされてしまいます…どたっ!

       トドロキ・ヒカルは、地面に這いつくばりながら、「うっ…、しまった…!」と、うさぎちゃんの方を見て…「うっ、だいじょぶかぁぁ…!」…しかし、うさぎちゃんは自転車ごと倒れて気を失っております。すると、トドロキ・ヒカルもその場で気を失ってしまいました(←って頼りになんねーな…)。

       コンピューターの音声:「エネルギー波、第2波発生。第2波発生…」

       するとここで、気を失ったトドロキ・ヒカルが、ナンとのん気にも、自分の子供時代の夢を見ちゃっております…(↓)

1.       どこだかのド田舎の夕暮れどきに、小学生ぐらいの男の子が2人、丘の上から遠くの山を見つめながら…トドロキ少年:「大人になったら絶対、人を助けるレスキュー隊員になるっ!」

2.       それから、その2人が崖で『ファイト一発!』ごっこをやってる回想シーンが出てきて…トドロキ少年:「世界中で困ってる人を助けて、みんなに笑顔になってもらうんだっ!」。もう1人の少年:『私……レスキュー隊員なんかになりたくない…』

3.       すると、そのあと、今日の昼間の世界消防庁の食堂で、うさぎちゃんが仕事してる時の笑顔が回想され、そこに、さっきのうさぎちゃんの言葉が被さります…「好きだよっ! よろこぶ顔が見たいんだっ!」

       (↑)…で、現実の世界では、いつしか仰向けに寝てるトドロキ・ヒカルが、額にハンカチをあてがわれ、うさぎちゃんに介抱されております…(←ってオマエがレスキューされとるやんけっ!)(←『ガッカリだわ!レスキュー隊員として、ちっとも成長してないじゃないっ!』)。

       するとその時、何処からともなく、ばばばばばば…っ!と、あの効果音が…! トドロキ・ヒカルはその音に気付いて目を覚まします…「……『ヘリうるせぇ…』

       うさぎちゃんは、倒れた自転車を起こして、おそらくハンカチを濡らすのに使ったと思われる水筒らしきモノを車体に取り付けております。トドロキ・ヒカルは上体を起こすと、その場に胡坐をかいて坐り、ナニげにうさぎちゃんに話しかけます…「……よろこぶ顔って…、荷物を受け取った人の、よろこぶ顔か?」。しかしうさぎちゃんは相手にせず、自転車が壊れてないかと、しきりにチェックしております…「……『あ〜あ、前なら変身して、こんなトコすぐ逃げられたのに…。みんなとも仕事量が一緒だったし。タキシード仮面だって、すぐ助けに来てくれたよっ』

       するとトドロキ・ヒカルは、「…分かった…。お前…、世界中の人に荷物を届けて…、そんで…、みんなによろこんでもらいたい…」…それからトドロキ・ヒカルは立ち上がると、うさぎちゃんに歩み寄り、「子供の頃にそう思ってこの仕事始めたんだろ?!」「…『ってンな訳あるかっ!』「…なっ!?そうなんだろ?!」…トドロキ・ヒカルはうさぎちゃんの肩をポンと叩き、「そういうヤツなんだよっ、お前はっ!」とハンカチを差し出します(←どーでもいいけど、思い込みと妄想の激しいヤツだなアンタ…)。うさぎちゃんは彼の手からハンカチを受け取ると、「ナニ言ってるか分かんないけど…『意味わかんないコト言わないで!』、配達は天『=月』からもらったアタシの仕事だと思ってる『要するに、幻の銀水晶が砕け散った今、泥棒稼業の亭主とは真逆の仕事で罪滅ぼしって訳よ』

       するとトドロキ・ヒカルは、「そうだ…、それだよっ!」と、うさぎちゃんの肩を抱きます。「はぁ…?!」。そして、「行くぞっ! 配達っ!」と言って前方を指差します。「へえっ?!」

        ★  ★  ★  ★  

       トドロキ・ヒカルはヘルメットを装着すると、「こちらR1、要救助者、確保。しゅっぱーつっ! これより一緒に、危険地帯を突破しますっ!」…そして2人は走り出します。

        ★  ★  ★  ★  

       その報告を受けた隊長さんは、「!…ナニっ!?『お前は我らを裏切り、そしてこの星を滅ぼす気かっ!』

        ★  ★  ★  ★  

       R1:「ここまで来たら、前へ進んだ方が早く安全地帯へたどり着けますっ」…2人は走りながら顔を見合わせてうなずき合います…「必ず無事に、送り届けますっ!…『絶対…R1:「…(心の声→)そうだよ…お前はオレと同じだったんだっ!…止めようったって、止まる訳ないよなっっ!!」「…『そうよっ、私ってばそうやって、前世と現世で二度も星を滅ぼしちゃったんだからっっ♪♪』

        ★  ★  ★  ★  

       一方、こちらはR2…。

       いきなり、ナニやら『戦闘員』(?)とおぼしき連中と戦ってて、しかもいきなりぶっ飛ばされちゃっております…ぼかっ!…「うわぁっ!」…どんがらがっしゃ〜んっ!「てっ!」(←山積みにされたダンボールの上に突き落とされる…)(←って言うかヨワ…)(←アンタ先輩ちゃうんかい?!)。

       敵は3匹で、R2はその後も蹴られるわ殴られるわで、もうボッコボコです。一度足払いで1匹転ばせはしましたが、それ止まり…。するとここでR2は、「くそぉっ! レスキューブレイカーっ! ブレイクハンマーっ!」と言って、ナニやらデカイとんかち(←しかも柄の方がペンチだかプライヤーだかになってます)のような武器を取り出します(←て言うか、ソレって、武器と言うよりは、普通に工具なのでは…?)。

 

       で、R2がそれを持って、敵めがけて「う゛わ゛ぁ゛〜〜〜っ!」と突進して行きます(←ナンか、カッコよくないぞ…)。ところがっ! R2が『戦闘員』の前に来たその時、いきなりR3(←『赤い女性隊員さん』)が「レスキューブレイカーっ! ブレイクアクスっ!」と叫びながら空中回転で登場し、敵に工具的武器(←これはAxe=斧ですな)を食らわして一撃で倒してしまいました…どかっ!(←つよっ!)。

       すると今度は、R4(←『白い女性隊員さん』)が「ブレイクロープっ!」と叫んで敵にロープを巻きつけて宙に浮かせ、そのまま地面に叩きつけて倒してしまいます…がんっ!(←こっちもつよっ!)。R3:「やっぱり私達がいないとダメね!…『でも困ってるんだから、助けてやるのが仲間だろっ!』(←って、「レスキューフォース」の世界でも、女子の方が強いのかよ…)。

       で、残る1匹と戦ってるR2は…「はぁっ!」…ぼかっ!…と、ようやく敵を倒した模様です。

       そこへR3とR4が駆け寄り、R2に声をかけます。R3:「まだまだですねっ♪」R「ウチの男衆はっ!」(←って、言われちゃってるよ…)。R2「頼りになるぜ、お二人さんっ!」(←って、言っちゃってるよ…)(←アンタにゃ男のプライドってモンがないのかっ!)。R3:「調子いいんだからっ…『面倒見すぎるのはお互いにマイナスよっ!』。さあ、早く行ってっ!」R3は上空に止まっているテラ・リセッターを指差します。R4も、「第3波が来る前に、テラ・リセッターをっ!」

       するとR2は車に乗り込み、「おおっ、任しとけっ! レスキューセイバーで、ぶっ飛ばしてやるぜっ!」と意気込んで出かけて行きます(←って、指図までされちゃってるよ…)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはうさぎちゃん…。

       二人はどこだかの橋の上まで走って来ると、そこで止まります。R1:「危険区域はここまでっ。お前の届け先は、この橋の向こうだっ!」うさぎちゃんは腕時計を見て、「ギリギリ間に合いそうだっ♪」と言います。ところがその時っ! 「ハッ!」

       いきなり何者かが出て来て、「たあぁっ!」と、うさぎちゃんを自転車ごと投げ飛ばしてしまいます…「きゃっ!」R1:「うわっ、大丈夫かっ!」

       倒れたうさぎちゃんの前に、『幹部クラスらしきヤツ』の一匹が現れます…「邪魔の大好きな、シーカでごんすっ!…『お前の…邪魔をしたかったっ!』…わはははっ「…『ってネフライトかよっ!』R1がうさぎちゃんを守るように出て来て、「そこをどけっ!…」(←『どいてっ!』)。シーカ:「ヤでごんすよ〜っ! どうするでごんす? この橋わたるべからずでごんす〜っ!」R1:「だったら真ん中を通ってやろうじゃねぇかっ!」(←って「一休さん」かよっ!)。

    

       R1:「レスキューブレイカーっ! ブレイクハンマーっ!」(←ってソレ、さっきのR2と一緒じゃんっ!)(←やっぱ工具じゃねーかよっ!)。

       R1:「たあっ!」がしんっ! シーカ:「痛いでごんすよ…!」R1:「たあっ、たあっ!」がしんっ!がしんっ! シーカ:「痛いっ、痛いでごんす…! もぉ〜〜、ンたぁっ!」(←プロテクター装着?)…「うわっはっはっはっ!」R1:「ン〜〜たあっ!」がんっ!(←弾き飛ばされる)。シーカ:「あ〜…『もう効かないでごんすよ〜っ!』(←R1、ピ〜ンチっ!)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらR2…。

       レスキューセイバーなる甲装車に乗り込んで、大都会のど真ん中を飛んで行くテラ・リセッターを追走中…「よーし隊長っ、フラッシュ・キャノンで、いつでも撃てますっ!」(←ってキミ、こんなトコで撃ち落しちゃったら、街が大災害だぞ…)(←って…、いちいちンなコト気にする正義の味方なんて見たコトねーけどな…)。ところが、次の瞬間、テラ・リセッターはいきなりジグザグ飛行しながら上空に舞い上がってしまいます…ばっ!、ばっ! R2:「うっ、ナニっ!?」

        ★  ★  ★  ★  

       隊長さん:「!…攻撃を察知したのか…?」(←敵の方が常識があるみたいだぞ…)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはR1…。

       空中回転からキックを食らわすも、軽く弾き飛ばされ、ついでに攻撃も食らって「うわぁっ!」と地面に落下…。シーカは両手を広げて余裕の高笑い…「わっはっはっはっ…!」R1は地面に倒れながらも、その後ろで戦況を見守るうさぎちゃんに、「大丈夫だっ!…道はゼッタイ開けてやるっ!」と声をかけます。「…『ってどこが大丈夫なのよ?!アンタ、タキシード仮面より弱いじゃんっ!』(←どうやら足を怪我したらしく、立ち上がれません)

       R1は「フッ!」と立ち上がって、また「う゛わ゛ぁーーーっっ!」と突っ込んで行きます(←猪突猛進型ですな…)。でも、またボコボコにされてます(←ナンか、Act.41で『泥妖魔』に立ち向かって行った元基を思い出しちゃいました…)。で、そんなR1の体たらくぶりを見て、うさぎちゃんは『ダメだこりゃ…』と思ったらしく、倒れた自転車を「うっ!」と懸命に起こしにかかります…が、足を怪我してるせいか、なかなか起こせません…(←その間も、R1はボッコボコに…)。シーカは、倒れたR1の腹を踏みつけながら、「歯応えのないヤツでごんすね〜♪わははっ!…『もう終わりか…。手ごたえのない…(←やっぱコイツは、セリフがネフライトと被っとるっ!)(←きっと、バカだけど本当はいいヤツなのに違いない…)。

       ところがっ! コイツは突然横を向くと、うさぎちゃんを見るなり、「!…おっ…!」「!!…『えっ!?ナニ!?』

       「かぁわいいでごんすねぇ♪…かわいい〜♪」(←ってコラァアっ!今頃気付くとは何事だっ!)。

       いきなりそんなコト言われちゃって、うさぎちゃんは、ちょっと周りを見回したあと…「えっ?…『私のコト?』と自分を指差します(←自信を持つんだっ!)。

       「かわいい子には、イジワルしたいでごんすぅ〜♪」(←ってコラっ!『近寄るなっ! 月の王国、シルバーミレニアムの元プリンセスにして、幻の銀水晶の元継承者、セーラーヴィーナス様、もとい、プリンセス・セレニティ様だぞっ!』(←略して、『元プリ』だぞっ!)(←って、どっかにそんな人いましたな…))。うさぎちゃんは思わず後ずさりして自転車につまづき、「ああっ!」と尻餅を着いてしまいます。

       「かわいいでごんすぅ〜♪イジワルぅ〜〜♪」

       「ふざけるなっ!(←おおっ!『ふざけるなっ!』…私が行くのを、待ってる人がいるんだっ!『コレでも食らえっ、うさぎちゃんパ〜ンチっっ!!』がつんっ!(←おおっっ!!やっぱり『まこちゃん化』してるぅ〜っ!)。

       「い゛っ…!」(←おおっ!鋼鉄の頭から火花がっ!)。「!!…『えっ!ホントっ!』(←殴った自分がびっくり)。「イタイでごんす〜…」(←頭から煙を吹いて崩れ落ちる…)…と思ったら、実はシーカの背後からR1が「ブレイクハンマー」をお見舞いしてたのでした…R1:「このっ、大ぼけアンドロイドがっ!」(←って、コイツらはアンドロイドだったのかっ!)(←て言うかアンドロイドって、もっと人間に近い造詣なんじゃないのか?)。

       ところがシーカはすぐに振り向いてR1を牽制し、R1は回転レシーブ状態でよけると、「ブレイクアクスっ!」と叫んで工具を切り替えます(←おおっ!これは一本で何通りにも使える便利でお得な多機能工具だったんですなっ!)。R1は「ブレイクアクス」で斬りかかって行きますが、しかし正面から正々堂々と行ったのでは、やはり返り討ちにあってしまってボコボコです(←ってオイ…)。で、R1は再び地面に倒されるも、懸命に立ち上がり、「…神田あかねっ『て言うか本名地場うさぎっ』お前の道は、オレがゼッタイ、開けてやるっっ!!」(←再び猪突猛進の図…)。その姿を見てうさぎちゃんは、「…私も…、やるぞっ!『て言うか、アンタ頼りなさ過ぎんのよっ…』…そう言うとおもむろに立ち上がり、自転車を起こします。

       うさぎちゃんは、R1がシーカに胸倉つかまれて「う゛ぁ…」と身動きできないのに向かって、「トドロキ・ヒカルっ!」、R1:「う゛…えっ?!」「あたしの、配達魂見せてやるっっ!!」「…突破する気かっ!?…『やめなさいっ! そんな事したら一緒にっ…!』

       うさぎちゃんは、一度ペダルを空回りさせてがっ!と止めると、一気に「うわあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜っっ!!」と走り出します。それを見てR1は、シーカを振りほどきます…「や゛っ!」…ごんっ!

       うさぎちゃんは全速力で加速をつけると、その勢いで一気に大ジャ〜〜ンプっ!「うわあぁぁぁ〜〜〜〜〜〜〜っっ!!」(←おおおっっ!!これは正しく、Act.6で見せた『顔面踏み切りダンク』の再現じゃないかっっ!!)。

       「神田あかね〜っ!『て言うか本名地場うさぎ〜っ!』…R1は、うさぎちゃんのジャンプを補助すべく、自らもタイミングを合わせてジャンプし、「行けえぇぇぇ〜〜〜〜〜っっ!!」と、サッカーのオーバーヘッド・キックみたいにして、うさぎちゃんの自転車の後輪を足の裏で蹴り上げ、2段ジャンプさせます(←おおっ!)。

       うさぎちゃんは、シーカが「うぁ…!」と見上げるその頭上を飛び越え、その際、振り向きざまに見下ろしながら、「…『あっかんべぇ〜っ!』とやってのけます(←…………)。

       うさぎちゃんはモノの見事に橋の反対側まで行くと、急スピンをかけて止まります。それを見てR1は、「よっしゃぁ〜〜っ!」とガッツポーズ。

       うさぎちゃんはR1に向かって、「トドロキ・ヒカル〜っ!」と声をかけ、じっと彼を見つめております…。するとR1は、「…『良かったな』…早く行け…」「…『でも…、トドロキ・ヒカルは?』「…『オレのコトはいいから…』…お前はアッチ、オレはコッチだっ!」。するとうさぎちゃんは、思いっきり笑顔でうなずくと、「……『そんな…! 私一人でなんて…! でも、』ありがとうっ!…うふっ♪…『アンタの死は、決して無駄にしないよっ!』と言って走り去って行きます。するとアレ?!…ナンとっ! R1の方も、橋の反対側に向かって思いっきり走り出したじゃありませんかっ!(←ってオイっ!そいつを倒さねーのかよっ!)。

       で、橋の真ん中に一人取り残されたシーカは、「うおお?! 帰るでごんすか!?」とR1を追いかけようとしますが、「置いて行か…あぁ…置いて…行っちゃったよ、くぅそぉ〜…」(←って、マジで逃げちゃったよオイ…)。

       R1:「…(心の声→)神田あかねっ…『て言うか本名地場うさぎっ』…お前の配達魂が、オレのレスキュー魂に火を点けたぜっ!」…たったったったっ…(←う〜む…、要するにこの人達は、工具を武器代わりに使ってるくらいだから、あくまでもレスキューが本業なのであって、そもそも戦闘用のヒーローではないのかもしれませんなぁ…)(←画期的っちゃ画期的な、新しいタイプのヒーローさん達ですな…)(←だから弱いのか…)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは隊長さん…。

       不安げな面持ちで、モニター越しに状況を見守っております。コンピューター:「エネルギー波、第3波の、予兆あり」。隊長さん:「!…」

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはR2…。

       追走するテラ・リセッターが、相変わらずジグザグ飛行しながら舞い上がっております。R2:「隊長。フラッシュキャノン、射程距離外です…。ターボトルネードもギリギリで届きません。敵は、ビークルの性能を知ってるんでしょうか?」

        ★  ★  ★  ★  

       隊長さん:「…(心の声→)なぜだ…! 射程距離外…?! なぜだっ!…………まさかっ!」(←隊長さんは一体ナニに気付いたのでしょうか?…ワシには知る由もございませんが、次の瞬間、悪の組織のボスが映されます…どーんっ!)(←う〜む…どうやらこの両者には、過去に何か因縁らしきものがあるような…ないような…)(←きっと、前世では隊長さんの家臣だったとか…)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはR1…。

       R1は走りながらその業務連絡を聞いてたらしく、「射程距離外だって?! ええい、絶対ナンとかしてやるっ! レスキューターボ、発進っ!」

        ★  ★  ★  ★  

       コンピューター:「レスキューターボ、スタート・アップ」。レスキューフェニックスから、「レスキューターボ」なる甲装車が出て来ました…ぶおぉぉぉぉ…!…R1は「ハァッ!」とジャンプしてそれに飛び乗り、「行くぜっ! レスキュー合体っ!」と叫んで、取り出したカードを挿します…しゅぱっ!ぴぴっ! コンピューター:「ハイパー・アップ」。すると、また別の甲装車が出て来て並走し、「レスキューターボ」が前後二体に分かれ、それぞれ上部と前部に合体します…がしゃーんっ!…がしゃーんっ! R1:「ターボストライカー、合体完了っ!」

        ★  ★  ★  ★  

       こちらうさぎちゃん…。

       自転車で、ひたすら配達先へと走っております…「…『うふっ♪、自転車は楽でいいわ♪…戦士だった頃は、「素」で走らされてたモンなぁ…』『だな。…でも、今思うと、なぜかレイだけ自転車に乗ってたな』

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはR1…。

       「こちらR1。ターボストライカーで向かってます」

       R2:「待ってたぜ。だがな、キャノンもトルネードも…」

       R1:「先輩っ、オレ今日、大事なコトを知りました。魂が、魂を後押しするってコトです。射程距離なんて、ぶち破りましょうっ!」

        ★  ★  ★  ★  

       隊長さん:「!…『ナニ?!』

       R2:「射程距離をぶち破るぅ?!」

       R1:「はいっ、オレのターボ・トルネードが、先輩のフラッシュ・キャノンを、後押ししますっ!」

       R2:「…そういうコトかっ!」

        ★  ★  ★  ★  

       R1がR2の許へ到着すると、2台は並んで止まり、テラ・リセッターも上空に止まります。R2:「頼んだぜっ!」。R1:「了解っ!」。R1&R2:「ファイナル・レスキューを要請しますっ!」

        ★  ★  ★  ★  

       隊長さん:「双方のファイナル・レスキューを承認するっ。爆裂的にっ、鎮圧せよっ!(←おおっ、どうやらこれが、この番組のキメ台詞のようですな。つまり⇒)『月にかわって、おしおきせよっ!』

        ★  ★  ★  ★  

       R2:「ファイナル・レスキューっ、フラッシュ・キャノンっ!」R1:「ターボ・トルネードっ! 着装っ!」。コンピューター:「ターボ・トルネード。フラッシュ・キャノン」

       まず、R2のフラッシュ・キャノンとやらが発射されます(←これは、でっかい球状の水の弾のようですな)。それがテラ・リセッターめがけて飛んで行きます。

       それに続いてR1が、「先輩っ…『歌嫌いかもしれないけど、今だけ我慢して下さいっ!』行きまぁ〜すっ!」と、ターボ・トルネードとやらを発射します(←こっちはその名の如く、竜巻状の風圧です)。

       R1&R2:「や゛あ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁ〜っっ!!…『♪予定調〜和の小お〜説やっ、映画がつ〜まらな〜い〜よ〜にっ…♪』(←同時攻撃のテーマ)。

 

       水の弾を風圧が押す事でスピードを増し、それで飛距離を伸ばし、見事テラ・レセッターに命中します…ずばーんっ!(←ナンか、ガラスの玉が砕け散るように、木っ端微塵に破壊…)(←て言うか、テラ・リセッターって、大ボス的な存在じゃなかったのか…?)。

       R1:「爆鎮っ!」(←キメポーズ…)。R1&R2:「完了っ!」

        ★  ★  ★  ★  

       隊長さん:「…我々は…、決して負けないっ!」(←し…、シブイ…)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは悪の組織のボス…。

       まるでクイン・メタリアの呻き声みたいな「うぅ〜〜…!」という声を出して、マントばさぁっ!と悔しがっております(←それはそうと、このボスもアンドロイドなのかなぁ…それとも宇宙人かナンかかなぁ…)。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはうさぎちゃん…。

       配達先の高坂工作所に着いて、荷物を渡しております。作業服を着た現場の責任者らしき人が、受け取った荷物の包みをその場ですぐに解いており、他の作業員の人達も、手を止めてその様子を見守ってます(←ナンか、張り詰めた空気が漂っております…)。

       うさぎちゃんは、肩で息をしながら、不安そうにその人を見てます…「…『2度も吹っ飛ばされて転んだから、破損とかしてなきゃいいんだけど…』(←みたいな…?)。で、その人の顔がアップで映されると…、うわっ! この人は、いかにも昔気質の職人さんみたいな感じの人で、めちゃめちゃコワモテです…げっ! しかも、その人の背後に見える壁時計が「3時5分」を指しちゃってます…つまり、うさぎちゃんは5分遅刻しちゃったようです(←まあ、基本、遅刻魔だからねぇ…)。

       包みが開かれると…、ん?…どんなスゴイもんが出てくるのかと思ったら…、コレは歯車ですねぇ…野球のボール位の大きさの、何の変哲もない歯車が一個です…。職人さんはそれを手に取ると、めちゃめちゃシブイ声で、「よし、これで今日中に仕上がる…」…それからうさぎちゃんの顔を見ると、いきなりめちゃめちゃ爽やかな笑顔になって、「ありがとうよっ…!」と言います。そう言われて、うさぎちゃんは「はぁっ♪…『ってオッサン紛らわしいツラすんなよっ!正直ビビッたじゃねーかっ!』と笑みがこぼれます。

       職人さんが他の作業員達に、「作業再開だっ、ライン動かせっ!」。作業員さん達:「はいっ!」

       うさぎちゃんは職人さんに「ありがとうございましたっ!」とお辞儀すると(←得意の90度角)、外に止めてある自転車の方へ駆けて行きます。それから、自転車に乗る前に振り返って「またよろしくお願いしますっ!」と、もう一度深々とお辞儀します。職人さんも手を振って応えてくれております。

        ★  ★  ★  ★  

       うさぎちゃんは、夕陽の差し掛かる、大きな橋の上の歩道を、自転車で走っております…。

       で、その途中で自転車を止めると、うさぎちゃんは空に向かって親指を突き上げ、大声で「配達完了ぉ〜〜っっ!!」と叫びます。そして空を見上げながら微笑みます…「うふっ…『やっと……、現世も終わる……』うさぎちゃんの視線の先の上空には、レスキューフェニックスがごおぉぉぉぉぉ〜〜〜〜っ!と飛んでます。

        ★  ★  ★  ★  

       すると、レスキューフェニックスに乗ってるトドロキ・ヒカルが、モニター越しにうさぎちゃんの姿を見つけたらしく、こちらも「ふっ…♪」と微笑みますが、彼はすぐに前を向き、そしてレスキューフェニックスは夕陽に向かって飛び去って行くのでありました…ごおぉぉぉぉぉ〜〜〜〜っ……

        ★  ★  ★  ★  

       ここでエンディングです…「♪じゃ〜ん…ひとみは〜いつ〜も〜ジュ〜エル〜(ジュ〜エル〜)…♪」

 

       …じゃなかった…「♪とおいーそらーから〜♪」

 

       …で、エンディング・テーマが終わると、いきなり『赤い女性隊員さん』が出て来て、「レイちゃんの、地震その時のポイントっ」と言うコーナーが始まります(↓)

       「●窓や戸を開け 出口を確保っ…『♪ババンババン、バン、バン、宿題終わったかぁ?!』

       「●落下物 あわてて外へ飛び出さない…『♪ババンババン、バン、バン、歯ぁ磨いたかぁ?!』

       「●門や塀には 近寄らない…『♪ババンババン、バン、バン、風呂入れよぉ?!』

       「知っておいてねっ!…『♪ババンババン、バン、バン、また来週〜!』

   

       …続いて、「次回予告」です(↓)

       隊長さん:「レスキュー・スーツを着装できるのは、R1からR4だけではなく、4人の隊員が危機に陥った時、その男、R5は現れる…。次回、≪新人それとも大先輩? R5登場≫。爆鎮完了で、お楽しみにっ!」(←ふっふっふっ…隊長さんよ、その「R5」って、実はアンタなんじゃないのかい?)。

 

       そして、ひょっとしてあの悪の組織のボスって、かつて隊長さんがレスキューフォースの隊員だった頃の同僚とかだったりしてな…。だがしかーしっ! 本稿では、この「レスキューフォース」の次回は、ないっ!!

 

        ★  ★  ★  ★  

       本稿的エピローグ…

       たとえ「幻の銀水晶」は砕け散っても、この星を支配しようとする悪がいる限り、必ずうさぎちゃんは助けに来てくれる…『さぁ〜てお次は、仮面ライダーでも助けに行っちゃおっかな♪ それとも宇宙戦艦ヤマトにでも乗り込んじゃおっかな♪…』

        ★  ★  ★  ★  

       セーラームーン:うさぎちゃん(沢井美優さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(沢井美優さん編)▼】

       マーキュリー:亜美ちゃん(浜千咲(現・泉里香)さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(浜千咲(現・泉里香)さん編)▼】

       マーズ:レイちゃん(北川景子さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(北川景子さん編)▼】

       ジュピター:まこちゃん(安座間美優さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(安座間美優さん編)▼】

       ヴィーナス:美奈子(小松彩夏さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(小松彩夏さん編)▼】

       ルナ(声・潘 恵子さん):人型ルナ(小池里奈さん):「」『』【キャスト関連商品リスト(小池里奈さん編)▼】

       アルテミィ〜ス(声・山口勝平さん):「」。『』。

       その他:「」『』

[2010年7月26日(月)初稿 トモロー]


Act.53:未定(仮題)

 

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       今回レビューした作品は、「トミカヒーロー レスキューフォース DVD Vol.5(松竹)に収録されております(↓)

 

DVD Vol.5 作品本編(4話収録)

 

第16話 第17話 第18話 第19話

おおっ!初回限定版にはミニチュアが付いてるらしいぞ…。

キャスト

 

神田茜(地場うさぎ):

沢井美優 

MIYUU SAWAI OFFICIAL WEB SITE

 

轟 輝(R1):

陣雷響助(R2):

香月レイ(R3):

白木樹里(R4):

石黒鋭二(隊長):

総司令:

職人:

ダーエン:

スーツアクター:

 

 

 

 

 

マール(声):

サーン(声):

シーカ(声):

ナレーション:

コアストライカーAI:

ナビボイス:

猪塚健太

野口征吾

はるの

長谷川恵美

岩永洋昭

早見 優

武蔵 拳

和田圭市

中島厚也

山口照雄

渋江 勝

田浦リオ

井上雅稀

松井武士

クロちゃん

団長安田

HIRO

緒方文興

中山大吾

Susie

猪塚健太-アミューズ オフィシャル ウェブサイト▼
野口征吾の『NO FLAME,NO LIFE心の炎を絶やさずに』▼

 

長谷川恵美 web site

岩永洋昭オフィシャルブログ▼

早見優オフィシャルブログ▼

武蔵拳公式サイト▼

「WONDER」の気ままな足あと〜和田圭市的Blog〜▼

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     前編、及び続編はこちら(↓)

Vol.1(3話収録)

Vol.2(4話収録)

Vol.3(4話収録)

Vol.4(4話収録)

Vol.6(4話収録)

Vol.7(4話収録)

     怒涛の後半戦かっ!?(↓)

Vol.8(4話収録)

Vol.9(4話収録)

Vol.10(4話収録)

Vol.11(4話収録)

Vol.12(4話収録)

Vol.13(4話収録)

     劇場版(↓)

劇場版

 

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