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―実写版セーラームーンを検証する―


Act.41:メタリア妖魔登場編――

 

       本稿は、2004年7月24日(土)にTBS系列各局で朝7:30〜8:00に放送された、「美少女戦士セーラームーン」(実写版)第41話の感想記(DVD鑑賞レビュー)です。

        ★  ★  ★  ★  

       久々のセーラー解説はうさぎちゃん…。

       「私の持っている、幻の銀水晶が、クイン・メタリアの力を、どんどん大きくしていて、地球にも影響が出てるみたい…」。その後ろで流れている回想シーンは、前々回Act.39の「フィールドアスレチック冒険の森」 における、セーラームーンとエンディミオンです(↓)

       「力を止めろっ!……お前が止めるんだ!」。その言葉に、セーラームーンは地面にひざをつき、意識を集中し、祈るように、「……止まって…………お願い…」。セーラームーンの目から、涙が零れ落ちます…。

        ★  ★  ★  ★  

       で、ここから先は、いきなり現在進行形のシーンみたいですね…。…ある夜の街…。街の至るところで、メタリアの呻き声と共に、ナニやら怪しげな煙(?)だか妖気(?)だかが立ち込め始めております。

        ★  ★  ★  ★  

       すると、ダーク・キングダムの「メタリアの部屋」のベリル様が、その異変に気付いて振り返ります…「…クイン・メタリアが…!」。ところが、メタリアが急に赤い光を放つと、ベリル様はそれを浴びて「ハッ…!」と顔をしかめ、ナニやらとまどってらっしゃるご様子(?)なのでしょうか?

       この映像のつなぎでいくと、どうやら、前々回の「フィールドアスレチック冒険の森」 での一件は、あの場は、取り敢えずエンディミオンのアドバイスで事無きを得たように思われたのですが、実はアレ自体が、かなりメタリアに大きな影響を与えてしまっていたようですな…。

        ★  ★  ★  ★  

       「♪じゃ〜ん…ひとみは〜いつ〜も〜ジュ〜エル〜(ジュ〜エル〜)…♪」(←ここでオープニングです)

 

        ★  ★  ★  ★  

       オープニング開けは、十番中の下校シーンから…。

       今日は、一学期最後の登校日だったようですね。うさぎちゃんと亜美ちゃんが並んで歩いております。うさぎちゃんは自分の通信簿を眺めながら、「はぁ〜、もう少し頑張りましょうだってっ…頑張ってるのになぁ…」(←いつ頑張ったの?)。

       ちなみに、うさぎちゃんの通信簿は、画面上に映された項目だけ見ると…(↓)

 

 

聞くこと

 

 

 

話すこと

読むこと

 

作 文

書 写

ことばに関する知識

 

 

 

 

知識・理解

 

資料活用の能力

社会的思考・判断

 

 

 

 

知識・理解

 

技 能

数学的な考え方

 

 

 

 

知識・理解

 

観察・実験の能力

科学的な考え方

 

 

       「国語」の欄に「習」というのがありますが、これって『習字』のコトでしょうか? それが「3」になってる以外は、見えるトコだけだと、全部「2」ですねぇ…細かい評価欄も、「B」がいくつかある以外はほとんど「C」です…(←「習字」って言えば、正月の書初めは思いっきり『丸文字』でしたが…まさかあんなんで「3」がもらえちゃうんでしょうか?)。

       「亜美ちゃんどうだったぁ?」「え?…いつもと同じかな…」(←何故かニコニコしながら手に持って歩いてます)。うさぎちゃんは、「見してぇ〜!」と、亜美ちゃんから通信簿引ったくって見ます…「うわ〜すご〜いっ! さすが亜美ちゃん!」

       ちなみに、どうすごいかと言うと…(↓)

\評定期

教科\

評 定

観 点

\評定期

教科\

 

所 見

学 年

 

 

聞くこと

 

話すこと

読むこと

 

作 文

書 写

ことばに関する知識

 

 

 

 

知識・理解

 

 

資料活用の能力

社会的思考・判断

 

 

 

 

知識・理解

 

技 能

数学的な考え方

 

 

 

 

知識・理解

 

観察・実験の能力

科学的な考え方

 

 

 

 

基 礎

 

歌 唱

器 楽

創 作

鑑 賞

 

 

 

 

絵 画

 

彫 刻

デザイン

工 芸

鑑 賞

 

 

 

 

運動の技能

 

実践的な態度

知識・理解

 

 

 

 

技 能

 

知識・理解

くふう・想像

 

 

       ちなみに、ナニげに「保険・体育」になってますが、これは画面上の現物がそうなっておりまして、本稿の変換ミスではありません(←一体どんな教科なんでしょうか?)。

       ちなみに、「技術・家庭科」の所見欄の「くふう・想像」って??…これが仮に「工夫・創造」の間違いではないのだとすると、一体どんな授業やってんでしょうか?

       ちなみに、これを見ても明らかなように、この『通信簿』は、第二学年の一学期終了時点の成績ですから、去年の秋から冬にかけての学業が完全に抹消されております。これによって、十番中学が欧米式に『秋が進級・入学シーズンである』と言う可能性もなくなる訳で、したがって、実写版も原作・アニメ同様、季節の推移が『サザエさん方式』であるコトが証明される訳です。

       「私も頑張らなきゃ!」…そう言われて、亜美ちゃんも嬉しそうです…(←きっと、うさぎちゃんに見せて褒めて欲しかったんだね♪)。体育も完璧だったのはちょっと意外でしたが、でも亜美ちゃんは、セーラー戦士の中では体力がないように見えるだけで、一般人と比べりゃ、そりゃあ大変なものです。でも、こんな通信簿を見せられて「私も頑張らなきゃ!」って思えるうさぎちゃんのプラス思考がすごいですな…ワシだったら、逆にやる気なくすけどな…「どーせ頑張ったって、ダメなモンはダメさぁ〜〜」(←「理数系」は完全に投げてたワシ…)。

       すると、その後ろから、「長生き」と書かれた扇子を持ったオッサン風の先生が、段ボール箱を小脇に抱えて来て、「おお、月野っ、心配するな、いつでも補習やってやるからな…」と声をかけてきます。「はいっ、ありがとうございますっ…『て言うか、ありがた迷惑でございますっ』

       すると、他の女子生徒がその先生に話しかけて来ます…「加藤先生、○×△□…」。うさぎちゃんは、その場から去り際に、小声で「補習キライ…」とこぼし、亜美ちゃんが、そんなうさぎちゃんを微笑ましく見ております。

       すると、その二人の後ろから、なるちゃんが駆けて来ました。「ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ…夏休みの宿題さ、アレどうする? ボランティア…、ナニすればいいのかさっぱり…」「だよねぇ…」

       ナニげに、この時なるちゃんは、最初、亜美ちゃんの背中に手を当てながら「ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ…」と、二人の顔を見てから話しかけてるんですよね。なるちゃんは、すっかり亜美ちゃんに対して、もう全く他意はないような感じです。

       ※ ちなみにこのシーンには、実は続きがあって、それがDVD第11巻の「未使用シーン」に収録されてるのですが(↓)

1.         すると、その二人の後ろからなるちゃんが駆けて来ました。「ねぇ、ねぇ、ねぇ、ねぇ…夏休みの宿題さ、アレどうする? ボランティア…、ナニすればいいのかさっぱり…」「だよねぇ…(←ここまで一緒)人助けすればいいのかなぁ…?」「レイちゃんに聞いてみたらどうかな? 子ども会とかやってるでしょ?」「あ、そっかぁっ、うふっ♪」

2.         「ナニ? ナニかあんの?…あ、あたしも入れて?!」(←ちなみに、このなるちゃんのセリフの部分だけ、前回の次回予告には出て来てましたね)。

3.         すると、ナンと亜美ちゃんの方から、「あ、じゃ、連絡するから、ケータイ教えてくれる?」と言って、カバンからケータイを出し、なるちゃんも「うん」と言って、すでに手に持っていたケータイを開きます(←この時のなるちゃんの、少し嬉しそうな表情に至るまでの『間(ま)』とその『表情』がナンとも絶妙です…『亜美ちゃんがやっとあたしに打ち解けてくれた♪』みたいな…)。

4.         そして二人がメール・アドレス交換をしてるのを、うさぎちゃんが嬉しそうに、背後から覗き込んでます…「♪」

       これはまさしく、うさぎちゃんがAct.5の頃から望んでいた⇒(「だからっ、亜美ちゃん変わったんだって! これでなるちゃん達とも仲良くなったら、もっと楽しくなりそうっ!」)が、ついに現実のものとなった瞬間だったのではないでしょうか?で、こうして亜美ちゃんとなるちゃんが仲良くなったのには、きちんと理由があるんですね。実は、なるちゃんはAct.33以来の久々の出番なのですが、そのAct.33の時のシーンと言うのは(↓)

―Act.33の再現VTR―

       翌朝、十番中学に登校するうさぎちゃんと亜美ちゃん…。

       うさぎちゃんは、亜美ちゃんに向かって両手を合わせながら、「昨日はごめんっ、行くの遅れちゃって! まこちゃんも大変だったみたいだよぉ」。で、そのまこちゃんがどう「大変だった」かと言うと…(↓)

     真夜中に、「ふぁ〜ぁっ!」と大アクビをぶっこきながら外に出たら、いきなりがしゃっ!「うわっ!」と自転車置き場の自転車につまずいてしまい、がらがらっ!…「あ〜〜っ!」…がらがらっ!…「あ〜〜っ!」…と自転車が次々と将棋倒しになってしまい、慌ててそれを元に戻してた…とのコトらしいです。

       「でも、まさかおまわりさんに捕まるなんてね」「うん、ママが夜勤だったから良かったけど…、あのおまわりさん、家に電話したりするかなぁ?!」「う〜ん…、確かにちょっと心配かも…」。その時、うさぎちゃんのケータイがぴるるる…ぴるるる…と鳴ります。うさぎちゃんは、カバンの中に入れてたケータイをチラッと見ると、「ごめんっ、ちょっとメール!」と言って、ケータイを見ます。メールは地場衛からです。「表示しますか? はい/いいえ」で、「はい」を押し、うさぎちゃんはメールを見ながらニヤついちゃっております。

       すると、突然、なるちゃんが後ろから駆け寄って来て、「うっさぎぃ〜なにニヤニヤしてんのよ〜っ?!」「してないよぉっ」「怪しいなぁ(笑)」「あはは(笑)」

       すると、今度はいきなり黒木ミオが背後から現れて、うさぎちゃんのケータイをひったくります…「怪しいってナニが?!」。黒木ミオは、そのメールを盗み見して、「!…」

       するとなるちゃんが、「ちょっとナニすんのよ! 人のケータイ!」と言って、黒木ミオから取り返してあげます。「こわぁ〜い、もう、そう言えば大坂さん、最近体調どう?…」「あはぁ…おかげさまでっ…」「よかった、もう心配したんだからぁ〜…」「でもダイジョブ」。で、この間うさぎちゃんは、この二人のやり取りを、『みんな仲良しで私も嬉しい♪』みたいにチラッと見て、再び地場衛からのメールに目をやってニヤついていたのでした…。

       このシーンでは、亜美ちゃんとなるちゃんは特に何も絡んではいないのですが、ここで注目すべきは、なるちゃんの黒木ミオに対する警戒心の強さですね。これはもちろん言うまでもなく、Act.29〜30にかけての『黒木ミオのうさぎちゃんイジメ大作戦』を受けて芽生えた確執なんですね。で、その際、亜美ちゃんとなるちゃんは(↓)

―Act.30の再現VTR―

       クラスメイトB:「ミオちゃんにケガさせたの、うさぎなんでしょ?」「ええっ!?」。クラス中が、緊迫した空気に包まれます。

       「ねえ、私がミオちゃんにケガさせる訳ないじゃん…!」。なるちゃん:「そうだよ。うさぎがそんなコトしないって!」。クラスメイトA:「でもミオちゃんの話だとそうなるんだけど…!」「!…………ミオちゃん…」。黒木ミオ:「あたし…うさぎちゃんがそんなつもりないって、分かってたし…、みんなにも違うって言ったんだけど…」「……『ってナンじゃそりゃ?!』。クラスメイトB:「ミオちゃんはうさぎのコトかばってくれたよ。でもさ、怪物が暴れてる時に、ケガした人放っておいて自分だけ逃げたって聞いたからさ」

       「! あれはっ!…」…うさぎちゃんは言葉に詰まってしまいます…「…そのぉ…(心の声→)戦ってたなんて言えない…!」。クラスメイトB:「ホントだったんだ…。ガッカリ…!」。クラスメイトA:「あたしも最初は信じたくなかったけど…」「ミオちゃん、あれは置き去りにしたんじゃなくて…!」。すると黒木ミオは立ち上がり、「分かってる!…うさぎちゃんだって…本気で見捨てるつもり、なかったんだよね…。ただ…」「!?」「あたしがうさぎちゃんの大好きな…愛野美奈子のライバルだから…」「……」

       クラスメイトB:「ミオちゃんがいなくなればいいと思ったんだ…」。クラスメイトA:「ひどいよ、うさぎ冷たい…!」。クラスメイトC:「ホントひどいよね!」。クラスメイトD:「ホント最悪!」。黒木ミオ:「みんなヤメテ!…あたし…うさぎちゃんが嫌なら、芸能界辞めるし…」「ミオちゃん!…」。クラスメイトB:「そんな必要ないって!」。クラスメイトA:「そうだよ!」「違うよ! 私そんなつもりないよ!」

       なるちゃん:「みんな待ってよ!」「うさぎちゃんを信じてっ!」「…………」

 

      このように、うさぎちゃんがクラスのみんなから阻害されても、たった二人だけで、頑としてうさぎちゃんの盾になってあげてるんですね。亜美ちゃんは、「怪物が暴れてる時に」一緒に戦ってましたから、もちろん真実を知ってる訳ですが、一方のなるちゃんはそれを知らない訳です。それなのに、こうしてうさぎちゃんを庇ってるのですから、その友情はホンモノです(←※ナニげにこの一件以降、クラスメイトAとBの方は、もう共通の友達としては登場しなくなっている…)

        ★    ★  ★  

       日付変わって、お昼休みにて…。

       きんこーん、かんこーん…とベルが鳴る中、うさぎちゃんと亜美ちゃんが屋上にいます。「ナンか、屋上ランチっていいねっ、うふ♪」「まこちゃん、遅いね…」「あとでなるちゃんも来るって言ってた。ミオちゃんと食べたくないんだって」「……」(←亜美ちゃんは相変わらずコンビニのサンドイッチですな…)。

 

      この「屋上ランチ」が、天才少女「水野亜美」の聖域だと言うコトは、おそらく十番中の全校生徒の共通認識でしょうから、なるちゃんが黒木ミオを避けてその「屋上ランチ」に参加すると言うコトは、なるちゃんには、もうほとんど亜美ちゃんへのわだかまりがなくなってると考えてもいいようですな。

       なるちゃんと言う人は、学業的には優等生なのですが、性格的にはそれほど優等生ではなく、自分の気持ちに正直で、物事をハッキリさせないと気が済まないところがあるので、その分、誰とでも仲良くなれると言うタイプではありません。しかし特に根に持つと言うコトもなくて、非常に人間味のあるいい子なんですね。なので、一旦心を開くと、逆にとことん親友になれるタイプでもあるんですな。なので、おそらく亜美ちゃんも、黒木ミオの一件を通して、「大阪さん」と言う人の本質が分かるにつれて、『どうしてうさぎちゃんがこれほど大阪さんを大切に思ってるのか』と言うのを、亜美ちゃん自身も共通体験として理解したんでしょうね。このようにして、亜美ちゃんがうさぎちゃん以外の、と言うよりも、セーラー戦士以外の誰かと『友達』になると言うコトには、非常に大きな意味があるんですね。それは、

1.         一つには、限りなく、うさぎちゃんと同じレベルにまで『現世意識』が高まったと言うコト…。

2.         もう一つは、それによって、今までは『うさぎちゃんだけがすべて』だった人生が、大きく切り開かれていったコト…。

       つまり、ある意味、いい意味での、『うさぎちゃんからの自立』が促され、セーラー戦士としてだけじゃない自分の世界が、現世と密接につながり、広がっていくんですね(←これは、完全に美奈子とは逆方向に向かってると言う事でもある訳です)。

        ★  ★  ★  ★  

       クラウンの受付にて…

       元基が、カメにエサやりながら、いつものように一人漫才をしております…「カメキチ、今年の夏休みは一緒にどこ行こうか? お前のふるさと行くか?!ってどこだよ?…」。どうやらクラウンは掃除中らしく、カメの水槽をカウンターから下ろし、奥の順番待ち用のソファの前に置いた台の上に乗せてます。その元基の後ろでは、ネフキチくんが「ぬあぁっ、ぬあぁ〜〜っ!」と、床をガサツにモップがけして駆けずり回っております。それを見て元基は、あきれたように「ネフキチくん!」「ぬ゛あ゛っっ!」「そんな力入れないでさぁ…」「その呼び方はよせっ!」「わかった…他の考えるから…」

       するとネフキチくんは、突然ナニかに「!…『ハッ…!』として、その場から逃げるように駆け出します。すると元基は、「あっ、ちょ、ちょっとドコいくの?! まだ終わってないでしょっ?!」と追いかけて捕まえ、ネフキチくんを引き戻します。「放せっ」

       するとそこへ、「こんにちはぁ〜!」「こんにちは…」と、うさぎちゃんと亜美ちゃんが制服姿で入って来ました(←どうやらネフキチくんは、この二人が来たのに気付いて逃げ出したようです)。

       元基:「いらっしゃいっ♪」。ネフキチくん:「…」「お前もいらっしゃいませぐらい言えって…」(←ネフキチくんの背中をぱんっ!と叩く)。「新しいバイトの人?」「うん、名前はねえ…」(←元基は、一瞬ちょっと考えるようにしてネフキチくんを見ると、ネフキチくんはさっと顔を背けます)…「えっとぉ……ネフリンっ!」

       「ねふりん?…ぷっ…♪」(←思わず吹き出しちゃううさぎちゃん)。「だめだよ…笑っちゃ…ふふ…♪」(←亜美ちゃんまでもが…)。ネフキチくんあらためネフリンは、そんな彼女達の反応を見て、思わず「キサマァ〜!」とキレて元基の胸ぐらを掴み、「一度ならず二度までもっ!!」とカウンターに押し付けます…。「だめ??」「うおらぁ〜! ダメに決まってるだろうっ!!」

       するとそこへ、まこちゃんがやって来て、その二人を見るなり、いきなり「待てっ!」とネフリンに掴み掛かって元基から引き離し、「えいっ!」と腕投げで投げ飛ばしちゃいます…どたっ!「う゛わ゛ぁ…!」「!!…」「!…」。元基も床にうずくまってます。「ナニっ? 強盗?!」…ネフリンを見下ろして仁王立ちするまこちゃんに、うさぎちゃんが慌てて、「まこちゃん、違うよっ、バイトさん…」「バイト?」(←おおっ、まこちゃんが制服の長袖を腕まくりしてるじゃないかっ!)(←※原作と一緒だっ!)。ネフリンは、「うぅ…」と起き上がると、たまらずその場から奥の方へ逃げ去ります(←変身前のセーラー戦士にすら、軽く素手でやられちゃう『元・悪の組織の幹部』…)…うう…み、ミジメ過ぎる〜っ。

       倒れてた元基は、起き上がりながら、「まこちゃん、いらっしゃい♪」「元基くん、ごめんっ…『バイトだとは知らなかったんで…』「うぅ平気、平気っ。あいつぅ…悪気ないんだけどさ…、ナンか…ひとりぼっちらしくて…、荒れてるんだよね…」。…休憩室へ駆け込むネフリンを、亜美ちゃんが、ナニやら真顔で見つめてるのですが…その亜美ちゃんの視線がナンか…「……『ひとりぼっちで……荒れてる……』(←みたいな…)。…ああ…、ネフリンに、明るい明日は訪れるのか!?

       元基は、床に倒れた時に肘を打ったのか、痛そうに押さえてます。それを見てまこちゃんは、「あ、ごめんね、大丈夫?」「いや、……助けてくれて…ありがと…♪」(←キミはキミで、それが男として情けないコトに少しは気付こうよ…)。「うふ…♪」「うふっ…♪」。うさぎちゃんは、そんな二人を見て、「……『あれぇ?…ちょっとこの二人ってば、ひょっとしてイイ感じ?』(←みたいな…)。

       ※ う〜む…、どうやらセーラー戦士達は、「ネフリン」を見てもそれがネフライトだと言うコトには全く気付かないみたいですな。たとえば、前回、地場衛がクラウンにやって来て「ネフキチくんを見た時、『…これがネフライトか…?』みたいな顔をしつつも、一目でそれと分かったのは、「未使用シーン」で説明されていたように、あらかじめゾイサイトから事前に情報を得た上で、彼に会いに来ていたからです。逆に「ネフキチくん」の方は、Act.32で地場衛がエンディミオンに覚醒する瞬間を見てますから、記憶さえ失われていなければ、地場衛を見てそれを瞬時に「マスター」だと認識するのは当たり前な訳です。さらに、ネフライトは、セーラー戦士達に関してもその正体を知ってますから、つまり、今回のこのシーンにおける「ネフリン」が、うさぎちゃんと亜美ちゃんの来客に気付いた時、『やべっ、プリンセスとセーラーマーキュリーが来やがったっ!』と逃げ出したのだと言うコトも分かる訳ですね。

       これについては、実は、あらかじめアニメ版の方を知った上で実写版を見てると、その先入観のせいでつい混乱してしまうのですが(←実は、初見時のワシがそうじゃった…)、実写版における四天王は、アニメ版とは全く違って、いきなりセーラー戦士の正体を知ってるんですね。これについては、本稿のAct.8の時にも書きましたが、実写版と言うのは、ナニげに『特撮フォーマット』に則ってる部分が多々あるからで、この『特撮ヒーロー』と言うのは、基本的に、敵となる悪の組織側には『正体バレ』の状況でスタートするモノだからです(←そうでないと、変身するのにいちいち条件が多すぎて、テンポも悪いしカッコも悪いし、ナニかと不都合が生じるからでしょうな)(←逆にアニメ版のセーラームーンは、その『特撮フォーマット』をネタとして逆手にとり、妙にリアリティのあるパロディに仕立て上げた点が画期的だった訳です)。

       それでは、ここでちょっと、どうせですからこの機会に、『実写版の四天王は、セーラー戦士の正体を知っている』と言う点に関して、その具体的な根拠をもう一度徹底的に整理してみましょう。

       まず、最初は『ジェダイトくん編』から(↓)

―ジェダイトくんは、セーラー戦士が誰なのか知っている―

Act.1:

       この時彼は、突如現れたセーラームーンを見るなり、「セーラームーン…何者だ?!」と言ってました。

 

      実写版のセーラー戦士は、変身後も『現世名』でしかお互いを呼び合わず、『前世名』を口にするのは変身直後の決めポーズで名乗りを上げる時だけです。あの時は、ルナが、変身後のセーラームーンに対して「セーラームーン」と呼びかけてましたが、ジェダイトくんが「セーラームーン…何者だ?!」と口にしたのは変身直後で、まだルナがその名を口にする前ですから、これは、彼が、セーラームーンが変身して名乗るところを見ていたと言う『決定的な状況証拠』になります。

Act.2:

       彼はベリル様に、「はい、セーラームーンと名乗りましたと報告してますから、間違いなく、うさぎちゃんが変身して「名乗り」を上げるところを見ていた事が証明される訳です。

 

      つまり、ジェダイトくんは、このように、自分の配下の妖魔が仕事をしてるところを、どこからともなく見ている訳です(←彼はマメなのだ…)。となれば、当然、『埴輪妖魔』の目の前で変身した「亜美ちゃん」「水と知性の戦士、セーラーマーキュリー」も知ってる事になります。

Act.3:

       Act.1、Act.2と同じ理由から、やはり、『プロペラ妖魔』の目の前で変身した「レイちゃん」「炎と情熱の戦士、セーラーマーズ」も知ってます。

 

      ジェダイトくんはこの時、『プロペラ妖魔』が倒されたあと、妖魔が残した『葉っぱのロープ』を使って、セーラームーンを『ダーク・キングダムの森』に引きずり戻そうとしてました(←画面上では、それをしたのがジェダイトくんだとハッキリ映ってた訳ではありませんが、Act.1でも、『なるママ妖魔』が倒された直後にセーラームーンに短剣を投げつけてますから、その例から考えても、彼がやった事は明らかです)。この事からも、彼が、自分の配下の妖魔が仕事してるところを、どこからともなく見ている事が分かる訳です。彼はこの直後、この経緯をベリル様に「申し訳ありません…」と報告しており、それに対してベリル様も、「おのれ!…セーラー戦士どもぉ!!」と言い、続くAct.4でも、「セーラー戦士が三人までそろうとは…!」とも言ってますから、ジェダイトくんの事後報告が逐一詳細であるコトが分かります。

        ※ 実は、原作の「Act 3 レイ―SAILORMARS」では、火野レイはジェダイトの目の前で初変身し、しかもその一部始終を、他の四天王達がダーク・キングダムで水晶越しに見てるんですな。つまり、原作でも、敵側はほとんど最初の方でセーラー戦士の正体を知ってるんです。

Act.6:

       ここでもやはり同様です。『タケル妖魔』の目の前で変身した「まこちゃん」「いかずちと勇気の戦士、セーラージュピター」も、ジェダイトくんはその変身の瞬間を見てるはずですから、当然正体も知ってる訳です。その証拠に、続くAct.7では、彼は初対面のはずのジュピターに向かって、セーラームーン共々「セーラー戦士どもォ! 貴様のせいで!!」と言ってますから、Act.6におけるジュピター登場を見ていたコトが分かる訳です。

 

      このように、『敵の目の前でも平気でガンガン変身しちゃう』、おまけに、『正体がバレても、絶対に正義の基地や自宅は襲われない』、と言うのが、すなわち『特撮フォーマット』『お約束』な訳です。アニメ版では、そんな事をすれば即『一大事』に発展してましたから、そう言った『特撮フォーマット』の刷り込みのないアニメ版ファンには、とうてい理解できない点なんですな。

        ※ ちなみに、このエピソードに関しても、原作の「Act 5 まこと―SAILORJUPITER」では、まことはネフライトの目の前で初変身し、この時もやはり他の四天王達は、ダーク・キングダムでその一部始終をクイン・ベリルと共に水晶越しに見てました。原作では、『ダーク・キングダム編』だけでなく、『ブラック・ムーン編』でも『デッド・ムーン編』でも、敵側はセーラー戦士の正体を知った上で近付き、攻撃を仕掛けて来てました。

        ※ そもそも原作者さんは、「美少女仮面ポワトリン」(←東映の不思議コメディー・シリーズの一つで、特撮変身ヒロインアクションの先駆的作品)と「戦隊モノ」に影響を受けて「美少女戦士セーラームーン」を考えたそうですから、原作が『特撮フォーマット』に則っているのは当然と言えましょう。

    

Act.7:

       ゾイサイトが前回Act.6のラスト・シーンで登場し、その際「セーラーVか…面白そうだな…」と、ついに4人揃ったセーラー戦士達の会話を盗み聞きしてましたが、その彼がダーク・キングダムの個室でピアノを弾いてる間、他の役立たず二人は、いつもの場所で御前会議に出席中で、以下のようなやり取りをしてます(↓)

       ベリル様:「セーラーV?」。ネフライト:「はい、プリンセスかも知れぬと、ゾイサイトが…」「あの憎い小娘っ…。もしそうであったなら、ただちに命を断てとゾイサイトに伝えよっ…」「はあ…、…ヤツにそんな大役を任せるのは…少し…面白くありません…」「なに?!」「勝手に動きすぎます!その上、ベリル様へのご報告に、この私を伝言役に使うとは!」「こらえよ…。やつは好きにさせておいた方がよい…。お前はこれまでどおり、幻の銀水晶を探せ」。ジェダイトくん:「!…『あの…ボクちんには何か…

 

      これを見ても分かるように、実写版のダーク・キングダムの御前会議は、意外とオープンに業務連絡がなされてるんですな

Act.8:

       実写版のダーク・キングダムでは、業務連絡がオープンなだけでなく、四天王同士の覗き見、盗み聞きも日常茶飯事です(↓)

       ゾイサイトが例のごとく、ピアノ部屋でショパンの「幻想即興曲」を弾いてます…。すると、突然がちゃっ!とドアが開き、ゾイサイトが手を止めて横を見ると、そこへ、ナンとジェダイトくんが、相変わらずものすごい無表情な顔しながら入って来ました…「頼みがある…」。ゾイサイト:「私は今心をセーラーVに合わしている…」…そう言ってゾイサイトがまたピアノを弾こうとすると、いきなりジェダイトくんは、掌で鍵盤をバーンっ!と叩き、「聞けっ! オレはセーラー戦士を倒したいっ!」。ゾイサイトはそれを聞くと、♪ぽろぽろぽろりん♪…とピアノを軽く爪弾き、ニタ〜ッと笑います…。

        ★  ★  ★  ★  

       すると、その二人の会話を盗み聞きしていたらしきネフライトが、ベリル様にそれをご報告したようです…。

       ベリル様:「ほ〜う…ジェダイトがそのようなことを…」。ネフライト:「はい、エナジー集めも失敗続きの癖に、大きな口を! そろそろ見限られてはいかがかと…」

       また、ジェダイトくんがセーラームーンの正体を知ってたと言う決定的なシーンが、この回には出て来ます(↓)

       こちらはダーク・キングダム音楽室…。

       ゾイサイト:「心を飛ばせ…セーラームーンのところへ…」。ジェダイト:「場所は?」「知らん…。ただ想い…、飛ばせばいい…」。そう言われてジェダイトくんが目を閉じると、ゾイサイトが「幻想即興曲」を弾き始めます…。

        ★  ★  ★  ★  

       ゾイサイトがピアノを弾きながら、いきなり「飛べっ!」と叫びます。するとジェダイトくんがばちんっ!とおめめを開け、とっても素っ頓狂な顔をします。

        ★  ★  ★  ★  

       すると、突然、「愛野美奈子マスコットキャラ ナコナコなりきりコンテスト」のステージ上に、ゆらゆらとジェダイトくんが姿を現します…。「!」すると、ジェダイトくんは、ナンと、ジャージ姿でナコナコ化してるうさぎちゃんを見るなり、「見つけたぞ…、セーラームーンっ!」。するとうさぎちゃんは、「!…確か…ジェダイト!」。ジェダイトくんは、「ふーんっ!」と短剣で斬りかかり、うさぎちゃんはそれをかわして体を入れ替え、すかさず「ムーンプリズムパワ〜、メーイク、アーップ!」と変身します。

 

      で、うさぎちゃんの方も、それに対してナンの躊躇もなく、敵幹部の目の前で変身しちゃってます(←このような事は、アニメ版では絶対にありえない事なのですが、『特撮フォーマット』の実写版では全く問題にしてません)。

      ちなみにこの頃のジェダイトくんは、セーラー戦士の『変身前の顔』『下の名前』までは分かっていても、自宅まで突き止める事はできなかったようですな。

Act.17:

       Act.9で石になったジェダイトくんが復活した時…(↓)

       ダーク・キングダムにて…。

       ネフライトが、どうやら、クンツァイトに手柄を一人占めされて焦ってるらしくて、復活したジェダイトくん相手に愚痴をこぼしてるようです。ジェダイくん:「あのセーラーVがプリンセス!?…」。ネフライト:「ああ、幻の銀水晶を持っている。それさえあれば、クイン・メタリアを一気に復活させられるのだが…。不覚にも、行方を見失ってしまった」「おかげでクンツァイトはつけあがるばかりだ。ベリル様への態度も、目に余る! ベリル様を押しのけ、クイン・メタリアの力を我が物にするつもりかもしれんっ!」

 

      ここでネフライトは、復活してきたジェダイトくんに、彼が石になってる間に起きていた情報を教え、クンツァイトに対して共同戦線を張る行動に出ています。

 

        ★  ★  ★  ★  

       「聖十番教会」の体育館…。

       マーズと「セーラーヴィーナス様」は、『エリマキトカゲ妖魔』を挟んで対峙しおります。すると、ジェダイトくんが、いつの間にか出入り口のところに立って除き見してます…「思いがけない収穫だなぁ…プリンセスが見つかった…」

 

      ここでも、ジェダイトくんは、自分の配下の妖魔が仕事してる様子をきちんと見守ってる事が分かりますから、美奈子がヴィーナスに変身するところも見てる訳です。

Act.18:

       ダーク・キングダムの御前会議で、以下のようなやり取りがありました(↓)

       クンツァイト:「ジェダイト、エナジーを集めるはずが、何もしないうちにセーラー戦士どもに追い払われたらしいなぁ…」。ジェダイトくん:「まだ終わったわけではない。これからゆっくりとエナジーを頂くつもりだ」。ネフライト:「それにプリンセスも見つかった。幻の銀水晶も合わせて、ベリル様に…」(←てコトは、あのあと美奈子のタクシーをつけて、潜伏先のホテルまで突き止めたってコトですな。コイツは、その程度の事ぐらいは、いつもちゃんとできるんだけどなぁ…)。ベリル様:「期待しておるぞぉ。二人が力を合わせれば、叶うはず…」

 

      前回からネフライトとジェダイトくんが協力態勢に入り、ここでもベリル様から「二人が力を合わせれば」と有難いお言葉を頂いてる訳ですから、このド単純なバカ2人が、クンツァイトに対抗するために、お互いの持ってる情報を全て交換し合わないはずがありません。

Act.27:

       この頃から、ジェダイトくんとベリル様の間で、秘密裏に『黒木ミオ計画』が推し進められます(↓)

       ベリル様:「幻の銀水晶がプリンセスの体にあるとして、どうしてそれを手に入れるかだな…」。ジェダイトくん:「それを調べるには、プリンセスに近付く必要があります。この件、全てお任せ下さい」

Act.28:

       ダーキュリーによって倒されたセーラームーンを、クンツァイトが空間移動でダーク・キングダムへ連れ去ろうとしますが、「セーラームーンのせいで飛び損ね」、二人を『ダーク・キングダムの森』に落として来てしまいます。で、「まあいい…。あの森ならばダーク・キングダムの庭も同然…。…ゆっくり楽しんで行ってもらおう…」と言う訳で、クンツァイトは『ダーク・チェス』を始める訳ですが、それに対して、ベリル様が「クンツァイトがナニやら、騒ぎを起こしておるようだな…」と言うと、ジェダイトくんは、「セーラー戦士と子供のような遊びを…。一体ナニを考えているのか?!」と答えてますから、ここでもジェダイトくんは、『ダーク・キングダムの森』をさ迷ってる変身前のうさぎちゃんと亜美ちゃんが、「セーラー戦士」である事を知ってる訳です。

Act.29:

       この回から登場した黒木ミオは、「突然現れた大型新人、黒木ミオ。彼女の6本目となる新しいCMが発表されました」と言う風に、すでにテレビでも話題になっており、進悟もファンです。それを受けてダーク・キングダムでは(↓)

       ベリル様:「ジェダイト。例の者は?」「ベリル様にお貸しいただいた力で、予想以上の出来です…必ず幻の銀水晶を手に入れるでしょう…!」「楽しみだな。…わらわの力が加わっているとなれば、なお…」

       で、黒木ミオが十番中のうさぎちゃんのクラスに転校して来ます。

 

      つまり、この頃には、ジェダイトくんは『プリンセス=月野うさぎ』に関する身辺情報を、かなり詳細に入手していた事が分かる訳です(←※将来的には、黒木ミオはAct.46でレイちゃんをダーク・キングダムの『エンディミオンの部屋』へ連れて行き、そこで、ジェダイトくんはレイちゃんを見て「なぜここにセーラー戦士がいる!」と言ってますし、さらに黒木ミオはAct.48で、うさぎちゃんの自宅へもやって来ます)。

       次は、『ゾイサイト編』です(↓)

―ゾイサイトは、セーラー戦士が誰なのか知っている―

Act.6:

       まず、ゾイサイトの初登場は、この回セーラー戦士が4人揃った場面を覗き見してて、彼女達の会話を盗み聞きしてたシーンです(↓)

       何はともあれ、ついにセーラー戦士、ここに集結っっ!!…そんな四人を祝福するかのように、背景の噴水がざざぁ〜っ!と、花火を打ち上げるかのように噴出します…「戦士が四人揃ったわ、力を合わせて、プリンセスと幻の銀水晶を探しましょう!」「まずは、セーラーVの正体ね」「大丈夫っ! 四人揃ったんだから、ナンでもできるってっ! みんなっ、がんばろうっ、おぉ〜〜っ!…し〜ん…「一人にしないでよぉ〜」

       …すると、ナニやらその様子を、ゾイサイトがどこからともなく盗み聞きしてました…「セーラーVか…面白そうだな…」

 

      ゾイサイトがこうしてこの現場に現れたと言う事は、彼は、今まで画面上には出て来ませんでしたが、ジェダイトくんがせっせとエナジー集めをして、その度にセーラー戦士に邪魔されて失敗してるその様を、逐一知ってると言う事を意味してます。つまり、ジェダイトくんが持ってるようなセーラー戦士に関する情報は、ゾイサイトもすでに持っていると言う事です。

Act.7:

       これは、先の『ジェダイトくん編』との重複になりますが…(↓)

       ベリル様:「セーラーV?」。ネフライト:「はい、プリンセスかも知れぬと、ゾイサイトが…」「あの憎い小娘っ…。もしそうであったなら、ただちに命を断てとゾイサイトに伝えよっ…」

 

      これを見ても分かるように、この頃のゾイサイトは、自分が掴んだ情報については、まだ不確かな状況でさえも逐一ベリル様に報告し、他の四天王に対しても全く隠そうとしてません。このような態度はアニメ版の四天王では考えられない事で、彼らは手柄を独り占めするために、自分が掴んだセーラー戦士側の秘密情報は、クイン・ベリルにすら報告しませんでした。

Act.8:

       これも、先の『ジェダイトくん編』との重複になりますが…(↓)

       ゾイサイトが例のごとく、ピアノ部屋でショパンの「幻想即興曲」を弾いてます…。すると、突然がちゃっ!とドアが開き、ゾイサイトが手を止めて横を見ると、そこへ、ナンとジェダイトくんが、相変わらずものすごい無表情な顔しながら入って来ました…「頼みがある…」。ゾイサイト:「私は今心をセーラーVに合わしている…」…そう言ってゾイサイトがまたピアノを弾こうとすると、いきなりジェダイトくんは、掌で鍵盤をバーンっ!と叩き、「聞けっ! オレはセーラー戦士を倒したいっ!」。ゾイサイトはそれを聞くと、♪ぽろぽろぽろりん♪…とピアノを軽く爪弾き、ニタ〜ッと笑います…。

        ★  ★  ★  ★  

       ゾイサイト:「心を飛ばせ…セーラームーンのところへ…」。ジェダイト:「場所は?」「知らん…。ただ想い…、飛ばせばいい…」。そう言われてジェダイトくんが目を閉じると、ゾイサイトが「幻想即興曲」を弾き始めます…

        ★  ★  ★  ★  

       ゾイサイトがピアノを弾きながら、いきなり「飛べっ!」と叫びます。するとジェダイトくんがばちんっ!とおめめを開け、とっても素っ頓狂な顔をします。

       で、ゾイサイトはジェダイトくんを送り出したあと、自分は、「なりきりコンテスト」に会場入りした美奈子のベンツの前に姿を現し、美奈子を恐怖のズンドコに陥れたのち、カーラジオのスイッチ一つで追っ払われちゃいます。

       で、ジェダイトくんの方も、謎の電池切れを起こして、セーラー戦士を倒し損なって帰って来てしまってました…(↓)

       ダーク・キングダム音楽室で、ジェダイトくんが、ピアノの横でうつ伏せになって「うぅっ…うっ…うぅ…」と喘ぎ苦しんでおります…。そんなジェダイトくんの頭に、ゾイサイトがそっと手を当てて顔を覗き込み、「慣れない者が最初から飛ばし過ぎたか…へへへ…だが…、感じたぞ…、セーラーVを…」…ゾイサイトはそう言うと、ピアノのイスに腰掛け、いつもの「幻想即興曲」を弾き始めます…。

 

      この時点でゾイサイトは、セーラーVの正体が愛野美奈子だと言う事を知り、『プリンセス』=『セーラーV』=『愛野美奈子』と言う前提の下、その『抹殺計画』の準備に取り掛かるコトになります。

Act.10:

       ゾイサイトは、自慢の『レクイエム妖魔』をセーラームーンの新技で葬り去られちゃって、しばし呆然としたあと、いきなりぴんっ!と目を見開いて「クライマックスは…………これからだ…!」と言って、ピアノを弾き始めます(←実はこの曲が「プリンセスへのレクイエム」の本編だったのだった…)。

       すると、ロンドンでのレコーディングを終えて帰国した美奈子が、空港から出て来てベンツの助手席に乗ろうとしたその時、ゾイサイトの「プリンセスへのレクイエム」に操られた暴走トラックが、美奈子めがけて突っ込んで来ます…「!!」

 

      これによって、ゾイサイトが、完全に『愛野美奈子がセーラーVだ』と確信した上で攻撃を仕掛けていた事が分かります。

Act.11

       ところが、抹殺されたのはベンツと初代マネージャーさんだけでした…(↓)

       こちらダーク・キングダム音楽室…。ゾイサイトが、なにやら物思いにふけるかのように、ピアノをポン…、ポン…と…「セーラーVが生きている…。…妙だな…プリンセスへのレクイエム…完璧だったはずだ…。まあいい、まだ他におもしろい手はある…」

       で、ゾイサイトが次に打った「おもしろい手」とは、インターネットに星のまつり」〜月と火星と水星と木星大集合と言うサイトをでっち上げ、セーラー戦士を罠に掛けると言う作戦でした。

       で、まず、亜美ちゃんとレイちゃんの二人が「会場 I.O.Z.HALL」にやって来ます。次にうさぎちゃんとまこちゃんがあとからやって来ますが、その時には、先に来てた亜美ちゃんとレイちゃんは、すでにゾイサイトの術に操られており、マーキュリーとマーズに変身した状態で二人に襲い掛かって来ます。

 

      これなんですが、最初に亜美ちゃんとレイちゃんが会場入りした時、二人はまだ変身してませんでしたから、ゾイサイトは、この二人が入って来たのを見て、その場に現れ、二人がゾイサイトを見て変身したのち、ゾイサイトが二人に術をかけたのか、それとも、変身前の二人に術を掛け、そのあと操って変身させたのか、どちらかしかありません。いずれにせよ、ゾイサイトが、すでにこの二人がマーキュリーとマーズだと知っていたか、あるいは、この時に知ったか、そのどちらかである事は間違いない訳です。

 

       そして、うさぎちゃんとまこちゃんが会場入りしてマーキュリーとマーズに襲われ、それでセーラームーンとジュピターに変身したあと、ゾイサイトはダーク・キングダムでピアノを弾きながら、「残る二人も、我が手に…」と言ってますから、この時点で、ゾイサイトがうさぎちゃんとまこちゃんがセーラームーンとジュピターである事をすでに知ってたか、あるいはこの時に知ったか、そのどちらかであると言う事が分かる訳です。

Act.35:

       美奈子が病院の廊下で地場衛の姿を見つけてあとを追ってた時、地下駐車場にゾイサイトが現れてその行く手を阻み、美奈子に向かって「セーラー戦士までマスターを狙うのか…。…厄介だな…」と言ってます。そして美奈子は、すかさずゾイサイトの目の前で変身してます。

       次は、『クンツァイト編』です(↓)

―クンツァイトは、セーラー戦士が誰なのか知っている―

Act.13:

       「シン」から覚醒したクンツァイトは、セーラームーンの前に姿を現して、「ダーク・キングダム、四天王の一人………クンツァイトと名乗り、セーラームーンを妖魔化するための術だけ掛けて、「私からの挨拶代わりだ…」と言って去って行きます。

Act.14:

       その妖魔化に抵抗して意識を失ったうさぎちゃんを、亜美ちゃんが水野家宅にかくまって看病します。するとクンツァイトは、そのうさぎちゃんを、「目覚めよ! セーラームーン!!」っつってさらって行ってしまいます。その後、クンツァイトは、うさぎちゃんに『前世のプリンセス』みたいな格好をさせて、『クンクン・キングダム』の儀式台の上に寝かせてました。

 

      これを見ても分かるように、つまりクンツァイトは、セーラームーンがうさぎちゃんだと知ってる上に、亜美ちゃんの自宅まで知ってた事になります。

Act.15:

       クンツァイトは、「愛野美奈子の家に泥棒が入った」と言う、朝一番のニュースを受けて、ネフライトに次のように耳打ちしてます(↓)

       「知ってるか? プリンセスが大切な宝石を盗まれたとか…」「ナニ?…まさか、幻の銀水晶?」「可能性はあり…だな…。コソドロに先を越されるとは…お前もよくよくツイていない…(ニヤリ)…」

 

      つまり、クンツァイトも、この時点での暫定事実である、『プリンセス』=『セーラーヴィーナス』=『愛野美奈子』と言う共通認識を持っていたコトが分かります。

 

       さらに、この回のラスト・シーンで、亜美ちゃん、レイちゃん、まこちゃんの三人が、最近多発してる「行方不明事件」を捜査するために、その多発地帯の現場にやって来ます(↓)

       するとその時、突然レイちゃんが「!!」と、妖魔の気配に「気をつけて!」と叫びます。「!」「!」すると地面から、みるみる巨大なアリ地獄の巣が広がり出て来て、まこちゃんが「うわっ!」と足を取られ、下に引きずり込まれそうになります! 「まこと!」「まこちゃん!」とっさにレイちゃんと亜美ちゃんが駆け寄って手を掴み、恒例の「ファイト一発」状態に! 「まこちゃん!」。すると、巣の中心の穴から妖魔が上半身だけ出して、「ハッハッハッハ…」と笑っております。「妖魔っ!」。妖魔は「ハァッ!」まこちゃんの足に触手を巻きつけて引っ張ります。「ああっ!」「!…」「うっ!…」。そこでレイちゃんは、たまらず亜美ちゃんを見て、「変身よっ!」「…うんっ!」

Act.16:

       で、レイちゃんは、まこちゃんの手を離して立ち上がると、「マーズパワ〜!」、すると亜美ちゃんも、まこちゃんの手を離して立ち上がり、「マーキュリーパワ〜!」と変身します

 

      ここで二人は、やはり何の躊躇もなく『アリジゴク妖魔』の目の前で変身しちゃってます。で、この時は『アリジゴク妖魔』に逃げられてるんですね。『アリジゴク妖魔』はクンツァイトの配下ですから、その報告を受けたクンツァイトが、これによって、マーズとマーキュリーの正体を間違いなく知ったはずだと言う事が分かります。

        ※ ちなみに、たとえばアニメ版においても、まれに妖魔の目の前で変身してしまうシーンがない事もないんですね。ただしそう言う場合は、妖魔を逃がさずにその場で倒してしまえば上司に報告される事もないので、それで事なきを得ているんですな。

 

       さらに、このあとも、うさぎちゃん、亜美ちゃん、レイちゃんの三人は、「エナジー・ファーム」を発見したルナから呼び出しを受けて現場に直行し、そこで三人揃って変身してますから、クンツァイト自身がその様子を見ていた可能性もかなり高いはずです。

Act.20:

       クンツァイトは、独自に「プリンセス」の調査に乗り出し、『銀水晶担当』のネフライトの動きを密かに監視します。で、美奈子が自分のホームページで「さいたまスーパーアリーナ」にいる事を公開した際、ネフライトがそこで「幻の銀水晶のニセモノ」を掴まされた一件を見て、クンツァイトは、プリンセス・セーラーヴィーナスの言動に対して「やはり妙だ……あのプリンセス…」と不信感を抱き、そこで「セーラー戦士…、やはり一人欲しいな…」と考え、その目的に最も適したセーラー戦士としてマーキュリーに目をつけ、「確かめたいのだよ…プリンセスを…。そのためにも、セーラー戦士を…」とマーキュリーを捕らえに行きます。

       その際クンツァイトは、レイちゃん、そしてうさぎちゃんとまこちゃん、それぞれのいる場所に「妖魔の幻」を放っておびき出し、彼女達が亜美ちゃんを助けに来られないようにしてました。その上で、亜美ちゃんの帰宅途中で待ち伏せしてたのです。そしてクンツァイトは、亜美ちゃんに向かって「手に入れるなら…お前がいいと思っていた…」と言い、亜美ちゃんはすかさず、クンツァイトの目の前で思いっきり「マーキュリーパワ〜、メーイク・アップ!」と変身し、「水と知性の戦士、セーラーマーキュリー。水星にかわって、おしおきよ!」と名乗りも上げてます。

 

      したがって、クンツァイトが全員の正体を知ってた上に、亜美ちゃんの自宅まで知ってた事がこれで分かります。

Act.21:

       クンツァイトは、一度ダーク・キングダムに連れ去った亜美ちゃんを、空間移動で自宅のベッドまで送り届けてますから、これによっても、彼が亜美ちゃんの自宅を知ってる事が完全に証明されます。さらに、亜美ちゃんがダーキュリーに覚醒して病院から抜け出した時、一緒にいたまこちゃんが亜美ちゃんを捜し当てて現場にたどり着きますが…(↓)

       するとそこへ、「待てっ!」とまこちゃんが入って来ます。「亜美ちゃん!」。まこちゃんは、亜美ちゃんをかばって、クンツァイトの前に立ちはだかります。「ナニしに来た?」「ふざけるなっ! じゅぴたーぱわ〜、めーいく・あっぷ!…いかずちと、ゆうきのせんし、せーらーじゅぴたーっ、もくせいにかわって、おしおきだっ!」

 

      ここでまこちゃんは、思いっきりクンツァイトの目の前で変身してます。

Act.28:

       この回、うさぎちゃんと亜美ちゃんが『ダーク・キングダムの森』から脱出したところへ、クンツァイトが「ゲームは私の手で…、幕を引こう…」と言って現れます。その時、うさぎちゃん、亜美ちゃん、レイちゃん、まこちゃんの4人は、思いっきりクンツァイトの目の前で「ムーンプリズムパワ〜!」「マーズパワ〜!」「じゅぴたーぱわー!」「マーキュリーパワ〜!」と変身してます(←て言うか、いちいち長々と例を挙げなくても、コレ一つでぜんぶ説明できたんじゃん…)。

       さて、問題は『ネフライト編』です。この男は、基本的に『銀水晶探し』が担当任務なので、各セーラー戦士との絡みの印象が薄く、しかも、ジェダイトくんとは違って、『楽して漁夫の利ばかり狙う』ような仕事っぷりが多いので、自分の妖魔が仕事してる所をマメに見てるとも思えず、色々な意味で謎も多いのですが…(↓)

―ネフライトは、セーラー戦士が誰なのか知っている?―

Act.9:

       タキシード仮面の『声明文事件』によって、「成田物産」社長宅に『亜美ちゃん巫女さん』「レイちゃんの弟子」として潜入した時、ネフライトは鑑定士の「青井先生」に術をかけて水晶を盗ませ、屋敷の勝手口の外で、「ご苦労だった」それを受け取ります。そこに、『まこちゃんおまわりさん』「ちょっと待った!」と現れ、続いて、青井先生を追って来た『亜美ちゃん巫女さん』「銀水晶を返しなさい!」とネフライトに詰め寄ります。ここでネフライトは、この二人に向かって「貴様ら〜っ!」と言ってすぐ逃げてました。

 

      これを見ても明らかなように、ネフライトはこの二人がセーラー戦士である事を知ってます。なぜなら、仮にネフライトが、この二人が誰なのか知らなかった場合、単なる『巫女さん』『おまわりさん』を見て、その両者を『二人一組』のごとく見なして「貴様〜っ!」などと言い、尚且つ、そのような単なる一般人を見て逃げ出すはずもないからです。「貴様と言う事は、この二人が仲間である事を知ってるからこそ出る言葉であり、すなわち、この二人がセーラー戦士だからこそ、さっさとその場から逃げ出した訳です。

      前にも書きましたが、ネフライトは基本的に『銀水晶探し』が担当任務なので、ネフライト本人もそうですが、ネフライトの配下の妖魔も、決して好戦的ではないんです。だからジェダイトくんとは違って、取るモノを取ったら、敢えてセーラー戦士を相手にしようとはせず、大概さっさと逃げ出すんですな。

 

       で、この時二人は、ネフライトが逃げ出した瞬間に「マーキュリーパワー!」「じゅぴたーぱわー!」と変身してますから、当然ネフライトは、逃げる背中で二人の変身の掛け声も聞いてる訳です。で、変身した二人は、ネフライトを追ってジャンプして前に回り込み、そこでご丁寧に、「水と知性の戦士、セーラーマーキュリー」「いかずちとゆうきのせんし、せーらーじゅぴたー」「水星にかわって」「もくせいにかわって」(だ)と名乗りを上げてます。その際ネフライトは、「ナニをわけのわからんコトを!!」と言い返してますが、これは単に、バカなので日本語の意味が分からなかっただけです。

Act.11:

       前回Act.10で、ゾイサイトの「プリンセスへのレクイエム」に操られた暴走トラックによって美奈子が事故に巻き込まれますが、幸い、ホンモノのプリンセスではなかったお陰で軽症で済みます。それを受けてのダーク・キングダム御前会議(↓)

       ピアノの音が、ベリル様のお立ち台の部屋まで聞こえてきてます…。それを聞いてベリル様は、「ゾイサイトがまた動くか…」。ネフライト:「セーラーV、プリンセスを仕留め損ねたらしく…。…ベリル様っ、私もプリンセスを追うつもりです」「お前も?」「これだけ探しても幻の銀水晶を発見できないのは、プリンセスが持ってるせいではないかと…」「しかしもしそうであるなら、すぐにでも我らを封じにかかるはずではないか?」「はい、ただ、プリンセスもまだ、使えぬ状態にあるとしたら…」「なるほど……よかろう、思うままやってみよ!」「はっ!」

       …てな訳で、ネフライトは、「プリンセスかも知れぬ」とされていた「セーラーV」を狙うため、美奈子の社長さんに妖魔を乗り移らせて病室へ行かせてますから、当然、彼も、『プリンセス』=『セーラーV』=『愛野美奈子』と言う共通認識を持ってた事が分かります。

Act.12:

       この回ネフライトは、「プリンセスはどこに隠れた!」と、セーラームーンの首を絞めて吐かせようとしますが、するとそこにセーラーVが「ここにいるわっ!」と登場し、「これ以上隠しているのは…、無理なようね…!」と言って、ナンと、セーラーVが『プリンセス・セーラーヴィーナス』に変身する決定的瞬間を目の前で見てるんですね。つまりネフライトは、『プリンセス』=『セーラーV』=『セーラーヴィーナス』=『愛野美奈子』と言う事実を、その目で見て知ってる訳です。

Act.15:

       この回、初めて美奈子の自宅が出て来ますが…(↓)

       美奈子が自分の部屋に行くと、ナニげに、カーテンをちょっとずらして窓の外を見ております。すると向かいの家の塀に、ナニやら怪しげな人影が映っており、ナニやら怪しげな声を出しながら、ナニやら怪しげにうごめいております…。「また妖魔が付きまとってる…」「ああ…、プリンセスと幻の銀水晶は、敵の狙いだからね…」「なんとかしなきゃ…。このまま追い詰められたら…大変…」「…うん…」

       てな訳で、美奈子は、「窃盗団を利用して、敵の目をそらす作戦」を立て、それを実行します。で、クンツァイトは、その「愛野美奈子の家に泥棒が入った」と言う朝一番のニュースを受けて、ネフライトに次のように耳打ちします(↓)

       「知ってるか? プリンセスが大切な宝石を盗まれたとか…」「ナニ?…まさか、幻の銀水晶?」「可能性はあり…だな…。コソドロに先を越されるとは…お前もよくよくツイていない…(ニヤリ)…」「バカなっ…妖魔を付けておいたのに…」

 

      これによって、美奈子の自宅に妖魔を張り込ませてたのがネフライトで、つまり彼が美奈子の自宅まで知ってた事が分かります(←美奈子の自宅を知ってたというのはすごいですな。ただし、美奈子の場合はこの後も、自分の正体が敵側に知られてることを前提に、自ら潜伏先の情報を流して敵の注意を引き付けてましたから、これで分からなきゃもう死んだ方がマシです)。

Act.26:

       ネフライトは、Act.23で『覚醒マーズ』に丸コゲにされ、それを受けてAct.24では…(↓)

       ベリル様は、それはそれは、たいそうご立腹で御座います…「ネフライト!」「!!」(←クンツァイトに切られたマントを手に持ってひざまずいてます)「愚か者がっ!」「申し訳ありません…。ベリル様! しかし私はっ!」「そのような見苦しい姿見たくもない! しばらくわらわの前に出るコトはならんっ! 下がれっ!」「ベリル様っ!」(←その横で、クンツァイトが白い目で見てます)「下がれと言っておるっ!」。ネフライト、がっくし…。

       で、クンツァイトは、Act.25における『真のプリンセス覚醒』を受けて、Act.26において、次のような事をします(↓)

       御前会議にも出席せず、クンツァイトがネフライトのところへ来て話しかけます…「居心地はどうだ?」「…お前がいなければ、最高だ!」(←相変わらず、『ネフライト用いじけスペース』で、片ヒザ付いてイジケてます)。「…面白い話を教えてやろう」「?」「…本当のプリンセスは、セーラームーンだったぞ」「!…ナニ!?」(←思わず立ち上がるネフライト)。「…お前はニセモノを追いかけていたというわけだ。…幻の銀水晶も、プリンセスが隠し持っている。少々つついてみる価値は、あるかもしれん」「!」「まぁ、お前程度に幻の銀水晶を奪われるほど、プリンセスもマヌケではないだろうがなぁ」「キサマっ!」「フン、…フッハハハ…ハッハハハハ…」(←高笑いしながら去っていくクンツァイト)。「…クソォッ! なぜこの私があんな侮辱をっ!」(←がんっ!と洞窟の壁を叩き)、「…幻の銀水晶…この私がっ!」

       で、それを受けてネフライトは、このあと、うさぎちゃんとまこちゃんが、地場衛がロンドンへ発つのを見送るために空港へ向かっていたその道中に妖魔を放ち、自らも「セーラームーン! いやっ、プリンセスだったな…。お前は私がこの手でっ!」と現れてます。

 

      つまりネフライトは、うさぎちゃんが「セーラームーン」「プリンセス」だと言う事もちゃんと知ってる訳です。

Act.28:

       ダーキュリーによって倒されたセーラームーンを、クンツァイトが空間移動でダーク・キングダムへ連れ去ろうとしますが、「セーラームーンのせいで飛び損ね」、二人を『ダーク・キングダムの森』に落として来てしまいます。で、「まあいい…。あの森ならばダーク・キングダムの庭も同然…。…ゆっくり楽しんで行ってもらおう…」と言う訳で、クンツァイトは『ダーク・チェス』を始める訳ですが、それに対して、ベリル様が「クンツァイトがナニやら、騒ぎを起こしておるようだな…」と言うと、ジェダイトくんは、「セーラー戦士と子供のような遊びを…。一体ナニを考えているのか?!」と答えてますから、ここでもジェダイトくんは、『ダーク・キングダムの森』をさ迷ってる変身前のうさぎちゃんと亜美ちゃんが、「セーラー戦士」である事を知ってる訳です。

       で、そのあとネフライトも、クンツァイトが『ダーク・チェス』をやってるところを覗き見しに来てましたから、ネフライトもジェダイトくん同様、『ダーク・キングダムの森』をさ迷ってる変身前のうさぎちゃんと亜美ちゃんが、「セーラー戦士」である事を知ってる訳です。

        ★  ★  ★  ★  

       その後、うさぎちゃんと亜美ちゃんが『ダーク・キングダムの森』から脱出したところへ、クンツァイトが「ゲームは私の手で…、幕を引こう…」と言って現れます。その時、うさぎちゃん、亜美ちゃん、レイちゃん、まこちゃんの4人は、思いっきりクンツァイトの目の前で「ムーンプリズムパワ〜!」「マーズパワ〜!」「じゅぴたーぱわー!」「マーキュリーパワ〜!」と変身してます。そして、そのバトル・シーンの最後で、クンツァイトがマーキュリーを斬ろうとした際、ネフライトは、「…お前の…邪魔をしたかった…!」と出て来ますが、仮にネフライトが、クンツァイトの『ダーク・チェス』の様子を、今の今までずっと見続けていたのだとすれば、この時の4人の変身シーンも当然見ていた事になるはずなのですが…。

       さて、ネフライトに関して言うと、彼は唯一、レイちゃんとの接点だけが全く見当たらないんですな。変身後のマーズには散々な目に合ってるのに、変身前のレイちゃんの顔を見た、もしくは顔を見てるはず、とハッキリ断定できるようなシーンが一度もないんです。せいぜい、Act.4の街頭ヴィジョン前でのニアミスと、Act.5の「PGS文化スクール 第八回 陶芸展」でのニアミスが考えられるくらいです。ただし、Act.17で復活したジェダイトくんと共同戦線を張ってた時期に、お互いの持ってる情報を交換し合ってるはずですから、ジェダイトくん、ゾイサイト、クンツァイトがセーラー戦士全員の正体を知ってるのに、ネフライトだけが『セーラーマーズの正体だけ知らない』なんて事は、普通はちょっと考えにくいですよねぇ…(←まあ、ネフライトなら十分それもあり得ますけどね…)。

       【結論】。…と言う訳なので、とにかく、ネフライトが「プリンセス」「セーラーマーキュリー」「セーラージュピター」「セーラーヴィーナス」の正体を知ってる事だけは間違いありませんから、今回のこのクラウンのシーンにおける「ネフリン」が、最初、うさぎちゃんと亜美ちゃんの来店に気付いた時、『やべっ、プリンセスとセーラーマーキュリーが来やがったっ!』と逃げ出したのだと言うコトは、疑う余地がない訳です(←※この点をハッキリ認識しておかないと、今後の彼の心理やその推移等が説明できなくなってしまいますからね)。

1.         そして、ここでネフリンが「プリンセス」「セーラーマーキュリー」を見て慌てて逃げ出したと言う事実からも、彼が『前世の記憶』を取り戻してないコトが分かる訳です。なぜなら、このようにセーラー戦士を敵視するのは、彼が、自分が「ダーク・キングダムの四天王」だと言う意識がまず最初にあるからです。『前世の地球国の四天王』は、マスター・エンディミオンに対する忠誠心が絶大ですから、もしもネフリンに『前世の記憶』が戻っているなら、彼には、クンツァイトのような『マスターへの個人的憎悪』もない訳だし、ジェダイトくんのような『ベリル様LOVE』ももうない訳ですから、立ち位置としては、ゾイサイトに近い立場になるはずです。にも関わらず、ネフリンは前回、「マスター」に対して一切敬語を使いませんでした。

2.         たとえばゾイサイトは、Act.35のヴィーナスとのやり取りを見れば分かるように、マスターとプリンセスの関係を問題視してはいますが、決してセーラー戦士を敵視してはいません。ですから、たとえば、仮にゾイサイトが「ネフリン」のような立場に陥った場合(←名付けて『ゾイキチくん』)、彼なら、うさぎちゃんや亜美ちゃんを見ても、慌てて逃げ出したりする理由は何もない訳です。つまり、ここでネフリンが逃げ出したと言うコトは、彼に『前世の記憶』が戻ってないコトを、間接的に示唆する行動だと見なせるコトになります。それに、ネフライトの場合、仮に彼がこれで『前世の記憶』を取り戻してると仮定した場合、そのきっかけは、『ベリル様の呪縛が解けたコトによって』と言うコトになる訳ですが、『ベリル様の呪縛が解けるコト』『前世の記憶が戻るコト』の間には、今までの例から言っても、そこには何の相関関係も見出せないんですな。たとえば他の四天王は、全員がマスターとの触れ合いによって『前世の記憶』を取り戻しているからです。

1.       【ゾイサイト】。Act.11で、タキシード仮面との初邂逅において、両者が触れ合うコトによって『前世の記憶』を取り戻すきっかけを得ている。

2.       【クンツァイト】。Act.13で、「シン」の時に地場衛と出会った事がきっかけとなって、マスターに対する異常な愛憎と復讐心が甦った事により、ベリル様の洗脳が完全には効かず、覚醒と同時に『前世の記憶』を取り戻している。

3.       【ジェダイトくん】。Act.32で、『エンディミオン覚醒』の瞬間を目撃したコトによって、『前世の記憶』を取り戻すきっかけを得ている。

3.         つまり、みんな『ベリル様の呪縛』のあるなしやその度合いなど、全く無関係なんです。きっかけは全てマスターとの関わりにあるんです。そんな中、ネフライトだけが、未だにマスターに対して敬語も使わないのに、どうして『ベリル様の呪縛が解けたコト』によって『前世の記憶』を取り戻すのか? その理由が全く説明できないし、そこには何の合理的解釈も見出せないんですな(←※ この、『ネフリンは前世の記憶を取り戻してない』と言う設定項目に関しては、今後もその事実を説明するようなシーンがいくつか出て来ますので、その都度説明したいと思いますが、実は、これには非常に重要な意味があったんですね)。

        ★  ★  ★  ★  

       ルナカラでは…。

       先に来てた人型ルナとレイちゃん(←制服です)が、CDラジカセで、前回レコーディングされた愛野美奈子の新曲Kiss2 Bang2を聴いてます…「……『フッ…、これならあたしの方がもっと上手く歌えたな…』

       んん? ちょっと待てよ?…この二人が亜美ちゃん達より先にクラウンに来てたと言うコトは、ここでまたややこしい問題が発生してしまいますなぁ…。この二人が受付を通り過ぎた時の、ネフリンのリアクションは、一体どうだったのか?…と言う問題が…(←一番手っ取り早いのは、その時はまだ掃除が始まっておらず、ネフリンは受付の前にはいなかった…とする説で、それでさっさと片付けてしまうコトですが…)(←そう言うコトにしてしまいたいなぁ…)。

       …てな訳で…、まず、ネフライトが『ぬいぐるみルナ』を知ってる事は、Act.36の原っぱでの5対5の時にみんな勢揃いしてますから間違いないのですが、問題は人型ルナ、もしくはセーラールナについてです。こちらに関しては、実は、クンツァイト以外の四天王は、まだ誰も、セーラールナとも人型ルナとも、一度も遭遇してないんですな(←※黒木ミオが人型ルナを知ってるコトは、Act.39の「未使用シーン」で確認でき、また、次回においては、セーラールナの前にも現れます)。ただし、二つだけ、間接的な可能性が考えられるのは…(↓)

1.       【Act.28で、クンツァイトがマーキュリーを斬ろうとした際、ネフライトが「お前の…邪魔をしたかった…!」と出て来た時】。その時、その場にはセーラールナがいたので、ネフライトはセーラールナだけは知ってた可能性はあります(←映像上の流れからして、あくまでもその可能性が示唆されるにとどまるが…)。ただし、そのセーラールナはすでに変身した状態で現れていたので、それが『ぬいぐるみルナ』、もしくは人型ルナと同一人物だと知ってるかどうかについては、一切映像的物証がありません。

2.       【Act.29の『マーキュリー覚醒』のシーンにセーラールナが現れた時】。ジェダイトくんは、自分の配下の妖魔が仕事してるところをきちんと見てる人なので、この時、セーラールナのコトをどこからともなく見て知ってた可能性はあります。ただし、そのセーラールナはすでに変身した状態で現れたので、それが『ぬいぐるみルナ』、もしくは人型ルナと同一人物だと知ってるかどうかについては、一切映像的物証がありません。

       ちなみに、「キラリ☆スーパーライブ」では、人型ルナはジェダイトくんの目の前で変身し、「お前もセーラー戦士だったのか!?」って言われてましたが……。

       なので、今回のこのクラウンの受付のシーンにおいて、ネフリンは、仮に自分の目の前を人型ルナが通り過ぎても、気付かなかった可能性は極めて高いと考えられます。一方、レイちゃんに関しても、ネフライトは過去に一度も変身前のレイちゃんとは遭遇してないので(←不確定なニアミスは2度あるが…)、これも、やはり気付かなかった可能性が考えられなくもありません…(←自信なし…)。逆に、レイちゃんとルナの方も、仮に受付ですれ違っても、やはりネフリンの正体には気付かなかったでしょうね。ネフリンはもう「普通の人間になった」というコトですから、もはやレイちゃんやルナですら、四天王としての気配は察知できないはずです(←Act.4の街頭ヴィジョン前でのニアミスの時には、レイちゃんは、人間の姿に化けてたネフライトの気配を察知してました)。

       で、話を劇中に戻しますと、レイちゃんは、美奈子の新曲Kiss2 Bang2を聴きながら、前回の美奈子の言葉を回想してます(↓)

       「私達には使命があるのよ?」「あなたは!…まだ使命の重さが分かってないのよっ!!」

       そこへ、うさぎちゃん、まこちゃん、亜美ちゃんの三人が入って来ます。「レイちゃんっ」「!…」「ちょっと相談なんだけどぉ…あっ、美奈子ちゃんの新曲っ、コレいいよねぇ〜っ」。人型ルナが、手に持ってたCDをうさぎちゃんに渡します(←これはもう発売されたんでしょうか? それともサンプル盤をもらったんでしょうか?)。「うん、でも…レイが聴くなんて珍しいな…。こないだのぉ、マーズれい子で目覚めちゃったとか?」

       するとレイちゃんは、「そんなんじゃないわっ」と言って立ち上がり、カチッとCDを止めちゃいます。「美奈子ちゃんのコト…なにか気になってるの?」「別にっ……ただぁ、彼女が前世にこだわりすぎてるのが…」「…」「?」「こだわるって言うか、前世の記憶がはっきりしてるから…」「別にイイんじゃない? あたしたちがココにいるのも、ぜんぶ前世から決まってたせいだし…、前世は大切だよ」

       それを聞いてレイちゃんは、Act.31の『ジュピター覚醒』の時のジュピターの言葉を回想します…(↓)

       「一人になるコト…、風を聞くコト…、ぜんぶ前世から決められてた…。…だからあたしは一人でいいんだ…」

       「……『そういやコイツも、前世に片足突っ込んでたんだっけ…』

       ワシ、前々から気になってたんですけど、今日、まこちゃんは、うさぎちゃんと亜美ちゃんが2人でクラウンにやって来たあとに、しばらくしてあとから「一人で」入って来てるんですな。これ、今日はみんな、一学期最後の登校日だったので、その学校帰りに直接クラウンに集合する事になってた訳ですよ。だからうさぎちゃんと亜美ちゃんは一緒に下校してた訳です。それなのに、同じ学校のまこちゃんがその2人とは別に下校して、ホンの少しの時間差でクラウンに入って来てるんですな。Act.31でも、まこちゃんは学校から直接クラウンへ向かうのに、例の歩道橋を「一人で」下校してましたが、その時も、うさぎちゃん、亜美ちゃん、レイちゃんの3人が、あとから制服でクラウンに入って来てるんです。まこちゃんが「一人で」登下校をしなかったのは、Act.6の転校初日のうさぎちゃんとの下校と、Act.29の「未使用シーン」での亜美ちゃんとの下校(←この時も直接クラウンへ向かってて、亜美ちゃんが黒木ミオに対する不信感をまこちゃんに相談するために声をかけた可能性が高い)、この二つだけです。これはもう、まこちゃんは普段から、必要がない限り、学校では極力この2人と行動を共にしないようにしてるとしか思えないんですな…。単にクラスが違うからとか、家のある方向が違うからとか言うだけでは、ちょっと説明しきれないんじゃないでしょうかねぇ…。つまり、こう言ったところにも、まこちゃんにとって、セーラー戦士はあくまでも「仲間」であって、決して「友達」ではない(←もしくは、そうならないようにしてる)と言う意識が働いてるってコトなんですな。

       レイちゃんが黙り込んで座ってしまったので、まこちゃんは、「ん? ナニ?」「…別に…ナンでもっ…。それより、相談て?」「あっ、そうだっ、私たちにできる、ボランティアないかなぁと思って…」「ボランティア?」「夏休みの宿題なの」

        ★  ★  ★  ★  

       「十番児童館」にて…。

       ちなみに「児童館」と言うのは、児童福祉法第40条に規程されている児童厚生施設の一つだそうです(←と言われてもよく分かりませんが…)。要するに保育所とも幼稚園とも違うらしく、『児童に健全な遊びを与えて、その健康を増進し、又は情繰を豊かにすることを目的とする施設』だそうです)(←知らなんだ…)。ただし、オープニングの「撮影協力」によると、ロケ地自体は「学校法人 須田学園きよみ幼稚園」だとのコトです。

       児童館の女性職員さん:「さあ〜みんなぁ〜っ! 今日は中学生のお姉さん達が、一緒に遊んでくれますよぉ〜っ」

       てな訳で、うさぎちゃん、亜美ちゃん、なるちゃん、まこちゃん(←1組だけの宿題じゃなかったようですな)の4人が、制服の上にエプロンをして(←日付は変わってると思われるのですが、あくまでも学校の宿題と言うコトなので制服を着てるんでしょうかね?)、並んで立っておりますが、ガキどもは勝手に騒ぎまわってって、聞いちゃいません。

       児童館の女性職員さん:「ほら、ショウタくんっ、部屋の中で虫捕りしないっ!」(←その「ショウタくん」なる男の子は、虫捕り網を女の子の頭に被せて、その子から「ヤメテよぉっ!」と張り手を食らわされております…「虫捕り」っつーより、『女子の捕獲』のようですが…)。

       児童館の女性職員さん:「みんなっ! 今日は新しいお友達ができたと思って、思いっきり遊んでもらってねぇ〜っ♪」(←やたらテンションの高い人ですな)。

       ちなみに、前回の次回予告の中に、この直後になるちゃんが「手ごわそう〜」と言ってるシーンがありましたが、ここではカットされてますね。

        ★  ★  ★  ★  

       いつの間にか、うさぎちゃんがウサギさんの着ぐるみを着て、亜美ちゃんがペンギンさんの着ぐるみを着てます…。

       で、『うさぎちゃんウサギさん』『亜美ちゃんペンギンさん』がスケッチブックを抱えて、「おねえちゃんとお絵描きする人ぉ〜っ♪」「する人〜っ♪」「こっちおいでぇ〜♪」。すると子供達は「はーい」「はーい」と返事をして、お絵描きごっこを始めます…。

       一方、『まこちゃんカメさん』『なるちゃんヒョウさん』は、子供を背中に乗せてお馬さんごっこをしております…「竜宮場へ出発しまぁ〜すっ!」(←まこちゃんが背中に乗せてるのは、さっきの「ショウタくん」で、彼はまだ虫捕り網を持ってます)。すると、『なるちゃんヒョウさん』『まこちゃんカメさん』に、「木野さんて、学校だと取っ付きにくい感じだけど、けっこう優しいんだ?」(←おおっ、やっぱ学校では、まこちゃんは依然として『コワモテ』で通してるらしい…)「え、…そう?…」「それ似合ってるっ」「…『アンタ、一言多いな…』。ちなみに、なるちゃんが背中に乗せてる男の子は、けっこう大きい子なので、床に足が着いちゃって、自ら歩いちゃっております(←乗せてる意味ねーっ!)。

       ここでまたカメラがぐるんと回って、再び『うさぎちゃんウサギさん』『亜美ちゃんペンギンさん』を映します…「え?! 元基くんとまこちゃんを…?」「うんっ、やっぱりあの二人イイ感じだと思うんだよねっ。前ダメだったのって、タイミングかもっ」「そうだったら嬉しいかな…」「だからさっ、きっかけ作ろうよっ…」。そう言って『うさぎちゃんウサギさん』は、『亜美ちゃんペンギンさん』に、ナニやら耳打ちしております…(←ちょっとキミキミ…そういう勘は鋭いみたいだけど、余計なコトして却ってぶち壊さないでよぉ…)。

        ★  ★  ★  ★  

       クラウンの受付にて…。

       元基:「ええっ!? 新種のカメ?!」(←元基の着ているシャツがさっきと違うので、やはり日付は変わってますね)「うん、児童館の裏にいたって…♪」「うそっ……!」…元基は、しばし固まるが、いきなりカウンターから駆け出しながら、「ネフリン! ちょっとココ頼むねっ!」「名前を呼ぶなっ!『セーラーマーキュリーのいる前でっ!』(←ネフリンは、Act.37以来、いつも同じ服を着てます…)(←これ一着しか持ってないんだろうなぁ…)「いいから、いいからっ」…元基は、いきなり探検家グッズ一式を取り出し…「ネフキチくんっ、頼むねっ!」と言い残して出て行ってしまいました。

       「呼ぶなって言ってるだろっ!『正体がバレたらどーしてくれるんだっ!』。ネフリンは、ハタキを振り回し、かしゃ〜んっ!と、ハタキでカウンターの上にあったカラオケ盛り上げグッズを叩き落としてしまいます。「!……」。ネフリンはそれを見て「う゛あ゛ぁんんっっ!!」と、地団太踏むようにモップで床を叩きます。

       すると亜美ちゃんが、しゃがんで、床に散乱したカラオケグッズを拾い始めます。するとネフリンは、亜美ちゃんから顔をそらしながら、「かまうな!…かまうなと言っているっ!」。亜美ちゃんは、カラオケグッズを元のカウンターの上に戻すと、「あのぉ…」と言いながら、ネフリンの持ってるハタキを手に取り、「一つずつ使った方が、いいと思うよ…『アナタ、見るからに不器用そうだし…』

       亜美ちゃんは、ハタキをカウンターに置くと、ネフリンのモップを取って床を拭き始めます…。ネフリンは、そんな亜美ちゃんの後ろ姿を見て、ダーク・キングダム時代の思い出がフラッシュ・バックします(↓)

       ダーキュリーが、手に持ってた真新しい赤マントを、ネフライトの肩にバサッと無造作に投げて乗せます…「そんな風に一人でいられるの…、なんだか好きじゃないの…」

       するとネフリンは、「!……『今にして思えば、アレがオレの唯一の楽しい思い出だった…』…無様なっ…」…ネフリンは、急に居たたまれなくなったのか、思わずその場から駆け出し、去り際に、モップ絞りのバケツにがっ!と蹴つまづき、あわやすっ転びそうになりながらも、休憩室の方へ逃げ去ってしまいました。「!……『急にどうしたの?……て言うか、お店番はどうするのよ…』

       あのシーンを回想して「無様なっ」と言うコトは、つまり、『一度ならず二度までも、敵から情けをかけられたっ』と言う意味ですから、これは、ネフリンが亜美ちゃんを「セーラーマーキュリー」(←『ダーキュリー』の正式名称も、劇中ではあくまで「セーラーマーキュリー」です)だと認識してる証拠です。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは「十番児童館」…。

       『うさぎちゃんウサギさん』『まこちゃんカメさん』が、洗濯物のかごを持って、裏庭に置いてある洗濯機のところへやって来ます。「♪おっせんたく〜う、おっせんたく〜、たーのしいなっ♪」『うさぎちゃんウサギさん』は、かごを洗濯機の前に置くと、「じゃっ、あとよろしくね〜っ♪」と言って、さっさとスキップしながら行ってしまいました。「え?……うさぎぃ!? あたし一人でやるわけ?……てか…」『まこちゃんカメさん』は、しぶしぶ洗濯物を洗濯機に入れ始めますが、やっぱり納得いかないのか、「うさぎぃ!」と呼びますが、返事はあリません…。

       で、『まこちゃんカメさん』がふと見ると、柵の外の道に、ナニやら双眼鏡を覗き込みながら、辺りを見回している不振な探検家が…(←これ、いかにも探険家の格好して網と水槽を持ってるからまだいいけど(←ってよかねーけど)、普通は単なる覗き魔だよな…)。

       『まこちゃんカメさん』は、洗濯かごを抱えたまま、「?…『ナンだありゃ?』みたいにその不振人物の方へ近付いて行くと、そいつは『まこちゃんカメさん』に気付いて、ひゅいっ!と双眼鏡越しに顔を上げます。「元基くん?」「えっ?」(←双眼鏡を取る)。元基は驚いたように腰を上げながら、「!…まこちゃん…!」

       「どうしたの?」「あ、いや…、亜美ちゃんが、新種のカメがいるって言って…」「新種のカメ…?」。すると二人は、まじまじとまこちゃんの着ぐるみを見つめ、「…ああ…!」「ああ!…『ってあたしのコトかぁ♪』「あは♪」「あはっ♪」「あはは…♪」「あははっ♪」(←ぐるぐる…)。「ちょっとボランティアしてて…、学校の宿題で…」「ああ、そうなんだ、大変だね、洗濯、そんなたくさん…」「♪…」

       すると、その二人の様子を、『うさぎちゃんウサギさん』が部屋の中から見ていて、「そうそうっ、で、元基くんはやさしいから…」…以下、うさぎちゃんの一人漫才(↓)

       元基:「手伝おうか?」

       まこちゃん:「うそっ、…あ、だいじょぶだよ…」

       元基:「いやっ、手伝うって…!」

       まこちゃん:「そんな…悪いよ…」

       元基:「オレ、洗濯物得意だし!」(←洗濯物に得意・不得意ってあんのか?)(←それは洗濯機の性能の問題じゃねーのか?)。

       「って、感じに…

       ところが…、元基は、「それじゃ、ボランティア、がんばってね」「うん」

       「えっ!?」

       「うふ、じゃ」「じゃ」「…うふ♪」と、元基にしては、比較的あっさりと去って行ってしまいました…。

       「……」(←呆然…)。

        ★  ★  ★  ★  

       で、『まこちゃんカメさん』が洗濯機のところへ戻って来ると、『うさぎちゃんウサギさん』が慌てて走って来て、「ンなんで?! せっかく二人きりなのにっ!」と腕にすがり付きます。「?…うさぎ……アンタまさかっ!」「えっ…『やば…』

        ★  ★  ★  ★  

       その頃…。

       ナニやら街では、不穏な空気が漂い始めております…。「クイン・メタリア」の呻き声がとどろき渡っております…。ぬいぐるみルナが窓の外を見ながら、「感じるわ…、いやな気配が…、強くなってる…」(←真顔バージョン)。街中で、ナニやら怪しげな煙が立ち込め、所々で人々が、頭を押さえて気分悪そうにしてます。

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       再び「十番児童館」…。

       まこちゃんとうさぎちゃんが、着ぐるみを脱いでエプロン姿に戻り、洗濯物を干しております。「やっぱりまこちゃんと元基くん、お似合いなんだもんっ」「勝手に決めるな」「亜美ちゃんだって応援してるよ? まこちゃんが一人でいいって言ってたの、気になってるって言うか…」「でもそれは前世から決まってたコトだから…。あたしはそれですごいスッキリしたし…」「だから元基くんとも付き合わないわけ?」「元基くんのコトは別に好きってわけじゃ…。それに元基くんだって、もうナンとも思ってないよ…」「うぅんっ、気になってるね! 二人とも! こういうコトは、今私の方が先輩って言うか♪」「ありえない」「ありえるって! 一人でいいなんて、まこちゃんだって思ってるはずないよ!」「…………」「…?」

       このシーンの二人のやり取りは、どうなんでしょうかねぇ…。まこちゃんの言ってるコトは、本当に言葉通りなのか…、それとも、うさぎちゃんの解釈が図星で正しいのか…、おそらくは、ちょうどそれを足して2で割った感じなのかもしれませんなぁ…。

        ★  ★  ★  ★  

       こちらは元基…。

       児童館をあとにしながら、一人でぶつぶつ独り言を言いながら歩いております…「カメのまこちゃん…、かわいかったなぁ〜♪」。元基は後ろを振り返って児童館を見ながら、「児童館でボランティアか……立派だよなぁ…」(←だからそれは「学校の宿題」なんだってば…)。

       元基は、元々まこちゃんの家庭的な一面にメロメロになったクチなので、ボランティアとか洗濯物とか、そういうコトをしてる姿を見て、また惚れ直しちゃったんでしょうなぁ…。

       元基が再び歩き出すと、元基の前にいた買い物帰りの主婦がいきなり自転車ごと倒れるのを見かけます。元基は、思わず網と水槽を地面に置いて駆け寄ります…「あの、大丈夫ですか?…ちょっとっ!」

        ★  ★  ★  ★  

       こちら児童館でも…。

       なるちゃんが大慌てで部屋から出て来て、「うさぎっ、ちょっと来てっ、大変っ!」と言ってうさぎちゃんの手を引っ張ります。

       三人は部屋に駆け込むと、「どうしたのぉ!?」「買い物から帰って来たら急に…!」…見ると、女性職員さん達が、気を失って倒れてます…「救急車は呼んだんだけど、子供たちの手がつけらんなくて!」「みんな坐って!」。うさぎちゃんは、女性職員さんに「だいじょぶですかっ!?」と声をかけますが、全く反応がありません。

       まこちゃんは、子供達の人数を数えてましたが、「一人足りないよ!」「えっ!?」「えっ!?」「ショウタくんがいない! あたし捜してくる!」「私もあとで行くからっ!」

       …ワシはずっと不思議に思っていた…。なぜまこちゃんはとっさに、亜美ちゃんをも凌駕するような記憶力を発揮して、ショウタくん一人がいない事に気付いたのか?!と…。しかし、よ〜く目を皿のようにして今回の話を繰り返し見てたら、実はこれはちっともスゴイ事じゃなかった!と言う事実に気付かされたのでした。実はこの「ショウタくん」に関しては、児童館の女性職員さんが、初っ端から「ほら、ショウタくんっ、部屋の中で虫捕りしないっ!」って注意してましたし、その上まこちゃんは、一番始めに、そのショウタくんを背中に乗せて遊んであげてたんです…。要するにまこちゃんは、『ぶっちゃけショウタくんのコトしか覚えてなかった』のですな…。

        ★  ★  ★  ★  

       まこちゃんが「ショウタくんっ! ショウタくんっ!」と、呼びながら走っていると、「!……」。ナニやら、公園で人々が倒れてて、次々と救急車に運び込まれている現場に行き会います。その中に、元基がその手助けをしてる姿を見つけ、まこちゃんは、元基のところへ駆けて行きます。「元基くん!」「まこちゃん…」「ナンかあったの?」「わかんないんだけど…、みんな、ナンか、魂が抜けてるようになってて…」「……」「まこちゃんは?」「子供が一人いなくなっちゃって…」「え?!」

        ★  ★  ★  ★  

       その後二人は、川沿いの土手を走りながら、「おーいっ!」「ショウタくーんっ!」と捜し回っております。二人は川原への階段を下りながら、「ごめんね、付き合わせて…」「こんなの当然だよ。川に降りたんじゃなければいいけど…」「ショウタくーんっ!」

        ★  ★  ★  ★  

       「ショウタくんっ!」(←遊歩道みたいな橋の上を捜すまこちゃん…)。「おーいっ!」(←その橋の下を捜す元基…)。「ショウタくんっ!」「おーい、おーいっ!」(←ってキミ、名前呼ばなきゃ分からんのじゃないか?)。「ショウタくんっ!」

        ★  ★  ★  ★  

       「ショウタくんっ!…ショウタくんっ!」(←大きな橋を渡る…)。「おーいっ!」(←だから名前呼べってば…)。

        ★  ★  ★  ★  

       「ショウタくーんっ!」(←かなり遠くの川沿いまで来たようです…)。「おーいっ!」(←って、ひょっとしてフルネームは『大井ショウタくん』なのか?)。

       ここでまこちゃんは、男の子の泣き声に気付いて立ち止まります…「ちょっと待って!…ナンか聞こえない?!」「え?!」。まこちゃんは声のする方を見てるのですが、姿が見えないようです。すると、元基が「まこちゃんっ!」と言って指を指します。「!」

       見ると、ショウタくんが、木の上に登って泣いております…「え〜ん…、え〜ん…」(←って、えらい高い所まで登ったなぁ)。「ショウタくんっ!」。元基:「大丈夫か?!」。ショウタくん:「カブトが、え〜〜ん…」。元基:「待ってろ! 今助けるから!」「……」

       元基はすぐに木に登り始めます。「ショウタくんっ、気をつけて!」。元基:「○×△□…!」「ショウタくん!…だいじょぶだからっ、怖くないからっ」。元基:「ほら、もう安心していいぞ…、足を…」「ちゃんと掴まって!」。元基:「手も、こっちにやれるか? よーし、もうだいじょぶだぞぉ…」「……」

       ところが、ここで元基が足を滑らしてしまい、ショウタくんを抱えたまま「あ゛ぁっ!」と木から落ちてしまいます…どたっ!(←下に落ちた瞬間、元基は、ショウタくんが地面に頭をぶつけないように、片方の手でショウタくんの後頭部を支えるように持ち上げてます…キミ、すごいじゃないかっ!)。「大丈夫っ!?」

       おそらくショウタくんは、さっき児童館で、女性職員さんから「部屋の中で虫捕りしないっ!」って注意されちゃったし、しかも意中の『女子の捕獲』にも失敗しちゃったし、さらに、唯一自分のコトをかまってくれた『まこちゃんおねえさん』も洗濯物でいなくなっちゃったので、それで、「部屋の」外へ「虫捕り」に出かけちゃったんですな。

1.       で、木に「カブト」がいるのを見つけたものの、ちょっと網が届かなかったので、それで木に登って捕ろうとしたんでしょうな(←この木は、けっこう低い位置から太い幹が何本も枝分かれしてるし、足元には、台になるような四角いベンチみたいな大きな石もあるので、木登りには打って付けだったんですな)。

2.       ところが、いざ登ってみたら、あとチョットって所で「カブト」は飛んで逃げちゃうし、しかも、夢中で「カブト」を追いかけてるうちに、自分でも気付かずに高い所まで登ってしまい、ふと下を見たら、怖くなって降りられなくなっちゃったんでしょうな。

        ★  ★  ★  ★  

       その頃、もう一方のうさぎちゃんとなるちゃんは…。

       ナンとこちらは、遊園地までショウタくんを捜しに来てます…「ショウタくーんっ!」「ショウタくーんっ!」「ショウタくーんっ!」(←オープニングの「撮影協力」によると、ここは「小山ゆうえんち」だとのコトです)。これはもう、おそらく児童館の女性職員さんから、『ショウタくんは問題児で、めちゃめちゃ放浪癖がある』と言うコトを、事前に聞かされてたに違いありませんっ…。

       「ショウタくーんっ!…どこ行っちゃったんだろ…」。すると、なるちゃんがうさぎちゃんの所へ駆けて来て、「ちょっと! うさぎっ!」「?…」。見ると、どう言う訳か、突然人々がバタバタと倒れ始めたではありませんか。「どういうコト…?」「児童館の人と同じだよね…」。ここで、うさぎちゃんのケータイが鳴ります…「もしもしまこちゃん?…見つかった!?」

        ★  ★  ★  ★  

       「うん…、ケガはないみたい…。え? あたしも見たよ同じ人……うん、気を付けた方がいいかも…」

       まこちゃんがケータイで話してる間、元基はショウタくんの頭を撫でて「泣くなよぉ!」と言い、彼をあやすように肩車して、歌い始めます…「♪もーしもーしカーメよ〜カーメさーんよ〜〜」(←て言うか、ナンでショウタくんは、初対面の元基が歌いだすのと同時に、どアタマから一緒に合わせて歌えるんだ???)(←コイツは『超能力少年』か?)。

       「…じゃあ、あとで…」。ぴるんっ! ぱたんっ!

       「♪せーかいーのうーちで〜おーまえーほど〜〜、あーゆみーのの〜ろい〜もーのはーない〜〜、どーしーてそーんなーにの〜ろい〜のか〜〜♪」

       「……『その歌…』(←まこちゃんの前で、「のろい」とかは禁句だと思うぞぉ…)。

       元基は歌い終わると「よいしょ!」とショウタくんを肩から降ろし、「まこちゃん、帰ろっか」「うん…あっ、ちょっと…」。まこちゃんはハンカチを取り出して元基の顔の汚れを拭いてあげます…(←木に登った時に左頬が木に擦れていたし、木から落ちた時に右頬は地面に着いていたな…)。「…ありがとっ」「今の歌、お父さんが歌ってくれたコトあるよ…」(←まこちゃんが自分から家族の話をするなんて珍しいですな。ナニげに元基の歌う姿が、自分の「お父さん」とダブったんでしょうか…)(←あと、おそらくまこちゃんは、元々自分の両親のコトを、他のみんなみたいに『パパ、ママ』とは呼んでなかったんでしょうな)(←キャラ的に違和感あるしなぁ…)(←かく言うワシも、自分の親に向かって「パパ、ママ」などと言おうモノなら、速攻で張り倒されかねませんからな)。「ホント!?…もしかして、カメ好き?」「…じゃなかったと思うけど…」「…だよね?…ふへへへ」(←Act.31の初デートの時は、家族の話で言葉を失ってしまってたのに、今日は自然にその話ができてますな…)。「…うふ…」「……やばいなぁ〜……ナンか、期待もっちゃいそ…(←ナニげに背中向けながら、遠回しにまた告白しちゃってる元基の図…)。「…………」(←それを分かってて、思いっきりシカトしつつ、「一人でいいなんて、まこちゃんだって思ってるはずないよ!」を回想中…)。

       とそこへ、いきなり例の『泥妖魔』どもが現れます。「!!『ナイス・タイミング!!』「うわっ!!」「……『て言うかコイツら、前にも元基が告白したあと出て来たよな?…』

        ★  ★  ★  ★  

       一方、こちら「小山ゆうえんち」にも、『泥妖魔』どもが出現します…。

       「!!」。なるちゃん:「うわ〜っ!! ナニ?! なになになになになに???!!!」「……(心の声→)どうしよう…なるちゃんと一緒じゃ、変身できないよ…」(←珍しく人目を気にする実写版セーラー戦士)。

       「きゃあっ! やだぁっ!」。なるちゃんは『泥妖魔』に襲われそうになり、うさぎちゃんの所へ逃げて来て手を取り合います…「なるちゃんっ!」

        ★  ★  ★  ★  

       こちら、まこちゃんも元基と並んで『泥妖魔』と対峙しております…(←元基は、ショウタくんを自分の背後にかくまうようにしてます)。

       「……(心の声→)今変身したら…元基くんに…」。すると元基は、、「まこちゃん、この子連れて逃げて…」と言ってショウタくんを託すと、ナンと、勇敢にも「うわ〜〜っっ!!」『泥妖魔』に立ち向かっていきます。まこちゃんは、ショウタくんを木陰に連れて行き、「ここに隠れて」

       で、元基はと言うと、悲しいかな所詮一般人…案の定ボッコボコにやられちゃっております…ばきっ!(←『泥妖魔A』のパンチ)…「うわっ」、ばきっ!(←『泥妖魔B』のパンチ)…「うわぁっ!」「!…」「うわっ!」(←元基、あっけなくノックダウンの図…)。こうして見ると、やっぱセーラー戦士って強いのね…って言うか、この『泥妖魔』自体も、決してヘタレではなかったのね…(←それとも、元基が人並み以下に弱いとか…)「元基くん!!……『どうしよう…』(←まこちゃんなら、変身しなくてもイケそうじゃん?)

        ★  ★  ★  ★  

       一方、こちらはうさぎちゃん…。

       うさぎちゃんとなるちゃんが背中合わせで固まってるところに、『泥妖魔』三匹が取り囲むように迫って来ます。しかしうさぎちゃんは、連れがなるちゃんだけに、決心が早かったです…「なるちゃん、私、ちょっと変わっちゃうけど、驚かないでねっ!」(←って、たぶん「ちょっと」どころじゃないと思うなぁ…)。「!?…」

       「ムーンプリズムパワ〜、メーイク・アップ!」と、セーラームーンに変身しちゃいます…。

       …で、変身し終わってポーズ決めてるその勇姿を見て、なるちゃんは、唖然としちゃって声もなく、思わず後ずさりしちゃってます…「!!…『…ナニ?…コレって、遊園地のアトラクションかナニか?!…』(←て言うかワシ、以前うさぎちゃんが地場衛に変身を見られちゃった時にも感じたんだけど、コレを人に見られるのって、なぜか他人ゴトとは思えないような気恥ずかしさを感じてしまうのだが…

       「ムーンティアラ〜、ブーメラン!」(←おおっ! ブーメランはナニげに久々じゃないか?)。ブーメランが、『泥妖魔』三匹にかきんっ!かきんっ!かきんっ!と命中します。「うさぎっ!…『いつからココでこんなバイトしてたのよっ!?』

        ★  ★  ★  ★  

       こちらはまこちゃん…。

       まこちゃんの方は、連れが元基だけに、決心が鈍ります…「……『どうしよう…』しかし、妖魔にボコボコにやられて呻き苦しんでる元基を見下ろすと、「……『でも、今なら目ぇつぶってるみたいだし…よしっ』。まこちゃんも思い切って、「じゅぴたーぱわ〜、めーいく・あっぷ!」と、セーラージュピターに変身しちゃいます…。

       …で、変身し終わってジュピターがポーズを決めてると…、いつの間にか体を起こして、思いっきりその勇姿を見て唖然としている元基くんの図…「…まこちゃん…」(←やっぱ、『当て身』でも食らわして眠らせておけばよかったんじゃ…)

 

 ★  ★  ★  ★   CMタイム― ★  ★  ★  ★  

 

       いきなり、いつしかとっぷりと日も暮れて、夜になっております…。

       ジュピターは、ショウタくんや元基から妖魔を引き離すために場所を移動し、橋の上で『泥妖魔』どもと戦います。ばきっ!(←『泥妖魔A』にパンチ)…ばきっ!(←『泥妖魔B』にパンチ)…ばきっ!(←『泥妖魔C』にパンチ)…で、ナンやかやしてるうちに、ナンと、元基がその現場に駆けつけて来ちゃいました(←こらぁっ、ショウタくん放ったらかして見に来るんじゃないっ!)。ここでジュピターは、『覚醒バージョン』の必殺技の体勢に入ります…(←ナンだ? 『泥妖魔』もいつもより強くなってるのか?)。

       ぴかーっ! ごろごろごろ…(←手をかざして雷を集めるジュピター)。「……」(←元基は唖然…)。「しゅーぷりーむ…さんだあ〜っ」。ジュピターは、『泥妖魔』三匹を一気に倒します…。

       で、その一部始終を、口あんぐりで見ていた元基…「……」。ジュピターは、その元基の方に振り返ると、「……」(←せつない表情です…)。元基:「……」(←思わず視線を落としてしまいます…)「元基くん…。元基:「……」(←視線を上げます…)「…あたし……『って言うか…、アンタ、今パンツ見たでしょ?』。元基:「…びっくりしたっ…『もうモロ見え…』…なんか…正義の味方みたい…って言うかそうなのかな…」「…そんなんじゃないけど…(←え?! 違うの?)…でも、あたし…、今みたいな敵と戦わなくちゃいけなくて……、だから…『パンツ見えても、ハシタナイとか思わないでね? 実際はレオタードなんだし…』…」。元基:「うん…、…そうなんだ……ふふ…、…そうだね…『レオタードだよね…』…ふふ…」

       その後、無言で走り去るジュピターの後ろ姿を見つめる元基の顔から、さっと作り笑いが消えます…「…………『白…か……』(←オマエの頭ん中はそんだけか〜っ!ってそれはワシか…)。結局、またフラレちゃったね…(←でも、ハンカチで顔を拭いてもらったくらいで舞い上がっちゃったキミも悪いと思うぞ…

        ★  ★  ★  ★  

       一方、こちらはセーラームーン…。

       セーラームーンは、「なるちゃん、ここにいて!」と、なるちゃんを安全な場所に隠します。「…『うさぎ、もう開園時間とっくに終わってるよ?』。で、颯爽と側転して『泥妖魔』を蹴散らしに行きます。ところで、この『泥妖魔』三匹は、さっきの「ムーンティアラ・ブーメラン」では死ななかったみたいですな。で、ナニげに気のせいか、いつになく『泥妖魔』の動きも軽快に見えなくもないですな。

       で、しばし軽く格闘したあと、セーラームーンは何を思ったか、ここでこの連中相手に、なぜか「ムーンヒーリ〜ング、エスカレーショ〜ン!!」でトドメを刺しにかかります…(←って、ええっ?! コイツらって、別に人間に取り憑いてる訳でもないのに、その技の選択でいいの?)…などと考えておりましたら、それを食らった『泥妖魔』三匹は、一瞬倒されて消えかかったかに見えましたが、途端に地面で合体し、ナンと、剣を持った『地中発生妖魔』に変わってしまいました(←あれぇ!? やっぱ決め技の選択間違ったんじゃねーのぉ?!)。

       「え!?…」(←な、ナンか、いつになく強そうなのが出て来ちゃいましたけど、ダイジョーブですか?!)。するとここで、その様子を見ていたなるちゃんが、さっと物陰に隠れたのか場所を移動したのか定かではありませんが、とにかく横に素早く移動するんですな…で、セーラームーンがなるちゃんのその動きに目をやるんですな…すると、その瞬間、妖魔が「フンッ!!」と剣からビームみたいのを発射し、どかーんっ!…セーラームーンは間一髪で避けますが、爆風で吹っ飛ばされてしまいます…「ふっ!…」

       ちなみにこの妖魔は、制作スタッフさんの間では『メタリア妖魔』等と呼ばれていたそうなので、本稿でもその慣例に従うコトにいたしました。

       なるちゃんは物陰から出て来て、「うさぎっ!『ちょっとこれは、本格的にヤバそうじゃない?』(←みたいな反応しちゃっております…)。

       セーラームーンは立ち上がると、心配そうに見守るなるちゃんの視線を背中に受けながら、「……『ヤッバ〜…私ってば、ナンか使う技を間違っちゃったみたい…ンじゃ…』…ムーントワイラ〜イト、フラッシュ!!『えへっ、最初からコッチにしときゃ良かったのよねっ♪』」(←今日のセーラームーンは必殺技のオンパレードですな)。ところがドッコイ、『メタリア妖魔』は、それをいとも簡単に、「フンッ!!」と剣で軽く跳ね返してしまいます。「え!?」。さらに妖魔は、「ファッ!!」とまたしても剣からビームを発射し、どかん、どかんっ、どかーんっ!とお見舞いします。「あぁっ!」(←これも辛うじて避ける…)。

       「……強すぎるよ…」(←って、アナタが「ムーンヒーリング」でエナジーを与えちゃったせいなんじゃ…)『メタリア妖魔』は、剣を突き出しながらゆっくりと迫って来ます…。「…どうしよぅ……」。ここでセーラームーンは、チラッとなるちゃんの方を見て、なるちゃんを妖魔から引き離すために場所を移動します。

        ★  ★  ★  ★  

       セーラームーンは、妖魔を引き付けるように後方確認しながら逃げますが、妖魔も追撃のビームを放ちながら追いかけてきます…どかーんっ!

       すると『メタリア妖魔』は、「ファッ!…『メタリア妖魔ジャ〜ンプ!』でセーラームーンの頭上を飛び越えて行く手を阻み、「ファッ!…『逃がさんっ!』とばかりに立ち塞がります。「あ…!」さらに妖魔は、「ファッ!!」とまたしても剣からビームを発射し、どかんっ、どかんっ、どかんっ、どかーんっ!とお見舞いします(←さっきより火力が増してるっ!)。「あぁっ!」(←これも辛うじて避けるが、爆風で地面に倒されてしまう…)。「……(心の声→)どうしよう……やられちゃう……!」

       するとその時、「!…あ…!」…とうとうセーラームーンの胸のブローチが、光を放ち始めてしまいました…「あぁ……銀水晶が……!」。するとそこに、せっかくセーラームーンが場所を移動してあげたのに、なるちゃんが心配して走って来ちゃいました…(←ナンでどいつもこいつも大人しく待ってられないんだっ!)(←って無理か…)。セーラームーンは、Act.39のエンディミオンの言葉⇒(「力を止めろっ!お前が止めるんだ!」)を思い出しながら、力を止めようとして、胸のブローチを押さえながら立ち上がります…。

       ところが、またしても『メタリア妖魔』の容赦ない攻撃で、どかんっ、どかんっ、どかんっ、ちゅどーんっ!…で、その際に、なるちゃんの悲鳴が聞こえたのが影響したのか(←どうかは知りませんが)、ついに力を抑え切れず、セーラームーンのティアラがきらりんっ!と光って、目つきが変わっちゃいました(←あっちゃぁ〜ヤバいような…うれしいような…)。

       そこへ、「うさぎっ!」とジュピターが駆けつけますが、妖魔はジュピターを制止するようにビームを食らわします…どかんっ!「ハッ!……あ、」。見ると、セーラームーンは、ついにブローチから手を離してしまいました…「……」「!……」。なるちゃん:「!……」。そして、どこからともなくハープの音が流れ出し、ついにプリンセス・セーラームーンに変身してしまいます(↓)

1.       美しいハープの音色をBGMに、月の王国のお城が映し出されます(←その夜空の背景に、大きな地球が映ってます)。

2.       王宮内のガラスの階段に、セーラームーンが立っております。

3.       すると、その後ろから、白いドレス姿のプリンセスが、セーラームーンに向かって真っ直ぐ降りて来ます。

4.       プリンセスがセーラームーンの体に重なって、すっとその体を通り抜けると、その姿は、プリンセス・セーラームーンに変わっております。

       「!……」なるちゃん:「また変わった…!」。プリンセス・セーラームーンは、閉じてた目をぱちっと開けると、さっと『プリンセスの剣』をかまえると、

       「また…この星が滅びの道に…!」(←って、それって、ひとえにアナタ様のさじ加減なんじゃ…?)。

       それを見て『メタリア妖魔』は、『こやつ、デキるな…』と察したのか、慎重に狙いを定めるようにしてから、再びビームを放ちます。しかし、プリンセス・セーラームーンは、それをモノともせず、『プリンセスの剣』で、右にどっかん! 左にどっかん!と受け流し、さらに妖魔の方へも跳ね返してしまいます…どっかーん!

       『メタリア妖魔』は、渾身の一撃を放ちますが、プリンセス・セーラームーンはそれもあっさり受け流してしまい、ついに最強の必殺技『五芒星ビーム』をぶっ放します…しゅばっ!しゅばっ!しゅばっ!しゅばっ!しゅばっ!(←かっこいい〜っ!)が、どうもイマイチまだ加減が把握できてないのか、威力ばっかりすごくて、なぜかいつも命中しませんな…。『メタリア妖魔』は、ほとんど紙一重のタイミングでそれを避け、『五芒星ビーム』は後ろの車に命中してちゅどーんっ!…妖魔はその爆風で吹っ飛ばされ、地面を転がって行きます。

       プリンセス・セーラームーンは、剣を突き出しながら、妖魔にトドメを刺さんと歩み寄って行きます。「!……」なるちゃん:「うそ…、うさぎ、どうしちゃったの…」(←やはり、素人のなるちゃんにも、うさぎちゃんが別人に見えるようです)

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       その頃、ダーク・キングダムでは…。

       『エンディミオンの部屋』にいた地場衛が、突然ナニかを感じ、「!……うさぎ…!」と言います。

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       プリンセス・セーラームーンが妖魔に向かって行くのを見て、ジュピターはたまらず、「うさぎ!…やめろ、うさぎっ!」と叫びます(←こう言う場合、本来であれば、『プリンセス、おやめ下さいっ!』と言うべきなのかもしれませんが、このプリンセスじゃゼッタイ言うコト聞いてくれそうもないので、エンディミオン流に、プリンセスの意識の中に眠らされてるうさぎちゃんに向かって声をかけてるんでしょうな…)(←きっと…)

       『メタリア妖魔』は立ち上がり、再び攻撃を仕掛けてきます。しかし、プリンセス・セーラームーンはまたしてもそれを右に左に受け流しますが、しかし、それが、ナンとなるちゃんの目の前に飛んでってしまい、なるちゃんは「うわぁっ!」と爆風で吹っ飛ばされ、倒れてしまいます(←ダメですよ〜っ、その人の半径10メートル以内に立ってちゃ! 特に真後ろと斜め後ろは危険ですって!! 『ちっ、これだからシロートは困るんだよな…』)。

       それでも、プリンセス・セーラームーンは歩みを止めようとはしませんでしたが、ところが、ふと、ナニかにハッとしたように、剣を見つめながら下ろしてしまいます(←プリンセスの中のうさぎちゃんに、なるちゃんの悲鳴が聞こえたんでしょうか?)。その背後では、地面に倒れたなるちゃんが、負傷した右腕を押さえながらうずくまってます。

       『プリンセスの剣』を下ろしたプリンセス・セーラームーンが妖魔を一瞥すると、妖魔は、今がチャンスと思ったか、飛ぶようにして逃げて行ってしまいました。「……『フッ、口ほどにもない…』

       すると、プリンセス・セーラームーンの変身が解け、元のうさぎちゃんに戻ります…(←エプロンが消えてるが…)。それを見てジュピターは、ほっとしたように「うさぎ…」と言います。

       うさぎちゃんは、しばし呆然と立ち尽くしてましたが、突然、「!…『ハッ!』と我に返ると、後ろを振り向いて、「なるちゃんっ」と駆け寄り、「しっかりしてっ、なるちゃんっ!…」と助け起こそうとします(←やはり、なるちゃんの悲鳴が聞こえてたみたいですな)。しかし、なるちゃんは顔を歪めて肩で息をするばかりで、返事もできません。うさぎちゃんは、ゆっくりと辺りを見渡し、燃え盛る炎に包まれた数台の車や、その惨状を目の当たりにして愕然とします…。そんなうさぎちゃんに、ジュピターが駆け寄ります…「うさぎ…」「まこちゃん……、これが…これが…、星を滅ぼす…ちからなんだ…」(←う〜ん…たぶんこれくらいじゃ、まだまだ麻布十番すら滅ぼせないと思いますよ…ナンだカンだ、車が3台ほど燃えてるだけですから…。うさぎちゃんの目に、涙が浮かんでおります…。

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       話は変わりますけど、ところで、亜美ちゃんはあれから、一体どうしちゃったんでしょうかね? 一向に「児童館」に戻った様子もないですしねぇ…。おそらく、ワシが思うに、元基は店を出て行ったきり帰って来ないし、ネフリンは休憩室に閉じこもっちゃったまま出て来ないし、なので、しょうがないから、亜美ちゃんが一人でお店の掃除を終わらせちゃって、そのあと、クラウンのカウンターに坐って、お店番までせざるを得なくなっちゃったんでしょうね…。ところが、そうした途端、たちまちクラウンは男性客で賑わい、さらに、ドリンクやフードを亜美ちゃんに運んで来て欲しくて、お食事メニューの注文も殺到し、一気に赤字経営も解消にっ!(←もう明日からは、あのバカ2人はクビだっ!)。

       ※ ちなみに、今回と次回は、美奈子がオープニングのキャスト表示に名前すら出ないと言うパターンのエピソードになっておりますな…(←今回は、美奈子の回想シーンが一つ出て来てましたが、回想シーンは出演扱いにはならないようですな…)。

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       次回は、んん?…ナンか、我慢大会かっ?!

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